2026年12月期第2四半期決算説明
オープンワーク、営業収益・営業利益ともにYoY30%超の増加 OpenWorkリクルーティングの四半期営業収益は過去最高
INDEX

大澤陽樹氏(以下、大澤):オープンワーク株式会社代表取締役社長の大澤です。本日は遅い時間にもかかわらず、生放送でご視聴いただいているみなさま、ありがとうございます。また、録画でご覧いただいているみなさまも、ご視聴いただきありがとうございます。
本日は、2026年12月期第2四半期の最新決算についてご説明します。前回に続き、最新決算の内容、会社概要、M&Aなどの最新の会社状況については、執行役員CSOの栗本からご説明します。後半の質疑応答には、私と執行役員CFOの広瀬も参加し、質問内容に応じて3人で分担して回答します。
栗本廉氏(以下、栗本):執行役員CSOの栗本です。みなさま、金曜日の遅い時間にお集まりいただきありがとうございます。
本日はエグゼクティブサマリーにて2026年12月期第2四半期の概要を簡単にお伝えした後、初めてご視聴いただく方もいらっしゃると思いますので、会社概要について簡単にご説明します。
その後、第2四半期の決算概要と事業トピックについてご説明し、今四半期からの共有として、当社が考える財務ポリシーおよび株主還元に対する考え方をお伝えし、質疑応答に移りたいと思います。
2026年12月期 第2四半期 連結決算トピックス

まず、エグゼクティブサマリーとして、第2四半期のハイライトを共有します。第2四半期を一言で表すと、非常に順調に収益をしっかりと伸ばせた四半期だと言えます。
ポイントとしては、第2四半期より連結決算へ移行したことが挙げられます。また、人材紹介会社である株式会社BNGパートナーズを今年4月に買収し、その収益が第2四半期から加わっています。
ただし、それにかかわらず、連結営業収益は30億円を超え、YoYプラス30パーセント超となっています。さらに、営業利益も同じくYoYプラス30パーセント超の10億9,000万円となり、好調を維持しています。
主力事業である「OpenWorkリクルーティング」はYoYで約40パーセントの成長を維持しています。さらに四半期では過去最高となる11億6,000万円の営業収益を記録し、業績が着実に伸びていることが確認できます。
利益も順調に伸びていますが、もともと上期に予定していた広告投資を一部下期に後ろ倒しにした影響もあり、上期は比較的支出が抑えられています。
そのため、下期は上期ほどの営業利益にはならない可能性もありますが、通期でのガイダンスは達成できる見込みですので、ご安心ください。第2四半期に営業利益がやや集中している点をご理解いただければと思います。
したがって、業績予想に大きく影響を及ぼすような変化はなく、中間配当については前四半期で共有したとおり、1株当たり4.5円のまま実施する予定です。
2026年12月期 第2四半期 連結業績サマリー

KPIについてお伝えします。各指標についてのご説明は控えますが、各指標が前期比でしっかりと伸びており、非常に順調です。営業収益は30億円、通期進捗率は48.4パーセントとなっています。
会社概要

当社について簡単にご説明します。何度もご覧いただいている方には重複する内容もあるかもしれませんが、初めての方を中心に興味のある点を聞いていただければと思います。
オープンワーク株式会社は2007年6月に設立され、来年には設立20周年を迎えます。今四半期からは、株式会社BNGパートナーズを子会社に含めたグループ連結会社となっています。従業員数は、BNGパートナーズを含めたグループ全体でほぼ200名、オープンワーク単体では169名という規模の会社です。
Slogan / Mission

スローガンとミッションは似ていますので、コーポレートスローガンのみを読み上げます。当社は「さあ、自由に生きよう。働きがいをすべての人へ」というスローガンを掲げて事業活動を行っています。
また、ここに記載されている「働きがい」という言葉が、オープンワークを象徴するキーワードの1つになっています。さまざまな事業を展開していますが、簡潔に申し上げると、働きがいの向上を目的とした企業活動を行う会社だと言えます。この点について、さらに詳しくご説明します。
オープンワークが目指す世界

オープンワークが目指す世界についてご説明します。
まず、「働きがい」をどのように高めていくかについてお話しします。スライド左側は社会の状況です。新卒一括採用や終身雇用といった概念は、昔に比べて認知度が徐々に低下してきていると感じています。
その一方で職種別採用や能力主義といった考え方が広がり、「働く」の主役が、会社から個人へとシフトしつつあります。個人が自分のキャリアを主体的に作り上げられる時代になりつつあることは、非常に良いことだと思います。
しかし、私たちが課題と捉えているのはスライド右側に示した「情報の透明性」の重要性です。具体的には、就職先の企業が本当に自分の想定どおりかどうかが、ますます重要になってきています。それにもかかわらず、情報の非対称性や不透明さが依然として残っており、これが大きな課題であると考えています。
例えば、広告などで「有名な会社」「よさそうな会社」というイメージに引きつけられて入社したものの、実際の働き方はまったく異なっていたり、面接で聞いた内容と入社後に任される仕事内容が違ったりといった問題は、いまだに多くの場面で発生しています。
このように、企業に比べて個人が弱い立場に置かれる社会構造の中で、入社前の期待と現実が大きく異なるという課題がまだ多く残っているのではないかと考えています。
オープンワークでは、このような不透明さをなくし、入社した方がしっかりと働きがいを感じられる会社を作るために、さまざまな事業を展開しています。
「OpenWork」と「OpenWorkリクルーティング」の関係

このような世界観から、徐々に事業の話に入っていきたいと思います。
社名を冠した「OpenWork」というサービスサイトと、そこから生まれた「OpenWorkリクルーティング」というダイレクトリクルーティングサービスが私たちの主力事業となっています。
「OpenWork」は、日本最大級の社員クチコミ情報サービスです。こちらで集めた求職者やユーザーが「OpenWorkリクルーティング」に登録することで、新たな収益機会、つまりマッチングにより転職機会を得て、働く環境を手に入れることができます。
また、企業側も「OpenWork」に登録することで、有望な求職者との出会いが可能となります。このように、両者がつながるかたちで事業を進めている点が大きな特徴です。
日本最大級の社員クチコミサイト「OpenWork」

各事業についてもう少し詳しくご説明します。日本最大級の社員クチコミサイトである「OpenWork」は、当社を代表するサービスで、クチコミを閲覧できる仕組みとなっています。
「OpenWork」に登録することで、3種類のクチコミデータをご覧いただけます。1つ目は、評価スコアと呼ばれる8項目の5段階評価です。実際に働いている、または過去に働いていたユーザーが匿名で投稿したクチコミに基づき、その会社の特徴が5段階で評価され、会社の良い点や課題点が把握できるようになっています。
2つ目は、社員クチコミです。点数評価は行っていませんが、例えば、会社の働きがいに対する満足度など、具体的な内容が掲載されています。働きやすさや企業風土といった生々しい情報を投稿していただくことで、その会社の実態をできる限りリアルな文章で把握できます。
3つ目は、月間残業時間、有給休暇消化率、年収といった具体的なデータです。これらは有価証券報告書でも確認できますが、職種別や年代別のデータを見ることで、より自分に近いリアルな情報を得ることができます。このように、さまざまな働き方に関するデータを提供するサイトとなっています。
このビジネスモデルの特徴として、無料で情報を開示していないことがポイントです。具体的には、スライド右下に記載した4つの手段のいずれかを利用していただくことで、ユーザーに情報を開示する仕組みになっています。
例えば、Web履歴書の登録やクチコミの投稿自体は、すぐに収益につながるものではありません。しかし、後述する「OpenWorkリクルーティング」の基盤を形成したり、クチコミを通じて情報量を増やし、その価値をさらに高めることにつながります。
また、「OpenWork」に登録する際に提携サービスにも登録いただくこと、有料会員登録として月額1,800円を支払っていただくことで、直接的な収益につなげています。
このように、ユーザーになんらかの取り組みをしていただくことで「OpenWork」というサービスの価値を高めるとともに、直接的な収益につなげることがこのビジネスモデルの特徴です。
企業向けダイレクトリクルーティングサービス「OpenWorkリクルーティング」

もう1つの主力事業である「OpenWorkリクルーティング」では、企業と求職者を直接つなぐダイレクトリクルーティングをモデルとしています。
既存のダイレクトリクルーティングサービスとの差別化ポイントとして、「OpenWork」のクチコミサービスが活用されている点が挙げられます。
企業が直接スカウトを送ったり、掲載された求人にユーザーが応募できる仕組みは他のサービスと同様です。しかし「OpenWork」の特性上、先ほどお伝えしたような5段階評価のスコアや、実際に投稿された具体的なクチコミが確認できます。
その結果、クチコミの評価が高い、あるいは良い内容が書かれている企業ほど、就職において有利になる点が特徴です。ユーザーから「良い会社だ」と感じてもらえるだけでなく、採用媒体上のアルゴリズムやスカウト条件といった仕組みにおいても、クチコミの評価が高い企業が優遇される実態があります。
この背景には、当社が働きがいの向上を重視している姿勢があり、働きがいが高い企業ほどリクルーティングサービスにおいて有利になるよう設計されています。
サービス利用費用としては、2段階のビジネスモデルを採用しています。まず、企業に基本利用料として年間120万円をお支払いいただくことがスタートです。
その中で採用が決定すると、中途採用であれば1人当たり70万円から、新卒採用であれば1人当たり30万円から採用成功報酬をいただきます。このような2段階のビジネスモデルで、安定した収益につなげているサービスです。
クチコミデータを新たな社会課題解決に活用する「オルタナティブデータサービス」

「OpenWork」「OpenWorkリクルーティング」に加えて、比較的新しいサービスである「オルタナティブデータサービス」についてもご紹介します。
先ほどから何度かご紹介しているクチコミなどのデータを、単に見せて終わるだけではなく、そのデータ自体をビジネスとして二次利用しているサービスです。
具体的には2つの収益モデルを採用しています。1つ目はスライド左側の「FIS(Financial Indicator Service)」です。金融機関やヘッジファンド、資産運用会社に「OpenWork」のデータを年間提供することにより、資産運用や投資判断基準に活用していただくサービスです。
「OpenWork」では投稿されたクチコミの信頼性を維持するため、学術機関と連携して査読付き論文を公開したり、データの信頼性を高める取り組みを行っています。これらの信頼性向上の取り組みの結果として、具体的な名前は申し上げられませんが、世界的に知られたヘッジファンドや資産運用会社で「OpenWork」のデータを有償で活用いただいています。
スライド右側の「DAP(Data Analytics Platform)」は、企業にとって身近なサービスです。人事部や組織改善を担当する部門の方々に向けて、各企業のクチコミをAIで分析し、組織課題をレポート化して提供しています。
「FIS」とは異なり、「DAP」では原則として生データをお渡ししていません。「OpenWork」のクチコミの信頼性を維持することを重要視していますので、書かれたクチコミデータをそのまま提供するのではなく、企業のニーズに合わせて当社が分析したレポートをお渡しし、企業の組織改善などに活用いただいています。
事業系統図

以上、当社の3つの主力事業についてご説明しました。
クチコミサイトから紹介料を得るなど、さまざまなかたちで収益機会を得る代わりに、しっかりとユーザーを集める「OpenWork」、集めたユーザーに対して確実にマッチングの機会を提供し、成功報酬や掲載料で収益を得る「OpenWorkリクルーティング」、蓄積されたデータをさまざまなかたちで二次利用して収益を上げる「オルタナティブデータサービス」、この3つのビジネスモデルにより、確実に事業活動を展開しています。
人材紹介事業(株式会社BNGパートナーズ、2026/4〜)

新たにグループインした株式会社BNGパートナーズについて簡単にご紹介します。
BNGパートナーズは、CXO層やハイクラスの方々を対象とした人材紹介会社です。成功報酬型の仕組みを採用し、さまざまなかたちでハイクラス層の就職支援を行っています。
私たちがBNGパートナーズをはじめとする人材紹介会社の買収に力を入れている背景には、大きなシナジーへの期待があります。
BNGパートナーズに限らず、人材紹介業の特徴として、ベテランの方々の勘や経験によって成り立っている部分が依然として残っています。求職者への就職機会の提供、採用企業と求職者のマッチングにおいても、業界における知見やネットワークを持つベテランの力が重要であり、新たな機会が数多く創出されているのが現状です。
一方で、人材紹介業界は非常に競争の激しいレッドオーシャン市場となっており、新しい会社が生き残るのは困難な状況が続いています。このような厳しい環境の中で、私たちは「OpenWork」によるデータ活用が大きなシナジーを生み出す可能性を秘めていると考えています。
具体的には、AIを使ってスライド左下にも記載したキャリア関連の専門知識や、「OpenWork」で集めたクチコミデータなどを効果的に活用することが重要です。
例えば、経験の浅いエージェントの方々であっても、「OpenWork」のデータを独占的に活用することにより、採用企業や求職者に対して新しい価値を提供できることを目指しています。人の力とデータの力を組み合わせることで、新たなマッチング機会を創出できるのではないかと考えています。
(補足)TAMの拡大

補足として、人材紹介市場自体も、日本においては依然として非常に大きな市場です。ダイレクトリクルーティング市場が伸びている印象があるかもしれませんが、その約4倍の規模があります。私たちがこれからさらに拡大していく上で、人材紹介市場への参入は切り離せない関係にあります。
連結P/Lハイライト

ここからは、今年4月から6月の第2四半期業績について具体的なトピックをお伝えします。
まず、連結P/Lのハイライトです。エグゼクティブサマリーでも進捗は「順調」とお伝えしましたが、メッセージに変更はありません。営業収益は30億円を超えており、営業費用は20億円に迫る勢いとなっています。
業績推移(四半期ごとのサービス別営業収益の推移)

四半期ごとのサービス別営業収益の推移についてご説明します。なお、BNGパートナーズの収益は人材紹介サービスおよびその他サービスに含まれています。
「OpenWork」は前年同期比で0.1パーセント減となっていますが、この減少は問題ないとお考えください。
「OpenWork」では月額課金以外にも、Web履歴書の獲得やクチコミ数の増加といった要素が重要です。そこで「OpenWorkリクルーティング」のサービスを成長させるために「OpenWork」では意図的な収益のコントロールを行っており、横ばいの計画を前提としています。引き続き、四半期ごとに3億円程度となるようにしていきたいと考えています。
「OpenWorkリクルーティング」および「オルタナティブデータサービス」は、いずれも前年同期比で2桁成長を記録し、順調に推移しています。
人材紹介サービスの目標値は公表していませんが、私たちの計画に対しては若干の遅れが生じています。ただし、年間で見た場合にはほとんど問題はなく、特にご心配いただく必要はないと考えています。
BNGパートナーズを含めたハイクラス転職における遅れの要因については、活動を開始してから決定に至るまでに半年から1年程度のリードタイムが必要となる点が影響していると捉えています。
第3四半期および第4四半期、さらには来期にかけて、しっかりと巻き返しを図っていきますので、引き続きご期待ください。
営業費用の推移

営業費用についても簡単にご説明します。ポイントとして、人件費が約4億円と大幅に増加しており、前年同期比32.3パーセント増となっています。この背景には、採用が順調に進んでいることが挙げられます。計画どおりの進行状況であるため、ご安心いただければと思います。
一方で、先ほどのトレンドも踏まえると、業務効率化や省人化がAIによって進展している中、「あえて逆行するかたちで人を増やして大丈夫なのか?」と疑問を感じる方も多いと思います。
前提として、当社では全社を挙げた業務改善の取り組みを推進しています。具体的には、当社の取締役兼執行役員CTOの池内が主導し、各事業部の担当者や経営陣を含む全社的なAIの利活用に目下取り組んでいます。
このような業務改善を進める中で、成長企業として必要な領域については業務の改善を進めつつ、並行して人員を増やしています。生産性を意識しながら人員を適切に増加させていく方針ですので、ご理解いただけると幸いです。
各種KPI / OpenWorkリクルーティング

売上以外の主要KPIの推移についてご説明します。「OpenWorkリクルーティング」では、累計導入社数と累計Web履歴書登録者数の2つを追っていますが、いずれも着実に右肩上がりで伸びています。
累計導入社数は、昨年や一昨年と比較すると伸びがやや落ち着いているように感じられるかもしれません。
この点について補足すると、昨年まで実施していた無料キャンペーンを終了したことが主な理由です。昨年から「Openworkリクルーティング」は基本利用料を頂戴するプランへと移行しましたが、1年目ということで無料キャンペーンを展開したところ導入社数が大幅に増加しました。非常に順調に推移したことから、今期以降は基本的に無料キャンペーンを実施していません。
その結果、単純な累計導入社数の増加ペースは鈍化していますが、有料でも利用したいと考えるお客さまが中心となり、それが収益にしっかりと反映されている状況です。
Web履歴書登録者数は引き続き順調に伸びており、特に問題はありません。
各種KPI / OpenWork

「OpenWork」では、累計登録ユーザー数と累計社員クチコミ・評価スコア数の2つを追っています。これらは成長確度も含めて問題はなく、順調に成長しています。
連結貸借対照表

連結貸借対照表です。今年4月に加わったBNGパートナーズを含めた連結決算ですが、大きなメッセージはこれまでと変わりません。しっかりとキャッシュがあり、自己資本比率が80パーセントを超える、財務基盤が強い会社とお考えいただければと思います。
2030年までの成⻑計画

期限を延ばした2030年までの成長計画です。これまでお伝えした内容と同様ですので、簡単にご説明します。
現在、社内では2030年までの中期経営計画を策定しています。事業目標として売上高150億円、営業利益30億円を最低ラインとし、過去数年間をかけて着実に進めている状況です。
キャッシュアロケーションの基本方針

当社の財務ポリシーと株主還元に対する考え方をご説明します。
財務ポリシーではキャッシュアロケーションに関する考え方をご説明します。こちらは今回初めて共有する内容です。
連結貸借対照表のスライドで「強固な財務基盤」「自己資本比率が80パーセント以上」とご説明しましたが、これは言い換えると、かなりキャッシュが余っている状況を示しています。
「なかなか有効活用できていないんじゃないか?」「もっと良い投資があるんじゃないか?」とご懸念やご不安があることも理解しています。そこで、私たちがその資金をどのような考えに基づいて活用しているかをお話ししたいと思います。
ポイントは成長投資と株主還元で、この両方を確実に進めていくことを大前提としています。
成長投資は、M&A投資およびAIプロダクトなどの事業資産への投資を指します。この2点に重点的に資金を投じ、2030年までに最大100億円規模の投資を行うことで、成長の確度を高めていきたいと考えています。
また、この100億円規模の投資を進める中で、CFOと連携しながら株主還元の資金も確保し、配当や株主優待への資金配分を行えるよう努めます。
成長投資に関する具体的な考え方については次のスライド以降でご説明します。
M&A投資

こちらのスライドでは、M&A投資の考えについてご説明します。
具体的には、私たちが持つ2大アセットにしっかりシナジーをもたらす会社を選定していきたいと考えています。
アセットの1つが、個人・企業が集まるネットワークです。820万人を超えるユーザー数と、累計約6,500社の導入企業数を有しており、この2つの資産とそれらを結びつけるネットワークに貢献する買収先を選定していきたいと考えています。
具体的には、人材紹介やその周辺領域を想定しています。私たちは現在、多くのユーザーと企業を集めることには成功していますが、集めるだけでは意味がありません。マッチングさせるためには両者を結びつけるネットワークが重要です。
私たちのデータやアルゴリズムでマッチングの精度を高めることはもちろん重要ですが、転職で最終的に重要になるのは人です。最後の後押しや意思決定の場面では、人の存在が欠かせません。豊富なデータを活用し、最後の一押しを可能にする意味でも、人材紹介領域を成長のキーとして位置付けたいと思っています。
BNGパートナーズにも、ネットワーク強化の観点で大きな寄与を期待しています。また、引き続き、人材紹介以外のRPO領域でも、シナジーの高い分野でしっかりとグループインを狙っていきたいと考えています。
もう1つのアセットは、何度もご説明しているクチコミデータをはじめとしたワーキングデータにほかなりません。
このようなデータをクチコミ以外にも幅広く集めることは重要ですが、データを収集して終わりでは意味がありません。私たちにしか提供できないサービスを作っていく観点からも、データの利活用は2つ目のキーになると考えています。
また、例えばAIに強いプロダクトを持つ会社や、私たちと同じように独自のデータを有している会社が重要な存在となります。このような領域と適切に連携するためにも、積極的に買収を視野に入れて進めていきたいと考えています。
このように2大アセットに近い領域でシナジーを創出できる部分については、引き続きしっかりと買収を狙っていく考えですので、今後もご期待いただければ幸いです。
事業資産(AI)投資 - AI求人検索

成長領域であるAI投資です。こちらは抽象的な説明よりも、実際に当社がすでにローンチしているプロダクトイメージをご紹介したほうがご理解いただきやすいと思います。
スライドに示しているのは「AI求人検索」という新サービスです。「OpenWork」の中でご利用いただけますので、ご興味があればぜひお試しください。
簡単に申し上げると、求職者がチャットボットでAIと対話する中で、最終的に「OpenWork」にある具体的な求人が提案されるサービスになっています。類似サービスは多く存在するかもしれませんが、「OpenWork」の独自性として、「OpenWork」のワーキングデータが変化点となっています。
「OpenWork」が保有するクチコミや、ユーザーが利用しているWeb履歴書、さらにその中で示される志向性などを組み合わせることで、単純に年収や勤務条件だけでなく、企業の特徴や個々の志向性、好み、ワーキングスタイルを考慮に入れた求人や企業の提案が可能になります。
「OpenWork」のデータとAIを統合することでマッチングの質を向上させるべく「AI求人検索」をローンチしました。
事業資産(AI)投資 - その他事例紹介

他にもさまざまなAIサービスがありますので、要点を絞ってご紹介します。
先ほどお伝えした企業の行動データやユーザーの行動データから、得られるWeb履歴書データや求人データの精度を向上させることでランキングエンジンを最適化したり、閲覧行動に基づいて次のおすすめ求人をレコメンドするサービスを提供しています。
企業向けには、ユーザーに送るスカウトの特徴やおすすめ基準を自動生成することでスカウトが送りやすくなるようサポートするなど、大小さまざまなサービスを展開しています。
ここでご紹介したもの以外にも、さまざまなAIサービスを準備しています。単純な業務効率や省人化も大事ですが、私たちが志向するAIサービスを一言で表すと、「OpenWork」のデータを組み合わせることでマッチングの質を向上させることにあると考えています。
スピーディに採用を決定することも重要ですが、ユーザーが気にしているのは、現在売り手市場にある中で「大量のスカウトが送られてくるが、自分に合う会社がわからない」という状況です。
そのため、時間をかけてでも自分に本当に合う会社を見つけていただくために、AIを活用しながら質の高いマッチングを目指し、さまざまな試みを進めています。
このような取り組みやさらに大きなサービスの開発については、まだ私たちのAIに関する知見や開発力が十分ではありません。そのため、先ほどのM&Aと併せて投資を行い、この分野に注力していきたいと考えています。
株主還元 - 配当の予定

最後に、株主還元についてご説明します。
配当の予定です。第1四半期の決算説明と変わらない内容ですので、手短にご説明します。引き続き、1株当たり4円50銭の配当を実施し、第2四半期末と次の期末で確実に株主還元を行う計画です。
株主還元 - 株主優待

株主優待については、引き続き実施を予定しています。保有株式数の条件などについてはスライドのとおりです。該当する方やご興味のある方はぜひご確認ください。
株主還元 - 株主優待

株主優待の概要はスライドのとおりです。併せてご確認ください。私からの説明は以上です。
想定される質問と回答

ここからは質疑応答に移ります。想定される質問と回答をスライドに掲載していますが、インタラクティブな場ですので、まずはみなさまからのご質問にお答えします。
質疑応答:BNGパートナーズのサービスと「OpenWorkリクルーティング」の違いについて

司会者:「BNGパートナーズのサービスと『OpenWorkリクルーティング』の違いについて教えてください。また、BNGパートナーズは計画比の進捗がなぜ悪いの
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