2026年9月期第2四半期決算説明
LIFULL、営業利益28.5%増 HOME'Sは10四半期連続前年超、サイト改善やAI活用で収益性向上
(参考)この資料のAIによるまとめ

伊東祐司氏(以下、伊東):株式会社LIFULL代表取締役社長執行役員の伊東です。本日は、ご視聴いただき、誠にありがとうございます。それでは、2026年9月期第2四半期の決算についてご説明します。何卒よろしくお願いします。
最近は、AIの発達が著しい状況です。当社もAIカンパニーとして、決算にAIを活用していこうという方針のもと、AIに決算資料を読み込ませ、スライドのようなエグゼクティブサマリーを作成しています。
この1枚に本日お伝えしたい内容が凝縮されていますので、ぜひ参考としてご覧ください。
Index

本日のインデックスは、スライドのとおりです。上から順にご説明します。
主要なポイント(2026年9月期第2四半期)

本日の主要なポイントを3点にまとめています。
1点目は、HOME'S関連事業が引き続き好調を維持しており、今回も増収増益の決算を牽引しています。
2点目は、AI活用をさらに促進しています。詳細については後ほどご説明します。
3点目は、今期の計画および3ヶ年の中期経営計画についてです。今期は中期経営計画の1年目であり、半年が終了したタイミングです。中期経営計画の達成に向けて、最初の半年は順調に進捗しています。
2026年9月期 第2四半期 連結業績サマリー -売上収益-

決算ダイジェストからお伝えします。売上高は149億円となり、前期比でプラス4.3パーセントの増収という結果になりました。継続的なサイト開発や営業強化などの施策が奏功し、HOME'S関連事業が牽引しています。
2026年9月期 第2四半期 連結業績サマリー -営業利益-

営業利益についてです。営業利益は23億4,400万円で、前期比28.5パーセント増と大幅な増益となりました。HOME'S関連事業の増収および収益性の向上による結果です。
簡易損益計算書 IFRS

決算情報についてです。簡易損益計算書(P/L)です。HOME'S関連の好調が続いていることから、売上収益は前期比4.3パーセントの増収、営業利益は前期比プラス28.5パーセントの大幅な増益となっています。
昨年の四半期利益は37億2,300万円でしたが、今期は15億4,400万円となり、前期比マイナス58.5パーセントという結果です。スライドの注釈6番に記載のとおり、前期は海外事業のリストラクチャリング、いわゆる撤退による一時的な利益として約29億円を計上していたことが主な要因です。
四半期利益は、この影響を除いて今期と同じ条件で比較した場合、前期の約2倍と順調に推移しています。
セグメント別売上収益・利益 IFRS

セグメント別の業績は、スライドのとおりです。HOME'S関連事業は、継続的な施策による集客力向上により増収増益となっています。その他は、地方創生関連事業による増収という結果です。HOME'S関連事業に関しては、後ほど詳細に触れます。
財政状態計算書の状況 IFRS

財政状態計算書(B/S)についてです。前期の株主還元強化に伴う配当の支払い、および来期に予定されている本社移転に係る本社退去に関する費用を今期中に支払ったことにより、現金がやや減少しています。ただし、これらはいずれも一時的な要因です。
キャッシュ・フローの状況 IFRS

キャッシュ・フローの状況についてです。営業キャッシュ・フローは、主にHOME'S関連事業の収益力向上により増加しました。他の点については、スライドに記載のとおりです。
2026年9月期の業績予想と進捗状況 IFRS

2026年9月期の進捗については、スライドに示すように順調に推移しています。今期は、中期経営計画3ヶ年の初年度にあたる年であるため、まずは足腰をしっかりと強化することを目的に、主に採用やプロモーション、AI分野への投資を強化しています。
2026年9月期第2四半期 HOME'S関連 概況

セグメント別事業概況です。主に、HOME'S関連事業についてご説明します。HOME'S関連事業は、非常に順調に推移しています。売上高は135億8,400万円で前期比プラス4.2パーセント、セグメント利益は25億9,100万円で前期比プラス19.1パーセントと、いずれも好調です。
継続的なサイト改善に加え、営業強化および戦略的なプロモーションを展開しています。事業内では、AIの活用をさらに推進しています。
HOME'S関連 セグメント売上収益 -四半期別-

四半期別で見ると、回復基調から成長基調へと移行し、売上収益は10四半期連続で前年を上回る結果となっています。新型コロナウイルスの影響で苦しんだ時期もありましたが、成長軌道にしっかりと戻ってきたと考えています。
LIFULL HOME'Sの好調要因

「LIFULL HOME'S」の好調の要因についてです。スライドの円の左側にあるサイト改善を起点として、しっかりと集客力を向上させた結果、問い合わせが増加しました。問い合わせの増加は、収益力の向上につながっています。
当社は、反響課金というビジネスモデルを採用しており、問い合わせの増加がそのまま売上に直結する仕組みとなっています。スライドの円が力強く回っていることが、好調の要因です。
当社は自前で開発、プロモーション、営業までを一気通貫で行える点が強みです。この強みを十分に活かし、成長スピードをさらに向上させていきたいと考えています。
HOME'S関連の重要指標の推移 – 顧客数・ARPA –

HOME'S関連事業の重要指標である顧客数およびARPA(1顧客あたりの売上)がともに伸びています。売上は「顧客数×ARPA」というかたちに分解できますが、両方が伸びているのは非常に理想的な状態です。
まさに自転車の両輪のように、力強く進んでいる状況にあります。2期連続で昨年同期を上回る結果を出せていることは、非常に好調な状態を示す、なによりの証拠になっていると考えています。
外部評価 No.1を多数獲得

外部評価においても、多数のNo.1を獲得しています。スライド左側の「物件鮮度」の指標については、正確で間違いのない情報が鮮度高くサイトに掲載されていることを評価され、2年連続でNo.1を獲得しています。
各種カテゴリにおいて、使いやすさや物件数などのNo.1をいただいています。これらの強みをプロモーションにしっかり活かし、ユーザーのみなさまに選ばれ、支持されるサイトを目指していきたいと考えています。
不動産投資領域「健美家」の進捗

不動産投資領域で展開している「健美家」の進捗についてです。2020年の子会社化以降、「LIFULL HOME'S」とのシナジー促進、データベースの統合、営業強化の施策などを実施してきました。その結果、投資掲載物件の掲載数でNo.1を獲得することができました。
この勢いを維持しつつ、ユーザー数の拡大および問い合わせ数の拡大を目指し、さらなる成長を加速させていきたいと考えています。今後の展開にぜひご期待ください。
繁忙期に合わせた積極的なプロモーション投資

プロモーションについてです。1月から3月のいわゆる住み替えの繁忙期とされる時期に合わせて、積極的なプロモーション投資を行ってきました。
テレビCMでは、「借りる」だけでなく「売る」「買う」「建てる」といった幅広い領域に「LIFULL HOME'S」が対応していることを訴求する、新たな素材のCMを展開しました。また、これに関連したSNSキャンペーンなども実施しました。
テレビCMでは、現在好調な注文住宅領域に特化したCMを特定地域で放映するなど、業績拡大に貢献する施策を実施してきました。
「LIFULL AI」のプロモーションを開始

昨年12月にリリースした「LIFULL AI」は、最新のAIを搭載した「AIホームズくん」と対話しながら利用者を深く理解し、最適な物件を提案するAI搭載のサービスです。「LIFULL AI」の認知度を向上させ、多くの方に利用していただくためのプロモーションも開始しています。
LIFULLグループのAI活用

LIFULLグループにおけるAI活用についてです。LIFULLは、AIカンパニーとして世の中を革新していくことを目指し、ユーザー、不動産会社を中心とした事業者、そしてLIFULL社内という3つの方向で活用を進めています。
ユーザーのみなさまに対しては、AIを活用した住まい探しのコンシェルジュを目指します。不動産事業者を中心とした事業者のみなさまには、AIを活用した業務効率化や業界のDX推進を支援する考えです。
社内ではAIを積極的に活用し、AIファーストを徹底することで、「住領域×AI」という新しい市場でリーディングカンパニーを目指し、社内で一丸となって取り組んでいます。
様々なサービスにAIを活用した機能を実装

スライドには、最新の事例が記載されています。
ユーザー向けには「LIFULL HOME'S 住まいの窓口」という当社の相談サービスがあります。来店前に、音声で接客ができるAIエージェントを導入しています。
不動産事業者向けには、写真を撮影した際に殺風景に見える部屋に、AIを活用して家具を配置し、住んだ後のイメージを提供するサービスを展開しており、好評をいただいています。
スライド右側には、従前より取り組んでいる施策が記載されています。AIを活用しておとり物件を検知し、物件鮮度No.1の実現に寄与する施策を推進しています。
生産性向上に向けて社内のAI活用をさらに推進

社内でのAI活用は非常に進んでおり、すでに従業員の96パーセント、ほぼ全員が日常的にAIを利用している状態です。その結果、5万時間の業務時間を創出することができており、今後さらに拡大していきたいと考えています。
現在、さらなるAI活用の取り組みのSTEP2として、選抜メンバーにAI活用トレーニングを実施し、活用の推進度をさらに高めることを目指しています。この半年間で、役員全員が受講する予定です。
トップからAI活用を積極的に推進し、会社全体でも団結して取り組みを盛り上げていきます。
中期経営計画 (2026-2028) のアクション進捗

中期経営計画の進捗についてです。中期経営計画は、今期から3ヶ年で立てています。LIFULLグループにはさまざまな事業がありますので、中長期的に、グループシナジーを最大化し、「住領域×AI」でNo.1カンパニーを目指すことを掲げています。
そのために、3ヶ年の定量目標として、売上高を350億円から400億円、営業利益を55億円から60億円と設定し、過去最高を目指しています。
今年は中期経営計画の1年目に当たる年です。まずは、スライドで示した3つの項目を中心に投資を強化し、組織の基盤を強化していく方針です。中期経営計画を達成するため、この投資を基盤強化と位置づけています。
1つ目は、採用の強化です。先ほども示したように、足元でHOME'S関連事業は好調な状態を維持しています。さらに伸ばすべく、特にフロント人材、営業、窓口のコンシェルジュ、一部エンジニアの採用を強化しています。
2つ目は、最適な広告宣伝への投資です。競合他社もプロモーション活動を積極的に強化していますが、競争に押し負けないよう、当社でも引き続きプロモーションを強化していきたいと考えています。
2つ目は、AI活用です。社内においては、基本的にすべてが順調に進捗しています。
人材の採用については、一部のAI関連職種の採用については計画がやや遅れているため、現在の進捗評価は三角としています。ただし、全体的な採用計画は順調に進んでおり、トータルではすべて順調と評価しています。
(再掲)2026年2月に株主優待制度の新設を発表

株主還元の強化についてです。スライドは再掲になりますが、2026年2月に株主優待制度の新設を発表しました。内容は、スライドに記載のとおりです。
株主優待制度の新設の発表後の株式指標の推移

株主優待制度の新設から3ヶ月が経過し、結果として株価および出来高は発表後に大幅に上昇し、一定のご支持をいただけたのではないかと思います。総株主数も前期末比約3,000名増と、約2割増加する結果となりました。
優待対象となる株主数は約2.2倍となりましたが、コストはシミュレーションしていた範囲内に収まっており、継続性にも問題はないと見込んでいます。
株主還元の拡充(まとめ)

今期の配当予想に株主優待を加えた総利回りは6.7パーセントを見込んでいます。今後も状況を注視しつつ、株主還元の拡充を検討していきます。
中期経営計画達成に向けて好スタート さらなる成長加速を目指す

中期経営計画達成に向けた良いスタートを切れた第2四半期となりました。さらなる成長加速を目指していきますので、引き続きご支援いただけると幸いです。
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