リネットジャパングループ、通期業績予想を上方修正 上方修正記念優待新設で株主還元強化
エグゼクティブサマリー

黒田武志氏:リネットジャパングループ代表取締役社長の黒田です。本日はご多忙の中、リネットジャパングループのオンライン決算説明会にご参加いただきありがとうございます。2026年9月期第1四半期の決算についてご説明します。
まずはサマリーです。第1四半期ではありますが、通期の業績予想を上方修正しました。営業利益・経常利益は、期初計画では10億円の予定でしたが、今回13億円に引き上げました。
売上高は、期首計画の150億円に対して160億円となり、7パーセントの上方修正を行いました。営業利益と経常利益については、それぞれ期首計画の10億円を13億円に引き上げ、30パーセントの上方修正としています。
これは、現在、リサイクル事業において小・中学校向けに1人1台端末が導入されたGIGA端末の入替による特需が発生しているためです。初めての商戦ということもあり、期首計画は保守的に設定されていましたが、入札が進み営業の手応えが見えてきたことから、確度の高い案件を一部通期予想に織り込みました。
さらに、リサイクル事業においては、GIGA端末の特需だけでなく、一般のユーザーから宅配便で回収する既存のBtoC事業でも、Windows 10の入替需要や中古パソコンの相場上昇の影響で売価が上がっています。これらの要因が収益を押し上げ、上方修正につながっています。
売上および利益の計上については、このGIGA商戦などが下期に集中するため、下期の売上と利益が大きくなると見込まれています。
また、2点目として、この上方修正を記念し、株主還元策として「上方修正記念優待」を新設します。対象は1単元(100株)以上を保有する株主さまで、内容はデジタルギフト500円分(一律)です。権利確定日は2026年5月末日となります。
参考までに、今月末日が権利確定となる株主優待「25周年記念優待」については、3単元以上保有の株主さまにデジタルギフト3万円分が付与されます。直近の株価に基づく優待利回りは約9パーセントと、非常に高い優待利回りとなっていますので、ぜひご期待いただければと思います。
次に、第1四半期の業績についてですが、売上高が29億7,000万円、経常利益が1億3,000万円となり、増収増益を達成しています。
特にリユース・リサイクル事業では、過去最高の四半期売上高を更新し、前年同期比で3億2,000万円の増収となりました。一方で、ソーシャルケア事業は減収となりましたが、これはフランチャイズの本部事業を売却し、不採算事業所を譲渡した影響です。
ただし、新たに開設したグループホームはオープンから3ヶ月で満床となり、黒字を達成するなど、非常に良いかたちで立ち上がっています。
当社の株価推移

当社の株価推移についてご説明します。スライドのグラフをご覧いただければおわかりのように、この1年で約4倍と順調に株価が上昇しています。2025年1年間の株価の値上がり率では、東京証券取引所の市場全体で13位、名古屋証券取引所では第1位となる株価上昇率を記録しました。足元では、今回の上方修正を発表後も順調に株価が上昇しています。
本来であればストップ高を期待していましたが、選挙後の相場の中で少し目立たなかった部分があると感じています。ただし、第1四半期から上方修正を行ったことで、今後の業績推移にぜひご期待いただければと思います。また、株主還元については、業績向上に伴い、さらなる積極的な還元策を検討していきたいと考えています。
株主還元の追加:「上方修正 記念優待」~新設~

優待について丁寧にご説明します。当社には、今回新設した「上方修正記念優待」を含めて3つの優待があります。新設された優待は、1単元以上を保有する株主さまに一律500円分のデジタルギフトを進呈するもので、権利確定日は5月末日です。
2026年2月末 権利確定の優待~既存~

また、既存の優待が2つあります。1つは「創業25周年記念優待」です。こちらは3単元以上保有している株主さまに3万円分のデジタルギフトを進呈するものです。優待利回りは約9パーセントで、2月末日の株主名簿に記載された株主さまが対象です。
さらに、通常の優待「年2回優待」があります。2月末日と8月末日の株主名簿に記載されている株主さまを対象としたもので、2月には1万5,000円分、8月にも1万5,000円分、年間で合計3万円分を進呈しています。こちらは、10単元以上保有している株主さまが対象です。
これら3つの優待すべてを組み合わせて取得することが可能です。仮に10単元を保有されている株主さまの場合、通常の3万円分の優待「年2回優待」に加え、「創業25周年記念優待」、そして5月まで保有いただければ「上方修正記念優待」、これら3つの優待を受け取ることができます。
IR活動の強化

IR活動も強化しています。オンラインでCEOサロンを立ち上げており、今日はこの決算説明のライブ配信を行っています。それ以外にも、毎月第1・第3月曜日の18時半から19時の間、社長オンラインサロンを開催し、お話ししています。
また、個人投資家のみなさまにも、機関投資家と同様の取り組みを行っています。現在、200名を超える会員が登録しており、毎回40人から50人ほどが参加しています。参加できなかった方にも、登録さえしていただければ、メールや「LINE」で内容のダイジェストを配信しています。
特に、これからのGIGA商戦の進捗状況については、投資家のみなさまもご関心をお持ちだと思います。この点については、サロンなどを通じてタイムリーに情報発信を行っていく予定です。第1四半期は計画を上回る順調な進捗を見せており、今後の展開にもぜひご期待ください。
さらに、「X(旧Twitter)」のIRアカウントを開設し、情報発信を強化しています。「YouTube」では有名なエコノミストとの対談も実施しています。第1弾ではYouTuberとして人気のひねけん氏と対談を行いました。
「JapanStockChannel」でもまもなく新たな対談が公開される予定ですので、ぜひご覧ください。加えて、3月にかけても知名度の高いエコノミストとの対談を「YouTube」で行う予定です。どうぞお楽しみにしていただければと思います。
2026年9月期 第1四半期 決算実績

決算の概要です。売上高は29億7,000万円、経常利益は1億3,000万円となりました。セグメント別では、リユース・リサイクル事業の売上高が25億6,000万円、経常利益が3億3,000万円、ソーシャルケア事業(海外HR事業を含む)の売上高が4億円、経常利益が1,000万円となっています。
2026年9月期 第1四半期 連結損益計算書

連結損益計算書です。スライドの表の下から2行目に記載されている当期純利益は、6,800万円の黒字となっています。
2026年9月期 第1四半期 連結貸借対照表

連結貸借対照表です。総資産は93億4,500万円となり、前期よりも23億円増加しています。このうち20億円は現金として預金口座に入っており、これは株式会社MUFGストラテジック・インベストメントから資本性ローンとして20億円を調達した結果です。この金額が現金として計上されていることが、総資産が増加した理由です。
スライドの表の一番下の行を見ると、今期の自己資本比率は11.5パーセント、前期は13.9パーセントとなっており、自己資本比率が低下したように見えます。しかしこれは、先ほど述べたように総資産に現金20億円が加わったことで分母が大きくなったためです。その結果、11.5パーセントとなっています。
なお、銀行の査定では、この資本性ローンも自己資本に含まれるとされており、これを考慮すると自己資本比率は28.6パーセントに改善しています。
2026年9月期 第1四半期 売上高の増減要因

売上高の増減要因についてです。リユース・リサイクル事業は好調で、それぞれ増収となっています。一方、ソーシャルケア事業はマイナス2億5,600万円となっていますが、これは先ほどお話ししたフランチャイズ本部事業の売却や、不採算事業所の統廃合によるものです。しかし、既存施設自体の収益については、売上・利益ともに改善しています。
2026年9月期 第1四半期 経常利益の増減要因

経常利益の増減要因です。リユース・リサイクル事業がプラス7,300万円と増益となり、全社を牽引しています。
ソーシャルケア事業は、減収に伴い減益となっています。
リユース:売上高(2026年9月期 第1四半期)

各事業の状況です。リユース事業の売上高は15億9,400万円で、前年同期比116.1パーセントとなりました。創業から25年目の事業ですが、前年より16パーセント伸びています。
就労継続支援B型併設 2拠点目オープン

リユース事業のトピックスです。リユース事業に併設するかたちで、障がい者の就労継続支援B型の2拠点目がオープンしました。リユース事業の商材のうち、ホビー&フィギュアにおいて有効活用できていないジャンク品がありましたが、これを就労継続支援B型の業務として切り出すことで、障がい者雇用の創出と収益化に成功しました。
このリユース事業に併設している就労継続支援B型では、33名の障がい者の方が従事しており、月の平均工賃は5万3,000円と、全国でもトップレベルの水準となっています。現在、就労継続支援B型の平均工賃は1人あたり1万5,000円から2万円程度ですが、それを大きく上回る結果を出しています。
この取り組みは愛知県で「愛知県知事賞」として表彰を受けています。また、工賃を引き上げることで国からの報酬加算も得られ、就労継続支援B型を運営する会社としての収益も、営業利益が年間3,500万円という成果を上げています。
1拠点目が非常にうまくいっているため、昨年12月に2拠点目を立ち上げました。今後5年間で、就労継続支援B型を20拠点、リユース事業に併設するかたちで展開していきたいと考えています。現在の物量で、20拠点分の仕事を切り出すだけの量が確保できています。
これが立ち上がれば、リユース事業のこれまでの営業利益に7億円を上乗せできる見込みのため、着実に事業を拡大していきたいと考えています。
リサイクル:売上高(2026年9月期 第1四半期)

リサイクル事業の売上高は9億7,500万円で、前年同期比154.4パーセントとなりました。GIGA端末商戦の影響が一部みられますが、既存のBtoC回収事業が非常に伸びており、好調に推移しています。
GIGAスクール端末の入替商戦

リサイクル事業のトピックスです。GIGAスクール端末の入れ替えによる大きなGIGA特需の商戦についてご説明します。2020年に国策として「一人一台端末」として、全国の小・中学校に約1,000万台のパソコンが国費6,000億円を投じて投入されました。
それからちょうど5年が経過し、この大量のパソコンが初めて入れ替えの時期を迎えています。この特需は、ここから約2年半続くとされています。
2026年と2027年には大きな山が2つあります。特に2026年の入札のピークは来月の3月から8月にかけてとなります。この動きは2027年も続くため、現時点ではまだ特需の序盤戦にあたりますが、序盤戦は順調に推移しています。今後もこのペースで、3月から8月の入札のピークを確実に勝ち取っていきたいと考えています。
ソーシャルケア:売上高(2026年9月期 第1四半期)

ソーシャルケア事業の売上高は3億5,800万円で、前年同期比58.3パーセントと減収となりました。これは、先ほどお話ししたフランチャイズ本部事業の売却や、不採算事業所の統廃合の影響によるものです。
スライドの棒グラフ右上に小さく示されているのは、既存のグループホームの売上高と営業利益のグラフです。それぞれ着実に改善しており、売上高はプラス2,700万円、営業利益はプラス4,000万円の収益改善となり、順調に推移しています。
日中サービス支援開設 早期収益化モデルの成功

ソーシャルケア事業のトピックスとして、これから力を入れていく日中サービス支援型グループホームについてご説明します。これは、中度から重度の障がいをお持ちの方を対象に、新築で立ち上げるモデルです。昨年10月に埼玉県川口市で新たにオープンし、3ヶ月で満床を達成しました。今後も安定したストック型収益を着実に積み上げていきたいと考えています。
満床後の想定営業利益は年間2,500万円程度で、ストック型として営業利益を見込んでいます。オープンから3ヶ月という早期で収益化モデルが成功したため、この立ち上げモデルを再現し、今後、首都圏・中部・近畿の三大都市圏での展開を加速していきたいと考えています。
外国人材:売上高(2026年9月期 第1四半期)

外国人材事業の売上高は4,800万円で、前年同期比159.5パーセントとなりました。売上高自体はまだ小さいものの、159.5パーセントという大きな伸び率を記録しています。今後、グループのシナジーを活かし、介護・障がい者グループホームの福祉職種向けの人材に注力していきたいと考えています。
インドネシア・ベトナムの立上げ状況

外国人材事業のトピックスです。インドネシアやベトナムも順調に立ち上がっています。スライド右下の図にあるように、リネットジャパングループの特徴は、現地の送出しから国内の登録支援機関・管理組合まで、一気通貫の体制を敷いていることです。
これを強みとして、これまではカンボジアというニッチな国、そして自動車整備士というニッチな職種から新規参入してきましたが、これからはスケールを拡大していきます。そのため、カンボジアだけではなく、人口の多いベトナム、さらに2億人ほどの人口を有するインドネシアでも事業を立ち上げています。
また、職種としては、新たに外国人ドライバーや福祉職種といったボリュームのある職種への展開を進めていきたいと考えています。さらに、グループのシナジーを活用し、多拠点展開されるグループホームへの採用もリネットジャパングループ内で進めていきます。
「経営理念」の実現に向けて

第1四半期から良いかたちで業績を上方修正することができました。株価についてもかなり意識しており、今期中、具体的には9月までに業績をさらに拡大し、株価の引き上げを目指したいと考えています。
私の社長としての目線では、業績を着実に伸ばし、株主還元も積極的に進めることで、時価総額300億円から500億円に到達することを今期中に目指していきたいと考えています。
まだ確定していない部分もありますが、この目標を胸に、全社一丸となって取り組んでいきたいと思います。私の説明は以上となります。ここからはご質問をお受けしたいと思います。
質疑応答:将来の配当性向について
「将来的な配当性向はどのぐらいを想定されているでしょうか?」というご質問です。
現在は優待というかたちにしていますが、今期は財務状態がかなり改善され、ようやく配当が可能となる見込みです。来期から配当が出せるようになれば配当を開始したいと考えています。
将来的な配当性向などについてはまだ決めていませんが、会社の成長に合わせて配当を増やしていく、累進配当のようなものに取り組みたいと思っています。この点については、今期の後半あたりで方針を決定したいと考えています。
質疑応答:業績目標と現状の進捗について
「昨年8月の説明会で、現在までの受注分だけで営利10億円とおっしゃっていました。そこから半年後の第2四半期では、最低でも10億円という理解でよいですか?」というご質問です。
営利10億円は堅い線だと考えています。今回、上方修正したことから13億円は十分達成可能だと見ていますが、目標をもう少し高く設定したいと考えています。
現在、月に2回、月曜日に行っているCEOサロンでは、手応えの状況などを山登りや天気に例えてお話ししています。仮に目指している業績を山頂に例えると、今は2合目から3合目あたりだと感じています。
今の手応えでは天気は晴れというところで、頂上を目指してさらに努力していきたいと思います。山頂は見えていますが、まだ少し霧がかかっている状態で不確定な要素もあります。これらを乗り越えながら、山頂を目指していきます。
質疑応答:CEOサロンの参加者数について
「CEOサロン開始後、初の決算説明会ですが参加者は増えましたか? 可能であればサロン前後の大まかな人数を知りたいです」というご質問です。
サロンの会員数は順調に増加し、現在は200人を超えています。毎回、40人から50人程度の方にご参加いただいており、今日は例年以上に多くの方々にご参加いただいているとうかがっています。マーケット内での注目度も順調に高まっているのではないかと思います。
ちなみに、2月末には「25周年記念優待」と通常の優待の権利確定があります。この権利確定の際に、デジタルギフトを受け取るとともに、CEOサロンの登録もしていただく予定です。その結果、2月末にはおそらく3,000名ほどの方がCEOサロンに登録していただける見込みです。登録された3,000名の方々には、サロンでお話しした情報を「LINE」かメールでタイムリーにお届けする予定です。
また、3,000名の方が登録されれば、毎回のサロンにもおそらく100名以上の方が参加していただけるのではないかと考えています。タイムリーな情報を確実にお伝えし、さらにみなさまからのご質問などにも積極的にお答えしていきたいと思います。
個人的な意見になりますが、第1四半期で上方修正を行って取引量がかなり増加している一方で、売却される方も思った以上にいらっしゃった印象です。株式を保有していただくほうがよいのではないかと思いますが、このような手応えなども含めて、CEOサロンでお伝えしていく予定です。
質疑応答:月次受注状況の開示と配当開始の見通しについて
「以前、GIGA特需に関わる月次の受注数の開示の話がありましたが、これはいつから始まりますか? リネットジャパングループ社は利益剰余金等の関係で会社法上、配当は出せる状態ではなかったと思いますが、今その点は改善しましたか? まだ配当の計画はありますか?」というご質問です。
受注数の月次開示についてですが、競合が当社の動きを注視していることもあり、入札で確実に勝つために控えています。サロンなどで手応えについてお話ししていますので、ぜひご参加いただければと思います。
また、利益剰余金ですが、9月末時点で2億5,000万円のマイナスという状況です。しかし、今期は経常利益および営業利益で13億円を見込んでおり、見通しどおりに進めば十分プラスに転じると考えています。この状態になれば、配当も開始できる見込みですので、ぜひご期待いただければと思います。
質疑応答:GIGA商戦の経常利益への影響について
「GIGAスクール構想のシェアを1パーセント獲得すると、経常利益にどの程度影響しますか?」というご質問です。
シェアと利益の関係性について、具体的な数字を挙げるのは難しいですが、入札を着実に取っていくことが重要だと考えています。
また、自治体ごとに人口の大小があり、大きな自治体では取りこぼしがないよう確実に受注を進めたいと思います。最終的には、台数を確実に積み上げていくことが目標です。
質疑応答:中古メモリの需要について
「中古メモリが売れるとお聞きしましたが、中古メモリは新品メモリより容量が少ないと思います。それでも中古メモリの需要はあるのでしょうか?」というご質問です。
現在、メモリ不足については、メディアでも大きく取り上げられています。AIの需要が非常に盛んであり、データセンターによるメモリ需要が大きく、パソコンの需要が影響を受けているという記事が多く見られます。
相場もその影響で上昇しており、中古メモリの引き合いも今後さらに増加すると見ています。
質疑応答:ソーシャルケア事業における法令遵守体制について
「ソーシャルケア事業における法令遵守体制について、具体的にお聞かせいただけますでしょうか? 業態は異なりますが、補助金・助成金申請でミスをしている上場企業も複数あり、貴社においては、同様のケースが発生しないための方策などがあれば聞かせてください」というご質問です。
現在、私たちはGIGAの特需を活かして攻めのモードにありますが、一方で守りを固めなければ、つまずいてしまうと考えています。
カンボジアでは不正が発生し、大きな被害を受けました。この教訓を踏まえ、守りを固めることが非常に重要であると痛感しています。
ソーシャルケア事業においては、国からの報酬をいただいて運営する事業であるため、法令遵守体制を強化していく必要性を感じています。
社内監査の体制を強化し、担当者も増員しています。ソーシャルケア事業部の監査担当に加え、リネットジャパングループ全体としても監査に力を入れています。
グループ全体の監査とソーシャルケア事業部での監査の二重の体制を整え、特にソーシャルケア事業に注力するよう私自身が指示を出しています。定期的に私の耳に直接報告が入るようなかたちで、チェックを徹底していきたいと思います。
今後は攻めの姿勢だけでなく、確実に守りを固めることも重要だと考えています。
質疑応答:受注開示について
「社長から宣言された受注状況の開示を、1年間待ち続けています。いつから始まりますか?」というご質問です。
これは月次で行う予定でしたが、先ほどもご説明したとおり、競合他社が当社のIR情報をかなり注視している気配があるため、月次の開示は控えています。
その代わりに、CEOサロンでは手応えをお伝えしています。月2回、毎週月曜日の18時半から19時まで開催していますので、ぜひCEOサロンにご参加いただければと思います。
質疑応答:iPadの在庫状況について
「iPadの在庫10万台は、今どのような状況ですか?」というご質問です。
準備が整い次第、随時出荷を進めています。販路開拓が順調に進んでいるとご理解いただければと思います。
質疑応答:受注開示について
「受注開示には確かに興味がありますが、競合が見ているなどの理由があれば仕方ないかと思いました」というご意見です。
申し訳ありませんが、そのようにご理解いただければと思います。
質疑応答:iPadの仕入れ費用について
「iPadの仕入れ費用は、前期の費用で実施していますか?」というご質問です。
こちらは随時、仕入れのたびに計上しています。キャッシュは出ていきますが、P/L上はコストが大きく発生するものではなく、受注・販売し、当社の倉庫から出荷された時点で売上と利益が計上されます。
なお、入札から1ヶ月から3ヶ月ほどで出荷されるため、少しタイムラグがあります。ただし、受注状況は先行指標として扱っており、今期の通期見通しには、先行指標のデータを織り込んで公表する方針です。
質疑応答:部品販売における事例について
「パソコン部品の販売単価アップの事例を教えてください」というご質問です。
メモリやその他の部品を細かく分類し、さまざまな販路で販売しています。ハードディスクなども販売していると報告を受けています。毎週、私への数字の報告が上がってきていますが、販売単価も順調に上がっていると認識しています。
質疑応答:iPadの海外への再販可能性について
「仕入れたiPadは、海外に再販することもあり得ますか?」というご質問です。
国内のみならず海外からも引き合いが来ており、一部については海外へ出すことも検討しています。
質疑応答:センターのセキュリティと防火対策について
「タブレット端末が大量に落札されていくものと思いますが、在庫管理・品質管理や火災等の対策は万全でしょうか?」というご質問です。
特にセキュリティに関しては、万が一、当社が回収したものから情報が漏えいすることがあってはならないため、警備員やセキュリティカメラを含めて万全の対策を講じています。
入口にはガードマンが立っています。社内だけで済ませるのではなく、あえてコストをかけて警備会社のスタッフを常駐させ、入口には金属探知機を設置しています。
センターに見学の方がいらした時は、私が直接ご案内することもあります。その際、私も入室時には毎回、金属探知機が反応してしまうため、ベルトまで外して通過するほど、セキュリティを厳格に運用しています。
また、火災対策については、昨今のリチウムイオン電池の発火問題などを踏まえ、消火設備や消火器を備えています。特に重要なのは、すぐに水に漬ける対応です。このため、作業スタッフの手元には水や専用の泡消火器を完備し、万全な対策を講じています。
質疑応答:2月の優待権利取得について
「今月の優待落ちが怖いのですが、なぜ2月に優待権利取得を集中させたのですか?」というご質問です。
2月には2つ優待があり、今回上方修正したのは5月の優待です。そのため、2月の権利落ちだけで終わるのではなく、その後も継続して保有していただけるように、5月の優待を追加しました。これは2月の権利落ちへの対策というわけではありませんが、あえて2月と5月に分けています。
質疑応答:中古パソコンのリユース戦略について
「中古パソコンは基本的に分解すると思いますが、良質なパソコンはそのままリユースすることもあるのでしょうか?」というご質問です。
程度の良いものはリユースしています。ただし、当社に持ち込まれるのはピカピカの新しめの中古品というよりも、家の中で退蔵されていたパソコンが多いため、やや古いものや廉価版のものが含まれます。その一部をリユースすることがあります。
質疑応答:上方修正の理由について
「上方修正の理由は営業状況との記載がありますが、これは仕入れ側の営業ですか? 再販側の営業ですか?」というご質問です。
まず、仕入れが最も重要なポイントであるため、仕入れの手応えがある程度確度を持って見えてきた部分については、今回の通期予想に一部反映させました。
また、再販においてより高い価格で販売できる販路を目指し、国内外を問わず多様な販路開拓を継続的に進めています。
質疑応答:機関投資家からのミーティングについて
「機関投資家からのミーティング依頼は増えましたか?」というご質問です。
こちらも徐々に増加しています。
質疑応答:PERの現状と目指す業績目標について
「今回の特需という特殊性を考えると、今期目指すPERはどれくらいですか? 予算算出方法を考えると、個人的には税引後利益で20億円くらい行く可能性があると考えています」というご質問です。
現在のPERは約20倍ですが、現状の足元を踏まえると、もう少しPERが高くてもよいと考えています。また、「税引後利益で20億円くらい」というコメントをいただいていますが、当社が目標とする頂上は、それをさらに上回る水準を目指していきたいと思っています。
楽観的なシナリオでは、税引後利益で20億円も可能だと考えています。ただし、その目標を達成するにはいくつかのハードルがありますので、その水準を目標に据えながら努力していきたいと思います。
質疑応答:優待の継続保有要件について
「今すぐの話ではありませんが、配当開始後も優待を継続するのであれば、優待は継続保有要件があってもよいかと思いました。この点は検討されたことはありますか?」というご質問です。
配当を出すようになれば、優待の位置づけについても検討していきたいと思います。優待については、長期保有をしていただく方にはなるべく手厚く対応することを検討していきたいと考えています。
質疑応答:リチウムイオン電池の回収対応について
「現在は、リチウムイオン電池の回収は行っていますでしょうか? リチウムイオン電池の回収で、逆に赤字になる可能性はありますか?」というご質問です。
当社の家電製品の中にはリチウムイオン電池を含むものがありますので、現在も対象として取り扱っています。ただし、現時点では、リチウムイオン電池を積極的に取り上げて回収する取り組みは行っていません。
現在、リチウムイオン電池の発火問題が各地で多発しており、年間8,000件以上の爆発事故が発生しています。このため、社会問題化が進んでいる状況です。
国や行政も今後、これに注力していく中で、当社がパソコンで築いてきた宅配便による回収の仕組みや、自治体とのネットワークは、リチウムイオン電池の回収においても非常に有効であると言えます。この業界のみならず、国や自治体からも当社に声がけをいただくことが多く、近い将来、実証事業を実施することになると予想しています。
これまでのパソコン回収事業に加えて、リチウムイオン電池の回収は、当社の回収事業をさらに拡大させられる大きな可能性を秘めていると考えています。
この次のマネタイズについては、メーカーの負担や製造者責任が関わってくる可能性があると考えています。いずれにしても赤字で回収を行うつもりはなく、確実にマネタイズできるかを見極めた上で、この分野に注力していきたいと思います。
質疑応答:配当開始に向けた財務状況について
「先週、サロンで配当の利益積み上がり、確定時でした。QUOカード追加、ありがとうございました。接続が今になったため、配当タイミングを聞き逃しました。直接の説明は嬉しいのですが、多忙すぎそうです。数字・財務各担当者説明分担を、そしてtoC、本などを購入したこともありますが、競争的にレッドに感じます」というご意見です。
現在、9月末時点で利益剰余金はマイナス2億5,000万円ですが、今期末には十分に利益剰余金をプラスにできると考えています。このような財務状況になることで、来期には速やかに配当を開始したいと思っています。
質疑応答:GIGA入札結果について
「自治体のGIGA入札結果は、誰でもオンラインで見られるものと非開示のもので何対何くらいですか?」というご質問です。
非開示のものが多く、開示されているものは感覚的に3割から4割程度で、半分以上が非開示という状況です。感覚値としてはその程度です。
質疑応答:利益水準に関する見通しについて
「先ほど質問した者です。税引後利益20億円ということは、その場合の営業利益で30億円くらいのイメージでした。これよりも高い山を目指していますか?」というご質問です。
まだ第1四半期が終わって上方修正したばかりですので、それ以上の数字についてお話しするのは時期尚早かと思います。ただし、山登りに例えると、頂上がそのくらいの利益水準であり、現在発表している水準は2合目・3合目くらいの気持ちでいます。
現時点で申し上げられるのは、上方修正した通期の目標である13億円を目安としつつ、ご質問にあった利益水準に近づけるよう努力していきたいということです。
質疑応答:配当について
「3万株持っています。配当を楽しみしています」というご意見です。
たくさん保有いただき、本当にありがとうございます。ご期待に応えられるよう、中長期で着実に成長し、その分配当も出していきたいと考えていますので、引き続き応援をお願いできればと思います。
今回は上方修正を行いましたが、売買高を見た感想としては、売却される方も多いように感じました。現在は第1四半期ですが、この後も確実に業績を伸ばしていきたいと思っています。ぜひ当社に引き続きご期待いただければ幸いです。
「Yahoo!ファイナンス掲示板」では時折、「今、売ってしまうのがよい」のようなコメントをいただくこともあります。「グリップしたほうがよい」や「まだ先が楽しみだ」のようなコメントも含め、「Yahoo!ファイナンス掲示板」で今回の説明会やサロンで聞いた内容を積極的に発信していただけるとありがたいです。
質疑応答:体調管理について
「黒田社長自身は、健康管理をしていますか? 社内・機関投資家に加えてサロンも始まったので、急に体調を崩さないか心配しています」というご意見です。
ご心配いただき、ありがとうございます。極めて健康です。この間も年に1回の健康診断を受けましたが、まったく問題のない結果でした。
最近はなるべく体を動かすように努めており、週末はゴルフが唯一の趣味ですが、この寒い中でも週に1回ゴルフに行き、歩くなどして体調管理を行っています。
現在はGIGA商戦もありますが、仕事に精励しており、極めて元気ですので、ご安心いただければと思います。
質疑応答:エミン・ユルマズ氏との対談について
「エミンさんの動画を楽しみしています」というご意見です。
エミン氏についての話をしたかもしれません。対談は近々収録の予定ですが、3月頃には公開できると思いますので、ぜひ「YouTube」を楽しみにしていただければと思います。
また、エミン氏以外にも、著名なYouTuberや情報発信力のある方々との対談も、これからさらに追加していきたいと考えています。
質疑応答:決算発表について
「決算発表の名古屋に行けませんでした」というご意見です。
対面での発表は、最も熱量を含めてお伝えできるものです。一方で、オンライン説明会についても、特にCEOサロンは月2回開催しているため、画面越しではありますがライブでさまざまな質問をしていただき、手応えを感じていただければと思います。
質疑応答:サロンの開始通知について
「サロンの開始前に、『LINE』で通知をしてほしいです。回数が多くて忘れてしまいます」というご意見です。
現在、「LINE」では事前リマインダーとして通知を行っています。また、メールでもご案内していますので、メールアドレスまたは「LINE」での通知をご確認いただければと思います。
質疑応答:障がい者支援施設の収益について
「就労継続支援B型1拠点で、営業利益2,500万円とのことですが、かなり利益が出る印象です。収益の中身を、聞ける範囲でお聞かせください」というご質問です。
障がい者のグループホームについては、営業利益が約2,500万円のモデルとなっています。また、リユース事業に併設している就労継続支援B型では、営業利益が約3,500万円となっています。障がい者のグループホームは、国からの報酬が主であり、入居者の方の実質負担がゼロのモデルです。
さらに、就労継続支援B型の場合、リユース事業で販売した商品における売上や利益はすべて障がい者の方々のお給料に還元されています。そのため、就労継続支援B型で会社に入る収益は、国からの報酬によるものです。
工賃をなるべく引き上げることが国の方針となっており、工賃が上がるほど国からの報酬が加算される仕組みになっています。当社では、1人あたりの工賃が5万円以上となっており、これは日本でもトップクラスです。この加算が大きくなっていることが、就労継続支援B型で良好な収益を上げている理由です。
質疑応答:リサイクルセンターの見学について
「工場見学をお願いします」というご意見です。
以前、株主の方をお招きし、私がアテンドするかたちでリサイクルセンターの見学会を実施しました。
今後もタイミングを見計らい、そのような企画を予定しています。また、当社のIRホームページに、以前の施設見学会の際の動画を掲載しています。名古屋までお越しいただくのは難しいかもしれませんので、ぜひそちらの動画をご覧いただければと思います。
質疑応答:施設見学会の開催予定について
「施設見学会の開催予定はありますか?」というご質問です。
今後もまた開催していきたいと考えています。具体的な予定はまだ決まっていませんが、検討を進めていきたいと思います。
質疑応答:権利落ち後の対策について
「2月末の権利落ち後の対策をお願いします」というご意見です。
5月末に新しい優待として「上方修正記念優待」を出します。2月の権利落ちで売却されるのではなく、5月の優待もぜひ獲得していただければと思います。
業績を上げることが最も重要ですが、さらに良いポジティブなニュースをお届けできるようにすることも大切だと考えています。また、IR活動も含めて株価については私自身も意識しており、株価に良い影響を与える取り組みを進めていきます。
質疑応答:PERの目標と期待について
「3ヶ月後にどれくらいのPERを目指しますか?」というご質問です。
現在のPERは20倍程度です。将来的には30倍から40倍程度まで引き上げたいと考えていますので、ぜひ盛り上げていただければと思います。
質疑応答:受注台数について
「受注台数を知りたい」というご質問です。
受注台数の具体的な数字については、競合他社がさまざまな意見を述べる可能性があり、入札価格や販売価格が推測されることで競争に影響を与える懸念があります。そのため、四半期ごとの合計数字でご確認いただければと思います。
質疑応答:IR窓口やオンラインサロンでの質問対応について
「決算発表会に参加ができません。オンライン時の貴社の担当などからの説明で分担されると、社長は戦略に専念できるのではないでしょうか?」というご意見です。
本日も、IR担当および管理担当がそれぞれいます。IRではメールベースでのお問い合わせを承っていますので、ぜひご質問があればお寄せください。担当より回答します。
また、繰り返しお話ししていますが、オンラインサロンを月2回開催しています。事前質問も受け付けており、オンラインサロンでいただいた質問には、私からお答えするようにしています。
IRの窓口にメールでお問い合わせいただくか、オンラインサロンの事前質問を通じて、遠慮なくご質問いただければと思います。ただし、すべて私が対応しているわけではなく、担当者と分担していますので、ご安心ください。
黒田氏からのご挨拶
みなさま、本日はお忙しい中、多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございます。第1四半期は良いかたちで結果を出すことができましたが、今期はさらに上振れを目指して努力していきます。
業績や株価を意識しながら、良いニュースを積極的に発信していきたいと考えています。
また、株については、ここで売却するのではなく、将来に期待して保有を続けていただけると幸いです。さらに、追加投資を検討されている方は、このタイミングでぜひご検討いただければと思います。
本日はご参加いただき、ありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いします。
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