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株式会社キットアライブ5039

札証アンビシャス

情報・通信業

アジェンダ

嘉屋雄大氏:みなさま、こんばんは。株式会社キットアライブ代表取締役社長の嘉屋雄大です。本日は遅い時間にお集まりいただき、ありがとうございます。当社の2025年12月期第3四半期決算説明についてお話しします。どうぞよろしくお願いします。

本日のアジェンダはスライドのとおりです。

北海道から日本のクラウドビジネスを支える Kitalive Inc.

まず、当社の事業概要です。本社は北海道札幌市にあります。「日本のクラウドビジネスを支える」というビジョンのとおり、「Salesforce」というパブリッククラウドを取り扱っている会社です。

お客さまは北海道以外にも日本全国にいらっしゃいます。エンジニアは北海道在住が多いですが、Web会議を通じて全国のお客さまとつながり、「Salesforce」の導入支援を行う会社です。

株式会社キットアライブについて

当社のプロフィールです。本社は札幌駅から徒歩5分ほどの場所にあります。東京事業所は日本橋からすぐのところにあります。

従業員は64名で、そのうち9割が北海道在住です。同じく9割がエンジニアで、ほぼエンジニアの会社です。平均年齢は32.6歳と、まだ若い会社です。設立から来年でちょうど10周年を迎え、社歴としても比較的短い会社です。

事業内容については後ほどお話しします。役員構成は記載のとおりです。スライド右側にロゴの記載がありますが、2022年に札幌証券取引所アンビシャス市場へ上場しました。

サービスの特徴

事業内容です。主に2つのサービスを提供しています。

1つ目は「Salesforce」の導入支援です。このサービスでは、「Salesforce」のプラットフォームの特徴や特性を十分に活かし、企業向けの「Salesforce」導入支援を行います。ITコンサルティングや要件定義から、設計、開発、システムテスト、運用保守に至るまで、エンジニアがワンストップで対応する体制を採っています。

2つ目は「Salesforce」の製品開発支援です。「Salesforce」には「AppExchange」というマーケットプレイスがあります。こちらで各社がSaaSビジネスを展開することが可能になっていますが、例えば「Salesforce」の技術体系やエンジニアが不足しているといった理由で、なかなか参入できないお客さまがいらっしゃいます。そのようなお客さまに対し、支援を行うサービスです。

サービスの企画や構想といった初期段階から企業に技術ノウハウを提供し、早期のサービス展開を可能にします。機能追加や仕様変更にも柔軟に対応することで、1年や2年といった長期にわたる継続的な支援を行っています。

ビジネスの流れ

ビジネスの流れはスライドに記載のとおりです。スライド中央に当社の記載がありますが、現在最も多くお仕事を紹介いただいているのは、その右に位置する製品開発委託元企業です。

こちらは、先ほどお話しした2つ目のサービスに該当し、製品を開発した企業です。製品は導入して終わりではなく、同じ「Salesforce」のプラットフォーム上で、「Salesforce」のカスタマイズや初期導入の支援、さらには保守といった、非常に幅広いビジネスに関してお客さまや案件をご紹介いただくことがあります。

当社もライセンスの販売を行うことはありますが、実際の導入支援を製品開発委託元企業とともに行うことが非常に多くあります。

また、左側に記載のセールスフォース・ジャパン社やテラスカイ社からライセンスを仕入れたり、お客さまの案件をご紹介いただいたりする流れもあります。

当社の市場ニーズ

当社の市場ニーズは「クラウドを活用し、全国のお客さまの生産性向上に北海道から貢献すること。」です。

2025年12月期第3四半期累計 業績ハイライト

それでは、第3四半期の業績についてご説明します。こちらは業績のハイライトです。

前年同四半期比で増収増益となっており、当初の計画どおりの結果です。昨年度の売上高は5億8,800万円でしたが、赤枠内に記載のとおり、今年は6億8,000万円と約1億円増加し、前年比で15.6パーセントの増加となりました。

営業利益は1億2,400万円で前年比54.7パーセントの増加となっています。経常利益は1億2,700万円で、前年比58.3パーセントの増加、さらに当期純利益も前年比59.0パーセントの増加で、第3四半期を終えています。

予実進捗率は、スライド右端の列に記載のとおりです。

2025年12月期第3四半期 トピックス

第3四半期で最も大きなトピックについてです。2025年10月10日付で、株式会社テラスカイが当社の親会社になりました。

テラスカイ社が当社を連結子会社化し、同社と資本業務提携を行っているNTTデータとの枠組みに、当社も加わることとなりました。

「Salesforce」導入開発案件を共同で手掛けるなど、より強固な開発連携を通じた成長支援を目的として、テラスカイ社が当社を連結子会社化したかたちです。

2025年12月期第3四半期 貸借対照表

貸借対照表です。自己資本比率は12月期末比で4.1ポイント増加し、85.5パーセントとなっていますが、引き続き健全な財務基盤を維持していると考えています。

売上高/経常利益の推移

売上高および経常利益を示したグラフです。スライド一番右は第10期の第3四半期までの数字となります。

売上高は昨年度と比べてまだ落ち込んでいますが、予定ではこれを上回ると考えています。経常利益についても昨年度は少し落ち込んでいましたが、今期は昨年度を上回ると予想しています。第3四半期累計期間の経常利益率は18.7パーセントで、比較的高い利益率を維持していると考えています。

純利益、1株当たり純利益の推移

第3四半期累計期間の純利益と1株当たりの純利益の推移については、記載のとおりです。当期純利益率は12.8パーセントとなっています。

純資産額/総資産額、1株あたり純資産額の推移

純資産額・総資産額、1株あたりの純資産額の推移についてもスライドに記載のとおりです。順調に成長していると考えています。

売上総利益・売上総利益率の推移

売上総利益と売上総利益率の推移についてです。第3四半期の売上総利益率は42.4パーセントとなりました。

社員の給与が影響し、昨年度よりも若干下がっていますが、第3四半期まではこの数値となっています。

都道府県別取引先と累積取引先社数の推移

都道府県別の取引先についてです。スライド左側は累積の取引先がある都道府県を色分けしています。現在、20都道府県に取引先の実績があります。

スライド右側は取引先企業数を積み上げたデータです。現在は約134社で、北海道とそれ以外を比較すると、1対2ほどの割合でビジネスを展開しています。北海道以外の取引先が増加傾向にあります。

主たる取引実績

主たる取引先の実績です。ロゴの掲載を許可いただいた一部のお客さまについて記載しています。北海道だけでなく、上場企業を含む多くの地域のお客さまとお取引しています。

2025年12月期 通期 業績予想(当初予想から変更なし)

今期の業績予想です。こちらは当初予想から変更なく、売上高は約10億円、営業利益は1億7,000万円、経常利益は1億6,000万円を予想しています。

2025年12月期 通期 業績予想 (当初予想から変更なし)

業績予想のグラフについても変更はありません。

2025年12月期 採用・育成施策

今期の採用および育成の施策についてです。他社も同じような状況かと思いますが、当社ではエンジニアの獲得に非常に苦労しているのが現状です。今期は16名の採用目標を掲げ、予算の重点投入を継続していますが、第3四半期が終わった時点で8名の採用にとどまっています。

一方で、育成には非常に力を入れています。現在、社内での勉強会を奨励するほか、セールスフォース・ジャパン社が主催する「Agentforce Hackathon」というコンテストに参加しています。このコンテストでは、当社がAIエージェントを活用して構築したシステムを比較いただく場となっており、社員が積極的に参加しています。

また、アメリカで行われるSalesforce社主催の年1回のイベント「Dreamforce」に、役員及び社員5名が参加し、「Salesforce」の最新情報を得てブログでレポートしています。これは社員育成の面でも非常に大きな意味を持ち、併せて実施しています。

また、社員に多様な経験の場を提供することを目的に、社員主導の勉強会を奨励しています。会社としても勉強会を推進しており、社内では約7.7日に1回の頻度で開催されています。これに自由に参加できる仕組みを設けることで、社員同士の交流を促進し、技術力の向上を図っています。

今後の成長イメージ

今後の成長イメージです。従来ご提示しているものと変わりませんが、売上高は右肩上がり、経常利益はV字回復を目指しており、来期以降もそのように見込んでいます。

国内パブリッククラウドサービス市場予測

パブリッククラウド市場の成長性についてです。年間平均成長率は16.3パーセントでの推移が予測されており、順調に伸び続ける見通しです。

国内CX関連ソフト/CRMアプリケーション市場予測

「Salesforce」が最も得意とするのは、CXやCRMといったお客さまに関わるアプリケーションです。こちらについても、年間平均成長率は国内CX関連ソフトウェア市場が8パーセント、国内CRMアプリケーション市場が9.6パーセントと順調に伸び続けることが予測されており、外部環境は引き続き良好であると考えています。

また、先ほど「Dreamforce」というアメリカでのイベントについてお話ししましたが、その中で今年、Salesforce社が発表した大きなトピックがありました。

これまでSalesforce社はクラウドの会社として2025年や2026年に向けて計画を公表していましたが、今年から「クラウド」の表記がなくなり、AIの会社となる方向性が示されました。製品名からも「クラウド」をすべて取り、「AI」や「エージェント」といった名前に統一されることが発表されました。

国内AIシステム市場予測

したがって、当社にとって、このAIシステムの市場がどれだけ成長していくかは、非常に重要です。

NVIDIA社をはじめとする企業がAI関連の投資を非常に増やしていますが、当社はハードではなく、ソフトウェアやAIを活用してどのようにビジネスを拡大するかという点を主な戦場としています。

この市場の年間平均成長率は25.6パーセントで推移し、今後も伸び続けることが予測されています。私自身もその実感を持っています。この市場を確実に取り込むことが、当社にとって重要です。その方向性は、Salesforce社とも一致していると考えています。

少人数プロジェクトの特徴

当社の取り組みについてご説明します。当社は少人数のプロジェクトが多く、会社の規模がそれほど大きくないこともあり、お客さまに近い距離感でビジネスを行っています。

そのため、比較的経験年数が短い方でも「お客さまとの近さ」といったさまざまな工程を経験できます。例えば、テストだけやプログラムだけに限定されず、複数の工程を経験することで、早く成長できる環境になっています。

また、お客さまとの距離感が近いことに比例して、業務理解度が向上するという特徴もあります。経験年数が短くても、顧客企業との会議に全メンバーが出席できたり、コミュニケーションを取ったりすることで、業務の理解度がより深まると考えています。

採用・育成

採用と育成は札幌で集中的に行っています。中途採用、新卒採用、既卒採用、第二新卒採用に対応しており、特に最近は第二新卒に力を入れています。これらの方々を札幌で採用しています。

中途採用では、Webエンジニアの方が多い傾向にあります。Webの知識はあるものの、「Salesforce」についてはご存じないという方が多いため、「Salesforce」を集中的に1ヶ月ほど学んでいただき、その後現場に配属しています。

新卒・既卒・第二新卒の方々に関しては、プログラミングの基礎から徹底的に学び、その後「Salesforce」を学んでいただきます。これに合計4ヶ月ほどかけ、少しずつ上流工程も担当いただくという流れで育成を進めています。その後、Web会議を利用し、全国のお客さまに「Salesforce」導入のご支援を行っています。

OJTも踏まえ、一人前になっていただくことを目標に育成を行っています。

北海道大学様との連携を強化

北海道大学との連携についてです。当社のすぐ近くに北海道大学がありますが、「北大テックガレージ」というアントレプレナーシップを養うプロジェクトがあり、これを継続して支援しています。

全社員のうち25%が北海道大学出身

このようなプロジェクトを経て、現在当社の従業員の約4分の1が北海道大学の出身者となっています。地元の方にしっかりと選んでいただける会社を目指し、これらの取り組みを継続しています。

Salesforce認定資格保有者数一覧

「Salesforce」認定資格の保有者数です。こちらも順調に増加しており、スライドに記載のとおりの人数となっています。

Salesforce認定資格保有者数推移

今回のスライドでは、「Salesforce」認定資格保有者数の推移を示したグラフを追加しました。

スライド左側は「Salesforce」認定資格保有者の延べ人数を示しています。1人で複数資格を保有している場合があるため、社員数と一致しませんが、現在は延べで225名が資格を保有しています。

また、スライド右側には上級資格と記載していますが、「システムアーキテクト」と「アプリケーションアーキテクト」は複数の資格を保有していないと取得できない、非常に難易度の高い資格となっています。これらの資格保有者も年々増加しています。

当社では自己学習支援制度や資格取得支援制度を設けています。これらの制度を活用していただくことで、資格保有者が順調に増えていると考えています。

地域とともに成長を

「KidsAlive」という制度についてです。これは継続して実施しているもので、お子さんがいる社員には子ども手当を支給していますが、それと同じ金額を四半期に一度、地域にも寄付しています。

地域が成長することで当社も成長するという正のサイクルを回していきたいという思いで、このような取り組みを行っています。

2年連続Salesforce MVPに選出された社員が在籍

「Salesforce MVP」に当社の社員が2年連続で選出されました。MVPは全世界で現在約300名が受賞していますが、そのうちの1人が当社に在籍する社員です。

私たちのミッション

最後に、当社のミッションについてお伝えします。当社は「Challenge together.」という言葉をミッションとして掲げています。

先ほどお話ししたAIについても関わりますが、現在はVUCAの時代とも言われ、今後3年後、5年後にAIを活用した企業のあり方がどのように変化するのか、予測することが難しい時代です。技術の進歩の速さにどのように対応し、会社のビジネスをどのように変革していくのかが、非常に見通しづらい状況です。

ただし、このような技術を効果的に活用しながら、ビジネスの改革を進めていくことをぜひともみなさまと一緒に実現していきたいと考えています。そのために、「Challenge together.」という言葉を当社のミッションに掲げています。

質疑応答:札幌に拠点を置く利点について

「札幌に拠点を置いている利点についてご教示ください」というご質問です。

北海道は比較的理系の国立大学が複数ある地域であり、新卒社員をはじめとする社員の獲得がしやすい土地であると考えています。

また、最近は北海道という土地のブランドもあり、Iターンで北海道に移住する、もしくはUターンで戻ってくる方々が増えていると感じています。そのため、当社には「北海道出身で戻ってきた」「北大出身で戻ってきた」という社員が入社している例も複数あります。

当社は、先ほどお話ししたリモートでの取り組みがありますので、首都圏と同じレベルの業務が可能であることも、メリットとして感じていただけるのではないかと考えています。

質疑応答:東京事業所の営業およびエンジニアの人員数について

「東京に事業所がありますが、技術や営業などの人員はどれくらい所属していますか?」というご質問です。

まず、営業についてです。取締役営業部長である藤谷は、東京事業所に勤務しています。エンジニアは現在6名が東京事業所に所属しています。

内訳としては、当社の創業メンバーが数名所属しているほか、本人の希望で東京で働きたいと異動したメンバーや、リファラル採用で入社したメンバーで東京事業所が構成されています。

質疑応答:東京証券取引所への上場について

「私の取引している証券会社は、札幌証券取引所での取引はできません。やはり東証への上場は重要だと思いますが、そのお考えはありますか?」というご質問です。

一部の証券会社ではお取引ができない状況となっていること、誠に申し訳なく思っています。札幌証券取引所アンビシャス市場について、取引所が「ステップアップ市場」と位置付けている点は、私も重々認識しています。

現時点では具体的な計画を示すことはできませんが、市場動向や東証グロース市場、スタンダード市場の上場維持基準変更に関する議論を注視しています。これら外部環境の変化を見極めながら、当社にとって最も良いかたちを目指していきたいと考えています。

質疑応答:強みおよび差別化について

「競合環境や顧客ニーズの変化を踏まえ、キットアライブとしての強み、差別化ポイントがあるのか、また、今後強化されていくのかを教えてください」というご質問です。

私見を含む部分があるかもしれませんが、少し長くなる可能性があることをご了承ください。

Salesforce社は「Agentforce」という製品を持っていますが、先ほどお話ししたとおり、今後は「クラウド」の表記を外し、「AI」、特に「エージェント」の会社になることを表明しています。

当社はこれまで「Salesforce」上でのシステム開発や製品開発を進めてきました。もちろん、その延長線上にAIエージェントのビジネスも存在しますが、世の中全体がすぐにAIエージェントビジネスに大きく変わるわけではありません。まずは、多くの方がAIで何がどこまでできるのかを試す段階にあると考えています。

世の中ではPoC(概念検証)と呼ばれていますが、まずは小規模に始め、できることとできないことを把握した上で本格的な導入を進めていこうという段階です。現状としては、PoCのお客さまが多い、もしくはPoCのさらに前段階のお客さまが多いと考えています。

つまり、いきなり大規模な案件が生まれるのではなく、小規模な案件が数多く存在するイメージです。それに対応するためには、お客さまの近くでビジネスを展開することが必要です。

これまでのウォーターフォール型のように、50人、100人といった大人数で設計、開発、テストと工程を完全に分けるモデルではなく、ポリバレントな(多様なスキルを持つ)メンバーが複数の工程を担い、しかも最新の技術やAIを駆使しながらお客さまに対してビジネス提案を行うことが求められると考えています。

このようなビジネスは、当社のような小規模な会社に適しており、その強みを最大限に活かして利益率の高いビジネスを構築しやすい点が、当社の差別化要因になると考えています。

質疑応答:採用の進捗状況について

「採用計画について目標に対してビハインドしているようにも見えますが、進捗状況を教えてください」というご質問です。

先ほどご説明した内容と一部重複しますが、当社の採用目標16名に対し、今期の入社数は8名となっています。エンジニアの採用市場は依然として売り手市場の状況が続いており、新卒採用・中途採用を問わず、年々厳しさが増していると感じています。

私どもはさまざまな施策を講じ、予算も確保して対応を進めていますが、それ以上に外部環境の厳しさが上回っている状況だと感じています。

例えば、北海道大学や大学生協との取り組み、若手育成への取り組みを行っています。引き続き、認知度を高めるための取り組みを継続していきたいと考えています。

質疑応答:「Salesforce」への依存度が高まることのリスクついて

「『Salesforce』への依存度が高くなっていくことへのリスクをどう見ていますか? 『Salesforce』のパートナーポリシー変更、レベニューシェア改定、プラットフォーム戦略変更などの影響可能性について、どこまでコントロールできているかお聞かせください。また、そこにひもづき新規事業への投資戦略についてもお考えを教えてください」というご質問です。

先ほどお話しした内容と重複する部分もありますが、Salesforce社がAIの会社となることについて、会社を本当に変えようとされていることが私どもにも伝わってきます。その中で、パートナービジネスにも変化が起こっており、さらに今後も変化があるだろうと考えています。

特に従来はプログラムやコードは人間が書いていましたが、現在はお客さま自身がAIを活用し、AIが作成したプログラムやコードで十分とされる時代になりつつあります。

そのため、当社もプログラムを書いて収益を上げるビジネスモデルから脱却し、お客さまの価値に貢献するかたちでのビジネスへと転換していく必要があると考えています。

その一環として、先ほどハッカソンに触れましたが、私ども自身で必要な取り組みを行い、アセットを作成し、それをお客さまにご提案する活動を今後も継続していきたいと考えています。

今後もみなさまにご覧いただけるようなアセットをさらに増やしていきたいと考えています。一部には「YouTube」に上がっているものもございます。

質疑応答:夏以降の株価の好調要因について

「初めて参加します。今年の夏以降の株価の好調要因は何だと認識されていますか?」というご質問です。

ご参加いただきありがとうございます。株価については、私どもの取り組みは行っていますが、市場全体の動きも影響していると考えています。

当社は上場以降、四半期ごとの決算説明会を継続的に実施しています。また、地道ではありますがIR活動をコツコツと行い、情報発信を少しでも進めていくことが必要と考え、今後も継続していきます。

今回のようなかたちで、初めてご参加いただいたみなさまに対しましても、ご質問への回答などを通じて、引き続き対応していきたいと思います。

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