2016年12月期通期&第4四半期決算説明会

上原仁氏(以下、上原):本日はお集まりいただきまして誠にありがとうございます。当社が上場いたしましたのが一昨年の12月でして、これが4度目の決算説明会になります。

会を追うごとに多くのお客様にお集まりいただけたり、私から見ていても2度目、3度目と何度かお会いする方が増えてくださっていて、すごく心強いです。

本日は、2016年通期および第4四半期の決算説明会ということでお話をさせていただきます。まず一番最初にお話ししたいのが、当社株式会社マイネットは、創業から11年になります。

11年前にこの会社を立ち上げたその日から、我々ずっと変わることなく、胸に持っている考えがあります。それが、このマイネットという会社を100年成長する会社にするという決意です。

この思いを、本当に銀座の雑居ビルでスタートした5人の小さなベンチャーの頃からずっと変わることなく持ち続けてまいりました。

現在、会社としては、着実に成長を遂げられている状況にございます。

多くの仲間たちや大切なユーザーさんたち、そして長く私たちのことを応援してくださるみなさまと一緒にこれから本当に長い時間をかけて、100年成長する会社を実現する、その100年成長の会社の土台となるような基盤を作ることができたのが、この2016年の1年間だったと考えています。

本日決算の説明をさせていただきますが、その後ろで今後の戦略とか考え方をお話しさせていただきますので、ぜひそちらのほうにも耳を傾けていただければ幸いでございます。ではさっそく、説明会に入らせていただきます。

通期&第4四半期ハイライト

まずハイライトでございます。

業績につきましては、前年・前々年と比べても増収増益、過去最高の業績を達成いたしております。

また財務の面では、銀行さまからの借り入れでございましたり、新株予約権を先般発行させていただきました。そちらの投資などもあって、1年間で59億円の資金を調達させていただいております。

そして買取に関しては、当社ご覧のとおり、ゲームタイトルを順に買取仕入れをさせていただくことで、そのタイトルをバリューアップすることでどんどん成長させていただくという事業構造をつくっておりますが、その源となります買取の部分は、11月にCMG(マイネットグループの1社である株式会社C&Mゲームスの略称)と呼んでおります、もともとクルーズさんが分割されたゲーム子会社のCMGの株式取得などもあって、この4Qの間に16のタイトルを獲得しております。

12月末時点での運営タイトル数は35、当社全体600人弱のメンバーで35タイトルの運営を進めている状態でございます。

そしてその運営に関して、その600人弱の強靭なメンバーが運営しているというところと、同時に当社には「競争力」と呼んでいるものがございます。PARADE競争力。当社が蓄積して、再現性のあるバリューアップのノウハウです。

これを自社のアセットとして、買い取ったタイトルにどんどん注入していくことで収益性をあげていくことをやっていますが、今期新たにIPコラボにまつわるバリューアップのノウハウが、2016年新たに加わって、大変良い成果を生むことができました。

では、決算の概要をご説明申し上げます。

売上高推移(通期)

まず売上高です。

こちら、昨年と比べて2.2倍。68億円の売上に着地することができました。

昨年が29.6億でしたので、結果としては大変良いものであったかなと考えております。まず売上がこちらです。

営業利益推移(通期)

さらに営業利益です。

当社、現在の経営に関しましては、この営業利益、KGI(Key Goal Indicator)を最重要事項として見ております。このKGI、営業利益を最大にしていく経営活動、事業活動の中でこれが、前年比3.4倍。この値でございました。

もともと昨年が1.4億円でございました。そして、2016年の頭の時点で、通期の予想に関しまして、もともと売上60億、営業利益3億という発表をしていました。2倍で発表していたんですね。

先ほどのご案内のとおり、CMGの買収というのが11月1日にありまして、ここはかなり変動幅の激しい、先の読みづらい状態というのが発生したために、いったん予測を未定とさせていただいたのが昨年の11月でございました。

その結果、60億・3億に対していったん未定としていたものが、68億・5億という値になったというものでございます。

自社の現場のメンバーも含めまして、営業利益を大切にしている。利益が社会からの通信簿であるという考え方を共有して、勤しんで、結果としてしっかりと成果をあげることができたというのは、当社としてもとてもうれしい結果であったと考えております。

損益計算書(通期)

続きましてPLでございます。

このPARADEの競争力。ここは正直、ご説明のなかで数値化するのに時間がかかりますもので、ご説明しづらいところがあるんですが。実はこのマイネットという会社のど真ん中にある力というのは、このPARADEの競争力なんですね。

この競争力というものを活かして、今年は昨年に比べても営業利益率も向上しているという状態にございます。7.3パーセントですね。

今回、当期純利益が8億8,200万円と、営業利益、経常利益と比べても、大きく上振れしている。ここはCMGの買収に際してののれん償却。こののれんにかかる税効果が会計のところでこの値になっているというもので、これも今期のものであると見ていただいたほうがいいと思います。

当社の実力をはかる上で見ていただくと、営業利益、経常利益をご覧いただくのが本来の姿であると見ていただいて結構でございます。

貸借対照表(通期)

あとBSですね。

借入と新株予約権で調達した資金で積極投資を継続しております。固定資産のところ、とくに、これまで買取タイトルの資産でございましたり、CMGの会社資産の部分が大きくなっているというところでございます。

現預金はこの時点で25億ございますが、実は1月の31日にCMGにまつわる、融資を受けていた分をすべて返済したりですとか、この12月31日時点のBSというのは、そのあとすぐに変化する類のものですので、ここから順次お示しできるところはお示します。

次の1Q、2Qというところで、大規模な買収であったCMGの買収のあとに、自力のBSというところが見えてくるかと思います。

後ほど、この現金周りについて少しご案内申し上げたいと思います。BSとしては借入と新株予約権で、まだまだM&Aと買収を続けていくというスタンスでございます。

売上高推移(四半期)

続きまして、四半期をご説明させていただきます。

まず、四半期の売上ですね。11月に実施したCMGの株式取得で大幅に上積みすることができました。前年同期比で、135.7パーセント。売上に関しては、25.5億円、一年前に比べると2.3倍という値になっております。

この第4四半期はかなりCMGのPMI(Post Merger Integration)活動に勤しんだところもございます。そんな中で、もともとこの青山にあるマイネット社のゲーム事業会社であるMNEの部分でこの15.3億。

MNEとして、CMG側に少しパワーをかけるために、この第4四半期は1つしかタイトルを買い取っていないけれども、しっかり伸びましたというのがこの下側の姿ですね。

そこに加えてしっかりとCMGの取得による増加部分を作ることができた、というのがこの第4四半期の姿になります。

営業利益推移(四半期)

続いて営業利益。

こちらが、いよいよドンと乗ったと見えております。収益性の高い大規模タイトルおよびIPタイトルを多数獲得し、営業利益がこの四半期だけで2.9億円という値を示しています。

こちらMNE部分だけ差し込んでも、もともと目指していた3億を上回る値がしっかりでき上がった上に、CMGで1.8億円の利益。これは11月と12月の2ヶ月だけで、1.8億円の営業利益を作ることができました。

損益計算書(四半期)

こちらは四半期のPLになります。

売上25億の営業利益が約3億という四半期の数字でした。営業利益率がこの第4四半期11.7パーセントとなっています。この値は、なかなか高いです。通期で言うと、7パーセント強。これは実は、振り返りますと15年の4Qもこうなんですね。

これは、季節性でありますクリスマス商戦が伴い、第4四半期は高営業利益率でございます。これは、しっかりと維持した状態で16年4Qも運営することができたという姿でございます。

費用推移(四半期)

こちらは四半期ごとの費用推移の部分でございます。

ご覧いただきたいのは、外注費の行。これは当社でいうBPR(Business Process Re-engineering)やオフショア活用といったPARADEの競争力の導入によって、かなりわかりやすく比率として落ちていっているんですね。

この4Qは12.5パーセントまで落ちているんですけれども、この外注比率が低減しているというところが、大きな減でございます。

当社には、売上を上げにいくバリューアップと、コストを下げるバリューアップがあります。そのコストを下げるバリューアップにつきましては、積年のノウハウを積み重ねてきておりますので、この外注費をこれだけしっかりとコントロールすることができているところが、当社のバリューアップの証明になっている値の部分かなと考えております。

昨年は、広告宣伝費が本当に小さいとご案内しておりましたが、今回4Qの広告宣伝費が4.2パーセントと少し上がっております。このCMGタイトルに関しては、11月、12月とまだCroProを使っており、しっかりとクルーズ時代の広告宣伝費の使い方を踏襲しながらというところでございます。

従業員数推移(四半期)

続きまして、従業員数の推移でございます。

CMGの取得に伴いまして、概算で申しますと600人の会社になりましたという状態でございます。昨年の4Qでは259人だったところが、現在587人まで伸び上がっております。

CMGが271人で、正社員と非正社員メンバーをすべて含めた値となっております。CMG以外で316人というような状態でございます。このCMGの取得によって従業員数が増えてなにが良いかと申しますと、生産体制が本当に倍増、強化しているんですね。

CMGにいる今のメンバーはもともとクルーズさんで活躍していたメンバーなんですけれども、もうすごく強いメンバーなんですよ。本当にクルーズの小渕社長には、これだけ素晴らしいメンバーたちを鍛えて、我々に預けてくださったということにすごく感謝しております。

このクルーズから来た新メンバーたちの力と、これまで培ってきたPARADEの競争力が合わさって、ここから先のM&Aであったり、タイトルの仕入れにどんどん投入していくことができる。ここから先、ゲームサービス事業としての生産体制が2倍の状況になっているというところをご期待いただければうれしいなと思っております。