用語解説
現物取引とは、株式や債券などの有価証券を実際の時価で売買し、決済日に現物と現金の受け渡しを行う通常の取引方法です。投資家が自己資金の範囲内で取引を行うため、保有している資金以上の株式購入や、保有していない株式の売却はできません。国内株式では約定日から3営業日目に受け渡しが実行されます。
現物取引は信用取引、先物取引、オプション取引などと区別する際に用いられる用語で、単に「現物」と呼ばれることもあります。レバレッジを効かせることがないため、投資リスクは比較的抑えられる特徴があります。