第8回定時株主総会
GENDA第8回定時株主総会、創業来62件のM&Aで非連続成長を継続 中核領域のロールアップM&Aに集中へ
第8回定時株主総会
片岡尚氏(以下、片岡):おはようございます。代表取締役社長CEOの片岡尚です。株主のみなさま、ご多用中のところご出席いただき、誠にありがとうございます。
当株主総会では、当社定款の定めにより、私が議長を務めます。
それでは、ただいまより株式会社GENDA第8回定時株主総会を開会します。本総会の議事の運営については、議長である私の指示に従っていただきますよう、ご出席のみなさまのご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
また、株主さまからのご発言やご質問等については、報告事項の報告および決議事項の説明、ならびに事前質問に対する回答の終了後に一括してお受けしますので、ご了承賜りたく、よろしくお願いします。
本総会においては、定足数を必要とする本総会の決議事項の審議に必要な定足数を満たしていることをご報告します。
当社の監査方法および結果については、当社Webサイトに掲載している「第8回定時株主総会招集ご通知・交付書面省略事項」に記載のとおりであり、監査役会から適正かつ相当である旨の意見を頂戴していることをご報告します。
また、本総会の報告事項は、当社Webサイトに掲載している「第8回定時株主総会招集ご通知・交付書面省略事項」に記載のとおりですが、その概要についてスライドを用いてご説明します。
2026年1月期 通期業績

2026年1月期の業績についてご説明します。売上高は1,707億円で前期比152.7パーセント、調整後EBITDAは228億円で前期比148.6パーセント、調整後営業利益は133億円で前期比127.3パーセント、調整後当期純利益は92億円で前期比153.5パーセントとなりました。売上高、調整後EBITDA、調整後当期純利益のいずれも期初計画を上回る結果となりました。
M&A及び資本取引

GENDAの成長エンジンであるM&Aについては、直近1年間だけでも、カラオケ時遊館やカラオケALL、フォトスタジオのキャラットなど、合計26件の案件を成約させ、連結子会社数は45社へと拡大しました。
ファイナンス

資金調達の面では、2026年1月期に初めて社債を発行しました。2度の起債を行い、合計113億円を調達することに成功しています。また、北米のPlayer Oneの株式取得や、将来のM&Aのための待機資金を目的とした184億円の公募増資を実施しました。
トラックレコード

創業来でのM&A件数は62件となりました。
グループツリー

GENDA全体の組織図はスライドに示しているとおりです。
アミューズメント

事業報告です。まず、アミューズメントについてご報告します。国内事業では、アミューズメント施設GiGOの年間を通じた既存店成長率が105.8パーセントと好調を維持し、GENDA GiGO Entertainmentの営業利益は84億円と、創業来の最高益を更新しました。これを牽引したのは、年間200本以上企画したクレーンゲームでのGiGO限定景品です。
スライドに掲載している写真のとおり、「TWICE LOVELYS」や「PUPPET SUNSUN」をはじめ、2026年1月期も多数のアニメやアーティストとコラボレーションを実施し、多くのファンにクレーンゲームなどを通じてアミューズメント施設の楽しさを体感していただきました。
アミューズメント

北米のアミューズメントでは4件のM&Aを実施した結果、ゲームセンターは約200店舗、ミニロケは約1万2,000ヶ所となり、当社のプラットフォームを一気に拡大させることができました。
この量的な拡大をテコに、多くの日本のIP景品を北米地域においては当社のエクスクルーシブなかたちで展開することができるようになり、スライドに掲載しているようなIP景品を45件展開しました。
カラオケ

カラオケでは、店舗運営と機器ディーラーの2つの事業を展開しています。店舗運営では7件のM&Aを実施し、カラオケBanBanなどの店舗数は1月末時点で464店舗となりました。
また、ディーラー事業では、業界1位のカジ・コーポレーションをM&Aし、業界2位である当社グループの音通と統合することで、圧倒的な業界1位となる株式会社ENNEが誕生しました。
ライフスタイル

全国に109店舗のフォトスタジオを展開するキャラットを、新たに仲間に迎えました。
ツーリズム

新規参入した外貨両替機事業の「SMART EXCHANGE」では、M&A直後からPMI施策としてAIを活用した集金ルートの効率化を実施しました。その結果、EBITDAはM&A前の10億円から1期目で1.5倍の15億円となり、さらに今期計画では23億円への大幅な増益を見込んでいます。
フード&ビバレッジ

フード&ビバレッジです。「LEMONADE by Lemonica(レモネード・レモニカ)」や「UNI DONUTS(ユニドーナツ)」に加え、プレミアムウォッカ「DANZKA(ダンズカ)」などの商品ラインナップを拡充し、カフェ業態や新商品の開発を加速しました。
キャラクター・マーチャンダイジング

プライズ卸のアレスカンパニーは、人材の強化およびGiGOとの連携強化により、最高益を更新しました。売上高はM&A前の24億円から85億円へ、EBITDAもM&A前の1億円から6億円と6倍となっています。
コンテンツ&プロモーション

映画配給のGAGAは、第97回アカデミー賞受賞作『サブスタンス』などの話題作を配給しました。また、邦画『栄光のバックホーム』も高い評価を受けています。
グループシナジー

当社の強みの1つは、多様なオフラインのプラットフォームを展開しているからこそできる、当社限定のIPコラボキャンペーンです。2026年1月期には、LAPONE ENTERTAINMENTおよびLAPONE GIRLS所属のアーティストとのコラボキャンペーンを実施しました。
GiGOではアクリルスタンドなどの限定景品を展開し、カラオケBanBanではコラボルームやコラボドリンクを提供しました。また、キャラクターMDのフクヤでは、カプセルトイやくじの販売を行いました。
このように、グループ横断的なキャンペーンを展開することで、多くのファンのみなさまに楽しんでいただくことができました。
DX

DXも当社の強みの1つです。自社開発のアプリは、多くのお客さまにダウンロードいただいています。会員数は、GiGOアプリが162万人、GiGO ONLINE CRANEアプリが175万人、カラオケBanBanアプリが231万人と、いずれも100万人規模の会員数を誇るアプリに成長しました。
今後もGENDAが展開するさまざまなサービスをGENDA IDと紐づけることで、相互送客の実現と顧客生涯価値の向上を図っていきます。
DX

AIを活用した業務改善も推進しています。アミューズメント施設では、AIカメラを活用した人流解析に基づく店舗レイアウトの改善により、クレーンゲーム売上を8パーセント向上させることができました。
また、カラオケBanBanでは、AIエージェントを自社開発し、現場や本部の負荷軽減を進めています。
株主優待

2026年1月期から新たに株主優待制度を開始しました。開始当初はGiGOとカラオケBanBanの施設利用のみでしたが、現在は小瓶のリキュール「クライナーファイグリング」とプレミアムウォッカ「DANZKA」とも交換できるように拡充しました。
以上が、2026年1月期の通期実績の説明となります。
2027年1月期 通期業績予想

2027年1月期の通期業績予想についてご説明します。売上高は2,150億円、調整後EBITDAは300億円、調整後当期純利益は106億円を計画しています。こちらの計画には、現時点で未発表のM&Aは織り込んでいません。
2027年1月期 通期業績予想

創業来の業績推移です。M&Aを成長ドライバーとし、非連続的な成長を遂げてきました。
調整後EPS

当社は創業来、M&Aは1株当たり利益(EPS)の向上に寄与するものだけを実行するという規律を守ってきました。今期も調整後EPSは成長し、さらに昨年調達したM&A待機資金を活用して新たなM&Aを実施することで、プラスアルファの成長を見込んでいます。
北米事業 – オペレーション改善 –

今期の注力領域についてご説明します。今期最大の課題は、北米事業の改善です。昨年来、決算発表などでもご報告してきたとおり、現在、北米で実施したM&A後のPMI過程で課題が顕在化しており、その解決に向けて全社一丸となって取り組んでいます。具体的には、景品補助の不備とPMI過程で発生したオペレーションの不備です。
北米事業におけるPMIでは、主にクレーン機と景品の入れ替えを進めています。従来の大型クレーン機から、当社がもともと手掛けてきたミニクレーン機に入れ替えるとともに、景品も日本IP景品へ入れ替えるというものです。
日本IP景品は従来の景品よりも人気が高いため、景品補充をこれまで以上に頻繁に行う必要があります。しかし、従業員への指導や研修が不足していたため、景品の補充が十分に行われないまま、数ヶ月間放置されるという事態が発生しました。
さらに、M&A後のガバナンス構築のため、10社以上を統合する作業を進めていました。その過程で、無人店舗であるミニロケに対しても、有人店舗で導入していた「集計したお金を、毎日銀行に入金しに行く」というオペレーションを適用してしまうなど、管理業務が増大していました。
その結果、本来景品補充を行うべき従業員が、増大した管理業務に時間を取られ、予定どおりの景品補充ができない状態に陥りました。
そこで、PMI人材を追加派遣し、業務工程の見直しを行うとともに、AIを活用した業務アプリ「Kiddleton Force」の導入を開始しました。
北米事業 – オペレーション改善 –

このアプリにより、店舗を巡回するラウンダーは、何曜日にどの店舗へ行き、どの業務を行うべきかをスマートフォン1つで把握できるようになりました。また、ラウンダーがこれまで「Excel」に手入力していた各ゲーム機の売上情報などを、写真を撮ってアップロードするだけでAIが画像解析し、データを蓄積する仕組みも導入しています。
これらは、すでに国内事業で実績を上げた取り組みを横展開したものです。国内アミューズメント施設が持つ従業員アプリ「GiGO NAVI」では、さまざまな業務を実行できます。また、外貨両替機事業では、AIを活用して集金ルートを最適化する取り組みを行いました。
このように、過去の成功事例を別の事業にも横展開することで、PMIの仕組みを効率的に構築しています。
北米事業 – 日本IP景品 –

北米では、クレーンゲームにおいて日本IP景品の展開が進んでいます。スライドに掲載しているのは『ドラゴンボール』のフィギュアで、北米地域では当社のKiddletonのみがエクスクルーシブなかたちで展開しています。今後も新しいIP景品の展開を予定しています。
北米事業 – 中期経営計画 –

以上を踏まえて、今期から2030年1月期までの北米事業の中期計画をスライドに示しています。今期は売上高450億円、調整後EBITDA55億円、調整後当期純利益10億円を計画しています。この計画達成に向けて、全社一丸となって邁進していきます。
今期以降の戦略修正

当社は今期以降、創業来の戦略を修正しました。「変えること」としては、既存事業の成長投資を厳選し、今期50億円以上のフリーキャッシュフローを創出すること、将来の「M&A待機資金目的の公募増資」を3年間行わないこと、M&Aは中核領域のロールアップM&Aに集中し、中核領域以外のM&Aは限定的に厳選することをお約束します。
一方、エンターテインメント業界でのM&Aを通じ、「連続的な非連続な成長」を実現するとともに、M&A案件はEPS向上に寄与するものだけを実行するという規律は引き続き堅持します。
業績予想

今期以降、業績予想は売上高、調整後EBITDA、調整後当期純利益の3つに絞って開示していきます。調整前の数値は、M&A実施に伴い発生するM&A関連費用の影響を受けるため、これを排除した当社の実力値を示すことが目的です。
今後は、M&A関連費用を足し戻した数値で業績予想を開示するため、M&Aを発表するたびに通期計画の上方修正が可能であると考えています。
会計基準の変更

今期第4四半期より、国際会計基準(IFRS)を適用する予定です。日本会計基準とIFRSでは、いくつかの項目で大きな差が生じます。これにより、IFRSにおける今期の調整後EBITDAは450億円超、親会社株主に帰属する当期純利益は約100億円となる見込みです。
株主還元

投資家層の拡大を目的として、新たに配当を開始します。今期は年間8円の配当を計画しており、配当総額は約15億円となります。成長投資を最優先とする前提で、今後は毎年の増配を想定しています。
また、株主優待については、今期の中間期からラインナップをさらに拡充していきます。「HillValley(ヒルバレー)」のポップコーンと「LEMONADE by Lemonica」のレモネードを株主優待ポイントと交換できるようにします。今後も、株主のみなさまに当社からお届けするエンターテインメントをお楽しみいただければと思っています。
以上で、第8期事業報告ならびに連結計算書類、および当社の計算書類の報告を終了します。
決議事項

第1号議案から第6号議案までの各議案を上程します。各議案の内容は、当社Webサイトに掲載している「第8回定時株主総会招集ご通知」に記載のとおりですが、あらためてご説明します。
第1号議案 定款一部変更の件

まず、第1号議案「定款一部変更の件」です。当社および子会社の事業活動の現状に即し、事業内容の明確化を図るため、定款第2条に事業目的を追加します。
また、現行定款第7条「自己株式の取得」は、現行定款第48条「剰余金の配当等の決定機関」と内容が重複しているため、条文整理を目的として削除します。
さらに、当社のガバナンス体制を一層強化するため、監査等委員会設置会社へ移行します。これに伴い、監査等委員会および監査等委員に関する定めを新設し、監査役および監査役会に関する定めを削除します。なお、本定款変更は、本総会終結の時をもって効力が発生するものとします。
第2号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く)8名選任の件

第2号議案「取締役(監査等委員である取締役を除く)8名選任の件」です。第1号議案が原案どおり承認可決されると、当社は監査等委員会設置会社へ移行し、本株主総会終結の時をもって現在の取締役9名全員が退任します。
このうち1名は取締役を退任するため、再任候補者7名および新任候補者1名の合計8名を一括して選任したいと思います。
第3号議案 監査等委員である取締役4名選任の件

第3号議案「監査等委員である取締役4名選任の件」です。監査等委員会設置会社への移行に伴い、新たに監査等委員である取締役4名を一括して選任したいと思います。なお、本議案については、監査役会の同意を得ています。
第4号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬枠決定の件

第4号議案「取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬枠決定の件」です。監査等委員会設置会社への移行に伴い、監査等委員以外の取締役の報酬枠を年額1億8,000万円以内、そのうち社外取締役分は年額4,000万円以内として、新たに設定したいと思います。
第5号議案 監査等委員である取締役の報酬枠決定の件

第5号議案「監査等委員である取締役の報酬枠決定の件」です。監査等委員会設置会社への移行に伴い、監査等委員である取締役の報酬枠を年額5,000万円以内として新たに設定したいと思います。
第6号議案 取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)に対する業績連動型株式報酬に係る報酬決定の件

第6号議案「取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)に対する業績連動型株式報酬に係る報酬決定の件」です。
中長期的な企業価値向上と株主さまとの利益共有を目的として、社外取締役以外の取締役を対象とした業績連動型株式報酬制度について、その報酬枠を第4号議案の金銭報酬に関する枠とは別枠で、年額9,900万円以内、かつ割り当てる株式数の上限を20万株として、新たに設定したいと思います。
以上、第1号議案から第6号議案までの各議案を上程し、その内容をご説明しました。
事前質問
それでは、個別のご質問、動議、その他審議に関する発言をお受けする前に、株主のみなさまよりあらかじめいただいているご質問の中から、株主のみなさまの関心が高いと思われるものについてお答えします。
質疑応答:株主優待のラインナップ拡充予定とGiGOでの利用上限設定について

「株主優待について、現在のラインナップから拡充される予定はあるでしょうか? また、GiGOでの1日の使用上限を設定していることについて、考え方を教
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