logmi Finance
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株式会社QDレーザ6613

東証グロース

電気機器

【基本情報】株価:349円(11月14日終値)

国内の注目銘柄を紹介する新連載「ログミーFinanceの#銘柄発掘」がスタート! ビジネスモデルやファンダメンタルズの分析を通じて、中長期で保有できる優良銘柄の見極め方が身につく実践的シリーズです。今回は、QDレーザを取り上げます。

半導体レーザーの中核メーカー。QDレーザーが描く二段構えの成長戦略

QDレーザ(6613)は、半導体に電流を流して光を発する「半導体レーザー」を中核とするメーカーです。事業はレーザデバイス(LD)事業と視覚情報デバイス事業の二本柱で、直近実績ではLD事業が売上の約86パーセント(2025年3月期)を占め、同社の中核を担っています。

DFBレーザーなど成熟領域で安定需要を確保

LD事業は、特定の波長のみを増幅して安定的なDFBレーザ、小型可視レーザ、赤色の高出力LD、そして低消費電力・温度安定性・高速通信が特徴の量子ドット(QD)レーザで構成されます。DFBレーザ、小型可視レーザ、赤色の高出力LDは成熟領域として計測・センサ・分析機器向けに安定需要を獲得しています。QDレーザはシリコンフォトニクス(シリコン基板上に光回路を作る技術)の光源として今後の伸びが期待される領域です

IOWN構想で注目。6万個の量産受注実績が示す成長余地

同社の成長ストーリーとして近時注目を浴びるのがIOWN構想です。IOWNはNTTが提唱する次世代の通信・情報処理基盤で、光信号により超高速・大容量・低遅延・低消費電力を実現することを目指します。実現にあたってはシリコンフォトニクスと外付け光源が必要となり、温度安定性と反射耐性に強みを持つQDレーザが光源候補になると見込まれます。同社は、すでにシリコンフォトニクス向けQDレーザの量産受注実績(6万個)を持つことからも、投資家の間でIOWN普及に向けた期待が高まっています。 中期ではDFBレーザなど既存のLDの量産拡大、長期ではIOWNの普及局面でのQDレーザの採用拡大という二段構えの成長シナリオを期待できそうです。

さらに詳しく知りたい方へ――社長による生配信セミナーのご案内

事業内容や成長戦略に触れ、「もっと詳しく知りたい」「経営トップの考えを直接聞きたい」と感じた方へ。、QDレーザ 代表取締役社長・大久保潔氏が自ら最新の業績や今後の成長戦略、投資家が注目すべきポイントをライブ配信で丁寧に解説します。

また、今回のモデレーターは、元ファンドマネージャー・ディーラーとして活躍した坂本慎太郎氏。投資雑誌やラジオ番組でも人気の坂本氏が、投資家目線で経営陣に鋭く切り込みます。需給分析から中長期の相場観まで精通したプロの視点で、投資判断に直結する質問を引き出します。

視聴者からの質問もその場で受け付けており、経営者の肉声を通じて、リアルタイムで疑問も解消できる貴重なセミナーです。

参加はZoomによるオンライン配信で、どなたでも無料でご予約いただけます。

「成長領域をさらに深掘りしたい」「配当方針や現場のリアルを知りたい」と考えている方は、ぜひこの機会にご参加ください。

半導体銘柄IRセミナーのタイムテーブル・注目ポイント

11:00~11:05 オープニング
11:05~11:55 ①エブレン株式会社(6599
12:00~12:50 ②株式会社QDレーザ(6613)
12:55〜13:45 ③東京応化工業株式会社(4186)
13:55〜14:45 ④特別企画「11月決算振り返り会」
         kenmo 氏(中小企業診断士/湘南投資勉強会 主催) 14:55〜15:45 ⑤トレックス・セミコンダクター株式会社(6616)
15:50〜16:40 ⑥インスペック株式会社(6656)

■ゲスト/MC
坂本 慎太郎(Bコミ) 氏(元・ファンドマネージャー/元・ディーラー)
kenmo 氏(中小企業診断士、個人投資家)
荒井 沙織 氏(フリーアナウンサー)
分林 里佳 氏(フリーアナウンサー)

▼詳細・視聴予約はこちら【IRセミナー特設ページ】
2025年11月22日(土)11:00〜17:00開催。QDレーザ登壇の半導体特集のオンラインIRセミナー ※当日は投資家向けに注目テーマの解説や質疑応答などを予定しています。 QDレーザ(6613)をフォローして、最新情報やアーカイブ公開通知を受け取る

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