用語解説
立会時間とは、金融商品取引所において有価証券の売買取引が行われる正規の時間帯のことを指します。かつては証券会社の担当者が実際に立会場に集まり、身振り手振りで売買注文を出し合っていたことから「立会」という言葉が使われています。現在はコンピューターによる自動売買システムが導入されていますが、この呼称は継続して使用されています。
東京証券取引所や名古屋証券取引所など日本の主要な証券取引所の現物株式市場では、取引時間は午前立会(通称:前場)と午後立会(通称:後場)の2部制となっています。前場は午前9時から午前11時30分まで、後場は午後12時30分から午後3時30分までです。また、前場は午前8時から、後場は午後12時5分から注文の受付が始まります。
一方、大阪取引所のデリバティブ市場では、指数先物・オプション取引の日中立会が午前8時45分から午後3時45分まで、ナイト・セッションが午後5時から翌朝6時までと設定されています。
なお、土曜日、日曜日、国民の祝日および休日、1月1日から1月3日まで、および12月31日は取引所の休業日となり、立会は行われません。