用語解説

狼狽売りとは、株価が急落した際に、その動きに動揺して心理的にパニック状態に陥り、持ち株を慌てて売却してしまうことです。何らかの材料やニュース、相場環境の悪化により株価が急激に下落すると、このまま保有すれば膨大な損失が生じるのではないかという恐怖心から、冷静な判断ができなくなり感情的に売却してしまう現象です。

狼狽売りが市場全体に広がると、売りが売りを呼ぶ悪循環に陥り、株価急落を加速させる要因となります。通常、株価は数時間から数日で落ち着きを取り戻すことが多く、後から冷静に判断すれば実際の企業価値に影響がないケースも多いため、狼狽売りは避けるべき投資行動とされています。

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