用語解説

ボラティリティは、株価や為替などの金融商品における価格変動の大きさや度合いを表す指標です。価格の変動性とも呼ばれ、統計学的には標準偏差で数値化されることが一般的です。

ボラティリティが高い場合は価格変動が激しく、期待収益率から大きく乖離する可能性が高いことを意味し、投資リスクが大きいと判断されます。反対にボラティリティが低い場合は価格変動が小さく、安定した値動きを示します。

現代ポートフォリオ理論においては、このボラティリティをリスクの尺度として活用しています。また、オプション取引では将来の価格変動率を予測する指標としても重要な役割を果たし、市場参加者の将来に対する不安や期待を反映する市場心理の指標としても機能します。

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日経平均ボラティリティ・インデックス(日経平均VI)