2027年3月期第1四半期決算説明
ユナイテッド、連結全体で黒字転換 保有有価証券の売却が寄与、ベストコは新規出店を加速し14教室を新規出店
2027年3月期の事業構成

早川与規氏:代表取締役社長の早川です。ユナイテッド株式会社、2027年3月期第1四半期決算についてご説明します。
はじめに、2027年3月期の事業構成について、ご説明します。
当社では、スタートアップへの投資を行う投資事業、個別学習塾事業を展開するベストコ、アドテク事業を展開するユナイテッドマーケティングテクノロジーズを「中核事業」と位置付けています。
投資事業では、イグジットに注力し、継続的な利益創出を目指します。ベストコでは、新規教室の出店を加速し、売上高の成長を目指します。ユナイテッドマーケティングテクノロジーズでは、広告取扱高を拡大し、安定的な利益創出を目指します。そのほかの事業は育成中事業として次なる中核事業への成長を目指しています。
アジェンダ

こちらがアジェンダです。はじめに、第1四半期の決算概要について、続いて、事業概況についてご説明します。
2027年3月期|第1四半期 決算ハイライト

はじめに、第1四半期の決算ハイライトです。
前期は、営業損失を計上しましたが、今期は第1四半期から、連結全体で黒字転換となりました。売上高20億4,900万円、前年同期比プラス4.6パーセント、営業利益6,600万円、前年同期比プラス5億6,000万円での着地となりました。
次に、各事業のトピックスです。
投資事業は、期初計画どおりに保有有価証券を売却し、売上高6億6,800万円、前年同期比プラス699パーセント、営業利益4億6,900万円、前年同期比プラス4億9,200万円で、増収・黒字転換となりました。
ベストコは、生徒数が拡大し、売上高5億700万円、前年同期比プラス11パーセントで着地しました。売上高成長に向け、先行投資として、14教室を新規出店したため、営業損失はマイナス2億400万円、前年同期比マイナス8,400万円となりましたが、通期では業績予想どおりの着地を見込んでいます。
ユナイテッドマーケティングテクノロジーズは、広告在庫の拡大や広告システムの改善により広告取扱高が拡大し、売上高3億3,300万円、前年同期比プラス2パーセント、営業利益7,000万円と前年同期比プラス0パーセントで着地しました。
育成中事業では、前期にブリューアスのIT教育事業を事業譲渡したこと、および今期からフォッグが持分法適用会社へ異動したことにより、事業ポートフォリオの組み換えを行っています。
売上高5億4,800万円、前年同期比マイナス50パーセントとなりましたが、この影響を除くと、前年同期比プラス14パーセントの増収となっています。同影響に加え、各事業の利益改善や損失縮小により、営業損失マイナス1,100万円、前年同期比プラス1億5,700万円での着地となりました。
2027年3月期|第1四半期 連結業績

連結業績についてです。
売上高は、事業ポートフォリオ組み換えの影響がありましたが、投資事業の保有有価証券の売却と、ベストコの生徒数拡大により増収となりました。営業利益は、主に投資事業における利益創出により、黒字転換となりました。
2027年3月期|第1四半期 業績予想進捗

業績予想に対する進捗です。
第1四半期は、通期業績予想に対して計画どおりに進捗しています。営業利益は、投資事業において保有有価証券を売却したことで、進捗が先行しています。通期では業績予想どおりの着地を見込んでいます。
2027年3月期|第1四半期 事業別業績

こちらは事業別の業績です。詳細は、各事業のパートにてご説明します。
2027年3月期|配当予想

配当予想です。配当方針「DOE5パーセント、または連結配当性向50パーセントのいずれか大きい金額」にもとづき、年間で1株当たり22円を予想しています。
投資事業|業績予想に対する進捗

ここからは、第1四半期の事業概況についてご説明します。
まず、投資事業です。こちらは、業績予想に対する進捗です。第1四半期は、期初計画どおりに保有有価証券を売却し、業績予想どおりに進捗しました。
投資事業は、保有有価証券の売却時期や規模によって、ボラティリティが大きくなりますが、通期では業績予想どおりの着地を見込んでいます。
投資事業|売上高・営業利益推移

続いて、業績推移です。第1四半期は、計画どおりに保有有価証券の売却を実行したことで、前年同期比で増収・黒字転換となりました。第2四半期以降も、継続的な利益創出を目指します。
2027年3月期の取り組みに対する進捗

今期の取り組みに対する進捗です。
保有有価証券の売却による利益創出については、第1四半期に上場株式の売却を実行しました。また、M&AなどIPOに限らない多様なイグジットに向けた活動を進めています。
AI銘柄への投資では、AIによって既存の価値・業務・産業構造をディスラプトする企業を対象に、ソーシング・投資実行に取り組んでいます。
また、善進投資先において、ファイナンス支援等を実施し、複数社がアップラウンドでの調達を完了しました。
投資事業|保有有価証券の保有状況

保有有価証券の状況です。
2026年6月末時点で、未上場株式を148社保有しており、時価評価額は95億円となりました。未上場株式の貸借対照表上の計上額は約54億円であり、時価評価額との差額である約41億円を含み益として保有していることになります。
(株)ベストコ|業績予想に対する進捗

続いて、ベストコについてです。こちらは、業績予想に対する進捗です。
季節性による業績のトレンドがあるため、第1四半期は、売上高のボトムとなりますが、第2四半期以降、季節講習会などにより拡大していくため、通期では業績予想どおりの着地を見込んでいます。
(株)ベストコ|売上高・営業利益推移

続いて、業績推移です。
売上高は、前期に年間14教室を新規出店したことで生徒数が拡大し、前年同期比で増収となりました。今期は売上高の成長に向けて新規教室の出店を加速しており、年間20から25教室の出店計画に対して、第1四半期に14教室を出店しました。
出店に伴う先行投資により、営業損失は前年同期比で拡大していますが、計画的な投資であり、通期では業績予想どおりの着地を見込んでいます。
(株)ベストコ|業績トレンドについて

ベストコの業績トレンドについてご説明します。
進学の時期に合わせて卒塾が一定数発生するため、毎期、第1四半期の売上高がボトムとなります。第2四半期以降の季節講習や受験対策などにあわせて業績が伸長していきます。
(株)ベストコ|2027年3月期の取り組みに対する進捗

今期の取り組みに対する進捗です。
教室数の拡大については、第1四半期に14教室を出店しました。2025年3月期の連結化以降、新規教室の出店を加速し、北関東、中国・四国地方での展開を強化しています。
生徒数の拡大については、高校進学時のコミュニケーション強化により、高校生の継続率・在籍数が増加しています。
(株)ベストコ|生徒数拡大に向けた取り組み

生徒数拡大に向けた取り組みについてご紹介します。
ベストコでは、テレビCMを継続的に放映しており、6月から7月にかけて新たなCMを放映しました。今回からは新たに広島県へも放映エリアを拡大しました。
ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ(株)|業績予想に対する進捗

最後に、ユナイテッドマーケティングテクノロジーズについてです。
こちらは、業績予想に対する進捗です。第1四半期は、計画どおりに進捗しました。第2四半期以降も、広告在庫の拡大と広告システムの改善を進め、通期では業績予想どおりの着地を見込んでいます。
ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ(株)|売上高・営業利益推移

続いて、業績推移です。
広告在庫の拡大、広告システムの改善、およびHakuhodo DY ONEとの連携により、安定的に利益を創出しています。過年度の業績トレンドから、第2四半期以降に売上高・営業利益が伸長する見通しであり、通期では業績予想どおりの着地を見込んでいます。
ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ(株)|2027年3月期の取り組みに対する進捗

今期の取り組みに対する進捗です。
新たな広告媒体への対応を進めており、コネクテッドTV、デジタル屋外広告への配信が拡大し、広告取扱高に占める割合は、前期第1四半期の5パーセントから約25パーセントまで拡大しています。
また、AI活用を進めることで、広告システムの開発速度が向上しています。広告運用の自動化による運用品質の均一化にも継続して取り組んでいます。
以上、ユナイテッド株式会社、2027年3月期第1四半期決算についてご説明しました。
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