logmi Finance
logmi Finance
GMO TECHホールディングス株式会社415A

東証グロース

サービス業

目次

鈴木明人氏:GMO TECHホールディングス代表取締役社長CEOの鈴木です。本日は、当社の2026年12月期第2四半期決算説明会をご視聴いただき、誠にありがとうございます。

スライドに記載の流れでご説明します。

結論と要約|決算サマリ(連結)

2026年12月期第2四半期決算の結論と要約についてご説明します。第2四半期累計の業績はスライドに記載のとおりです。

売上高は、GMO TECHとデザインワン・ジャパンおよびトライハッチとの経営統合により増加しています。また、営業利益についても、AI SaaS事業の安定的な成長により増加しています。

結論と要約|売上高・営業利益の推移(連結)

四半期ごとの連結売上高・営業利益についてご説明します。売上高は、GMO TECHとデザインワン・ジャパンおよびトライハッチとの経営統合により増加しました。また、営業利益もAI SaaS事業の安定的な成長により増加しています。

結論と要約|営業利益の増減要因(連結)

営業利益の推移はスライドに記載のとおりです。地図対策および不動産DX SaaSの成長により、2026年12月期第2四半期の営業利益は安定的に増加しています。

2026年第2四半期決算概要|貸借対照表サマリ(連結)

2026年12月期第2四半期決算の概要についてです。貸借対照表(BS)のサマリはスライドに記載のとおりです。

2026年第2四半期決算概要|損益計算書サマリ(連結)

2026年12月期第2四半期決算の損益計算書(PL) のサマリはスライドに記載のとおりです。

AI SaaS事業の区分け

サービス別の概況です。AI SaaS事業(ストック型)の概況をお伝えします。

最初に、当社のAI SaaS事業の区分けについてご紹介します。

1つ目はマーケティングSaaSです。こちらは、地図対策、「Google/AI検索」対策、予約、「LINE」、スワイプ型LP(ランディングページ)といった、店舗集客に関わる一連の領域をカバーする製品群で構成されています。

2つ目が不動産DX SaaSです。オーナーアプリ、入居者アプリ、オーナーCRMといった、不動産賃貸管理の基幹業務に深く入り込む製品群を展開しています。

AI SaaS事業(ストック型)売上高比率

AI SaaS事業の売上高と全社売上高に占める割合の推移についてです。全社売上高に占めるAI SaaS事業の割合は、第1四半期に引き続き、過去最高の数値となっています。引き続きAI SaaS事業の安定した事業基盤を伸ばしていきます。

AI SaaS事業|売上高・営業利益推移

AI SaaS事業の売上高および営業利益の推移についてです。第2四半期では、売上高・営業利益ともに着実に成長し、いずれも過去最高の数字を記録しました。

マーケティングSaaS|売上高・営業利益推移

マーケティングSaaS事業全体の売上高・営業利益の推移です。第2四半期において、マーケティングSaaS事業の売上高は四半期ベースで過去最高を記録しました。

当事業は当社グループの成長を牽引する事業と位置付けており、引き続きこの成長を継続させていく所存です。

マーケティングSaaS|地図対策の概要

ここからは、マーケティングSaaSの主要なサービスである地図対策について説明します。

地図対策は、いわゆるMEO(Map Engine Optimization:地図検索最適化)のことで、みなさまもふだんから利用している「Googleマップ」検索で上位表示を実現し、ユーザーがお店を見つけやすくすることで、店舗の集客につなげるサービスです。

多店舗展開されているお客さまにとっては、全店舗の「Google ビジネス プロフィール」を一元管理できる点が大きな価値となっており、当社のAI SaaSが業務基盤として定着している領域です。

マーケティングSaaS|地図対策の市場規模

国内の地図対策(MEO)の市場規模は、スライドに記載のとおり堅調に成長しており、2028年には300億円を超えると予測されています。

マーケティングSaaS|地図対策の市場におけるシェア

拡大する地図対策の市場において、当社は2026年2月にグループジョインしたGMOトライハッチとともに、市場シェアのさらなる拡大を目指していきます。

具体的には、GMO TECHの「MEO Dash byGMO」とGMOトライハッチの「MEO CHEKI byGMO」という2つのサービスを揃えたことで、小規模店舗から大規模チェーン店舗まで幅広くアプローチできるようになりました。

これにより、市場シェアをさらに高めることができると考えています。

マーケティングSaaS|地図対策の市場における優位性

GMO TECHとGMOトライハッチの地図対策サービスを統合することで、当社は合計で20万店舗のマーケティングデータを保有しています。

今後はこのデータを活用し、従来の集客支援にとどまらず、売上向上につながる経営支援まで対応するツールへと進化させる考えです。

具体的には、AI分析を活用して経営課題を可視化し、接客の改善やリピーターの育成、すなわちCRMまでを支援します。

あわせて、POSや在庫データとの連携や、インバウンド向け多言語対応の強化も進めていきます。

マーケティングSaaS|地図対策 売上高推移

地図対策の売上高は順調に成長を続けており、第2四半期の売上高は過去最高を記録しました。

また、当四半期から2026年2月にグループにジョインしたGMOトライハッチの売上高も統合しています。引き続き、営業人員の強化や製品のアップデートを進め、売上高のさらなる拡大を目指します。

マーケティングSaaS|地図対策の解約率推移

地図対策の解約率は1パーセント前後と非常に低い水準で推移しており、ストック収益として安定的かつ継続的な収益基盤を確立しています。

不動産DX SaaSの概要

AI SaaS事業のもう1つの柱である不動産DX SaaS事業についてご説明します。

不動産DX SaaS事業では、不動産管理会社向けに業務効率化(DX)を実現するSaaS製品「GMO賃貸DX」を提供しています。

また、「GMO賃貸DX」では、「GMO賃貸DX オーナーアプリ」「GMO賃貸DX 入居者アプリ」「GMO賃貸DX オーナーCRM」という3つの顧客管理製品を提供しており、すべての不動産管理会社さまに便利で使いやすいサービスを届けることで、業務効率と満足度の向上を目指しています。

不動産DX SaaS|不動産テック市場規模①

当社の不動産DX SaaSが属する不動産テック市場は、2030年には2兆3,000億円を超える規模となり、今後も継続的な拡大が見込まれる成長市場です。

不動産DX SaaS|不動産テック市場規模②

その中でも、当社の不動産アプリサービスの市場規模は約60億円となっています。この市場を基盤としながら、さらに大きな市場を目指して拡大していきたいと考えています。

不動産DX SaaS|市場におけるシェア

当社の「GMO賃貸DXオーナーアプリ/Web」を利用している不動産オーナーさまの数は、2026年6月に35万人を突破し、順調に成長しています。

不動産アプリサービスにおけるシェアは2026年時点で約10パーセントですが、2028年までに14パーセント程度へ広げていきたいと考えています。

不動産DX SaaS|市場における優位性

スライドは、当社の「GMO賃貸DX」における市場での競争優位性を、他社との比較で示した表です。

「GMO賃貸DX」はサービス領域が他社よりも広く、データ連携がしやすい点から、不動産管理会社さまにとって使いやすい製品となっています。

不動産DX SaaS - 売上高・営業利益推移

不動産DX SaaS事業の売上高および営業利益の推移についてご説明します。当第2四半期の売上高は四半期ベースで過去最高を更新しました。ストック収益が着実に積み上がり、これが成長の基盤となっています。

また、営業利益も当第2四半期は過去最高を更新しました。引き続き、順調な成長を継続させていきます。

不動産DX SaaS|解約率推移

不動産DX SaaSの解約率推移です。当社の不動産アプリは物件情報や顧客管理といった日々の業務に組み込まれているため、一度導入いただくと解約されにくい特徴があります。

実際、解約率は足元でも非常に低い水準で推移しており、この低い解約率がストック収益としての安定的かつ継続的な収益基盤を支えています。

引き続き、既存のお客さまに長くご利用いただきながら、着実に売上高を積み上げていきます。

AI SaaS事業|アクションプラン

AI SaaS事業のアクションプランはスライドに記載のとおりです。製品のアップデートやAIの活用により圧倒的No.1製品を継続して生み出し、営業面の強化を通じて売上高および営業利益を引き続き伸ばしていきます。

その他事業(AI SaaS以外)

その他事業(AI SaaS以外)についてご説明します。こちらはスライドに記載のとおり、アプリ向けアフィリエイト広告サービスを区分しています。

その他事業(AI SaaS以外)|売上高・営業利益推移

その他事業(AI SaaS以外)の売上高と営業利益はスライドに記載のとおりです。四半期売上高は、第1四半期に発生した大手クライアントの離脱をカバーしきれず微減となりましたが、四半期営業利益は前年同期がマイナスだった一方で、当四半期はプラスに転じました。

その他事業(AI SaaS以外)|月次売上高推移

その他事業(AI SaaS以外)の月次売上高はスライドに記載のとおりです。5月、6月に大型案件の獲得が進んだこともあり、2026年4月を底に回復傾向を示しています。この回復トレンドを維持するため、獲得案件数の増加と単価向上に引き続き努めていきます。

その他事業(AI SaaS以外)|アクションプラン

その他事業(AI SaaS以外)のアクションプランです。新規受注の増加や配信媒体の強化を継続するとともに、大手広告主の獲得を積極的に推進し、売上高および営業利益のさらなる伸長を目指していきます。

統合シナジーに関する進捗

GMOデザインワンとの統合に伴うシナジーの進捗についてご説明します。

GMOデザインワンとの統合シナジーによる売上高は、2026年に想定していた目標を大幅に上回り、約2倍で推移しています。相互の顧客基盤を活用した営業を主軸とし、引き続き両社のシナジーを加速していきます。

株主還元の方針

株主還元方針についてご説明します。当社は2025年より配当性向を65パーセント以上に引き上げています。

なお、2025年度には経営統合により負ののれんが11億4,000万円発生しました。この負ののれんはキャッシュを伴わない臨時的な利益ですが、5年間で均等償却し、配当に充てていきます。

2026年の予想配当性向は98.5パーセントで、7月31日時点における予想配当利回りは5.78パーセントとなっています。今後も配当性向65パーセント以上を維持し、株主のみなさまへの還元を強化・拡大していきます。

総括

最後に総括です。まずは第2四半期の振り返りについてです。AI SaaS事業において過去最高の売上高と営業利益を記録した四半期となりました。

地図対策および不動産DX SaaSのストック収益が順調に積み上がり、安定的な成長を実現しています。その他の事業については、2026年4月を底に回復傾向にあります。

次に、第3四半期以降のアクションについてです。AI SaaS事業の売上高と営業利益拡大を目指し、圧倒的No.1製品の開発と顧客基盤の拡大に取り組みます。

その他事業では、第2四半期で築いた回復基調をそのまま再成長フェーズに乗せられるよう努力していきます。

決算説明は以上です。ご視聴いただき、誠にありがとうございました。

facebookxhatenaBookmark