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株式会社メディックス331A

東証スタンダード

サービス業

成長戦略「Beyond広告」

田中正則氏:株式会社メディックス代表取締役社長の田中です。2026年3月期通期決算についてご説明します。

株式会社メディックスは、お客さまの「売れるの実現」「売れてるの定着」をミッションに掲げ、これまでデジタル広告を中心にWebサイト制作やデータマネジメント支援を通じて、インターネット広告代理店として信頼と実績を積み重ねてきました。

現在は、「Beyond広告」という成長戦略コンセプトを掲げ取り組んでいます。現状のインターネット広告における集客やリード獲得、クリエイティブ、データマネジメントのさらなる充実・深化に注力する一方で、インターネット広告周辺領域だけでなく、お客さまの売上成長に貢献するサービス領域の拡大を目指しています。

エグゼクティブサマリー

まずは、決算のエグゼクティブサマリーです。業績について、通期売上高は42億5,600万円、営業利益は6億5,900万円、経常利益は6億6,100万円、当期純利益は4億3,600万円となりました。

次に、成長投資と株主のみなさまへの還元についてです。昨年3月の上場後、昨年度は積極的なM&Aを実施し、新たに5社をグループ化しました。BtoB企業向けにインサイドセールス機能を提供するSales Lab社や、日系企業のアジア進出を支援するSTAグループなどが加わっています。

株主還元については、昨年9月に50万株、6.22パーセントの自社株買いを実施しました。

キャピタルアロケーションについて

キャピタルアロケーションについてご説明します。当社は持続的な企業価値向上を目指し、成長投資と株主還元の両立を基本方針としています。

まず、資金の源泉ですが、安定的な営業キャッシュフロー約2億5,000万円と、創業以来蓄積してきた手元資金約40億6,000万円をベースとし、必要に応じて外部調達も活用していきます。

次に、資金の使途(キャッシュアウト)についてですが、安定したキャッシュを基盤に、約18億円を必要運転資金として手元に確保した上で、残りの資金をAI領域やM&Aといった成長投資に充てます。また、DOE(株主資本配当率)4.0パーセント程度を目安とした累進配当を継続的に実施していきます。

配当方針の見直しについて

具体的な配当方針についてご説明します。2026年3月期の配当は当初予定から3円増配し、年間18円とします。さらに、2027年3月期については年間19円を予定しており、累進増配を目指していきます。

また、株主のみなさまへの利益還元の機会を充実させるため、期末配当に加えて中間配当を行うこととしました。

還元方針としては、DOE(株主資本配当率)4.0パーセント程度を目安とした累進配当を継続し、株主のみなさまへより長期的かつ安定的な利益還元を行っていきます。

目次

本日はスライドに記載の3つの項目に沿ってご説明します。

会社概要

それでは、会社概要についてご説明します。当社は1984年に設立され、42年目を迎える企業です。企業向けにデジタルマーケティングの総合支援を行っています。

売上高構成

売上高の構成は、BtoC領域、BtoB領域、データマネジメント・その他領域の3つで管理しています。

BtoC領域は、コンシューマー向けにサービスを提供する企業へのマーケティング支援を行う組織の売上です。BtoB領域は、法人向けにサービスを提供する企業へのマーケティング支援を行う組織の売上です。データマネジメント・その他領域は、マーケティングDXやWebサイト制作などのサービスを専門に提供する組織の売上です。

この後の決算概要は、この区分に基づいてご説明します。

業績ハイライト(1/2)

2026年3月期第4四半期の通期決算概要についてお話しします。本決算からSTAグループが連結の対象となっています。

まず、業績のハイライトです。売上高は、42億5,600万円と増収で着地しました。営業利益は6億5,900万円、経常利益は6億6,100万円、当期純利益は4億3,600万円となりました。

利益面では前年比で減益となったものの、スライド下段のグラフからわかるとおり、修正計画を上回る堅調な着地となりました。

業績ハイライト(2/2)

続いて、領域別の業績ハイライトについてです。第3四半期より連結対象となっているSales Lab社の売上高はBtoB領域に含まれており、第4四半期より連結対象となったSTAグループについてはデータマネジメント・その他領域に含めています。

BtoC領域は、顧客の予算減少や一部既存顧客の取引停止の影響を受け、前年比マイナス11.1パーセントの減収となりました。一方で、当社の強みであり強化領域でもあるBtoB領域は、既存顧客の取引拡大が順調に進み、Sales Lab社の売上を含め、前年比プラス12.1パーセントの増収となりました。

さらに、データマネジメント・その他領域では、サイト制作案件の受注が好調であったことに加え、子会社化したSTAグループの業績を織り込み、前年比プラス22.5パーセントの増収を達成しました。

2026年3月期の各領域における取り組み

ここから、今期の各領域の取り組みをご紹介します。

BtoC領域では、AIを活用したサービスのリリースと業務改革、BtoB領域では、パートナー企業と連携し、AIを活用したデータ統合と収益の最大化を支援するRevOpsソリューションをリリースしました。

データマネジメント・その他領域では、AIとの対話による高度なマーケティング分析を可能にするデータ活用基盤構築サービスの提供を開始しました。

以上のように、「Beyond広告」を実現するため、各領域が着実に前進しています。各ソリューションの詳細はAppendixに資料がありますので、ご確認ください。

通期業績推移

続いて、通期業績推移についてご説明します。売上高は42億5,600万円で前年比2.3パーセント増と、増収となりました。

営業利益率が低下した理由は、子会社化した会社の連結影響と既存事業における大型顧客の取引停止などによるものです。ただし、2023年3月期からのユニット経営の効果により、既存事業単体は引き続き10パーセント台後半の高い営業利益率を維持しています。

四半期業績推移

続いて、四半期ごとの業績推移についてです。当第4四半期連結業績においては、売上高が12億5,700万円となり、前年同期を上回る結果となりました。営業利益率は第4四半期単体で16.2パーセントを記録し、連結体制移行後も安定した推移を維持しています。

KPI推移:3期以上取引のある顧客の売上高(安定した顧客基盤)

重要なKPIである長期継続売上の推移です。こちらは単体ベースで集計しています。

当社が重視する3期以上の顧客売上比率は79.9パーセントとなりました。今後も既存顧客との信頼関係を維持しながら、新規取引を上乗せすることで、さらなる成長を目指していきます。

BSサマリー

BSサマリーです。主な増減要因はスライドに記載のとおりです。総資産は77億3,200万円、純資産は35億6,300万円と、安定した財務基盤を維持しています。

2027年3月期 業績予想

2027年3月期の業績予想についてご説明します。通期の業績予想は、売上高が49億7,500万円、営業利益が7億700万円を見込んでいます。配当については、1株当たりの配当金を1円増配の19円とする予定です。

株主還元方針

最後に、株主還元方針についてご説明します。

当社の株主還元は、累進配当を継続的に実施するとともに、DOE(株主資本配当率)4.0パーセント程度を目安としています。配当回数は中間と期末の年2回とし、自己株式の取得についても、株価水準に応じて機動的に実行していく方針です。

この方針に基づき、スライド右側に記載のとおり、2027年3月期の配当は中間8円、期末11円の年間19円を予定しています。今後も、着実な増配とともに、継続的な株主還元の強化に努めていきます。

本日はありがとうございました。

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