「2割のトレーダーだけが知るすべての利益の源泉」
中原良太氏(以下、中原):みなさん、こんにちは。株式予報の中原良太です。今回は、「2割のトレーダーだけが知るすべての利益の源泉」というテーマで始めさせていただきます。なぜこんな話をするのか? 一番最初にこの動画の目的から共有していきます。
そもそもなぜこの講座を行うのかというと、例えば、株式投資で100万円、200万円の利益が出るとして、その利益はどこから手に入るものなのかを理解することを目的としてお話ししていきます。
利益の源泉がわからなければ、何をすれば利益が出るかわからないんですね。何をやればいいのか、どうやればいいのか、何を分析して、何を勉強して、何にこだわって、何を切り捨てて、どのように投資をしていけばいいのかが、一切わからないで迷子になってしまいます。
それを避けるために一番必要な知識が何かというと、株式投資で得られる利益が何によってもたらされてるのかを徹底的に理解することなんです。
実は、この株式投資で言う「利益の源泉」を、多くの投資家とトレーダーの方は勘違いしているんですね。勘違いしてしまっているがゆえに、迷子になってしまって、利益を出すどころか、ギャンブルチックなことをしてしまったり。
例えば、株を分析するとか、自分は利益を出すためにやっているつもりなんだけど、結局は独りよがりでしかないというケースが非常に多いんです。
おそらくこれは、市場参加者の8割が陥る現象です。過半数の人がこの利益の源泉を正しく理解していない、あるいは軽視しているというのが現状です。
なぜ8割かがわかるかというと、実際に市場に参加されている方が100パーセントいるなかで、実際に相場で利益を出している投資家はたったの2割しかいないんです。
それで、残りの8割は損をしてしまっている、あるいはトントンの成果しか出していないということが、投資顧問協会や証券取引協会が公開している情報で明らかになっています。
こういう8割の人たちは、決して頭の悪い方ではないんです。すごい本を読んで熱心に勉強していますし、なによりやる気もあるし、時間も使っていると。いわゆるエリートと言われる人々も、この8割の中には含まれているんです。
大学の教授さんであるとか、お医者さんとか、そういうものすごく頭のいい方もこちら側の8割に属してしまっているという現象が起きています。それで、残りの2割は着実に利益を出して、着々と自分の資産を増やしているという現実があります。
なぜこんなことが起きているのか? それはすべて、このページに表記されているように、利益を出すためのすべての源泉を知らないから。これが一番の諸悪の根源だと考えています。
株式投資家の3つの勘違い
では、さっそく本題に移りましょう。
あなたはこんなことを考えていませんか? 「決算書を読まないと利益が出せない」「情報のスピードが遅いから勝てない」「利益が出ないのは時間がないせいだ」と。もしかすると、こういう考え方をしている方がいるかもしれません。
これは世間一般で言われる株式投資家の勘違いであり、ほとんどの投資家が思い込んでいることなんですね。ここを勘違いしているかぎりは、決して利益を出せるような投資家にはなりえません。
大事なのはこの3つのポイントではなく、別のところにあります。本当に利益を出すために必要なものは、決算書を読むことでもないし、スピードが重要なことでもないし、時間があれば利益が出せるというわけでもないんです。
利益を出す一番の根源は何かというと、この3つではありません。なので、これらはすべて間違いなんですね。
これらを言い換えると、「決算書を読まなくても利益が出せる」「情報のスピードが遅くても勝てる」「時間がなくても利益は出せる」ということになります。
これだけを聞くと、「ものすごい夢のような投資法があるんじゃないか」と思うかもしれないですね。実際、この3つを満たさないでも、利益を出す方法はいくらでもあります。
フォーカスすべき利益の源泉はたった1つ
この3つは、一番大事な利益の源泉とは違うものにフォーカスしているから問題なんですね。本当に継続的に着実に利益を出したいのであれば、これら3つの理解よりもまず先にやらなきゃいけないことがあります。
私は、もしこのたった1つの利益の源泉さえ理解できれば、誰でも株式投資で利益を出せるようになる考えています。
もしあなたが「株式投資をしよう」とか、「株式投資で生きていこう」とか、「副業として、着実に利益が出せる新たな収入源がほしい」と思っているのであれば、これだけは絶対に押さえなきゃいけません。
これを押さえないかぎり、10年かけようが、20年かけようが、30年かけようが、利益を出せるようにはならないということであります。
これを知らなければ、トレードで利益を出すことは絶対にできません。ですので、これからお話しする内容は、利益が出せないことがあるとか、損をしてしまったときに、必ず立ち返ってくるすごく重要なことになってきます。