【質疑応答】ソニーフィナンシャルグループ株式会社(8729) 新規上場記者会見
ソニーフィナンシャルグループ株式会社
会社概要
社名:ソニーフィナンシャルグループ株式会社
設立:2004年4月
事業内容:生命保険、損害保険、銀行業等
設立:2004年4月
事業内容:生命保険、損害保険、銀行業等
登壇者名
ソニーフィナンシャルグループ株式会社 代表執行役 社長 CEO 遠藤俊英 氏ソニーフィナンシャルグループ株式会社 取締役 執行役 CFO 早川禎彦 氏
ソニーフィナンシャルグループ株式会社 執行役員 財務部担当 佐井拓実 氏
質疑応答:初値の受け止めについて
質問者:初値の205円という水準について、今回は公開価格というものがない中で、基準となるのは板中心値段かと思いますが、それを上回る状態で初値がつきました。初値についてどのように受け止めていますか?
遠藤俊英氏(以下、遠藤):今回はソニーグループからのパーシャルスピンオフで、ダイレクトリスティングというかたちでの上場です。特にパーシャルスピンオフは日本で初めて行うスキームです。
私個人としてはその水準感というよりも、新しいチャレンジングな仕組みの中で価格が形成され、初値がついたということで、まずは安心しています。
早川禎彦氏:私も初値がついたというところは安心している部分です。今回はパーシャルスピンオフということで、ソニーグループ株式会社の株主の方に現物配当としてソニーフィナンシャルグループの株式をお渡しするかたちです。
私はソニーグループでIRを担当していましたが、エンターテイメントや半導体に投資をしたいという株主がいらっしゃいます。その方々が金融の株をお持ちになるということなので、当然ながら金融のエクスポージャーは要らないという株主もいらっしゃると見ていました。
加えて、一部のパッシブ、いわゆるインデックスファンドの投資家さまが機械的に売却されるということもあり、足元で短期的には需給に若干の傾きがあると想定していました。本日の価格形成については、我々の想定の範囲内で推移したと認識しています。
質疑応答:上場の狙いと今後の成長戦略について
質問者:ソニーグループからスピンオフする狙いやメリットを聞かせてください。また、上場に