会社概要

笹嶋靖史氏(以下、笹嶋):よろしくお願いします。まずは、ファンズ株式会社についてご紹介します。当社は2016年に設立し、2019年にサービスを開始した資産運用のフィンテック企業です。経営陣はマーケティング・金融・法務・テクノロジーに精通したメンバーで構成されています。

本日のアジェンダ

笹嶋:本日は、私のほうから「Funds」のサービス概要についてご案内したのち、前田より「Funds」の事例や、今展開しているキャンペーンについてご案内します。

利回り型商品の資産運用 Fundsとは

笹嶋:「Funds」のサービス概要についてご案内します。「Funds」は資金を借りたい企業に、個人投資家のみなさまが間接的にお金を貸せる、貸付投資のサービスとなっています。年率は1パーセントから2パーセントで、債券投資に似たような運用サービスとなっています。

利回り型商品の資産運用 Fundsとは

笹嶋:「Funds」の仕組みを簡単にご案内します。スライド図のように、投資家が企業へ間接的にお金の貸付を行います。

企業は融資条件に従い、「Funds」を通じて投資家のみなさまに利息を分配し、元本を償還します。つまり、投資家は「Funds」を通じて間接的に企業にお金を貸すことができ、資産運用ができるといった仕組みになっています。

実績

笹嶋:サービスをスタートして約4年半が経ちますが、累計募集金額は470億円を突破し、会員登録数は9万人に達しています。足元で急速にご利用が拡大しています。(※2023年10月12日現在)

上場企業を中心に90社以上をラインナップ

笹嶋:ご利用企業です。スライドに記載しているのはごく一部になりますが、例えば三菱UFJ銀行、メルカリ、サントリーホールディングス、マネーフォワードといったみなさまよくご存知の企業にもご利用いただいています。

上場企業を中心に90社以上(※2023年10月12日現在)をラインナップしています。多くの投資家のみなさまがさまざまな企業からお好みの企業へ投資できるサービスとなっています。「Funds」のサービスをまとめた動画がありますのでご案内します。

Fundsの特徴

笹嶋:「Funds」の特徴は大きく3つあります。1つは、先ほどの動画にもありましたが「ハラハラドキドキしない」という点です。

Fundsの特徴は値動きがないということ。

笹嶋:「Funds」は値動きがないという点が特徴になっています。例えば株式投資の場合、相場が安定しない時は気になって仕方がないことがあると思います。

「Funds」の場合は、予定の利回りが決まっていて値動きもありません。そのため、一度投資すると満期まで待っているだけという面があります。

借り手企業は上場企業が中心

笹嶋:「Funds」の借り手企業は、上場企業が中心となっています。約4,000社ある上場企業ですが、倒産が起きたのは昨年で1件、一昨年で0件という状態になっています。

借り手企業は上場企業が中心

笹嶋:また、上場企業は情報開示が充実しており、監査法人による監査を受けており、また、証券取引所や株主によるガバナンスが効いているという特徴を持っています。そのため、投資家のみなさまに安心して投資いただける対象だと考え、「Funds」を展開しています。

Fundsの特徴

笹嶋:2つ目は「楽しみながら投資できる」という点です。

Fundsの「優待付きファンド」

笹嶋:「Funds」は、優待付きのファンドが多数ラインナップしているところも特徴になっています。スライドに記載のように、ビールや焼肉、サプリ、餃子などの優待がついているファンドが多数あります。

例えば、中央下段の写真は大阪王将のファンドですが、店舗に持っていくと餃子商品が10パーセントオフになる優待券がついていました。さらに、投資家限定の試食会イベントなども開催し、非常に盛り上がった案件となりました。

坂本慎太郎氏(以下、坂本):これらの優待は、企業の自社商品が多いのでしょうか?

笹嶋:自社商品が多いですが、本日のセミナーに登壇したアスコットさんのように、自社商品ではない優待もあります。

坂本:不動産会社などではそうですね。

笹嶋:アスコットさんは中央上段の焼肉セットなどを出されていましたが、このように投資家のみなさまにとっておもしろい商品をつける場合もあります。

Fundsの特徴

笹嶋:3点目に、「Funds」では初心者でも投資しやすい商品設計を重視しています。

初心者でも取り組みやすい商品設計

笹嶋:投資する時に、「まとまった資金がないためなかなか投資できない」というケースもかなりあると思います。しかし、「Funds」では1円から投資が可能です。

坂本:1円から投資できるのですね。

笹嶋:はい、非常に投資しやすくなっています。もう1つの投資しやすい点として、投資の際に手数料が発生しない点があります。ですので、みなさまは自分の投資したい金額のみご用意いただければ、投資することができます。さらに、スマホやパソコンから簡単に投資できる設計にしています。

利回り1-2% 運用期間1-2年 が中心

笹嶋:「Funds」の商品性といった観点からご説明すると、利回りがおおよそ1パーセントから2パーセントで、運用期間が1年から2年です。

例えば、個人向け国債が0.05パーセント、大手銀行の定期預金が0.002パーセントですので、そのような条件と比べると、利回りや運用期間が魅力的だというお声も多くいただいています。

坂本:なるほど。運用期間が1年、2年の社債だったとしても、利回りはもっと低くなりますよね。

笹嶋:はい、そうなります。

坂本:そう考えると利回りが非常に良いと思います。同じというと語弊がありますが、大手の社債であれば、おそらく国債にプラスして0.1パーセント、0.2パーセント程度ですので、かなり良いです。

笹嶋:おっしゃるとおりです。

Fundsの投資家様 満足度は約93%

笹嶋:実際に、投資家さまのご利用満足度は、93パーセントとなっています。一度ご利用になれば、繰り返しご利用いただけるケースが多数あります。

投資家様のお声

笹嶋:実際に投資家さまにうかがってみると、やはり「値動きがなくて、計画が立てやすい」「安心感と、選べる楽しさがある」「初心者でも始めやすい」というお声が多く寄せられています。

坂本:確かに、期間を分散させると、1年のうちで償還をうまく組み合わせてぐるぐる回すこともできます。けっこうおもしろいですね。本数がたくさんあると、そのようなことができそうです。

さらに、1円から投資できるため、自分のお財布の余剰資金によって月ごとに振っていくといった方法も、意外におもしろいと思いながら見ていました。

笹嶋:投資家の方にもよりますが、毎月のように固定額を投資する方もいれば、運用して満期が来たら再投資する方もかなりいます。いろいろなご利用の仕方が増えています。

坂本:償還なり売却なりを行って、「今は意外と高いから、もう買えない」という場合は、このような安定したものに1度入れておくことはよくあるパターンで、私も行います。

償還益を再投資するのはかなり重いです。クーポンがもらえたとしても、ある程度のロットがないと債券を再投資するのは難しいと思います。そのため、このようなパターンに入れることは、私もよくある複利運用の1つとして、結構使います。

笹嶋:そうですね。1円から投資できる点は、まさしく投資のハードルを引き下げるとともに、投資するとどうしても生まれる端数をまとめ、再運用ができるといったメリットを感じてもらっています。

CASE 1

笹嶋:実際にどのような方々が「Funds」をご利用されているかご紹介します。まず、日々忙しく「値動きをリアルタイムで気にすることができない」という方々などには、値動きを気にしなくても良い商品として活用されています。

CASE 2

笹嶋:さらに「難しい複雑な商品よりは、わかりやすい商品に投資したい」という方々にご利用いただいています。

CASE 3

笹嶋:また「空き時間、スキマ時間で気軽に投資したい」という方々にも、支持されています。

投資家様から見たインターフェイス

笹嶋:実際に「Funds」で検索すると、Fundsの投資商品がラインナップされている画面が出てきます。いくつかある商品の中から気に入った商品を見つけ、その中から投資の条件や特典を確認します。気に入れば重要事項をご確認いただき、投資金額を入力するといったかたちで、比較的スムーズに投資できる導線になっています。

資産管理アプリ「マネーフォワードME」利用クーポンが当たるファンド

笹嶋:ここからは、今までの「Funds」の事例やキャンペーンについて、前田からご案内します。

前田千里(以下、前田):Fundsの前田と申します。本日はよろしくお願いします。私からは「Funds」で募集したファンドの事例を5件、簡単にご紹介します。

1件目は、資産管理アプリを提供するマネーフォワードのファンドです。こちらは募集金額が10億円という大型の案件でしたが、アプリの利用クーポンが当たる優待がついたファンドでした。

借り手企業はフリマアプリのメルカリ 決済サービス「メルペイ」で 投資ができるファンド

前田:2件目はみなさまおなじみの、フリマアプリのメルカリのファンドです。こちらは決済サービスの「メルペイ」から、「Funds」のファンドに投資できるというファンドでした。非常に多くのメディアに取り上げられ、話題性が高かったファンドです。

三菱UFJ銀行に年利1%で間接的にお金を貸せるファンド

前田:3件目は、銀行へ間接的にお金を貸せるというおもしろいファンドです。三菱UFJ銀行のMoney Canvasファンドです。こちらは年間に数本の頻度で、定期的・継続的に募集しており、毎回かなり高い人気になっています。

坂本:「抽選方式で募集」と書いてありますが、早いもの勝ちじゃないパターンもあるのですね。

前田:はい、先着式と抽選式を設けています。こちらは抽選式で、常に倍率が高いファンドです。

Fundsの「優待付きファンド」 霞ヶ関キャピタル株式会社(3498)

前田:4本目の事例です。先ほど「Funds」の商品性について、「楽しみながら投資ができる」とご紹介しましたが、優待付きファンドを多数ご用意しています。こちらは「ホテルの宿泊券が抽選で当たる」という豪華な優待が付いたファンドです。

Fundsの「優待付きファンド」 株式会社アスコット(3264)

前田:こちらはアスコットのファンドです。「ずわいがにと和牛のすき焼きセットが当たる」という魅力的な優待が付いています。今後も、投資家のみなさまがわくわく楽しみながら投資ができるような商品を展開していきたいと考えています。

雑誌VERY と共同でママ世代の「お金のセンス」向上プロジェクトを始動!

前田:当社では、ほかにも金融教育などのさまざまな取組みを実施しています。

例えば、光文社のママ世代向け人気ファッション誌『VERY』と「Funds」とでタッグを組み、「ママ世代のお金のセンスを向上させましょう」というプロジェクトを実施しました。

雑誌ではママたちに向けて、お金について学べるような対談を掲載しています。また、学んで終わりではなく、そこから投資体験まで進める「VERYファンド」も募集しました。

笹嶋:こちらは、本日のセミナーに登壇していたGENDAの申さまと私が対談しています。

前田:スライドに掲載しているのは『VERY』の9月号です。「VERYファンド」も抽選式で、やはり非常に高い人気を博しました。

雑誌VERY と共同でママ世代の「お金のセンス」向上プロジェクトを始動!

前田:優待としては、『VERY』のモデルでもある申さまにお会いでき、さらに金融教育を受けられるイベントを用意し、非常に多くのママたちにご来場いただきました。会場には保育ルームを設けて、小さなお子さまをこちらでお預かりしながらママたちに金融教育を受けていただくというイベントを優待として付けました。

『VERY』の「Instagram」のアカウントでも同時にライブ配信を行いましたので、多くのママたちに、お金について考えるきっかけを作れたのではないかと考えています。

インスタグラムで、定期的に金融コンテンツを配信中

前田:そのほかにも「Funds」は「Instagram」でアカウントを持っており、定期的に金融コンテンツを配信しています。例えば、人気インフルエンサーとのコラボやインタビューなど、簡単でライトに楽しく学んでいただけるような金融コンテンツを配信しています。

募集中ファンド紹介セミナー

前田:また、オンラインのセミナーも実施しています。ビジネスマンの方々が仕事の後にサクッと聞ける30分程度のセミナーです。

「Funds」のサービスについてのお話や、毎週3、4本の新しいファンドを出していますので、そのファンドの、条件や優待についてのご紹介を行っていますが、時々企業代表の方にもご参加いただき、「どのような企業で、どのような事業を行っているか」についてのメッセージをいただいたりもしています。Q&Aのコーナーも人気で、かなり投資家さんのリアルな質問を多数いただいています。

Fundsご利用方法

前田:「Funds」のご利用方法について、簡単にご説明します。

「Funds」のファンドに投資するためには、ステップ1として「Funds」の口座開設を申請していただく必要があります。こちらは最短5分程度で手続きが完了します。

続いて、ステップ2での本人確認が終われば、口座開設は完了となります。

ステップ3として、毎週水曜日に新ファンドを募集開始しており、メールやLINEなどでお知らせしています。商品をチェックして気に入っていただければ、投資申込をしていただく流れになっています。

口座開設キャンペーン実施中!

前田:今回、logmiとFundsの共同企画を記念して口座開設のキャンペーンを実施しています。

スライドに投影されているQRコードをスマートフォンのカメラでスキャン、もしくは、こちらをクリックいただきますと、logmiとFundsの口座開設キャンペーンというページに進みます。こちらのページから「Funds」の口座開設をしていただいた方全員に、Amazonギフトカードを1,000円分プレゼントしています。

「Funds」では、ほかにも口座開設のキャンペーンや投資のキャンペーンを実施しており、併用も可能となっています。ぜひこの機会に併せてご利用いただければと思います。

詳細はイベントページから!

前田:詳細に関しては、QRコードのほか、今回のイベントページの下部にキャンペーンサイトのリンクを貼っています。お時間がある際に、ぜひチェックしていただけますと幸いです。

以上が、「Funds」のサービスのご紹介になります。

坂本:なかなかないサービスですね。「口座開設してください」だけで終わってしまうだけではなく、「みなさまが投資したお金がどう使われているか」という部分が見えたところが、非常におもしろかったと思います。本日はありがとうございました。

笹嶋:ありがとうございました。

前田:ありがとうございました。