FY2025/2Q エグゼクティブ・サマリー
蓮本泰之氏:株式会社ウィルズ専務取締役CFOの蓮本です。2025年12月期第2四半期(中間期)の決算説明会を始めます。
エグゼクティブ・サマリーです。トピックスの1点目は、連結売上高が堅調に推移しており、連結利益は期初計画どおりで、通期の見込みに変更がないことです。2点目は、株主管理プラットフォーム事業が増収となっていることです。3点目は、人材採用やベースアップなど、積極的な人材投資を行っていることです。
決算概況
決算概要です。連結売上高は24億2,100万円で、計画比107.1パーセント、前年同期比112.0パーセントとなっています。
営業利益は5億2,600万円で、計画比121.0パーセント、前年同期比105.6パーセントとなりました。当期純利益は3億5,100万円で、計画比124.9パーセント、前年同期比101.7パーセントとなっています。
セグメント、及び商品別概況(内部取引控除後)
セグメント及び商品別概況です。株主管理プラットフォーム事業については、売上高22億9,100万円で、前年同期比113.7パーセントとなっています。
内訳は「プレミアム優待倶楽部」が前年同期比118.8パーセント、「IR-navi」が前年同期比104.3パーセント、サステナビリティソリューションは、期ずれの影響を受けて遅れが生じており、前年同期比70.3パーセントとなっています。
期初計画に対する業績進捗率(連結・単独)
期初計画に対する業績進捗率です。連結売上高は43.3パーセント、営業利益は45.5パーセント、当期純利益は46.8パーセントとなり、期初計画を上回る着地となっています。
単独サービス別四半期売上高の推移
単独サービス別四半期売上高の推移です。「プレミアム優待倶楽部」については、前期末から7社純増し、前年同四半期比118.8パーセントと堅調に推移しています。一方で、サステナビリティソリューションの売上高は、統合報告書の大型案件化が進み、前期に比べ、下期に偏重するトレンドに変化しています。
顧客数の推移(プレミアム優待倶楽部・IR-navi)
顧客数の推移については、「プレミアム優待倶楽部」が103社、「IR-navi」が368社と、いずれも純増しています。
連結財政状況
バランスシートについて大きな動きはありません。株主資本は前期末比9,200万円増加しています。これは四半期純利益の増加によるものです。
連結キャッシュフロー計算書
連結キャッシュフロー計算書です。営業キャッシュフローは4億円のプラスとなりました。投資キャッシュフローは1億6,800万円のマイナスです。これは主にシステム投資によるものです。フリーキャッシュフローは2億3,100万円のプラスです。
財務キャッシュフローは5億9,400万円のマイナスとなっています。これは借入金の返済によるものです。現金及び現金同等物の四半期末残高は25億2,200万円です。
地方創生を目的とした「ふるさと納税サービス」の詳細、及びキャンペーン実施について
四半期のトピックスです。地方創生を目的とした「ふるさと納税サービス」が2025年8月29日10時より開始されます。これに伴い、ふるさと納税サービスに関するリリースキャンペーンを同時開催します。
概要として、掲載自治体数は30自治体、掲載返礼品数は4万点以上となっています。「WILLsCoin」を寄付に充当する場合、1WILLsCoinは0.8円の換算レートとなります。
キャンペーンの内容として、1点目は、ふるさと納税の寄付に利用した「WILLsCoin」の20パーセントを「WILLsCoin」で全額還元します。2点目は、ふるさと納税の寄付総額の5パーセントを「WILLsCoin」で全額還元します。詳細については、別途公開しているPR資料をご覧ください。
株式会社ネットマイルの吸収合併(適格合併)について
100パーセント子会社である、株式会社ネットマイルの吸収合併についてお知らせします。2026年1月1日付で、グループ経営の効率化を目的として、広告事業を行う株式会社ネットマイルを吸収合併します。
ポイントとして、1点目は、コア事業へのグループ経営資源の最適投下が挙げられます。2点目は、決算業務の共通化などによるグループ経営の効率化です。そして3点目に、適格合併となるため、繰越欠損金の承継による法人税等の減少を見込んでいます。詳細については開示文書を公開していますので、ご覧ください。
以上で、中間決算のご説明を終わります。