第7回定時株主総会

申真衣氏(以下、申):代表取締役社長の申真衣です。株主のみなさま、ご多用中のところご出席いただき誠にありがとうございます。

当株主総会では、当社定款の定めにより、私が議長を務めます。

それでは、株式会社GENDA第7回定時株主総会を開会します。本総会の議事の運営については、議長である私の指示に従うよう、ご出席のみなさまのご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。

また、株主さまからのご発言・ご質問等については、報告事項の報告及び決議事項の説明ならびに事前質問に対する回答の終了後に一括してお受けしますので、ご了承賜りたく、よろしくお願いします。

本総会においては、定足数を必要とする本総会の決議事項の審議に必要な定足数を満たしていることをご報告します。

当社の監査の方法及び結果については、当社Webサイトに掲載している「第7回定時株主総会招集ご通知・交付書面省略事項」に記載のとおりであり、監査役会から適正かつ相当である旨の意見を頂戴していることをご報告します。

2025年1月期 通期業績 連結業績

2025年1月期の業績についてご説明します。売上高は1,117億円で前期比200.7パーセント、償却前営業利益は142億円で前期比175.6パーセントでした。

営業利益は79億円で前期比148.3パーセント、経常利益は73億円で前期比140.0パーセント、のれん償却前当期純利益は46億円で前期比106.7パーセント、親会社株主に帰属する当期純利益は33億円で前期比79.1パーセントとなりました。

2025年1月期 通期業績 (M&A関連費用を足し戻した調整後)連結業績

親会社株主に帰属する当期純利益のみ前期から減益となっていますが、積極的に実行したM&Aに係る一時費用を足し戻した調整後の業績は、すべての段階利益で前期を上回る実績となりました。

調整後の実績は、売上高が1,117億円で前期比スライドでは200.7パーセント、償却前営業利益は153億円で前期比187.6パーセント、営業利益は91億円で前期比166.7パーセント、経常利益は86億円で前期比161.0パーセント、のれん償却前当期純利益は59億円で前期比131.4パーセント、親会社株主に帰属する当期純利益は45億円で前期比105.8パーセントとなりました。

2025年1月期 通期業績 セグメントの業績

セグメントの業績についてご説明します。エンタメ・プラットフォーム事業の業績について、売上高は1,008億円で前期比186.5パーセント、セグメント利益は134億円で前期比167.6パーセントです。調整後においてもセグメント利益は145億円で前期比180.2パーセントとなり、前期から増収増益となりました。

2025年1月期 通期業績 セグメントの業績

エンタメ・コンテンツ事業の業績は、売上高は144億円で前期比611.8パーセント、セグメント利益は4億円です。調整後においてもセグメント利益は4億円となり、前期から増収増益となりました。

2025年1月期 振り返り エンタメ・プラットフォーム事業

2025年1月期の振り返りです。2025年1月期におけるエンタメ・プラットフォーム事業は、「アミューズメント」と「カラオケ」、「フード&ビバレッジ(F&B)」の3つの領域で構成されています。

アミューズメント ①国内における積極的な新規出店

国内のアミューズメントにおいては、積極的な新規出店を進め、24店舗の新規出店を行いました。その中でも2024年8月に開業したGiGO大阪道頓堀本店では、単月における過去最高売上を記録するなど、オープン以降、現在まで大変好調に推移しています。

アミューズメント ②国内ゲームセンターのロールアップM&A

ゲームセンターのロールアップM&Aを積極的に行い、2024年2月のプレビ株式会社を皮切りに、4件のM&Aを実行し、合計60店舗を取得しました。

アミューズメント 国内「アミューズメント」の圧倒的な成長

この結果、2025年1月末時点の国内アミューズメント施設数は339店舗となり、GENDA GiGO Entertainmentは創業来の最高益を達成しました。

アミューズメント ③海外展開の加速 -米国事業の飛躍的な成長を実現-

海外展開を大きく加速させ、特に米国事業においては飛躍的な成長を実現しました。2024年11月に全米にミニロケ約1万ヶ所を展開するNational Entertainment Networkを連結子会社化し、Kiddletonにおいても、ミニロケの出店拡大に注力しました。

アミューズメント ③海外展開の加速 -アジア・欧州への展開も順調に推移-

台湾で5店舗、ベトナムで2店舗を新規出店した他、英国・ロンドンにGENDA Europeを設立しました。2026年1月期より店舗展開を予定しています。

カラオケ ①「カラオケ」事業への新規参入

カラオケ事業についてご説明します。カラオケは2025年1月期に新しく加わった事業領域です。2024年2月に全国にカラオケBanBanを展開する株式会社シン・コーポレーションを連結子会社とし、GENDAに新しくカラオケが加わり事業領域が拡大しました。

カラオケ ②店舗網の拡大

シン・コーポレーションは2025年1月に開業したカラオケBanBan蒲田駅東口店を含む2店舗の新規出店に加え、M&Aにより3店舗を取得するなどした結果、グループイン初年度に創業来最高益を達成しました。

カラオケ ③「カラオケ」事業の垂直統合

カラオケ機器の卸売大手である株式会社音通を連結子会社とし、カラオケがGENDAに加わった初年度より、カラオケの垂直統合が実現しました。

フード&ビバレッジ(F&B) ①「F&B」3社目のグループイン

フード&ビバレッジについてご説明します。フード&ビバレッジには、若者に人気のリキュール「クライナーファイグリング」の輸入・販売を手がける株式会社シトラムが加わりました。

これにより「クライナーファイグリング」とIP等のコラボレーションによるお客さまへの新たなエンターテイメント体験の提供や、新たなグループシナジーの発現、販売チャネルの拡大などを実現しています。

2025年1月期 振り返り エンタメ・コンテンツ事業

エンタメ・コンテンツ事業についてご説明します。エンタメ・コンテンツ事業は、「キャラクター・マーチャンダイジング」と「コンテンツ&プロモーション」の2つの領域で構成されています。

キャラクター・マーチャンダイジング ①最高のM&Aシナジーを生み出した実現例

キャラクター・マーチャンダイジングについてご説明します。プライズの企画・製造・販売等を手がける株式会社フクヤが、強力なIPによるプライズ、カプセルトイ市場におけるインバウンドの取り込みました。

加えて、推し活の広がりといったニーズを的確に捉え、施策を実行し、その中でグループシナジーも相まり、創業来の最高益を達成しました。この最高益は、最高のM&Aシナジーを生み出した実現例として捉えています。

コンテンツ&プロモーション ①VRコンテンツ事業の充実を加速

コンテンツ&プロモーションについてご説明します。コンテンツ&プロモーションにおいては、VRコンテンツ事業の充実を加速させました。株式会社ダイナモアミューズメントが2024年6月に株式会社VAR LIVE JAPANのVRゲーム事業を譲受しました。

その他にも期間限定ですが、株式会社TOKYO TOWERとの共催によるVRアトラクション施設「VR BASE TOKYO」を開催するなどしました。

コンテンツ&プロモーション ②革新と感動の映像体験を提供 -ダイナモアミューズメントが受賞-

事業拡大を推進する一方で、GENDAのコンテンツが高い評価を得た1年となりました。

まず、株式会社ダイナモアミューズメントが株式会社円谷プロダクションと共同開発を行った体験型VRアトラクション「ウルトラセブン THE ATTRACTION 史上最速の作戦」が、「ルミエールジャパン・アワード2024 VR部門特別賞」を受賞しました。

コンテンツ&プロモーション ②革新と感動の映像体験を提供 -ギャガ配給の映画賞受賞作品-

ギャガ株式会社においては、カンヌ国際映画祭の最高賞「パルムドール」と、アカデミー賞脚本賞を受賞した『落下の解剖学』を配給しました。

他にも、2024年8月に1館で公開し、2025年1月末時点で全国350館以上で上映するまで拡大した『侍タイムスリッパー』は、日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞する快挙を達成しています。

グループシナジー ①ゲームセンター×カラオケの複合店(2024年12月誕生)

GENDA全体の振り返りについてご説明します。まずはグループシナジーについて、具体例を挙げしながらご説明します。1つ目はゲームセンターとカラオケの複合店です。

もともとカラオケBanBanとして営業していた2階建ての店舗を、1階はゲームセンターGiGO、2階をカラオケBanBanとしてリニューアルし、2024年12月に桑名店を開業しました。

リニューアル前と比較して売上高は2倍となり、M&Aのシナジーを最大限に活かしたGENDAならではのエンターテイメント拠点になったと考えています。

グループシナジー ②ゲームセンター×F&B

2つ目はゲームセンターとF&Bの連携です。2024年8月に開業したGiGO大阪道頓堀本店では、店内でヒルバレーのポップコーンを販売している他、「LEMONADE by Lemonica」を出店するなどし、ゲームセンターとF&Bにおけるシナジーの極大化を実現しています。

また、GiGO台湾が台湾1号店となる「LEMONADE by Lemonica LaLaport 台中店」を開業しました。「LEMONADE by Lemonica」の海外展開も進んでいます。

グループシナジー ③カラオケ×F&B -カラオケBanBanのグランドメニューへの導入-

カラオケとF&Bとの連携です。カラオケBanBanでは、グランドメニューに「LEMONADE by Lemonica」が手がけるレモネードと、株式会社シトラムが取り扱う「クライナーファイグリング」を導入し、多くのお客さまから支持をいただいています。

グループシナジー ④キャラクターMD×ゲームセンター

キャラクターMDとアミューズメントとのプライズにおける垂直統合です。プライズの企画・製造・販売等を手がける株式会社フクヤと株式会社アレスカンパニーは、国内ではGiGO、海外ではKiddletonとNational Entertainment Networkを中心としたゲームセンター、ミニロケへのプライズ供給を強化しました。

GENDAの主力事業であるアミューズメントとキャラクターMDとの垂直統合は、順調に進んでいます。

グループシナジー ⑤映画を中心に、GENDAのエンタメネットワークをフル活用

グループシナジーの最後は、映画とGENDAのプラットフォームの連携です。ギャガ株式会社が配給した映画、通称『デデデデ』を中心に、映画とコラボした限定プライズや限定ポップコーン、カラオケのコラボルーム、コラボドリンクを販売するなど、GENDAのエンタメネットワークをフル活用した代表例となりました。

DX ①GENDA ID -エンタメの可能性を広げるGENDAの共通ID-

GENDAが取り組んでいるDXについて、ご説明します。1つ目はGENDAの共通IDである「GENDA ID」についてです。

2024年6月に推し活専門ショップ「fanfancy+」のアプリをリリースしました。このアプリはGENDA IDを導入した初めてのアプリとなり、その後もGiGOアプリやカラオケBanBanアプリに導入しました。

2025年1月末時点で、GiGOアプリの累計会員数は112万人、カラオケBanBanアプリの累計会員数は68万人となり、今後も会員数の拡大に注力し、GENDAが展開するサービスの相互送客を実現していきます。

DX ②プロジェクトPAO -プライズゲーム景品の調達フローのDX施策-

2つ目はプライズゲームの景品の調達フローのDX施策である、プロジェクトPAOをご紹介します。プロジェクトPAOは、調達フローのうち、調達した景品の店舗への割り振りに関するDXです。

これまでは勘と経験による人力での割り振りを行ってきましたが、店舗によっては割り振られた数量が適正ではなく、廃棄や機会損失が発生するケースがありました。

プロジェクトPAOでは、AIを活用することで割り振りの最適解を導き出し、機会損失の減少による売上の向上と景品廃棄の減少につなげることができました。今後も既存施策のブラッシュアップの他、景品の調達フローの他の業務についても、さらなる改良・改善を目指していきます。

ファイナンス ①公募増資

2024年7月に行った公募増資についてご説明します。2024年7月に公募増資により100億円を調達し、2025年1月期の下期以降のM&A資金に充当しています。

株式による資金調達により財務基盤を強化し、M&A後の負債の増加を経ても、Net Debt / EBITDA倍率は1.7倍と、十分な借入力を維持しています。公募増資により調達した資金を活用し、次にご紹介するM&Aを推進してきました。

2025年1月期 振り返り –M&A及び資本取引– ①M&Aの推進により連結子会社数も拡大

2025年1月期の振り返りの最後はM&Aです。2024年2月のプレビ株式会社、株式会社シン・コーポレーションの連結子会社を皮切りに、2024年11月のNational Entertainment Networkまで、合計10件のM&Aを実行しました。

連結子会社は新たに11社増え、2025年1月末におけるGENDAの連結子会社は30社となりました。2026年1月期の業績予想については、代表取締役会長の片岡よりご説明します。

2026年1月期 通期業績予想 –M&A及び資本取引– ①国内ゲームセンターのロールアップM&A

片岡尚氏(以下、片岡):代表取締役会長の片岡です。2026年1月期の業績予想についてご説明します。まずは公表済みのM&Aについてご紹介します。

1つ目はゲームセンターのロールアップM&Aです。株式会社ドラマの吸収分割、株式会社ハローズ、株式会社ゲームグース、株式会社ユーイングの株式取得、その他1店舗の取得、以上5件のM&Aにより、これまで合計69店舗を取得しました。

2025年1月期はM&Aにより60店舗を取得しましたが、4月25日時点ですでに前期を上回る店舗数を取得し、アミューズメント事業の成長がさらに加速する見込みです。

2026年1月期 通期業績予想 –M&A及び資本取引– ②カラオケ施設のロールアップM&A

2つ目はカラオケ施設のロールアップM&Aです。2025年3月に株式会社シン・コーポレーションが株式会社アトムよりカラオケ時遊館23店舗を譲受しました。株式会社シン・コーポレーションは前期に最高益を達成しており、このM&Aによりさらに成長し、最高益の更新を期待しています。

2026年1月期 通期業績予想 –M&A及び資本取引– ③コンテンツ&プロモーション事業の強化

3つ目はディー・エイト株式会社の連結子会社化です。ディー・エイトは、展示会やイベントのディスプレイの企画・設計・製作等を手がけ、GENDAの店舗やイベント等におけるデザインのプロデュース力を強化できると考えています。

本日の株主総会の入口装飾もディー・エイト社が制作しました。このようにお客さまの期待を超える体験価値を創造し、GENDAの各店舗やイベントに来訪いただくお客さまから、これまで以上に厚いご支援を賜れるよう努めていきます。

2026年1月期 通期業績予想 –M&A及び資本取引– ④新たな事業領域「ツーリズム」

4つ目は、外貨両替機事業を展開する株式会社SMART EXCHANGEの連結子会社化です。全国700ヶ所以上に外貨両替機を設置し、GENDAとはシナジーもすでに発現しており、2025年3月末時点でGiGO14店舗に外貨両替機を設置済みです。

株式会社SMART EXCHANGEのグループインにより新たにツーリズムの事業領域が加わりました。これまで培ってきたミニロケ事業のノウハウを活かし、好調なインバウンドを追い風に今後も設置箇所を拡大していきます。

2026年1月期 通期業績予想 –M&A及び資本取引– ⑤北米アミューズメント施設の大型M&A

4月9日に公表したPlayer One Amusement Groupについてご紹介します。Player Oneは、米国及びカナダで、アミューズメント施設運営及びゲーム機器の販売を手がける企業グループです。

拠点数は、ゲームセンター104店舗、ミニロケ約2,000箇所に上ります。すでに北米で事業展開しているKiddleton、National Entertainment Networkに加え、Player Oneを連結子会社化することで、北米でのエンタメ・プラットフォーム網がさらに拡大することとなります。

また、National Entertainment NetworkにおけるPMI実績をPlayer Oneにも同様に実行していくことで、1拠点あたりの売上高を拡大できると見込んでいます。

2026年1月期 通期業績予想 M&A及び資本取引トラックレコード

以上の9件も含め、GENDAでは創業からの7年間で45件のM&A実行・発表しています。

2026年1月期 通期業績予想 グループ概観

M&A実行後のGENDAのグループ概観はスライドのとおりです。

2026年1月期 通期業績予想 –オーガニックグロース– ①「エンタメ・プラットフォーム事業」の店舗網拡大

既存事業についてご説明します。まずはエンタメ・プラットフォーム事業の店舗網の拡大についてです。

2025年2月から4月までの3ヶ月間ですでにGiGO5店舗、LEMONADE by Lemonica 2店舗、米国Kiddleton2店舗、合計9店舗が開業済みです。今後、カラオケBanBan等の新規出店も進め、2026年1月期は合計40店舗以上の新規出店を見込んでいます。

2026年1月期 通期業績予想 –オーガニックグロース– ②National Entertainment NetworkのPMIを加速

National Entertainment NetworkのPMIについてご説明します。2024年11月のNational Entertainment Networkの連結子会社化以降、Kiddleton式のミニクレーンの入替や日本式の「Kawaii」景品への入替を進めてきましたが、2026年1月期はこの取り組みを加速させます。

入替を行った拠点の売上高は入替前と比較し平均3倍となっており、この取り組みに注力することで、米国事業のさらなる成長を見込んでいます。

2026年1月期 通期業績予想 –オーガニックグロース– ③ギャガ配給作品ラインナップ

ギャガ株式会社の配給作品についてご紹介します。公開までちょうど3週間になりました、5月16日金曜日に公開の『サブスタンス SUBSTANCE』をご紹介します。

本作は、主演のデミ・ムーアがゴールデングローブ賞で主演女優賞受賞、アカデミー賞でも5部門にノミネート、そのうちメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した作品です。

本作は、かつて売れていた女優が若返り、より完璧な自分を生み出すという禁断の薬物を使用したことから始まるストーリーで、美への執着と成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していく衝撃的な作品となっています。ぜひご覧いただけると幸いです。私が人生で見た映画で一番怖かったです。

作品紹介

その他、現時点でご紹介できる作品はスライドのとおりです。スライドに掲載していない作品も多数揃えており、2026年1月期も多彩なラインナップを準備しています。ご期待ください。

2026年1月期 通期業績予想 –オーガニックグロース– ④「GiGOリンク」誕生 -GiGOアプリでのプレイが格段に進化-

既存事業に関するDX施策の「GiGOリンク」についてご紹介します。「GiGOリンク」はGiGOアプリの利便性を格段に進化させるDX施策です。これまでGiGOアプリは決済端末を介する必要があり、プレイの都度アプリを決済端末と連携させる必要がありました。

「GiGOリンク」により、ゲーム機にGiGOアプリを1度タッチするだけで、決済端末を介さずにプレイできるようになります。「GiGOリンク」は2025年中に順次導入し、GiGOアプリの効果の最大化を目指していきます。

2026年1月期 通期業績予想 –新経営体制について– ①新経営体制について

新しい経営体制についてご紹介します。GENDAが「エンターテイメント世界一」を目指し、厳しい競争を勝ち抜くためには、大胆な改革と新たな挑戦への不断の努力が不可欠と考えています。

今回、それに対応しうる、それぞれが多様な経験と高い専門性を持つメンバーによる新たなリーダーシップチームを組成しました。スライドの9名が新たな経営陣となります。このメンバーでGENDAの未来を切り拓き、この1年を駆け抜けたいと思っています。ぜひご期待ください。

2026年1月期 通期業績予想 連結業績

この経営体制でみなさまにコミットする2026年1月期の業績は、スライドのとおりです。売上高は前期比140.4パーセントとなる1,570億円、償却前営業利益は前期比154.5パーセントとなる220億円です。

営業利益は前期比131.8パーセントとなる105億円、経常利益は前期比124.5パーセントとなる91億円、のれん償却前当期純利益は前期比171.9パーセントとなる80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比151.3パーセントとなる50億円です。

決議事項

第1号議案から第5号議案までの各議案を上程します。各議案の内容については、当社Webサイトに記載している「第7回定時株主総会招集ご通知」に記載のとおりですが、あらためてご説明します。

第1号議案 定款一部変更の件

第1号議案の「定款一部変更の件」です。当社及び子会社の事業活動の現状に即し、事業内容の明確化を図るため、定款第2条に事業目的を追加するものです。

また、現在の取締役の員数は7名ですが、第2号議案の取締役9名選任の件が原案どおり承認可決されると、現行定款第19条が規定する取締役の員数の上限である9名となります。

今後の事業展開への的確な対応及び社外取締役の増員等による当社の取締役会の実効性、及びコーポレートガバナンス体制の強化を可能とするため、現行定款第19条取締役の員数について、員数を9名以内から12名以内に変更し、第4号議案の補欠監査役1名選任の件に関して、第34条監査役の任期の内容修正を行い、第43条補欠監査役を新設するものです。

第2号議案 取締役9名選任の件

第2号議案の「取締役9名選任の件」です。本株主総会終結の時をもって取締役7名全員が任期満了となります。このうち1名は取締役を退任するため、6名の再任と3名の新任取締役の合計9名を一括して選任したいと思います。

第3号議案 監査役1名選任の件

第3号議案の「監査役1名選任」の件です。監査体制の強化を図るため、新たに監査役1名の選任をお願いするものです。なお、本議案に関しては、監査役会の同意を得ています。

第4号議案 補欠監査役1名選任の件

第4号議案「補欠監査役1名選任の件」です。監査役の員数が3名未満と員数が欠けた場合で、かつ常勤監査役が退任した時などに備えて、常勤監査役の補欠として補欠監査役1名の選任をお願いするものです。なお、本議案に関しては、監査役会の同意を得ています。

第5号議案 監査役の報酬額改定の件

第5号議案「監査役の報酬額改定」の件です。当社の監査役の報酬額は、2023年4月28日開催の第5回定時株主総会において年額2,500万円以内と承認していただき今日に至ります。

監査体制の一層の充実を図るため、社外監査役を1名増員すること、また、監査役の責務が今後さらに増大すること等を考慮し、報酬額を年額4,000万円以内に改定したいと思います。

現在の監査役は3名ですが、第3号議案が原案どおり承認可決されると、監査役は4名となります。以上、第1号議案から第5号議案までの各議案を上程し、その内容をご説明しました。

事前質問

それでは、個別のご質問、動議その他審議に関する発言を受けつける前に株主のみなさまよりあらかじめいただいたご質問の中から、関心が高いと思われるものについてお答えします。

質疑応答:新任の取締役、監査役の選任理由について

「新任の取締役、監査役の選任理由について詳細に教えてほしい」というご質問です。

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