用語解説
NISAとは、2014年1月から導入された「少額投資非課税制度」のことです。正式名称は「非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置」といい、英国のISA(個人貯蓄口座)を参考にした制度であることから「日本版ISA」とも呼ばれ、「NISA(ニーサ)」という愛称がつけられました。
2023年まで実施されていた制度には、成年が利用できる「一般NISA」、未成年が利用できる「ジュニアNISA」、積立型の「つみたてNISA」の3種類がありました。一般NISAでは、年間120万円まで投資可能で、上場株式や投資信託等の売却益や配当・分配金が最長5年間非課税となり、最大600万円まで非課税投資できました。つみたてNISAは一般NISAとの選択制で、一定の要件を満たした投資信託を年間40万円まで、最長20年間非課税で保有できました。対象者は18歳以上の日本居住者で、1人につき1口座のみ開設可能でした。
2024年からは制度が大幅に拡充された新しいNISAに移行しています。