2018年5月期決算説明会

大津賀保信氏:みなさん、おはようございます。今日は3連休の後、また、日本全国が猛暑ですので、大変暑い日にも関わらずご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。

当社は5月決算でございますので、今回76期(2018年5月期)の決算説明会です。今日は1時間の予定でございますが、最初の30分程度は会社の概要・業績等のご説明をして、その後の時間については、みなさん方からの質疑応答を受けたいと思っているところでございます。それでは、お願いいたします。

ビジネスモデル

まず、会社概要でございます。(当社の決算説明会にご参加されるのは)今日が初めての方もいらっしゃいますので、概略をご説明させていただきます。

当社のビジネスモデルには、原薬部門と製剤部門がございます。薬の主成分と言われる原薬製品・商品を販売している、原薬部門です。それから、それを製剤化して錠剤や顆粒などで販売している(製剤部門の)大きく2つの部門がございます。

若干(その他部門として)健康食品はございますけれども、(割合は1パーセントと)全体に対してわずかでございます。原薬部門が52パーセント、製剤部門が47パーセントです。従来はだいたい6対4ぐらいの割合だったんですが、2018年5月期は、この割合になったということでございます。

当社ビジネスモデルの特長

次をお願いします。当社のビジネスモデルの特長につきましては、ここに書いてあるように、(1点目は)原薬と製剤のコラボレーション。(原薬・製剤の)それぞれの営業部門の情報を共有化して、高い情報収集と提供能力を発揮する。それから、自社のグループで原薬から製剤まで一貫して作ることによって、高品質で低コストの実現をすることが可能。それから、(原薬・製剤の開発)データの共有化によって、(より)市場ニーズに合った製品の開発が可能というのが、(特長の)まず1点目でございます。

それから2点目は、当社自身は(製品を)直接医療機関に売るということではなく、基本的にはMRを持たないことで、固定費は抑制されています。また、製造に特化しているということで、経営資源を集中化している(ということです)。そして、開発品目は、ジェネリックの原薬・製剤のみであり、新薬に比べて開発リスク(及び開発コスト)が少ないということでございます。

それから(3点目は)幅広い生産品目ということで、ジェネリック医薬品のみならず、新薬や長期収載品の大手さんからの受託製造を行っています。これによって、品質に対するいろいろな考え方が、当社としては大きな財産になっております。

それから、OTC薬(一般用医薬品)の製造もやっている関係で、幅広くお付き合いをさせていただいている会社が、多いということでございます。それから、先ほどお話ししたように、(大手メーカーの)製造受託に対応することによって、高レベルな品質・製造のノウハウを保有できる(ということです)。

それから(4点目は商社機能の充実で)、当社は平成3年(1991年)に、社名を「大東交易」から今の「ダイト」に変えておりますけれども、もともとは商社のウェイトが高かった会社でございます。したがいまして、商社機能(が充実している)ということで、いろいろな(会社と)幅広くお付き合いをしていることから、ビジネスチャンスを上げられることが、大きな特長だと思っております。

現在こういうことをやっている会社は、上場企業・その他においても、ほとんどないんじゃないかなということで、他社にはない、独自のビジネスモデルを形成していると思っております。

当社グループ

次をお願いいたします。これは、ダイト株式会社を取り巻く環境です。

当社は、富山の配置家庭薬メーカー・一般薬(OTC)メーカー・ジェネリック(GE)専業メーカー・新薬メーカー・外資メーカーということで、日本全国の製薬企業のうち、だいたい9割強の企業とお付き合いをさせていただいております。(お付き合いのある企業には)上は武田薬品工業から、富山では広貫堂や第一薬品工業などの配置薬メーカーもございます。そのような、いわゆるトップの武田薬品から配置薬メーカーまで、幅広くお付き合いをしている(ということです)。

当社の子会社として、富山の大和薬品工業という原薬を作っている会社(がございます)。中国には、連結ではなく協力会社として、12パーセントの出資会社である先輝薬業(安徽)有限責任公司という、主として原薬の上流部分を作っている会社がございます。そちらから(原薬の)中間体を入れて、当社で確保することもやっています。最近では少しずつ、最終原薬まで作り始めて(当社に)持ってこようという計画をしています。また、中間体を大和薬品工業に供給して、大和薬品工業から当社に原薬最終製品を持ってきて、ユーザーに売っていくと。

また、中国には、70パーセント資本出資した、製剤を作っている大桐製薬有限責任公司という子会社もございます。こちらで現在、日本向けの製剤を作り始めています。2、3年以内には、数品目に増やしていこうと考えています。

それから米国には、Daito Pharmaceuticals Americaという、主としてFDA関係との窓口・市場調査をやっている会社がございます。

成長戦略のフレーム

次をお願いします。成長戦略と進捗状況です。市場の追い風と高度な製造技術をベースにした(業界ポジション確立に向けた)投資をして、高薬理活性領域への展開を図るということで、良好な外部環境です。これにつきましては、国の方針がどんどん変わってきていますので、少しずつは流れが変わっていますけれども。現時点では、そういうふうに感じています。

高品質な生産体制、(国内外での)積極的な投資ということで、ジェネリック原薬及び製剤市場・高薬理活性製剤市場・グローバル市場を目指して、現在はビジネスを展開しています。

重点施策

次をお願いいたします。重点施策としては(既存ビジネスにおいては)「研究開発強化」ということで、今はとくに高薬理領域にも着手し始めています。また、「開発・生産能力増強投資を継続」ということで、日本のみならず中国でも、設備を増強している状況でございます。もちろん、コストダウンに対する「生産効率化の推進」もやっています。

(新規ビジネスでは)とくに高薬理活性製剤に、できるだけ注力していこうと(しています)。薬価は下がっていますけれども、高薬理活性製剤は、まだ比較的高薬価なものが多いということで。

昨年(2017年)の6月に、高薬理R&Dセンターを竣工しています。また、昨年の10月に第八製剤棟に着工して、今年(2018年)の11月に竣工予定です。

研究開発の成果 ①ジェネリック原薬

次をお願いします。これが(ジェネリック原薬の)具体的な品目です。おわかりになる方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、2017年6月と12月に、新しく原薬として製造販売したものでございます。

血圧降下剤の「テルミサルタン」とか(抗精神病薬の)「アリピプラゾール」。それから、これは第一三共でございますけれども、(血圧降下剤の)「オルメサルタン メドキソミル」。それから(高脂血症用剤の)「クレストール」と「ロスバスタチンカルシウム」。それから(血圧降下剤の)「イルベサルタン」と。

これらの原薬を作って、一部を製剤化して売っており、また、外販もしているということでございます。今年(2018年)の12月に収載される品目では、原薬1品目を新たに製造販売しようということで、すでにマスターファイル等は申請しています。

研究開発の成果 ②ジェネリック製剤

次をお願いします。これは、当社で作った(ジェネリック)製剤でございます。

まず、「テルミサルタン錠」です。さっきのこれ(血圧降下剤の「テルミサルタン」)を製剤化して、ファイザーを販売元にしています。それから「モンテルカスト細粒」は、科研製薬が販売元の抗アレルギー剤でございます。(高脂血症用剤の)「ロスバスタチン錠」も科研製薬です。(抗ヘルペスウィルス剤の)「ファムシクロビル錠」は、日本ジェネリックと(なっています)。

それから、「イルアミクス配合錠」です。これは、この(2018年)6月に新規収載したものでございますが、これは三和科学研究所(を販売元にしています)。また、「メトトレキサート錠」は、抗リウマチ剤でございます。これは、高薬理活性の製剤工場で作っているものでございますけれども(販売元は)日本ジェネリックです。

これら(のジェネリック製剤)を、これらの会社に委託販売していると(いうことです)。また、今年の12月には、1成分2規格を新規収載する予定です。

生産体制最適化への取り組み

次をお願いします。これは原薬・製剤のビジネスモデルです。(まず、原薬事業では)ダイトがあり、大和薬品工業があり、千輝薬業という会社があって(これらが)三位一体となって、ダイトからユーザーに対して原薬を供給する。そのときの、中間体を作る場所・最終製品を作る場所です。これは、それぞれのキャパシティならびに得意な反応等を勘案して、(中間体・最終製品を)どこで作るかを考えながら、生産体制を構築しているということでございます。

製剤事業につきましては、ダイトの製剤工場はもちろんのこと、先ほどお話ししたように(大桐製薬有限責任公司は)中国で70パーセント(資本)出資している会社でございますが、これは2016年末に生産を開始しております。現在は1種目ですけれども、これから数種目に増やしていこうということです。

今までは、千輝薬業で中間体(の供給)を主体でやっておりましたけれども、最近では最終原薬を作って、それを製剤化して日本に持ってくるという計画も進めており、来年・再来年(2019年・2020年)には、そういう品目も出てくるということでございます。

国内外における生産能力増強投資(1)

これ(第一原薬工場)が、最近(生産能力増強)投資した、大和薬品工業で作った原薬棟でございます。約5,000リッターラインが2系列ありまして、こちらで「テルミサルタン」等を作っています。

こちら(第六原薬棟・第三原薬包装棟)は、ダイトの本社で作った工場でございます。これを両方合わせて30億円あまりの投資でございますけども、こちらも現在、ほぼフル生産の状況でございます。

国内外における生産能力増強投資(2)

次をお願いします。これが、中国の大桐製薬有限責任公司で作った製剤工場でございます。こちらには(生産能力が、1年間で)現在1億錠となっておりますが、今年(2018年)の春先に設備投資を完了しており、現在2交代で約4億錠ぐらい(を生産)できる設備になっております。今後は、これを有効利用していきたいと思っております。

これ(第七製剤棟)は、2014年に竣工した高薬理棟でございます。最初は、ここに研究設備部門を作っておりましたけども、こちらがフル生産になるということから、新たな研究設備部門として、高薬理R&Dセンターを作ったということでございます。

高薬理活性製剤への投資

次をお願いします。高薬理R&Dセンターでございます。これは、昨年(2017年)の6月に竣工しております。こちらはもちろん研究が主体ですけども、一部治験薬あるいは少量スケールのものも生産できる、GMP(Good Manufacturing Practice・適正製造基準)対応をした設備も保有しているということでございます。

こちら(第八製剤棟)は現在建設中で、(2018年)11月に竣工予定です。こちらは、大きいスケールの製剤を中心にやっていこうと(考えております)。現在(全体の)半分だけ設備投資をしておりますけれども、今後新しい仕事が増えてくれば(残りの)半分の設備(投資)をしていこうと思っております。

高薬理活性製剤への注力

次をお願いします。高薬理活性物質とは、「ある種のステロイド類・抗がん剤のように、少量で人体に強い薬効を与えるもの、または毒性を有する物質等」です。最近、国等のFDA規制がずいぶん厳しくなってきている関係があって、非常に需要が増えてきているなと感じております。

高薬理活性製剤の対応の軌跡ということで、今まで言った話をまとめます。2014年に第七製剤棟を作り、2017年6月に高薬理R&Dセンターを作り、今年(2018年)の11月には第八製剤等を作る(予定)と。

(スケールが、それぞれ)中・小・大ということで、いろいろなスケールに合わせたかたちの受託制度ならびに、当社自身でジェネリックの開発ができる体制を、作っているということでございます。

設備投資額・研究開発費の推移

次をお願いします。これは(設備投資額・研究開発費の推移で)青色が、2012年5月から2019年の約7年間の設備投資額でございます。一方、右の黄色は減価償却費でございます。設備投資費・減価償却費・(折れ線グラフの)研究開発費と(なっています)。とくに増えてきているのが、高薬理関係の研究費です。

グローバル展開

次をお願いします。大桐製薬の製剤新工場を作りながら、今後は海外(での売上高の拡大)も、ぜひ考えていきたいなと思っております。

国内ジェネリック医薬品を取り巻く環境

次をお願いします。2020年の9月までに、国内の(ジェネリック)比率を8割にしようということで、国が現在進めている(「骨太方針2017」の)内容です。今年(2018年)の3月頃には、74.1パーセントぐらいまできているのかなと、業界誌では出ております。

現在の国内ジェネリック医薬品業界では、この(スライドの左上の)ようなメーカーが参入してきていると。とくに最近は、ジェネリックのAG……オーソライズドジェネリックという、先発品が了解したジェネリック製剤も、市場に出てきているという状況でございます。

足元における当社の施策

次をお願いします。(足元における当社の施策としては)ここに書いていることを考えながら、進めているということでございます。

決算ハイライト

次をお願いします。それでは、決算概要でございます。

この2018年5月期の売上高は398億円ということで、前年から約18億9,000万円、5.0パーセントの増収になっております。営業利益・経常利益・当期純利益は、ここに書いてあるとおりでございます。

1株当たりの利益(EPS)・配当金・研究開発費・減価償却費・設備投資額は、2017年5月期と比較していただくと、このような数値になっています。

部門別売上高

次をお願いします。この(決算の)中身でございます。

とりわけ中身が大きく変わったのは、原薬の製品部分が、2017年の146億円に対して(2018年は)131億円と、約14億5,000万円、約10パーセントの減収になっております。一方製剤(の製品部分)は、129億円から159億円と、約30億円増えております。

結果的に言うと(売上高合計で)18億9,100万円増えたと。原薬は、とくに海外の輸入品等の競争激化で下がったという面もありますし、オーソライズドジェネリックが出てきたことで、市場がある程度取られたという面もあるのではないかなと思っております。

製剤は、受託関係・ジェネリック関係・OTC関係のすべての部分において、比較的好調に推移したと思っております。

要約損益計算書

次をお願いします。これはPLでございますけれども、内容的には、売上原価がほぼ昨年(2017年)と同じと。固定費は確保しておりますけれども、全体の生産量が増えたことで、原価率はほとんど変わらないということでございます。

売上総利益から販管費(について、ご説明します)。研究開発費の増加分もありましたが、その他経費等の減少によって4,800万円程度の増加で収まり、営業利益は41億6,100万円となっています。

営業外損益を含めた経常利益が42億4,400万円、最終的な当期純利益が30億4,100万円となっています。法人税等は、いろいろな減免等があった関係で、ほとんど横滑りということから、当期純利益が増えたということでございます。

経常利益の増減分析

次をお願いします。経常利益の増減分析でございます。

去年(2017年)の5月期が、38億7,800万円でした。(そこから)売上高の増加により、7億8,700万円増えました。

減価償却費の減少は、開発費に……R&Dセンターの償却が増えており、そちらである程度の償却費を見ておりますので、減価償却費トータルとしては若干減ったということで、1億6,700万円の増加要因になったと。

人件費の減少は、昨年は退職給付費用が、けっこう大きかったと。今期(2018年)はそれがなくなったということで、人件費が減少しており、1億4,200万円のプラス要因となりました。

一方、製品構成の要因として(1億2,400万円の)マイナス要因、研究開発費の増加として2億5,600万円、その他経費(の増減)として3億5,000万円で、最終的には(経常利益が)42億4,400万円になったということでございます。

要約貸借対照表

次をお願いします。貸借対照表でございます。

ここに書いてあるように、流動資産としては、商品及び製品の在庫が12億円(増えて)、原材料(及び貯蔵品)の在庫が4億円減ったということでございます。

固定資産としては、第八製剤棟を着工していると(いうことです)。今年(2018年)の11月に竣工予定の、約35億円の設備額でスタートしており、18億円が建設仮勘定というかたちになっております。これが増加した関係で、有形固定資産が7億円増えたということでございます。

一方、フリーキャッシュフローがあって借入金の返済をしたことで、短期借入金が13億円減っているということでございます。

純資産合計が26億円、当期純利益が30億円増えたということでございます。最終的に、自己資本比率は59.5パーセントになっております。

要約キャッシュフロー計算書

次をお願いします。要約キャッシュフロー計算書です。2017年5月期と2018年5月期(の比較)ということで、税引前利益や減価償却、その他のここに書いてあるものをプラスマイナスしますと、営業(キャッシュ・フロー)上では、約54億円のキャッシュを生み出しております。

一方(投資キャッシュ・フローでは)先ほど言った38億円を投資しております。合わせると、借入金の返済等を行ったということで、財務キャッシュ・フローはマイナス15億円ほどということでございます。

2019年5月期 業績予想

次をお願いいたします。さて、来年(2019年)の5月期の業績見通しです。

売上高が408億円、前年比2.3パーセント増と。この(2018年)4月1日に、薬価全面改正がございました。業界平均としては7.4パーセントということでございますが、ジェネリック全体としては十数パーセント(となりました)。改正によって違いますけれども、十数パーセント押したということでございます。そういうことで、売上的には2.3パーセントの増収(を見込んでいる)と。

営業利益は43億円、経常利益は43億5,000万円ということで(それぞれ)3.3パーセント(増)、2.5パーセント(増)でございます。当期純利益は31億円ということで、1.9パーセント(増)を見込んでおります。

EPSは247円です。配当金につきましては、この2018年5月期は上期が15円・下期が18円でございましたが、2019年5月期は、上期が18円・下期が18円で、年間配当としては36円を見込んでいるということでございます。

研究開発費は、とくに高薬理関係の開発を考えている関係で少し増えるだろうということで、17億円を見ています。減価償却費も、下期から第八製剤棟の償却が始まってくると思っておりますが、既存の償却もあとで減ってきますので、差し引きで1億円程度の償却増になるだろうと思っております。

設備投資額については、約40億円を見込んでおります。このうちの約半分が高薬理関係の投資ということで、第八製剤棟の残りと、それから第八製剤棟を動かすために、試験設備を少し増強しようということで、こちらで約4億円程度を見ております。それらを含めますと、20億円近くが高薬理関係の投資になるということで、(40億円の予想の)半分近くが、このような金額になるだろうと見込んでおります。

2019/5期 部門別売上予想

次をお願いいたします。部門別売上予想です。原薬・製剤・健康食品他の、それぞれの製品・商品です。

原薬の製品は13億4,100万円の増加ということで、前年比10パーセント程度の増加を見込もうということを考えております。製剤(の製品)は5億3,500万円(の増加)、3.4パーセント(の増加)ということで、こちらも増えると思っております。

商品関係は残念ながら、両方ともダウンしております。メーカーは単価を合わせてもらえないとか、あるいは他社との競合によって注文が取れなくなるケースもございますので、こちらは、若干減っているということでございます。

健康食品他は、若干の減少です。トータルとしては408億円ということで、合わせると約9億2,500万円の増加を見込んでいます。

部門別売上高の推移と予想

次をお願いします。

これは、2014年から約6年間にわたる(原薬の)製品・商品、(製剤の)製品・商品です。(グラフの下から)原薬の製品、原薬の商品、製剤の製品、製剤の商品、健康食品他と。これを、グラフ化したものでございます。

原薬は、この2018年5月期にずいぶん落ちましたけれども、この来年(2019年)の5月期には、だいたい2017年5月並みには持っていこうということで、鋭意努力をしているところでございます。

一方で製剤は、順調に右肩上がりになっていると思っております。この割合で、来年の5月は408億円を目標にして、現在(2019年5月期が)スタートして、2ヶ月目を迎えているところでございます。

配当予想

次をお願いします。当社は、事業価値の持続的増大と、それによる株主のみなさまへの利益の還元を、経営上の事業課題として位置付けております。今後の成長投資や財務体質の強化を考慮して、安定的な配当実施を重視しているということで、来年(2019年)5月期は、年間配当金を1株当たり36円と予想としております。

あとは参考資料ということで、また見ていただければと思います。私の説明は以上で終わらせていただきますので、この後みなさまからご質問等がございましたら、お受けしたいと思っております。

以上で、私の説明を終わらせていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。