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元サラリーマンが資産を100万円から100億円に増やした投資手法とは? 今回は、株式会社hands代表取締役社長の塩谷航平氏が、100億円を達成した個人投資家のSTF氏に、その驚異的な資産形成の軌跡と独自の投資哲学をうかがいました。(※2026年6月18日公開のYouTubeチャンネル「PERAGARU株つらひチャンネル」の動画に基づく)

出演の経緯

塩谷航平氏(以下、塩谷):今日は特別ゲストとして、資産100億円を達成された個人投資家のSTFさんにお越しいただきました。本当にありがとうございます。

STF氏(以下、STF):こんにちは。よろしくお願いします。

塩谷:こんな大御所投資家にご出演いただいていいのか、という感じですが、なぜPERAGARUのチャンネルに出演してくださったのですか?

STF:大御所というほどではありません。

塩谷:いえいえ、大御所です。めちゃくちゃ大御所ですよ。

STF:昨年、少し助けていただいた案件がありまして。

塩谷:いえいえ、とんでもないです。

STF:株とは関係のないことなのですが、何かお返しをしなければ、とは思っていました。それとは別に、別の動画で名前を出してもいいかとお問い合わせいただいたことがありましたよね。

塩谷:「Xで著名なフォローすべき投資家」みたいな企画でしたよね。

STF:その時、中山さんが「『BarSTF』に行ってあげてもいいよ」と言っていました(笑)。

塩谷:言っていましたね(笑)。

STF:そのようなこともあって、「そういえばYouTubeをやっていたな」と思い出したのです。それで、別の機会にお会いした時に、こちらから立候補しました。「よろしければ出ましょうか」と、「出ましょうか」というのも図々しいのですが。

塩谷:いえいえ、出ていただけるとは。

STF:少しでもお返しになれば、という気持ちです。

塩谷:私もそれ以前から、STFさんにはご自宅を勉強会のオフ会会場として貸していただいたり、おいしいお店の予約をすべてしていただいたりしていました。私のほうこそ何か恩返しをしたいと思っていたので、貸し借りでいうと、またSTFさんに借りを作ってしまった感じです。

STF:たまたまなのですが、最近は少し出演が続いています。

塩谷:けっこう出ていますね。

STF:そうなのです。どうしても出演時期が近いと、話す内容も似てきてしまいますよね。今回はお話し相手がプレイヤーの塩谷さんで、視聴者の方も中級者以上が多いと思うので、「具体的なところまでどんどん突っ込んで聞いてください」と最初にお伝えしました。視聴者を少し置いてけぼりにするくらいのつもりで話したほうが、おもしろい内容になるのではないかと思っています。

塩谷:ありがとうございます。直近の個別銘柄についても、どんどん聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。

STF:よろしくお願いします。

自己紹介・経歴

塩谷:中級者以上の方であれば、STFさんのことをご存知の方も多いと思いますが、あらためて簡単にこれまでの経歴と自己紹介をお願いできますでしょうか。

STF:STFです。もともとはサラリーマンをしていて、その頃になんとなく株を始めました。2010年頃ですね。リーマンショックやサブプライムのこともよく知らないくらいの状態で、100万円から始めました。

その後、たまたま株に慣れてきた頃にアベノミクスが来て、資産が1億円になり、10億円になり、会社を辞めて、そのままだらだらと今に至る、という感じです。

——1億円になって、10億円になって、というところがかなりすっ飛んだなと思ったのですが、その間に何があったのですか?

STF:アベノミクスの初動で一気に1億円、2億円くらいまで増えて、そこから3年、4年後の2017年頃に、いわゆるグロースバブルのような相場があったのです。

そこでさらに一気に増えました。途中で資産の半分くらいを出金しているので、口座資産ベースでいうと、たしか2億円台前半だったものが一気に8億円台後半くらいまで増えて、累積では10億円に到達しました。

当時はまだ完全にサラリーマンだったのですが、そこで初めて「会社を辞めたほうがいいのかな」と考えるようになりました。

資産10億円でもサラリーマンを続けた理由

塩谷:STFさん、資産が10億円になるまで会社を辞めていなかったのですか?

STF:それどころか、10億円に到達してから1年半くらいは会社員を続けていました。

塩谷:そうだったのですね。

STF:あまり辞める理由がなかったというか、もともと自分は投資家側の人間ではないと思っていたのです。経済や金融を勉強したこともありませんでしたし、株でうまくいくとも思っていませんでした。たまたまうまくいったからといって、それで会社を辞めようという発想にはならなかったのです。

ただ、10億円くらいになると、1時間の会議をしている間に資産が何千万円も減っている、ということが起こるようになりました。仕事自体はぜんぜん嫌いではなかったのですが、だんだん「お金を払って働かせてもらっている」ような感覚になってきました。

それでも少し迷っていたのですが、現場仕事を外れるタイミングが来たら辞めようかな、とは考えていました。ちょうどその1年ちょっと後に動くタイミングがあったので、「卒業します」と言って会社を辞めました。

辞めたとはいっても、私はずっと相場に張り付いているタイプではありません。むしろ、いろいろ動き回っていたいのです。わりと仕事もしたいタイプなので、その後はアルバイトなどもしました。

塩谷:前職に関連したアルバイトということですよね?

STF:そうです。本当に、よくわからない感じでここまで来ました。自分ではあまり大御所という感覚がないのに、気づいたら大御所のように扱われるようになっていたのです。

塩谷:いやいや、もう大御所すぎますよ。

STF:本当に、わりと流れに身を任せるような感じで、ここまで来たというところです。

塩谷:すごいですね。当時、資産を大きく増やしたのはスマホゲーム株でしたか?

STF:そうですね。2017年はスマホゲーム株が一斉に盛り上がった時期でした。アエリアから始まって、サイバーステップホールディングスなどもありました。ただ、私の場合、一番大きかったのは「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスです。

塩谷:そのような銘柄にも投資していたのですね。

STF:一番利益が大きかったのはペッパーフードサービスです。

塩谷:それも同じ時ですか?

STF:そうです。たまたま「いきなり!ステーキ」の業績が伸びて、損益分岐点を一気に超えるような決算が出たのです。それを見てかなり買いました。

すると、その後に発表された月次の数字もけっこう良くて、それを受けて会社が大展開しますという流れになり、そこで株価が大きく跳ねました。

塩谷:本当に初動の中でも、かなり早い段階で入っていたのですね。

STF:単純に、決算が良かったから買っただけなのです。ただ、資産が大きく増える時というのは、最初に想定していた材料だけではなく、後から別の材料も乗ってくることがあるのですよ。いわば「裏ドラが乗る」ようなものです。

後から新しい理由が生まれて、さらに株価が上がります。今回の村田製作所や太陽誘電も、おそらくそのようなことが起こるのではないかという気がしています。

だから私は、あらかじめ目標株価を決めてしまうのは、あまり良くないと思っています。

塩谷:STFさんは、目標株価を決めないですものね。

STF:そうですね。株価が大きく跳ねる時というのは、後から別の要素が加わったり、テーマが来たりすることが多い気がします。

会社員を辞めたのが2018年末なので、気づいたらもう8年ですか。

——世の中には「会社員が元手100万円から何億円にした」という話があるじゃないですか。STFさんは、その最高峰ですよね。

塩谷:キング・オブ・キングでしょう。

STF:そうなのですが、私の場合は、もともと目標金額があったわけでもありませんし、会社員を辞めようとも思っていませんでした。変な話ですが、「最悪、資産を飛ばしてしまってもいい」というくらいの気持ちだったのです。そこは、やはり大きな違いだと思います。

専業投資家として何億円、何十億円という資産を持っている人よりも、ある程度の資産がありながら会社員を続けている人のほうが、メンタル的には一番強いような気がします。もちろん、人によるとは思います。

トレードのやり方も人それぞれです。9時から15時まできちんと相場に張り付く人もいれば、そのようなスタイルが合わない人もいます。私は完全に後者なのです。

塩谷:確かにそうですね。

STF:そのようなこともありつつ、最近はなし崩し的にメディアにも出るようになってしまって、「どうしようかな」という感じです。

塩谷:メディア出演は、なし崩しなのですか?(笑)

STF:なし崩しですよ(笑)。もともとは、基本的に出るつもりはなかったのです。

塩谷:最初にお会いした時も、そう言っていましたよね。

STF:ただ、やはりお付き合いもありますし、「こちらに出たのなら、あちらにも」といった流れもあります。私自身には出演依頼を受けるような窓口がないので、声をかけてくださるのは基本的に知り合いなのです。

実際にやってみるとメリットもありますし、楽しいことは楽しいのですよ。ただ、コメントを見ていちいちイラッとしてしまうので、あまり演者には向いていないのかなと思っています。

塩谷:STFさん、しゃべりもめちゃくちゃうまいじゃないですか。

STF:いえいえ。早口で滑舌が悪いのは生まれつきなので、そこを言われても「自分でも知っているんだけどな」と思ってしまいます。

塩谷:コメントで言われるのですか?

STF:けっこう言われます。「知っているんだけどな」と思いながら見ています。そんな感じで、今はけっこう迷走中です。ただ、少しずつ場慣れもしてきますし、やってみると楽しいこともあるのですよね。

出演することのリスクとリターンを天秤にかけながら、「あまり出すぎないようにはしようと思いつつも、頼まれると断るのもなかなかつらい」そんな感じで今に至ります。でも今回は、唯一私のほうから「出ましょうか」と立候補したのです。

塩谷:ありがとうございます。本当にうれしいです。

100億への道のり

塩谷:STFさんの経歴を振り返っていて、ふと思ったのですが、私がSTFさんと初めてお会いした時は、たしか資産30億円くらいでしたよね。

STF:2021年頃ですか?

塩谷:2021年です。そこから100億円に到達するまでの、後半の増え方がすごいですよね。

STF:ただ、昨年も一昨年も、かなり大きなドローダウン(資産が最大値から下落すること)を食らっているのです。それでも、たまたま年末で区切って見ると毎年資産が増えているのですよ。

これが例えば6月や7月で区切っていたら、そうは見えないかもしれません。あくまで年末という区切り方をした結果です。本当に資産を大きく減らすタイミングはバラバラですし、安定的に増やしてきたという感覚はまったくありません。

——昨年は、トランプ大統領の関税政策を受けたショックもありましたよね。

STF:そうです。一昨年は、たしか2月頃が資産のピークだったと思います。

塩谷:その頃のSTFさん、覚えています。

STF:そこから4月に大きなドローダウンがあって、7月、8月にもきっちり食らいました。「ピークから何分の1になったんだ」というくらい減りました。

塩谷:それでも、一昨年は年間ではプラスでしたよね。

STF:そうなのです。年末を迎えた時には、年間で何十パーセントかのプラスになっていました。ただ、本当に「12月末で区切って見れば」という話なのですよ。

塩谷:毎週開催されている勉強会に一緒に参加しているので、私はなんとなくSTFさんのパフォーマンスがわかるのです。一昨年はさすがに、「STFさんも今年は少しマイナスになるかもしれないな」と思っていました。

ところが、年に1回、年末にみんなで運用成績を報告する機会があって、そこで聞いてみたら、STFさんはものすごくプラスだったのですよね。

STF:最後の最後でまくったのですよね。

塩谷:あれは本当に、12月に一気にまくりましたよね。

STF:たぶん11月、12月だったと思います。だから、本当に資産推移のグラフを見るとひどいですよ。

——見てみたいです。

STF:本当に紙一重なのです。順調に資産を増やして、ここまで来たというわけではまったくありません。

——それだけ大きなリスクを取っているということですか?

STF:そうですね。リスクは取っています。投資にも得意不得意があると思うのですが、私の場合はたぶん、資産が増える時のスピードも速い一方で、減る時のスピードも速いのです。

もう少し減る時のスピードを抑えられればいいのですが、今年もきっちり大きなドローダウンを食らっていますし、なかなか難しいですね。これだけ長く投資を続けていても、自分の弱点というのは簡単には克服できないものだなと感じています。

投資先を小型グロース株から大型株へ

——それでも最終的には資産を増やしているので、逆にどのような銘柄に投資しているのか気になってきました。

STF:実は、去年からやり方を少し変えたのです。それまでは基本的にグロース株が好きで、特に小売など、事業内容や成長がわかりやすい銘柄を好んでいました。去年の9月、10月頃までは、大型株をあまり見ていなかったのです。

塩谷:確かに、STFさんには大型株のイメージがありませんでした。

STF:単純に、大型株は世界中の頭のいい投資家が見ているので、情報はすでに株価に織り込まれているはずだと思っていたのです。そうなると、私が決算を細かく見ても、それほど優位性はないだろうと考えていました。

それまでは、自分なりの基準で「PERがこのくらいだから」といった見方をしながら投資していました。ただ、去年の9月、10月に日経平均が1万円上昇した一方で、私自身の運用成績はマイナスだったのです。

そこで、「このままだとまずいかもしれない」と思いました。私はめったに反省しないのですが、その時はさすがに反省しました。それで11月から、片方の口座では大型株だけに投資する、というようなことを初めてやってみました。実際、大型株のパフォーマンスが良かったのです。

塩谷:STFさんは、口座を分けて運用しているのですよね。

STF:そうです。今年に関しては、もうほとんど大型株です。小型株も持っていますが、割合としてはなるべく買わないようにしていました。

1月、2月のパフォーマンスがたまたま良かったのは、大型株ばかり見ていて、小型株をあまり買っていなかったからです。ただ、最近はまた相場の空気が変わってきたような気もします。

塩谷:6月に入ってから、また雰囲気が変わりましたよね。

大型株は決算より値動きを見る

STF:ただ、その中で少し思ったことがあるのです。

私はもともと、「今日出た決算が、株価に一番織り込まれていない情報だ」という前提で投資していました。「今日発表された決算や月次は、まだ株価に十分織り込まれていないはずだから、たとえ株価がかなり上がっていても買う」というやり方だったのです。

ただ、大型株の場合は、決算そのものよりも、足元で起きている出来事のほうが株価に反映されていることも多いのかなと思うようになりました。

去年の9月、10月がまさにそうですよね。9月から10月にかけて日経平均が1万円上がりましたが、キオクシアホールディングスやソフトバンクグループの値動きは、その前に発表された決算だけでは説明できないわけです。そう考えると、大型株こそ値動きをきちんと見るというか、値動きが強い銘柄を意識しなければいけないのだなと思いました。

それから、もう1つは幅広く見ることです。セクター単位で見ていくと、相場の傾向はわりとはっきり出ます。

私はもともとパソコンを使わないので、そこまで幅広く銘柄を見ておらず、そうした動きに気づかないこともありました。そこで少しやり方を変えて、今は1日1回はセクターごとの動きを追うようにしています。

塩谷:セクター全体の値動きを見るということですか?

STF:そうです。あとは、アメリカの先導株も追うようにしています。見る銘柄数自体はそれほど多くありませんが。

塩谷:STFさん、最近は海外株も見ていますよね。

STF:そうですね。ただ、あくまでも代表的な銘柄を2つくらい選んで、前日の値動きを確認する程度です。例えば、去年はサンディスクを見ていれば、キオクシアホールディングスの値動きも取れたでしょう。

そのようなことをするようになって、去年の後半から私自身も少し投資手法を変えながら、試行錯誤しています。

逆に言うと、小型株の決算は以前ほど細かく見なくなりました。見てしまうと買いたくなるのです。それよりも、大型株の値動きを追うことを意識したほうがいいのではないかと考えるようになりました。

大型株の株価が、その会社の決算だけではなく、足元で起きていることを反映して動いているのだとすれば、結論としては「上がっている株を買う」ということなのかなと思っています。チャートを見て、一番きれいに右肩上がりになっているものを買うということです。

もちろん、私はもともと分散投資で何十銘柄も持つタイプなので、その中で値動きに従って銘柄を選んでいくイメージです。もともとそのような投資スタイルではあったのですが、それを以前より強く意識するようになりました。特に大型株については、完全に値動きを意識しています。

決算の読み方|決算後2週間で株価に織り込まれる

STF:決算の直後だけは、まだ情報が株価に十分織り込まれていないという考え方自体は、多少ぶれるかもしれません。ただ、決算から2週間、3週間が経って、「会社四季報」の更新なども一通り終わった今のタイミングでは、むしろ値動きのほうを意識しないといけないのかなと思っています。

とはいえ、私自身もこのようなやり方を始めたのは去年の11月からなので、まだ試行錯誤しているところです。「みなさまはどのようにやっているのかな」と思いながらやっています。

——決算の直後というのは、好決算が出たら、その翌日などに買うということですか?

STF:基本的には、ある程度継続して見ている銘柄であれば、決算をまたいで保有することもあります。もともと見ていなかった銘柄でも、良い決算が出ればチェックします。

あとは、決算説明資料に載っている受注なども見ます。特に最近のトレンドに乗っている銘柄の場合、すでに出ている業績の数字よりも、この先どうなるのかのほうが重要です。そのため、決算の数字以上に受注の状況が大事なこともあるので、そこを見るようにしています。

その後、決算説明資料が数日遅れて出てきたり、証券会社のレーティングが出たり、「会社四季報」の情報が更新されたりします。そうした情報が出そろって株価に織り込まれていくのが、決算後2週間くらいまで、というイメージです。

ただ、そこからさらに時間が経って月が変わるくらいになると、もう「今回の決算がどうだったか」という話ではなくなってくるのかなと思っています。

塩谷:決算が出てから2週間、3週間くらいは、その内容が株価に織り込まれていく過程を狙いにいくのですね。

STF:そう考えています。多少想定と違う値動きをしても、ある程度はその動きに従います。逆張りはしません。

ただ、決算から1ヶ月くらい経ったら、もう今回の決算がどうだったかという話ではなく、次の決算を意識しなければいけないのかな、という感じです。

とはいえ、銘柄に対する思い入れなどもあるので、なかなか思ったとおりにはいかないのですけどね。

PCは使わないスタイル|スマホだけで株投資をする

塩谷:STFさんと初めてお会いした時、PCをあまり使わず、決算資料などもすべてスマホで見ていましたよね。

STF:PCはぜんぜん使いません。去年、初めて「現引き(※)」を覚えました。

※信用取引で建てたポジションを、お金を払って現物株として受け取り、決済すること

塩谷:すごいですね。

STF:SBI証券だと1銘柄ずつしか現引きできないのですが、「HYPER SBI 2」だと一度にできるのです。

塩谷:「HYPER SBI 2」はPCでしか使えないのですよね。

STF:そうです。それだけやり方を教えてもらいました。

塩谷:現引きのためにPCを買ったのですか?

STF:PC自体はもともと持っていました。資料を作ったり、メールをしたりする時には使っています。現引きのやり方だけは覚えました。

ただ、本当は投資をするならPCのほうがいいと思うのです。広く相場を見られるからです。何画面もあれば、いろいろな銘柄の値動きを細かく追えるじゃないですか。

——いわゆる投資家のイメージですね。

STF:それができる人であれば、そちらのほうが優位性はあると思います。ただ、トレード自体はスマホでも特に問題ありません。スマホゲームと操作のスピードは同じようなものですから。

ただ、結局スマホは1画面しかないので、どうしても見られる範囲が狭くなります。その点では、5画面、6画面を使っている人には勝てないだろうなとは思います。

とはいえ、私はそもそも集中力がそれほどあるタイプではありませんし、一日中相場に張り付くのは無理なのです。

決算説明資料はセグメント情報から読む

塩谷:STFさんは決算説明資料なども、見るところがかなりピンポイントですよね。「この企業の、このセグメントで確変が起こった」というところを見つけるのが、本当にすごいです。

STF:良し悪しなのですけどね。私は本当に、資料を最初から最後まですべて読むことができないタイプなのです。

——読むべきところが、感覚的にわかるということですか?

STF:たぶん、何をするにも効率を求めるタイプなので、そのような見方が習慣になっているのかもしれません。

塩谷:決算の読み方を何度か教えてもらったことがあるのですが、私にはなかなか理解できませんでした。やはり感覚的な部分もあるのでしょうか。

STF:まず「株探」の1ページ目で、年間の業績推移と四半期業績を一画面で見ます。そこでは業績予想の修正履歴も確認できます。来期予想については、「会社四季報」を横に並べて見ます。まずはそれらを見て、ぱっと全体の印象をつかむのです。

その後に決算説明資料を開きますが、基本的にはセグメント情報を中心に見ます。あとは、説明文の中に何が書かれているかですね。今であれば、「生成AI需要」といった言葉が出ているかどうかなどを見ます。

塩谷:あらかじめ、注目するキーワードのようなものがいくつかあるのですね。

STF:そうです。例えば、あるセグメントの数字が伸びていて、その理由として「生成AI需要」が挙げられている。そこまで確認して、そのテーマに株価が反応するかを見るのです。

少し前にも、本来は化学セクターの会社なのに、数字が伸びている理由を調べてみると、実はそうしたテーマに関連していた、ということがありました。やはりテーマは大事だと思います。以前から大事だとはわかっていたのですが、最近は「超大事だな」とあらためて感じています。

上がる株だけ買う|好決算でもテーマがなければ上昇しない

STF:今年は、グロース株全体が弱いわけではないじゃないですか。ただ、その中でも特に上がっているのは、宇宙や蓄電などのテーマに乗っている銘柄です。最近は少し流れが変わってきましたね。

塩谷:少し前までは、宇宙や蓄電が強かったですよね。

STF:そうですね。例えば小型株でも、好決算をきっかけに大きく跳ねる銘柄は、やはりテーマが乗っているかどうかでかなり違います。

少し前にFIGがありましたが、あれもテーマ性があったからこそ、あのような値動きになったのだと思います。逆に、特にテーマが乗っていない小型株であれば、同じくらい良い決算が出ても、そこまで大きく跳ねないことが多いです。

だから、決算説明資料ではセグメントごとの伸びを見るのと、もう1つは受注です。私は特に、直近の受注高を一番重視しています。受注残ではなく、受注高のほうです。

——そこまで見た上で、ほかの投資家がどう考えるか、投資家心理まで予測するわけではないのですか?

STF:私が買いたいと思うなら、みんなも買いたいのではないかな、というくらいです。

塩谷:キングですので。

STF:予想するというか、でも結局はそのようなことなのではないですか?

——需給を重視する投資家の中には、「この材料ならほかの投資家も買いたくなるはずだから、自分も買う」という考え方をする人もいるじゃないですか。

STF:「これはほかの人も買いたくなるだろうな」と後から説明することはあります。ただ、それ自体を狙って買うというよりは、まず自分自身が欲しいと思うから買うのです。

あとは、そこに値動きがついてくるかどうかですね。私は基本的に、もともと上がっている株を買いたいのです。それだけです。

——株価が底をつけたところで買おう、という意識はそれほどないのですか?

STF:安くなったところを拾おうとは、あまり考えません。どこまで下がるかわからないですから。

塩谷:中山さんも、これまでいろいろな個人投資家の方を取材していますよね。

——ちょる子さんなどは、「下で買え」と言います。

STF:ただ、ちょる子さんは、それほど長く持たないじゃないですか。

塩谷:確かに。

STF:例えば、ちょる子さんの投資は、私から見るとデイトレードの時間軸を少し長くしたようなイメージなのです。3ヶ月保有するようなスタイルではないというか。

私のようにポートフォリオに何十銘柄も入れて運用するのに、「安くなるまで待って買う」というのは、あまり意味がわからないのです。下がる銘柄は、そのままさらに下がることもあります。例えば、そこでSaaS株を買っていたらどうなったのか、という話ではないですか。

デイトレードをする人や、ちょる子さんのように数日という時間軸で売買する人であれば、大きく下がったところを買うのはわかります。ただ、その後3ヶ月も持ち続けるわけではないですよね。実際、どのくらい持つのですか?

——3ヶ月も持たないと思います。

塩谷:1週間、2週間くらいで決済しますよね。

STF:そうですよね。つまり、下がったところで買って、上がったところで売るのであれば、私からするとデイトレードの時間軸を数日に延ばしたようなものに見えるのです。

——確かにそうですね。

STF:でも結局、セクターごとに上昇トレンドと下落トレンドは明確にあるじゃないですか。ある程度長く持つのであれば、私は下がっているものをわざわざ買う理由がよくわからないのです。下がった後にトレンドが反転したのを確認してから買う、ということであればわかります。

——おそらく、「優良株が下がったら買え」という考え方なのだと思います。

STF:例えば、上昇トレンドにある銘柄の押し目を狙うのであれば、まだわかります。

決算直後などに入り損ねた銘柄について、「初押しは買い(※)」と言うではないですか。それは私もわかるのです。決算後に株価が上がってしまって入りにくくなったところで、最初の押し目が来たら買える、ということですよね。

※上昇トレンド中に初めて押し目(価格の一時的な下落)が来たときは買いのチャンス、という相場格言

ただ、そうではない銘柄の場合は、買った後に株価が上がるだけの要素があるかどうかが重要だと思います。

「初押しは買い」の場合は、その直前に決算という材料があって、その内容が株価に織り込まれている途中の話ですよね。時間軸が短いからこそ、「初押しは買い」が成り立つのではないかと思っています。あくまで私の考えです。

塩谷:まだ上昇トレンドの途中だから、ということですね。

STF:そうです。そう考えると、その後さらに安くなるところまで待って買う必要があるのかなと思います。むしろ今買って、そこから5パーセント下がったら損切りするほうが、私には合理的に思えるのです。

株を売るタイミングより保有量と損切りを調整

塩谷:STFさんは、損切りもめちゃくちゃ早いですよね。

STF:早いといっても、ずっと相場を見ているわけではありません。売買について考えるのは、基本的には1日のうち1回というか、1時間、2時間くらいです。その時間の中でポジションをどう動かすか考えて、迷ったら減らします。

塩谷:迷ったら減らすのですね。

STF:そうです。私は「どのタイミングで買って、どのタイミングで売るのですか」とよく聞かれるのですが、そもそもあまりイン・アウトという概念がないのです。基本的には保有量の調整です。

例えば、1万株持っているものを「少し不安だから9,000株にしよう」「もう少し厳しそうだから8,000株にしよう」と減らします。一方で、チャートがもっと良い感じになってきたら1万2,000株に増やし、さらに良くなれば1万5,000株にする、といったかたちです。

そのため、「ここで買う」「ここで全部売る」ということは、あまり考えません。買うかどうか迷った時も、とりあえず打診買いしておいたほうがいいと思っています。

やはり買うタイミングを細かく考えすぎると、入る機会を逃してしまいますので、迷ったら、とりあえず少しだけ買っておきます。その後、株価が上に行ったらさらに買います。

資産数百万円の頃から分散投資で相場全体を見てきた

——それは、ある程度資金がないとできないですよね。

STF:もちろんです。ただ、私は資産が数百万円の頃から分散投資でした。フルレバレッジではありましたが、数百万円の時でも20銘柄くらい持っていました。

塩谷:そうなのですね。数百万円の頃でも、フルレバレッジで1,000万円に届くかどうかくらいの建て額にして、数十銘柄に分散していたのですか?

STF:資産が何百万円だったかにもよると思います。数百万円前半の頃は10銘柄くらいで、後半になると20銘柄くらいは持っていたのではないでしょうか。1,000万円を超えて、資産が数千万円になった頃には40銘柄くらい持っていたと思います。正確には覚えていませんが、たぶんそのくらいです。

塩谷:それはすごいですね。

STF:結果的に、分散していろいろな銘柄を持つことで、自分なりに相場を広く見ることにつながっていたのかなと思います。もちろん、すべてのセクターを見られていたわけではありませんが。

特定の銘柄だけを見て、「この銘柄は良いのか、悪いのか」と考えていても、あまり意味がないことがあるのです。よく「こんなに良い銘柄なのに、なぜ下がるの? おかしい!」と言う人がいるじゃないですか。

でも、周りの似た銘柄も全部下がっているのであれば、「これも下がっているのだから、この銘柄も下がるよね」という話になります。その銘柄だけを見て「安い」と判断する理由にはならないのです。ほかの銘柄も一緒に下がっているわけです。

ですから、ある程度幅広く銘柄を持って相場全体を見ながら、その中で強いところに資金を寄せていきます。結局は、「今、どこに資金が入ってきているのか」を見ることが大事なのだと思います。

塩谷:やはり、STFさんの投資手法は唯一無二ですよね。

STF:そうですか?

塩谷:STFさんのお話を聞いていると、毎回すごいなと思います。

益出しで余力を作る

塩谷:この後、個別株の話もいろいろしたいのですが、一般の人にSTFさんの思考がどこまで真似できるのかなと思います。

STF:どのあたりが難しいですか?

塩谷:一番難しいのは、入るタイミングと出るタイミングの感覚です。

STF:入るタイミングは、気になったら「えい!」って買っておけばいいのです。軽く打診買いしておくのです。

塩谷:打診して、上に行った時に買い上がっていくような感じですか?

STF:そうです。2日見合わせたら、3日目はもう入れないですから。だったら、打診しておけばいいのではないですか。

塩谷:小型株の時はそうだと思うのですが、今年に入って大型株をメインにやっている時も、入り方は同じ手法ですか?

STF:同じです。大型株のほうが出来高があるので、その意味ではむしろとてもやりやすいです。

塩谷:今はデイリーのボラティリティもありますしね。

STF:小型株だと、自分の売買で株価を動かしてしまう率を考えないといけないのですが、大型株だとその点を考えなくていいですし、益出しもしやすいのです。

塩谷:益出しについてはそうですよね。利益を確定して余力を作るというのも、STFさんの手法の1つですね。

STF:今年になって思い出したことがあります。例えば今年の1月から2月は資産がすごく増えたわけです。ただ、資産全体が倍になったとしても、個別銘柄が簡単に倍になるわけではないじゃないですか。

では何をやっていたのかというと、例えば含み益が1億円あるとします。その含み益をそのまま眺めていたくなる気持ちはあるのですが、いったん利確して、また買い戻すのです。

そうすると、税金20パーセントを引かれて8,000万円が残ります。その8,000万円が新たな余力になるので、2億4,000万円分のポジションを建てられるのです。つまり、ベットする金額を増やせる。「これだ」と思いました。

アベノミクスで資産800万円が半年で1億円に

STF:例えば、私はアベノミクス初動の時、たしか800万円から1億円になるまで半年くらいだったのです。「何を買ったのですか?」とよく聞かれるのですが。

塩谷:800万円の資産が半年で1億円になったのですか!?

STF:2012年11月から2013年5月までの半年で、800万円から1億円になったのです。

塩谷:この「余力を作る」というのが、一番のキーになったのですか?

STF:そうなのかなと思っています。当時何を買っていたかというと、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは覚えています。ただ、ある程度上がった後から入ったので、3倍くらいは取った気がしますが、そのような問題ではないのです。

当時は何でも上がっていたので、とにかく株価が上がって余力ができたら益出しをして、ベットする金額を増やしていきます。上げ相場の時には、それが本当に有効なのです。

——信用で買っていた分を売って、そのお金で何か現物株を買うのですか?

STF:違います。

塩谷:これは難しいですよね。

STF:難しいですか? 例えば村田製作所の株をある程度持っていて、信用取引で1億円の含み益が出ているとするじゃないですか。それをいったん売ります。そして、もう一度同じように買い戻します。そうすると、どうなりますか?

——1億円が余ります。

STF:そうです。そこから税金を引かれて8,000万円が残りますよね。その8,000万円の3倍で、2億4,000万円です。もともと持っていた分を買い戻したうえで、さらに2億4,000万円分を新規で増やせるじゃないですか。

塩谷:建て額がほぼ倍々になっていきます。

STF:そうです。ベットする金額を増やすということです。今も利益が出た時は、そうしています。

利益が出るというのは、相場全体が右肩上がりで、自分の持っている銘柄も上がっている時です。そのような時は、含み益をそのまま眺めていたくなる気持ちもあるのですが、それを抑えて益出しをします。そうすると、次にベットできる金額を増やせるのです。「あの時、自分はこれをやっていたんだな」と、今年になって思い出しました。

——信用で買っている分は、利益が出ていたら一度パッと売ってしまって、また買い戻したほうがいいということですか?

STF:状況によります。今の話は、あくまでも相場全体がすごく右肩上がりで、イケイケの時です。そのような時は、ベットする金額を増やしたほうがいいです。逆もまた然りです。

今思うと、アベノミクスの時もそうですし、2017年も同じだったのだと思います。口座資産ベースで見ると、半年で2億円台から8億9,000万円弱まで増えているので、これもたぶん同じことをやっていたのだと思います。

塩谷:STFさんは「余力を作る」と別の動画でもおっしゃっていましたよね。たまたま私の外国人の友達がその動画を見たのですが、「これはどういうことなのか説明してくれ」と言われました。けっこう理解するのが大変そうでした。

STF:ただ、基本的に資産を増やしていく以上は、損切りを大量にしていたらダメですよね。

塩谷:損切りができることが前提ですよね。

STF:そうです。それができないのであれば、そもそも信用取引をするな、という話になります。

塩谷:それにしても、増えるスピードがすごいですね。

信用取引はレバレッジと追証のバランス

STF:性格にもよりますけどね。含み益が少ないと、胃は痛くなります。少し下がるとすぐ全体がマイナスになって、追証も気にしないといけなくなるので、そのあたりはバランスですね。

塩谷:STFさんでも、胃が痛くなる局面はありますか?

STF:今年はわりと胃が痛いですね。

塩谷:そうですよね。増えている金額も、減っている金額もすごいですものね。

STF:増えている時でも、けっこうギリギリの勝負をするので、かなり益出しをしたと思っても、翌日にはまた状況が変わります。

今日もそうなのですが、今の状態では信用損益がマイナスなのです。このままさらに下に行ったら、絶対にポジションを調整しないといけません。

ギリギリでやっていると、そのようなことは起こります。サラリーマンであれば、どこまでリスクを許容するかという話もありますし、生活サイクルや性格にもよりますよね。

塩谷:益出しする時は、何パーセントくらい含み益が出たらやるのですか? 例えば村田製作所でも、けっこう何度もやっていたじゃないですか。

STF:何回もしましたね。そこは雰囲気ですね。

塩谷:でも、4パーセント、5パーセント上がっただけで益出しするような局面はないですよね。

STF:元の金額が大きければ、あります。例えば20億円持っていたとして、5パーセント上がったとします。

塩谷:1億円の利益になりますね。税引後で8,000万円残るので、その3倍の2億4,000万円分の余力を作れるわけですよね。

STF:そうです。ただ、少し下がっただけでもすごく大きなマイナスになるので、そこは雰囲気です。これはあくまでも、相場が右肩上がりの空気の時の話です。

ただ、右肩上がりの相場でなくても、すごく崩れた後のリバウンドの2週間は、ものすごく強くないですか?

塩谷:そうですね。

STF:今年であれば4月前半、一昨年であれば8月5日からの2週間です。後から振り返ると、ショックの後にリバウンドする最初の2週間は、だいたいものすごく強いのです。

1日上がっただけなら追うかもしれませんが、それが3日続いたら「行け!」でしょう。そのような時にレートを変えられないのが嫌なので、私は現物買いができないのです。明らかに「設定5から6です」というような時に、レートを変えられないのが嫌だから、現物が嫌なのです。

とはいえ、私は溶かすスピードも速いですし、ショックがどのくらいの頻度で来るかもわかりません。相場は長期的には右肩上がりではありますが、途中で厳しい調整がけっこう来るじゃないですか。

2年前の2024年夏にあったような大きなショックって、その前となるとコロナ禍まで遡りませんか?

塩谷:大きなショックという意味では、そうかもしれません。

STF:1年に1回ショックが来るのであれば、レバレッジを抑えたほうが合理的です。でも、4年間来ないのであれば無駄です。そこが難しいのです。

本当はそのようなことも加味して、レバレッジを2倍くらいにするとか、みのうさんのように170パーセントくらいにして、相場の空気に応じて増やしていけると一番いいと思うのです。ただ、私はどうしてもギャンブル脳なので、余力があると使ってしまいます。そこは性格によりますね。

STF氏は「常にフルレバレッジ」しかし、投資に絶対的な正解はない

——では、そのような大きな波が来た時には、そこに全力で張るようなスタイルですか?

STF:そうです。基本的には常にフルレバレッジなのですが、大きな波が来た時には益出しをめちゃくちゃします。

ただ、やり方は人それぞれです。そもそも「ここではこうしたほうがいいですか?」と聞くこと自体がおかしいと思っています。試しにやってみて、自分に合うか、合わないかだと思うのです。

まずは試しにやってみればいいのではないでしょうか。絶対的な正解はないですからね。

いくつか試してみて、自分にとってどちらの期待値が高いのかを見る。同じことをやっても人によって結果は違うと思うので、とにかく試してみるしかないと思います。

塩谷:中山さんもやってみてください。

——益出しからですか?

塩谷:益出しからです。

STF:このような話をしていると、イン・アウトのタイミングをけっこう聞かれるのですが、私はあまり考えていないのです。とりあえず気になったら買えばいいです。打診で少し買っておけばいいのですよ。「それをあと2日上がってから買うのですか?」という話なのです。

塩谷:STFさんは、たまに「カビュウ」のポートフォリオを見せてくれるではないですか。右下の小さいところにあるのは、迷ってとりあえず買ってみた、という銘柄ですか?

STF:そうですね。あとは、出来高が薄い銘柄などですね。とりあえず買ってみたけれど、まだ大きくは持っていないものです。逆にマイナスになったら減らしていくので、少しだけ残しておくこともあります。基本的には、値動きに従って保有量を調整していくようなかたちですね。

塩谷:投資手法について、いろいろと教えていただきありがとうございます。

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