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髙木洋介氏:株式会社ジィ・シィ企画 代表取締役社長の髙木です。株主のみなさまには、日頃から当社をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

これから当社の2025年6月期第2四半期の決算説明を行います。本日の目次は、2025年6月期第2四半期の決算概要、成長戦略と取り組み状況となっています。

2025年6月期 第2四半期 業績サマリー(対前年同期比)

2025年6月期第2四半期の業績サマリーです。売上高は前年同期比6.2パーセント減の8億9,900万円、営業損失は7,200万円となりました。売上高および各利益ともに前期第2四半期を下回っています。

2025年6月期 第2四半期 業績ハイライト

業績ハイライトです。ペイメントインテグレーション事業は、前年同期に大型のリプレイス案件があったため、売上高は前年同期比43パーセント減の2億200万円減となりました。ペイメントサービス事業は、サブスクの売上計上により、前年同期比29.2パーセント増の1億4,200万円増となりました。

2025年6月期 第2四半期 セグメント損益状況(対前年同期比)

セグメント別の損益状況です。ペイメントインテグレーション事業は、前年同期比で減収となった影響から、営業損失となりました。ペイメントサービス事業は、サブスクの売上計上により増収となったものの、端末原価などの計上により減益となりました。

その他事業については、「NUCADOCO事業」を2024年8月に廃止したため、報告セグメントから除いています。引き続き、新規事業の実現に向けて取り組んでいきます。

2025年6月期 通期業績予想に対する進捗状況

通期業績予想に対する進捗状況です。売上高全体における進捗率は47.2パーセントとなっています。なお、ペイメントインテグレーション事業の売上高の進捗率が33.9パーセントとなっていますが、当初の想定どおり下期偏重となる計画です。

成長戦略① マーケットターゲットの拡大

成長戦略と取り組み状況についてです。まず成長戦略の1番目、マーケットターゲットの拡大についてご説明します。事業規模を問わず、カード会社との協業・マルチ決済端末サブスク型販売サービスの展開で、小規模加盟店を獲得するなど、さまざまなニーズに幅広いアプローチをしています。

トピックとしては、「Vポイント」決済ASPサービスをフードサービスの加盟店に提供しました。今後もアライアンス先を増やして、マーケット拡大を目指します。

成長戦略② 国際ブランド決済ネットワーク接続サービス

成長戦略の2番目、国際ブランド決済ネットワーク接続サービスについてご説明します。国際ブランド決済ネットワークへのシフトによって決済コストを低減し、当社の収益水準を向上させる狙いがあります。トピックとしては、特定の加盟店と具体的な商談を開始しました。

成長戦略③ マルチ決済端末のサブスク型販売

成長戦略の3番目、マルチ決済端末のサブスク型販売についてご説明します。「サクラ」は導入時の加盟店のコストを低減し、安価にキャッシュレス決済を利用できるサービスです。事業規模を問わず提供可能であることから、ユーザーの拡大が期待できます。そのため、アライアンス先も扱いやすい商材になっています。

トピックとしては、2024年8月から大手ショッピングセンター向けの稼働を開始しました。12月からは地方の飲食店でもサブスク契約を開始しています。また、Newland Payment Technologyの新機種端末を利用したサブスク提案も開始しました。

成長戦略④ 決済手数料売上

成長戦略の4番目、決済手数料売上についてご説明します。決済関連契約を一本化し、キャッシュレス決済を手軽に導入可能なソリューションを準備中です。「サクラ」と連携させることで、ストック収入の売上増加を見込んでいます。

トピックとしては、銀行系カード会社と包括代理契約を締結予定です。また、信販系カード会社とは取次店契約を締結しました。

本日も説明会をご覧いただき、ありがとうございました。常にチャレンジする気持ちを忘れず、果敢な挑戦を続け、利益向上に邁進していきます。