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株式会社GENDA9166

東証グロース

サービス業

本日のプレゼンテーションの要旨

片岡尚氏(以下、片岡):みなさま、本日はお忙しい中、ご参加いただき誠にありがとうございます。代表取締役社長CEOの片岡です。これより、株式会社GENDAの2026年1月期通期決算についてご説明します。

はじめに、本日のプレゼンテーションの要旨を4点お伝えします。1つ目は、2026年1月期の実績についてです。一過性のM&A関連費用を除いた既存事業の実力値を示す調整後指標において、調整後EBITDAは228億円、調整後当期純利益は94億円と当初目標を達成しました。

これは、M&Aとオーガニック成長の両輪が機能し、GiGO限定景品の拡大、カラオケ機器ディーラーの統合、外貨両替機事業の成長が寄与した結果です。

2つ目は、2027年1月期の計画についてです。前期にクロージングしたM&A案件の通年寄与と、現在の好調なオーガニック成長を反映し、連結EBITDA計画を300億円へ上方修正します。従来のEBITDA計画は280億円でしたので、20億円の引き上げとなります。

また、資本市場との対話を重視する中で、今期よりいくつかのアップデートがあります。会計基準のIFRSへの変更、実力値をより明確に伝えるために業績予想を調整後指標のみとする変更、M&Aの厳選とキャピタルアロケーションの変更などを実施していきます。また、今期から始まる新TOPIXへの組み入れも引き続き意識していきます。

3つ目は、北米事業についてです。昨年発生したオペレーション不備への対応策の結果が今期に順次積み上がっていくことを考慮し、2027年1月期の上期目標を下方修正します。オペレーションは今年後半には全面的に正常化する見込みであり、中期経営計画に対して約半年後には追いつき、来期以降には当初計画を達成する見通しです。

北米5社の統合過程で発生したオペレーション変更に伴う景品補充に割ける時間が不足するという課題に対して、すでに抜本的な対策を講じています。北米専用の業務アプリ「Kiddleton Force」を開発・導入し、国内で培った巡回・補充最適化AIを組み込むことで、ラウンダー業務を標準化および効率化していきます。

4つ目は、株主還元方針についてです。フリーキャッシュフローの黒字化による財務基盤の大幅な改善を受け、このたび配当を開始することを決定しました。これにより投資家層の拡大を図ります。今後も成長投資を優先しつつ、規律を守った毎年の増配を基本方針として掲げていきます。

一方、自己株式の取得については、一般的な株主への利益還元とは異なる位置づけとして考えています。当社にとって自社株式は、将来のM&Aにおける重要な対価です。

自社のバリュエーション水準が実態より低いと判断される局面では、M&Aの原資を安価で仕入れることを目的に、今後も不定期かつ機動的に自己株式の取得を実施していきます。これにより、株価上昇後にその株式をM&Aの対価として活用することで、結果的に支払い額を抑え、さらなる株式価値の向上につなげる考えです。

決算短信 抜粋

通期業績のご説明です。本決算発表より、決算短信の表記を集約し、当社の実態をよりわかりやすくお伝えできるよう変更しました。

まず、GAAP指標の欄では、一過性のM&A関連費用が計上されていること、のれんおよびM&Aに伴う無形資産の償却費が計上された日本会計基準の数値であることから、IFRS移行後の今期第4四半期以降は表示されなくなります。

一方、Non-GAAP指標の欄は、一過性のM&A関連費用を除いた実力値であり、のれんおよびM&Aに伴う無形資産償却費が費用計上されていない指標となります。

連結損益計算書サマリー

連結損益計算書のサマリーです。売上高は1,707億円で前年比152.7パーセント、調整後EBITDAは228億円で前年比148.6パーセント、調整後営業利益は133億円で前年比127.2パーセント、調整後当期純利益は94億円で前年比155.6パーセントとなりました。国内アミューズメント既存店の売上高成長率は、年間を通じて高い水準で推移しました。

オーガニック成長:GiGOの注力領域

主力事業である国内アミューズメントGiGOの戦略についてです。現在、好調が続いているプライズゲームにおいて、重要な差別化戦略となるGiGO限定景品をいかに多く展開できるかに注力しています。

昨年は、年間200アイテムもの限定景品を展開しました。さらに、M&Aでグループインした店舗にもこれらを展開する戦略を取ることで、GiGOの認知度がこの1年で約2倍に向上しました。これらが非常に良いサイクルで循環しているため、多くのお客さまの体験価値を最大化できていると考えています。

オーガニック成長:カラオケの注力領域

カラオケ事業では、店舗のロールアップに加え、商流の上流である機器ディーラー音通を一昨年、カジ・コーポレーションを昨年M&Aによりグループに迎えました。両社の再編によって誕生した株式会社ENNEは、取扱台数が3万台を超え、業界における圧倒的No.1のリーディングカンパニーとなっています。

オーガニック成長:外貨両替機事業の注力領域

外貨両替機事業についてご説明します。昨年、外貨両替機事業のM&AをEV/EBITDA4.7倍で実施しました。その後、当社のテクノロジーを活用することで、この事業は飛躍的な成長を遂げています。

最大の成果は、AIを活用した集金・補充ルートの最適化です。このDX施策が極めて高い投資対効果を実現しており、売上高はグループイン後のすべての月で前年同期比で増収を続けています。

EBITDAは、連結前の実績が10億円だったのに対し、2026年1月期は15億円まで拡大しました。さらに、今期の2027年1月期の予算は23億円と大幅な増益を見込んでいます。

今期は、国内大手チェーン店を中心に積極的に展開台数を増やす計画です。「オーガニック成長投資を厳選していく」という全社方針の下、本事業は高いIRRとROICが見込めることから、積極的に拡大を進めていきます。

連結貸借対照表サマリー

BSについてです。資産サイドでは、積極的なM&Aにより、のれんが506億円となっていますが、純資産対比で約150億円のバッファがあります。

負債サイドでは、M&Aに伴う資金調達により、有利子負債は1,124億円となりました。現預金は324億円で、純有利子負債は800億円です。

借入余力を示すNet Debt/EBITDAは2.7倍となっていますが、来期のフリーキャッシュフローに関する方針変更により、既存事業に係る借入金は来期から減少に転じる見込みで、借入余力は十分に維持しています。

のれん及び有形固定資産

当社のM&Aは厳格な規律を持って行われており、上場企業として3年連続で最多のM&Aを実行していますが、創業以来ののれん減損は極めて限定的です。今後はフリーキャッシュフローの方針変更に伴い、既存事業への投資規律もさらに強化していきます。

2027年1月期 業績予想

2027年1月期の通期業績予想についてです。足元の非常に力強いオーガニック成長を反映し、2027年1月期の業績予想を上方修正しました。

連結EBITDAの見通しは、前回公表の280億円から300億円へと上方修正します。北米事業で約10億円の下方修正要因がある一方、それを大幅に上回る国内事業の成長が全体を牽引しています。

当期純利益は106億円を見込んでいます。なお、第4四半期からのIFRS適用後は、オペレーティングリースのオンバランス処理により、EBITDAが450億円を超える見込みです。

M&Aによる増益効果

2027年1月期の業績予想について、EBITDA予想を300億円へ上方修正しました。前期の220億円に対し、前年比プラス80億円、36パーセント増益という非連続な成長を実現する見通しです。

これは、前期に17億円の費用をかけて実行した計26件のM&Aによる通年寄与、および足元のオーガニック成長が当初想定を上回って推移している結果です。一過性の費用を成長の原動力へと変え、今後も規律ある投資を通じて、さらなる企業価値向上を加速させます。

事業ポートフォリオ(2027年1月期計画値)

事業ポートフォリオの詳細です。売上と利益の約7割を引き続きゲームセンター関連が占めています。今後もプラットフォームのM&Aを主軸としながら、中長期的にはコンテンツ領域への進出を加速させていきます。

売上高内訳の推移

売上高の内訳の推移です。主力事業であるアミューズメントおよびカラオケにおいて、ロールアップによる非連続的な成長を着実に実現しています。

2027年1月期 連結業績予想の四半期推移

2027年1月期連結業績予想の四半期ごとの内訳です。例年どおり下期偏重となります。第1四半期のみ、調整後当期純利益が前年比で減益となる見込みです。

これは、M&Aで昨年加わった新領域であるフォトスタジオ事業と欧州事業における下期偏重の季節性、またGAGAの作品ラインナップが前年と比較して今期は下期に偏重することが要因です。

その他の今期トピックス① IFRSの採用

今期第4四半期より、IFRSの適用を開始します。IFRSへの移行により、のれん償却費約50億円がカウントされなくなるほか、リースのオンバランス処理に伴い、本日時点での試算では、EBITDAが150億円超、営業利益が50億円超、当期純利益が50億円超増加する見込みです。

その他の今期トピックス② 会社予想の変更

今後の業績予想は実力値をより明確に示すため、売上高、調整後EBITDA、調整後当期純利益の3指標に限定して開示します。これにより、期中のM&A費用発生による修正は原則として生じなくなり、黒字企業をM&Aするたびに予想が上振れしていく構造となります。

なお、調整後当期純利益については、他のM&A企業の事例にならい、M&Aに伴う無形資産の償却費ものれん償却費と同様に足し戻します。詳細はAppendixをご覧ください。

その他の今期トピックス③ M&A戦略の修正

第3四半期決算で発表したM&A戦略の修正についてです。これまでM&Aのスピードを優先し、2年連続で公募増資を実施してきましたが、「M&A待機資金目的の公募増資」は最低でも今後3年間は行わない方針とします。

案件を厳選し、既存事業のフリーキャッシュフローを来期に50億円創出させることで、自立的な成長フェーズへ移行します。

M&Aの規律

すべてのM&Aは「EPS向上に寄与するものだけを実行する」という厳格な規律を徹底しており、来期の調整後EPSは57.71円プラスアルファを想定しています。

北米事業の中期経営計画(修正)

北米事業についてご説明します。第2四半期に開示した2027年1月期の計画を、今期のみ下方修正しました。統合過程におけるオペレーション上の不備による機会損失が原因ですが、すでに対策を講じており、今期後半には正常化し、下期以降は当初の中期経営計画どおりの進捗に戻る見通しです。

2027年1月期 北米事業 施策実施による想定影響額

北米事業の2027年1月期の売上高は、前期実績の286億円から164億円増の450億円へと大きく成長する見通しです。前期に実行したM&Aが通年で寄与することにより、売上高が106億円増加する見込みです。

さらに、オペレーションの改善、Add on施策、日本IP景品の投入などを組み合わせることで、58億円のオーガニック成長を実現します。

2027年1月期 北米事業 施策実施による想定影響額

具体的な施策はスライドに記載のとおりです。28ページから詳細をご説明します。

2027年1月期計画 施策①:オペレーション改善

2027年1月期の計画における施策の1つ目、オペレーション改善についてご説明します。現場では景品補充の不足という課題に直面しており、SWAP拠点で景品補充が不十分であることが発覚しました。

これに対し、全拠点の総点検と再補充を急ピッチで進めた結果、クリスマス商戦に向けた補充が間に合い、12月度の業績は改善傾向を示しました。しかし、継続的な景品補充をいかに維持するかが次の課題となりました。

現場を精査した結果、根本原因は「毎日の銀行入金」というオペレーションにあることが判明しました。

これは、北米の5社統合に向けて、有人店舗がメインであるPlayer One Amusement Group(以下、Player One)で行っていた「集金したお金を毎日銀行に入金する」というオペレーションを無人店舗のNational Entertainment Network(以下、NEN)にも適用した結果、スタッフが不慣れな入金業務に忙殺されたことが要因です。

その結果、店舗の巡回頻度が4割も減少し、景品補充が追いつかない状況を引き起こしてしまいました。

この状況を打破するため、日本からAI人材を中心に約10名を3ヶ月間派遣しました。また、2月には私とCSOの羽原がそれぞれ2週間ずつ現場入りし、対策の立案と実行を進めました。

現在、根本原因を排除し、AIを活用した業務アプリで劇的な改善を実施しています。具体的には、無人店舗での毎日の銀行入金を廃止し、物理的な負担を軽減しました。さらに、AIが的確な業務指示を出す新アプリ「Kiddleton Force」をローンチしました。

このアプリにより、AIエージェントが最適化した指示をスマートフォンに送信し、スタッフはその指示に従うだけで業務を遂行できるようになりました。この結果、ラウンダー業務の平準化が可能となり、誰でも効率的に景品補充や店舗管理を行える体制を構築しました。

2027年1月期計画 施策①:オペレーション改善

「Kiddleton Force」について、もう少し詳しくご説明します。日本IP景品は非常に売れ行きが良いため、適切な頻度での補充が不可欠です。また、売上の向上には魅力的な配置を徹底することが必要です。

そこで、ラウンダーの全業務をスマートフォンで完結させる本アプリをローンチしました。国内の「GiGO NAVI」や外貨両替機事業ですでに実証済みのAIノウハウを活用し、オペレーションの平準化と課題解決を迅速に進めていきます。

2027年1月期計画 施策①:オペレーション改善

具体的なアプリの機能をご紹介します。このアプリは、まずどの店舗へ行くべきかを日次で提示します。景品の売れ行き、現金の溜まり具合、店舗間の移動時間、設置先との契約内容といった膨大な変数をAIが計算します。

その結果に基づいて、「今日はどの店に行くべきか」「どのルートが最短か」を日次でアプリに表示します。これにより、個人の裁量に任せていたことによる無駄な動きを徹底的に排除し、移動効率を最大化します。

2027年1月期計画 施策①:オペレーション改善

そして、ラウンダーが店舗に到着し、アプリの「Start」ボタンを押すと、その店舗で優先的に行うべき業務内容や設置されているゲーム機のリストが行程順に表示されます。

2027年1月期計画 施策①:オペレーション改善

現場では、景品補充前後の写真をこのアプリでアップロードするだけで、すべての報告工程が完了します。

これまで「Teams」など複数のアプリに分散していた複雑な報告業務を、このアプリに統合しました。これにより、本部の管理コストを削減しつつ、全米1万2,000ヶ所の拠点で適切な補充が行われているかを簡単に把握できるようになりました。

2027年1月期計画 施策①:オペレーション改善

さらに、これまで機械内のメーターの数値を目視で読み取り、「Excel」に手入力していた報告業務を、写真のアップロードとAIの画像解析のみで完結する仕組みにしました。

これにより入力ミスを防止し、作業時間を大幅に削減することで、ラウンダーがより付加価値の高い業務に集中できる環境を整えています。業務アプリ「Kiddleton Force」のご紹介は以上です。

2027年1月期計画 施策①:オペレーション改善

教育体制の徹底を図っています。ラウンダーを対象に週4回のオンライン研修を実施し、クレーンゲームの景品のディスプレイ方法など、巡回業務の基本から応用までを指導しています。良い例と悪い例を具体的に提示することで、顧客体験価値を最大化させる行動を全米のスタッフに浸透させていきます。

2027年1月期計画 施策②:新店出店

次にご紹介する施策は新店出店です。日本アニメIPの需要の高まりとM&Aによる拠点網の拡大を背景に、全米大手チェーン店との一括導入契約が活発化しています。

従前よりお伝えしていたWalmartとは、ミニクレーン1台、2台程度の狭いスペースから順次撤退し、面積が5倍から10倍のテナント区画へ新規に出店することを想定しています。

また、世界最大級の映画館チェーンであるAMC Entertainment Holdings(以下、AMC)のほか、大手チェーンへの出店も進んでいます。

AMCとは170ヶ所への出店契約を締結し、4月までに設置を完了する予定です。全米で1,500店舗以上を展開するレストランチェーンApplebee'sとは、まず85店舗の出店契約を締結しました。

2027年1月期計画 施策③:Add on

既存店の収益性を高めるAdd on施策についてご説明します。本施策は、既存のミニロケ拠点にクレーン機などを追加投入するものです。

最大のメリットは、ゲーム機をすべて入れ替える「SWAP」と比較してコストが低く、投資回収スピードが速い点にあります。また、追加されたゲーム機による集客効果によって、店内の既存のゲーム機の売上も底上げされます。

対象となる約1,700ヶ所のうち、今期中に約800ヶ所での実施を予定しており、来期中には全ヶ所での対応を完結させる計画です。

2027年1月期計画 施策④:日本IP景品の投入

M&Aによる拠点網の拡大を活用した景品戦略の強化についてご説明します。全米1万2,000ヶ所以上のネットワークを背景に仕入れ力が向上し、GENDA Americas限定の日本IP景品を多数展開しています。

日本IP景品の仕入れ比率は年々上昇しており、4年前に0パーセントだったものが、2026年1月期には54パーセントに達しました。将来的には6割から7割の水準まで引き上げることを目指しています。

2027年1月期計画 施策④:日本IP景品の投入

北米事業における新たな商品戦略として、待望のフィギュア展開を開始しました。これまではぬいぐるみを中心に扱ってきましたが、初の試みとなる高精度フィギュアシリーズ「Figuno」の展開を開始します。

ミニサイズながら緻密な造形と彩色が特徴で、第1弾として『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターを展開しています。今後も同フィギュアシリーズを継続的に投入し、北米における景品の付加価値をさらに高めていきます。

2027年1月期計画 施策④:日本IP景品の投入

スライドに示しているとおり、社内のIP景品パイプラインは非常に充実しています。準備が整い次第、順次、魅力的な新商品を発表していきます。

2027年1月期計画 施策④:日本IP景品の投入

世界中で人気のある多彩な日本発のIP景品を、北米の拠点網を通じて現地のファンに直接届けます。

2027年1月期計画 施策④:日本IP景品の投入

今回、フィギュアを初めて展開するにあたり、それに合わせた広告戦略を本格的に開始しました。

これまでは、ショッピングセンターなどで買い物をするお客さまが、ついでにクレーン機で遊ぶ「ついで客」がメインでした。しかし、フィギュア展開を契機に、特定の景品を狙って来店する「目的客」の取り込みを強化します。

具体的には、在庫状況に連動して広告量を最大化させる「PULSE(パルス)配信」など、日本のGiGOでも実績のあるデジタルマーケティング手法を米国でも展開し、効率的な集客を図ります。

2027年1月期計画 施策⑤:大型景品(既存クレーンの活用)

追加投資ゼロで収益を最大化する施策として、既存の大型クレーン機を活用し、仕入力を活かした日本IPの大型景品を投入します。テスト店舗では売上が1.3倍を記録しており、4月末までに対象となる3,500ヶ所すべてへの導入を完了させる計画です。

2027年1月期計画 コスト構造の改革:全社統合による効率化

組織再編などにより、コスト構造も改善します。3月1日付で北米にあった14社を3社に集約し、経営リソースを最適化しました。人員削減や損害保険の統合などのシナジーにより、今期以降、約9億3,000万円のコスト削減効果が見込まれます。

AIエージェント事例:データ活用・運営改善への貢献

ここからは、グループ全体で進めている具体的なAI活用事例をご紹介します。まずはGiGOでの事例です。GiGOでは、AIカメラを店舗に導入し、人流を解析することで売上向上を目指す取り組みを行っています。

スライドの例では、AIカメラによる人流分析を実施し、レイアウトを変更した結果、クレーンゲームの売上が8パーセント増加したというデータが得られています。

AIエージェント事例:店舗業務の効率化

フォトスタジオでの導入事例です。フォトスタジオ運営のキャラットでは、顧客からの電話をAIエージェントが受け付け、即時にテキスト化して従業員へ通知するシステムを採用しました。

これにより、電話対応による接客の中断をなくし、本来注力すべき顧客対応にリソースを集中させています。

景品調達フローのDX

ここからは、過去に開示したIR資料の再掲です。スライドに示しているとおり、GENDAではさまざまな事業でAIを活用した業務改善を行っています。

株主還元方針

最後に、株主還元方針および株主優待についてお話しします。当社の戦略の柱は、M&Aとオーガニック成長による「連続的な非連続的な成長」を実現することであり、引き続き成長投資にキャッシュフローを優先的に分配していきます。

一方で、投資家層の拡大を目的として、2027年1月期から総額約15億円の配当を開始します。また、キャッシュフロー創出力の向上に伴い、規律を持った毎年の増配を想定しています。

これにより、配当の有無が投資の意思決定に関わるような機関投資家や、長期保有を目的とした個人投資家の流入など、新たな投資家層を開拓することを期待しています。こちらは2027年1月期の中間配当から実施予定です。

株主優待ラインナップの変更

株主優待については、GiGOでの利用条件をクレーンゲーム機に限定しつつ、1日の利用上限金額を500円から1,000円に引き上げること、「HillValley(ヒルバレー)」のポップコーンや「LEMONADE by Lemonica(レモニカ)」のレモネードを選択肢に加えるといった変更を行うこととしました。この変更は、2026年7月末に権利確定する株主のみなさまが対象となります。

本日の私からの説明は以上です。GENDAは今期も全力を尽くしていきますので、引き続きよろしくお願いします。

ご清聴ありがとうございました。

質疑応答:北米事業のEBITDAへの影響について

質問者:会計実績EBITDAは211億円で、従来の計画であった220億円に対して約10億円の未達だったと認識しています。これは北米が原因

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