株式会社ミライロ
設立:2010年6月2日(創業:2009年5月28日)
事業内容: ユニバーサルデザイン及びユニバーサルマナーに関するリサーチ及びコンサルティング/ユニバーサルデザイン及びユニバーサルマナーに関する教育研修の企画、開催及び運営/建築物、室内空間及び製品のユニバーサルデザイン化に伴う企画、設計、開発及び施工/建築物及び地域のバリアフリーに関する各種情報の収集、提供及び販売/バリアフリーマップ、案内板及び各種印刷物の企画、制作及び販売/アプリケーション及びデータベースの企画、設計、開発、提供及び販売/障害者及び高齢者を対象とする情報保障及び遠隔サポート
IPO情報
■吸収金額 約7億円■業績の伸びの推移
(https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100V9EV.pdf)
■株主構成およびロックアップ
(https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100V9EV.pdf)
質疑応答:デジタル展開について
質問者:今ご説明していただいた「ミライロID」が御社の中心事業になると思いますが、障害のある方にとってのデジタルは、やはり障害のない方とは価値が違うというか、より重要な意味合いを持っていると理解していいでしょうか?
今後、デジタル展開についてさらに拡大していきたいというところがあれば教えていただきたいです。
垣内俊哉氏(以下、垣内):デジタル・ITのソリューションの普及は、障害者の生活や就学・就労を劇的に変えているものと思います。
例えば、みなさんがお使いのiPhoneであればボイスオーバーという機能、Androidであればトークバックという機能があります。それを駆使することで、全盲の方もLINE、X、Facebook、みなさんの媒体も読み上げることができます。今までは点字の新聞を読まなければいけなかったりなど、彼らの情報リソースは限られていました。
また、障害者手帳に関しても、1949年の制度以降ずっと、現物じゃないといけないという縛りがありました。それを電子化していこうと。残念ながら世界各国、障害者の身分証はあるのですが、電子化できているのは今のところ日本だけです。
そうしたことを含めても、日本は一歩も二歩も進んでいて、デジタルの力を活かして彼らの生活を変えていこうと今動き出しているところなので、障害者が積極的に買い物へ行く、食事へ行く、旅行するという社会がますます広がっていくのではないかと期待しています。
質疑応答:「ミライロID」のユーザー数拡大の戦略について
質問者:「ミライロID」のユーザー数の拡大について、具体的にどのような戦略で拡大していくのか、教えていただけますか?
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