上期の概況
服部聡昌氏:それでは、2018年12月期第2四半期のJPMGグループの決算説明会を開始させていただきます。まず、2018年12月期第2四半期の連結決算概要からご説明させていただきます。
まずは概況です。当第2四半期としましては、上場以来7期連続で増収増益を達成したものの、売上高・営業利益ともに計画には未達となりました。
サービス付き高齢者向け住宅の竣工時期のずれや、販売用不動産の売却と、業績につきましては下期のほうが高くなる見込みであります。ちなみに、サービス付き高齢者向け住宅の竣工時期ずれに関しては、下期で14棟を予定しておりまして、販売用不動産に関しては下期ですでに、3棟の売却が行われております。
また、M&Aにより取得した「みらい少額短期保険株式会社」によって、当社グループとしては自らが、保険事業に進出することができました。
上期の取組
次に、当期の取り組みでございます。資料に記載のとおり、4つございます。
まず1つは、サービス付き高齢者向け住宅事業の拡大に向けた営業活動の強化。
次に、滞納保証・家財保険を中心とした保険事業・不動産ローンといった、不動産関連の金融事業への進出の促進をしてまいりました。
3つ目に関しましては、ITの活用ということで、営業部門にセールスコースを導入いたしまして、営業効率の向上に努めてまいりました。
4つ目に関しては、人材の有効活用。こちらは若手人材の活用を促進するなど、人材の有効活用にも力を入れてまいりました。
その結果、当期の四半期純利益に関しては、前期比9.1パーセント増の8億8,800万円。株主還元につきましては、2.5円増配の21円の中間配当を行います。
連結決算のハイライト
では、具体的な数字を報告させていただきます。
まず、連結決算の売上高につきましては、前期比3億7,200万円増加の206億4,900万円。営業利益につきましては、7,100万円増加の12億7,700万円。経常利益につきましては、7,800万円増加の12億8,400万円。親会社株主に帰属する四半期純利益は、7,400万円増加の8億8,800万円でございます。
1株当たり四半期純利益に関しましては、前期比4.1円増加の49円4銭。1株当たり配当金につきましては、2.5円増加の21円になっております。
売上区分別の状況
続きまして、売上区分別の状況を報告させていただきます。
こちらは、まず不動産収入。前期比としては、1億6,100万円増加の194億5,000万円。加盟店からの収入に関しては、3,200万円減少の2億8,000万円。その他の収入としては、2億4,400万円増加の9億1,800万円ということで、内訳といたしましてはイーベスト事業が5,500万円減少の1億7,600万円。滞納保証に関しましては、5,800万円増加の1億5,300万円。
少額短期保険は今期の(2018年)4月から計上が行われておりますので、こちらが2億4,000万円の増加。不動産ローンに関しては、1,500万円増加の1,700万円ということで、トータルで206億4,900万円になっております。
主要指標の状況
続きまして、主要指標の状況についてご報告させていただきます。
まず、新規申込契約戸数は、進捗率37.4パーセントの4,488戸。期末管理戸数につきましては、7万3,957戸。
管理戸数は、320戸の減少。期中平均入居率としては、年間目標である90パーセントを超えて、90.4パーセントでございます。新規獲得パートナー数に関しては、31社でございます。
連結キャッシュフロー計算書
続きまして、連結キャッシュフロー計算書の報告をさせていただきます。
まず、営業キャッシュフローは3億9,100万円の収入ということで、前期比でいきますと3億5,800万円の減少になりますが、こちらの要因といたしましては、営業貸付金が増加したということでございます。
次に、投資キャッシュフローですが、8,000万円の支出。
財務キャッシュフローに関しては、1億5,800万円の支出です。先ほど申しました、「みらい少額短期保険株式会社」のM&Aによる支出がございます。それと、財務キャッシュフローに関しては、借入金の返済と新規の借入増加で、1億5,800万円の支出ということでございます。
期首残高につきましては47億円、期末残高としては48億5,200万円ということで、(以上が)キャッシュフローとなっております。
連結業績予想
続きまして、連結業績予想でございます。
こちらに関しましては、期初にご報告させていただいた業績予想から、変更はございません。
連結売上高予想
同様に、連結売上高予想に関しましても、期首予想どおりということでございます。
以上で、私からのご報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。