logmi Finance
logmi Finance
アップコン株式会社5075

名証ネクスト

建設業

目次

松藤展和氏:アップコン株式会社、代表取締役社長の松藤展和です。2027年1月期第2四半期の決算についてご説明します。

本日は、スライドに記載の目次に沿ってご説明します。

01.会社概要【事業紹介】

当社は、工場・倉庫・店舗(商業施設)や一般の住宅などの建物において、地震や地盤の不同沈下が原因で生じたコンクリート床の沈下・傾き・段差・空隙を、完全ノンフロンのウレタン樹脂および小型機械を用いた独自の「アップコン工法」によって修正する施工を主力事業として展開しています。

01.会社概要【研究開発プロジェクト】

また、新たな事業展開を推進するため、複数のプロジェクトを同時に進行させ、硬質発泡ウレタン樹脂の新規応用分野への研究開発に取り組んでいます。自ら市場を創出しながら事業を開拓していくサイクルを目指す研究開発型企業です。

02.会社概要【事業化したプロジェクト】

今期事業化したプロジェクトより、「壁断熱ウレタン注入工法」についてご説明します。

近年、猛暑対策や災害時の避難所環境改善として、公共施設、特に老朽化した体育館の断熱化が急務となっています。しかし、従来の断熱改修工事は壁の解体と復旧を伴う、大掛かりな工事が必要であり、⾧期間の工期や多額の廃材処理コストが課題となっていました。

アップコンはこの課題を解決するため、独自の研究開発を進め、既存の壁を壊さずに壁の空間にウレタン樹脂を注入することで断熱層を形成し、かつ短工期も実現する体育館特化型の新しい注入工法を開発しました。

02.会社概要【事業化したプロジェクト】

壁断熱ウレタン注入工法の3つの特長についてご説明します。

1つ目の特長は、圧倒的な短工期であることです。工事の工程を最小限に抑えることで、最短1週間という短工期の施工を実現しました。長期休館を避けることができるため、学校行事や地域利用への影響を最小限に留めます。

2つ目の特長は、壁を壊さず施工できることです。既存の壁に小径の孔(あな)をあけ、そこからウレタン樹脂を注入します。壁の構造を維持したまま施工できるため、解体・復旧費用を大幅に削減可能です。

3つ目の特長は、環境に配慮した工法であることです。使用する材料は、完全ノンフロンのウレタン樹脂です。さらに、解体による廃材の発生や施工時の騒音・CO2排出も抑制されるため、環境にも優しい施工が可能です。

本工法では、壁の空間にウレタン樹脂が隙間なく充填され、断熱層を形成します。それにより、温熱環境を改善し、夏は約マイナス2度、冬は約プラス3度の体感差を実現します。また、空調負荷の軽減や電気代削減にも寄与します。※自社調べ

アップコンは本工法を通じて、全国の体育館の環境改善を推進します。特に災害時の避難所となる体育館施設で短工期かつ環境負荷の少ない断熱工事を提供することで、地域の防災・安全にも貢献します。

02.第2四半期決算概要

2027年1月期第2四半期決算の概要をご説明します。

当第2四半期は、民間工事の受注が好調に推移したことで、通期計画に対して進捗率は、売上高で45.8パーセント、営業利益で53.5パーセントと順調に推移しています。

売上高は5億9,477万3,000円(前期比11.7パーセント減)、営業利益は1億7,238万6,000円(前期比34.2パーセント減)となりました。 また、上期計画比では、売上高5億3,365万円に対して11.5パーセント増、営業利益8,671万5,000円に対して98.8パーセント増となっています。

前期比では減収となるものの、当初の計画どおり推移しており、通期では予算達成の見込みとなっています。上方修正開示が必要となった場合は速やかに適時開示にて報告をします。

半期業績予想の詳細は、2026年1月期決算短信の3月12日公表分に記載しています。

02.第2四半期決算概要【通期計画に対する進捗率】

当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高5億9,477万3,000円(進捗率は45.8パーセント)、営業利益1億7,238万6,000円(53.5パーセント)、経常利益1億7,320万1,000円(53.3パーセント)、四半期純利益1億2,229万8,000円(57.4パーセント)となりました。

当期の会社通期計画に対して修正開示が必要と判断された場合は、速やかに適時開示にてご報告します。

02.第2四半期決算概要【前年同期比】

当第2四半期累計期間の前年同期比は、売上高が前年同期比88.3パーセント、営業利益が前年同期比65.8パーセント、経常利益が前年同期比65.3パーセント、四半期純利益が前年同期比64.4パーセントとなりました。

02.第2四半期決算概要【売上高・経常利益の推移】

売上高・経常利益の推移についてはご覧のとおりです。

02.第2四半期決算概要【セグメント別(民間事業・公共事業)売上推移】

セグメント別(民間事業・公共事業)売上推移についてはご覧のとおりです。当社は沈下修正事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しています。

02.第2四半期決算概要【貸借対照表】

貸借対照表についてはご覧のとおりです。

資産の部について、当第2四半期会計期間末における資産合計は、22億9,004万9,000円となり、前事業年度末に比べ3,267万5,000円減少しました。

流動資産は13億7,725万5,000円となり、前事業年度末に比べ2億7,166万1,000円減少しました。これは主に現金預金の減少2億2,920万2,000円、完成工事未収入金および契約資産の減少1億1,400万3,000円、有価証券の増加4,497万4,000円等によるものです。

固定資産は9億1,279万4,000円となり、前事業年度末に比べ2億3,898万6,000円増加しました。これは主に投資有価証券の増加1億2,504万8,000円、保険積立金の増加9,982万6,000円等によるものです。

負債の部について、当第2四半期会計期間末における負債合計は、3億3,004万2,000円となり、前事業年度末に比べ1億3,385万9,000円減少しました。これは主に未払費用の減少6,863万3,000円、未払法人税等の減少3,723万3,000円等によるものです。

純資産の部について、当第2四半期会計期間末における純資産合計は、19億6,000万7,000円となり、前事業年度末に比べ1億118万4,000円増加しました。

純資産の部について、これは主に中間純利益の計上による利益剰余金の増加1億2,229万8,000円、譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行に伴う資本金および資本剰余金の増加1,337万円、株主配当金の支払いによる利益剰余金の減少5,084万2,000円等によるものです。

※詳細に関しては、2027年1月期第2四半期決算短信をご参照ください。

03.Topics

第2四半期における、主なトピックスについてご説明します。

5月に名古屋で開催された「INTERMOLD」に初出展しました。会期3日間で来場者数は3万2,759人でした。中部地区の自動車部品メーカーや金属プレスメーカー等の精密加工・重量設備工場を対象に床の水平化と振動防止対策を提案し、沈下修正のデモンストレーションを交えて説明しました。

展示会来場者限定の調査無料キャンペーンを実施し、その後の受注につながりました。

03.Topics

6月には国土交通省が主催事務局を務める東北地方最大級の建設技術展示会に出展しました。

当社はコンクリート舗装版沈下修正工法と道路陥没防止・空洞充填工法を紹介し、独自のウレタン応用技術を広く訴求しました。

体育館の断熱化が急務となり、ニーズが高まる中で壁断熱ウレタン注入工法を初披露しました。

また、応急復旧工法「ダンタン」や既設コンクリート柱の倒壊を防止する「頑強柱」も紹介し、高い注目を集めました。

壁断熱ウレタン注入工法については、新聞広告(日本教育新聞)に掲載し具体的な案件相談などの反響をいただいています。

03.Topics

続いてのトピックスです。

中小企業庁運営サイトにて「100億宣言」を公表しました。既存の沈下修正事業を核としながら、「ウレタンで〇〇する会社」への事業領域の拡張を図り、2040年までに売上高100億円の達成を目指す方針を掲げています。

新技術・新工法の拡販や市場開拓を通じて中長期的な企業価値向上を推進していきます。本宣言による当期の連結業績への影響は軽微です。

大型案件を受注しました。該当案件は沈下修正工事、受注金額は2億617万円、施工完了は2026年12月です。今回受注した案件は2027年1月期第4四半期の売上高に計上する予定です。受注は2026年7月23日に適時開示しました。

03.Topics

続いてのトピックスです。

当社は2026年6月18日に創立23周年を迎え、記念行事を開催しました。代表松藤による健康経営プレゼンやシドニー五輪水泳のメダリスト・田中雅美氏の講演で社員の意識向上を図ったほか、社内プロジェクト発表会ではDX推進プロジェクトが1位を獲得しました。今後も人的資本の拡充と事業基盤強化で企業価値向上を目指します。

8月22日・23日の2日間、オフィシャルサポーターを務めるカワスイ川崎水族館さまとテラリウムづくりワークショップを共同開催しました。

独自開発の軽量かつ加工性に優れたウレタン基盤材「テラタン」の直接体験を通じたブランド認知拡大を図るとともに、CSR活動として環境保護の大切さを発信し、持続可能な社会に貢献していきます。

03.Topics

奥村組土木興業株式会社さま主催の安全衛生大会において、「令和6年度 姫路高速道路事務所管内舗装補修工事」での優れた施工品質・安全管理・大幅な工期短縮が評価され、優良企業表彰を受賞しました。今後も技術力向上と安全管理を徹底し、企業価値の向上に努めていきます。

全国健康保険協会神奈川支部が推進する「かながわ健康企業宣言」にて、「健康優良企業」の認定を更新しました。当社は従業員の健康を重要な経営資源と捉えており、今後も健康経営の推進を通じて、持続的な企業価値の向上と健全な職場環境の整備に努めていきます。

facebookxhatenaBookmark