連結 上期 業績ハイライト

田中孝司氏:みなさん、本日はお忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。それでは、2018年3月期第2四半期決算についてご説明します。

1ページ目、上期業績のハイライトについてでございます。売上高は2兆4,161億円、通期目標に対する進捗率は48.8パーセント。営業利益は5,425億円、進捗率は57.1パーセントでございます。EBITDAは8,299億円、進捗率は54.2パーセントとなっており、今期の目標に向けて順調に進捗しております。

連結 上期 営業利益 増減要因

2ページ目、上期営業利益の増減要因についてでございます。左側の前期(2017年3月期上期)実績と、右側の今期(2018年3月期上期)実績と差分である99億円の増益について、左から順にご説明します。

モバイル通信料収入はプラスの93億円、付加価値ARPA収入はプラスの104億円の増収。そしてビジネスセグメントは、プラス70億円の増益。これらが主な増益要因でございます。

一方、その他のマイナス169億円については、来期以降の成長に向けた施策として、戦略コスト約160億円が含まれております。

国内通信 モバイルID数 / モバイル通信料収入

3ページ目、国内通信事業の状況についてご説明します。資料の左側はモバイルID数でございますが、(2017年)9月末で2,608万と、前年同期比プラス1.5パーセントの成長となっております。右側のモバイル通信料収入につきましても、au通信ARPA収入(オレンジ色)・MVNO収入(水色)がともに増収し、前年同期比プラス1.0パーセントの増収となっております。MVNOを含めたグループ全体でのID数の拡大により、モバイル通信料収入は安定的に成長しているとみております。

国内通信 au通信ARPA

4ページ目は、au通信ARPAでございます。au契約者ベースのau通信ARPAは、第2四半期において前年同期比プラスの2.2パーセントの5,970円となり、こちらも引き続き安定的に成長しております。

国内通信 新料金プラン

5ページ目は、(2017年)7月から開始しました新料金プランについてご説明します。Androidに加え、9月からはiPhoneも対象となり、すべての端末が新料金プランの対象となりました。当然iPhone Xも新たに対象になっております。資料の左側「auピタットプラン」は、ご利用データ量に合わせた料金が、自動的に適用されるお得なプランでございます。今キャンペーンしておりますけれども、月々1,980円からご利用可能になっています。

もう1つ、「auフラットプラン」もキャンペーンで20GB・4,500円、30GB・6,500円と、こちらも非常にお得な料金プランになっておりまして、非常に好評を得ております。資料の右側が「アップデートプログラムEX/EX(a)」でございますけれども、iPhoneもAndroidもすべてのスマートフォンで、機種代金が最大半額になるプログラムでございます。こちらも、非常に好評を得ております。

国内通信 サポートサービス

もう1つ、サポートサービスについてでございますけれども、安心の保証サービスや電話サポートも拡充しております。資料の左側の、「AppleCare+&au端末サポート」を新たに提供開始いたしました。ご購入から4年間に拡大して、トータルでサポートしております。また紛失・盗難時に、お電話1本で、最短翌日に新品同等品をお届けすると(いうものです)。こちらは、かなり好評を得ております。

資料の右側、新料金プランの提供開始以降、非常にたくさんのお客さんから料金の問い合わせを受けております。そういうわけでございまして、料金プランの見直しのご相談をいただける専用窓口を、(2017年)11月3日から新たに準備しております。

国内通信 新料金プランご利用状況①

次は、この新料金プランの足元の状況について、ご説明します。資料の左側、(2017年)9月22日からiPhoneが対象になったこともあり、新料金の提供開始から3ヶ月で、新契約は200万を突破いたしました。さらに今週、10月30日ですね。昨日でございますけれども。(契約数が)250万を突破し、非常に新料金が好調でございます。

一方、資料の右側のアップデートプログラムEX/EX(a)についてでございますけれども、iPhone 8とiphone 8 Plusを割賦で購入されたお客さまの内、95パーセントが選択されるということで、ほとんどのお客さまが選択されているという状況でございます。

国内通信 新料金プランご利用状況②

8ページ目は、新料金プランの内訳についてでございます。新料金プランがスタートした(2017年)7月と、直近の10月を比較しております。大容量のauフラットプランの割合が、(選択率)38パーセントまで上昇しております。こういうことでございまして、今後のau通信ARPAの上昇が期待できるのかなと、このように思っております。

国内通信 au解約率

9ページ目は、auの解約率についてでございます。auのお客さま基盤強化を目的に、「au STAR」や新料金プランなど、さまざまなリテンション施策を実施しております。この結果、第2四半期は(au解約率が)0.79パーセントとなり、徐々に改善トレンドになってきております。

なお、解約率はモバイル各社で定義が異なるため、単純な比較はできませんけれども、当社グループMVNOの移行を除いた解約率は、au解約率よりさらに低い水準で抑えられております。前年同期比に見ても、ほぼフラットに抑えられてきていると見ております。

国内通信 顧客満足度調査

10ページ目です。J.D.パワーによる、2017年顧客満足度調査についてでございます。個人も法人のお客さまも、携帯電話サービスにおいて2年連続で顧客満足度No.1を受賞しました。今後もKDDIグループ一丸となって、あらゆるお客さま接点において、お客さまの期待を超える体験価値の提供を追求していきたいと考えております。

ライフデザイン au経済圏流通総額 / 付加価値ARPA

今度は通信から、ライフデザイン事業についてご説明します。資料の左側、au経済圏流通総額は第2四半期において、前年同期比1.5倍の4,430億円。通期目標の1.7兆円に向けて、非常に順調な進捗だと見ております。

資料の右側の、付加価値ARPAについてでございますけれども、第2四半期において、前年同期比プラス14パーセントの570円まで伸長しました。

ライフデザイン auスマートパス / au WALLET

次のスライドから、主な成長ドライバーについてご説明します。12ページでは、au経済圏流通総額と付加価値ARPAの成長を支える、auスマートパスとau WALLETについてご説明します。

資料の左側、auスマートパスの会員数は順調に増加し、(2017年)9月末で1,534万会員まで成長しております。そのうち、auスマートパスプレミアムは、9月に200万会員を突破いたしました。資料の右側の、au WALLETカードの有効発行枚数は9月末で2,180万枚となり、こちらも順調に増加しております。

ライフデザイン ショップチャンネル

13ページ目、テレビショッピングのショップチャンネルについてでございます。

(2017年)8月から、ショップチャンネルでのお買い物において、月々のau通信料と合算してお支払いいただける、「auかんたん決済」がご利用可能になりました。4桁の暗証番号を入力することで簡単・便利にお買い物ができるようになったほか、お支払い時には「WALLETポイント」もご利用可能となりました。auのお客さまに向け、ご利用を促進し、さらなるau経済圏流通総額の拡大を目指してまいります。

ライフデザイン Wowma!

14ページ目は、ショッピングモールの「Wowma!」についてでございます。(2017年)9月にはアプリをリニューアルしたほか、ポイントを最大18パーセント還元する「ラッキーセール」も実施しております。上期の購入者数は前年同期比で2.4倍、また流通額も2.7倍と、大幅に拡大しております。今後も新たな企画、毎日がWow! な日替わりイベントなど、利用促進のための施策を推進してまいります。

ライフデザイン au住宅ローン × auでんき

15ページ目は、「au住宅ローン」と「auでんき」の施策についてでございます。これまでは、auのお客さまがライフデザインサービスをご利用の場合に、キャッシュバックやポイント還元等の特典を提供してまいりました。

(2017年)10月末から、ご家庭の固定費を節約できる2つのサービス、au住宅ローンとauでんきをセットでご利用の場合、さらなる特典を提供するキャンペーンを開始しております。今後もau経済圏の拡大に向けて、より多くのサービスを利用いただけるよう、さまざまな施策を推進してまいります。

連結 SORACOM

16ページ目は、(2017年)8月末に連結化した「SORACOM」(株式会社ソラコム)についてでございます。資料の左側(をご覧ください)。SORACOMは、IoT通信プラットフォームをクラウド上で実現するビジネスモデルをいち早く構築し、優れた技術とサービスの上にイノベーションを起こしております。

資料の右側(をご覧ください)。スピーディにスモールスタートでIoTを導入できる点をご好評いただき、サービス開始からわずか2年間で、お客さま数は国内外で8,000となり、急速に拡大しております。テクノロジーの進化については、SORACOMのようなテクノロジーファーストの会社からも学び、我々自身もスピード感を持って、取り組んでいく必要があると認識しております。

連結 IoTビジネス基盤

17ページ目は、IoTビジネス基盤についてでございます。次々と進化するテクノロジーに対して、ビジネスサイドは収益化を目指して、じっくり取り組む必要があると認識しております。

資料の図の下段の、さまざまなセンシングデバイスが登場し、中段の5Gなどネットワークの進化を取り込みます。そして上段の、IoT通信プラットフォームを拡充することにより、IoTのユースケースが次々と生み出されてきております。

この中から成功モデルを抽出して、サービスを標準化し、お客さまのインサイトをしっかりと把握することにより、産業を問わずさまざまな課題を解決するIoTソリューションの提供を目指してまいります。

連結 IoTビジネスの創出に向けて

そうした中で、IoTビジネスの創出に向けてということで、このスライドを用意しております。資料の左側の、IoT基盤ネットワークとなるLPWAでは、すでに商用化したSIGFOX・LoRaに加えて、ライセンスバンドを活用したLTE-MおよびNB-IoTの両方式の提供により、多様なニーズの対応を目指してまいります。

資料の中央をご覧ください。身近で社会的な課題解決を目的として、LTE-Mを利用したセンサー付きごみ箱の実証実験を、沖縄でやりました。非常に好評でございました。

資料の右側は、すでに提供中のトイレソリューションでございます。センサーを付けることによって節水などをやっていくわけでございますけれども、これは非常に好評を得ておりまして、続々採用が決まっております。

連結 5G時代に向けた取組み

5G時代に向けた取り組みについてでございます。5G時代には、身の周りのあらゆるデバイスが通信でつながり、より便利で安心安全な生活を実現する、新たな商品・サービスの活用が期待されております。

このようなさまざまなサービスの例として、資料の左側から、(1つ目は)自動運転。(2つ目は)自由視点を活用した、スポーツ等の新たな観戦スタイル。3つ目は、ロボットが自分の分身として機能する、テレイグジスタンス。4つ目は、建設現場での遠隔からの緻密な作業など。5Gによって描く世界観の本格的な実現に向けて、革新的かつ実践的な実証実験に取り組んでまいります。

連結 ESG

20ページは、ESGについてでございます。当社はこれまで、ダイバーシティの推進・環境保全・ガバナンスの強化と、幅広い取り組みを実施しております。

資料の左側にあるように、これらの取り組みにより、複数のESG関連株価指数(の構成銘柄)に選定いただきました。(2017年)7月にはGPIFが、この3つの指数と連動した運用の開始について発表しました。

資料の右側の、直近の取り組みでは、9月から新たに情報リテラシー教育の一環として、防災をテーマに高校生向け講座を開講しました。今後も中期的な企業価値向上を目指し、ESGにおける取り組みを推進してまいります。

まとめ

最後のページでございます。まとめでございます。

1点目、上期業績は通期目標に向けて順調に進捗しております。また、来期以降の成長に向けた施策も同時に実施しております。

2点目、事業戦略において、国内通信事業はリテンション施策を強化し、新料金プラン・iPhone商戦ともに順調な滑り出しをしております。ライフデザイン事業は、au経済圏流通総額の拡大に向けた取り組みを推進しております。また、多様なニーズに対応するネットワークの進化も推進しております。

中期目標の達成に向けて、全体として事業戦略をこれからも推進してまいります。