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株式会社ウィルズ4482

東証グロース

情報・通信業

※当記事は速報版です。スライド情報は割愛している他、数値などに誤りが含まれる可能性がございます。正確な情報は決算短信・決算説明資料などの正式な開示資料、または追って公開予定の確定版記事にてご確認ください。

FY2025/3Q エグゼクティブ・サマリー

杉本光生氏:みなさん、こんにちは。代表取締役社長CEOの杉本です。

最初にエグゼクティブ・サマリーについてご説明します。連結売上高は堅調に推移し、連結利益は期初計画通りで通期の見込みに変更はありません。連結売上高は、プレミアム優待倶楽部における既存顧客の株主優待ポイントの増加によって、前年同期比120.5パーセントとなりました。

連結での各段階利益は期初計画通りに推移しており、通期見込みに変更はありません。単独においても、各段階利益は前年同期比、計画比ともにプラスでの着地となりました。

株主管理プラットフォーム事業は増収となりました。プレミアム優待倶楽部の契約社数は、前期末から10社増加し106社となりました。売上高は既存顧客の株主優待ポイントの増加に加え、新規受注も寄与し、前年同期比122.2パーセントとなりました。

一方、サステナビリティソリューションの売上高は前年同期比93.5パーセントとなりましたが、事業環境に大きな変化はなく、通期では概ね前年並みの想定です。

給与のベースアップと業務拡大に伴う積極的な人材採用により人件費が上昇しましたが、同時にコスト削減も進めた結果、営業利益の期初計画比は連結で118.5パーセント、単独で116.3パーセントと上振れしました。

決算概況

決算概況についてご説明します。

連結売上高は43億6,700万円、期初計画比111.6パーセントとなりました。単独売上高は41億9,300万円、期初計画比112.7パーセントとなりました。

連結営業利益は9億4,100万円、期初計画比118.5パーセントとなりました。前年同期比121.1パーセントとなりました。単独営業利益は10億2,300万円となり、期初計画比116.3パーセントとなりました。

表に示されたとおり、売上高、各利益のすべてで前年同期比で増加し、連結・単独ともに好調に推移しました。

セグメント、及び商品別概況(内部取引控除後)

セグメントおよび商品別概況についてご説明します。

株主管理プラットフォーム事業の売上高は41億8,900万円となり、前年同期比122.0パーセントとなりました。

プレミアム優待倶楽部の契約社数は前期末から10社純増の106社となり、売上高を牽引しました。 サステナビリティソリューションは、統合報告書の大型案件へのシフトが進んだものの、概ね前年並みの着地の見通しです。

広告事業の売上高は1億8,300万円で前年同期比92.9パーセントとなりました。

期初計画に対する業績進捗率(連結・単独)

期初計画に対する業績進捗率についてご説明します。

連結売上高は、通期計画の55億8,000万円に対し43億6,700万円となり、進捗率78.3パーセントとなりました。

単独売上高は、通期計画の53億2,400万円に対し41億9,300万円となり、進捗率78.8パーセントとなりました。

連結・単独ともに、各段階利益は、期初計画を上回り着地しています。

単独サービス別四半期売上高の推移

単独サービス別四半期売上高の推移についてご説明します。

プレミアム優待倶楽部は、前期末から契約社数が10社増加し、前年同四半期比122.2パーセントと堅調に推移しました。

一方、サステナビリティソリューションの売上高は、統合報告書の大型案件化が進んだ影響により、前期と比較すると下期に売上が偏重する傾向へと変化しています。

顧客数の推移(プレミアム優待倶楽部・IR-navi)

業績懸念先企業やTOB等による上場廃止に伴う解約はあったものの、大企業を中心とした株主管理DXの需要や、流動性に課題を抱える企業からの需要が強く、プレミアム優待倶楽部の顧客数は、前期末から10社増加し106社となりました。

IR-naviの顧客数も堅調に推移しています。

連結財政状況

連結の財政状況についてご説明します。

流動資産は35億1,600万円となり、前年同期比105.6パーセントとなりました。受取手形、売掛金および契約資産は5億4,900万円となり、前年同期比145.3パーセントと大幅に増加しました。これは四半期売上高の増加が主な要因です。

無形固定資産は8億6,900万円で前年同期比130.4パーセントとなりました。ソフトウエアおよびソフトウエア仮勘定の増加が主な要因です。

流動負債は22億5,600万円で前年同期比107.5パーセントとなりました。買掛金は7億6,900万円となり、前年同期比185.9パーセントの増加となりました。これは四半期売上高の増加に伴う仕入の増加が主因です。

事業トピックス(HEROZ株式会社との株価シミュレーション機能の開発)

事業トピックスとしてHEROZ株式会社との株価シミュレーション機能の開発についてご説明します。

HEROZ株式会社と共同で、顧客企業への提案段階で使用する株価シミュレーション機能を開発しました。この機能では、プレミアム優待倶楽部導入企業の実施実績データと市場データをAIが深層学習することで、株主構成や市場状況を踏まえ、株価、流動性、株主数に与える影響を高精度にシミュレーションします。その結果、最も効果的な戦略を定量的に提示することが可能となりました。

私からのご説明は以上です。ご清聴いただきありがとうございました。

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