【QAあり】日華化学、国内シェアNo.1の化学品と高収益の化粧品で成長加速 上期は過去最高益を更新、新工場建設で収益基盤強化へ
はじめに (日華化学を一言で表現すると)
江守康昌氏(以下、江守):代表取締役社長執行役員CEOの江守です。これから日華化学についてご説明したいと思います。
日華化学は、創業の拠点である福井に本社があります。福井では古くから繊維産業が非常に盛んでした。繊維の加工には、染める、洗う、仕上げる、柔軟加工するなどのさまざまな工程があります。私どもはその工程薬剤を創業から継続して担当しています。
そこからいろいろなかたちで、化粧品などの新規事業が枝葉のように出ていきました。そちらについてご説明しますが、一言で当社のことを表すのは非常に難しいと思います。
スライドには、「様々なモノとモノの境界面を“アクティベート(活性化する)”技術で、人々の暮らしや社会を輝かせる会社」と記載をしていますが、どういうことなのかわかりにくいかもしれません。しかし、実はみなさまの身近なところに私どもの技術があります。
はじめに
江守:スライドの車に乗っている女性の画像をご覧ください。先ほど、私どもは繊維産業から創業したというお話をしました。絹やウールはタンパク質の繊維ですが、髪の毛もタンパク質の繊維です。ヘアカラーやスタイリング剤、ヘアケア用品といった美容室専売品も当社の化粧品事業として展開しています。
また、カーシートが燃えないようにする防炎剤や、ジーパンなどの汚れがつきにくくするような防汚剤、あるいはクリーニング店向けの洗剤や柔軟剤、ドライクリーニング用の洗剤などは、国内No.1のシェアを持っています。
さらに、最近はデジタルが多くなりましたが、新聞は100パーセントリサイクルの紙を使用しており、新聞のインクを抜く脱墨剤である界面活性剤も当社のシェアは国内No.1です。このように、みなさまの生活の周りでいろいろな当社の技術が活躍しています。
なかなか表面には現れてこないのですが、世の中にある製品の背景に当社の技術が使われています。後ほど詳しくご説明したいと思います。
数字で知る日華化学
江守:日華化学について数字でご説明します。設立は1941年9月と、まさに開戦直前でした。福井は繊維の大産地でしたので、その繊維を洗うための精練剤を製造するところから創業しています。
今期予想は、売上高が570億円、営業利益が36億円です。従業員数は1,530名強ですが、国内では600名程度と、海外に多くの社員を有しています。
海外拠点は9つの国と地域に16ヶ所あります。この16拠点ほぼすべてに工場・研究所を持っています。
海外売上高比率は約50パーセントです。
研究開発型メーカーとして
江守:当社の第1の特徴は、研究開発型メーカーであることです。繊維加工会社のいろいろな要望を、当社のコア技術「界面カガク」で実現してきたという歴史があります。
お客さまからいろいろな技術のヒントをいただき、あるいは「このようなものを作ってほしい」「このような生地にしたい」という要望を直接いただいて、我々が研究開発を行い、お客さまとともに新たな製品を作っていきます。
繊維化学品もそうですし、紙もそうですし、化粧品も同様に、お客さまの技術的な要望を実現することで事業を展開してきました。まさにオープンイノベーションと言いますか、お客さまの要望を技術で叶えるというスタイルを貫いています。
そこで、2017年に新たな研究所である「NICCA イノベーションセンター」を作りました。こちらは、いろいろな方にどんどんお越しいただいて、そこでいろいろな技術を融合していきながらイノベーションを起こしていく目的で作られた研究所です。
ドローン映像がありますので、ご覧ください。
いろいろな方にお越しいただくことに加えて、中にいる社員も活気に満ちている、「技術のインターチェンジ」のような場所にしていきたいという思いで作った研究所です。
一般的な研究所は技術者がこもりきりになっており、どちらかというと静かな雰囲気になっていることが多いのですが、当社ではまったく逆に、トルコの「グランドバザール」のようなにぎわいを醸し出しています。
中に入ると、いろいろな声が聞こえてきて、上着を脱いでリラックスして過ごせるような研究所を目指しているところです。
当社が研究開発に非常に力を入れていることの象徴でもありますが、4人に1人が研究開発要員となっており、研究開発人員比率が非常に高い会社です。
この技術をキーテクノロジーにして、いろいろな産業に界面活性剤を新たに展開していくこと、そして、既存のお客さまに対しても、しっかりと技術で応えることで一緒に技術課題の解決を目指していこうと考えています。
創業者である祖父の時代から「製品を売るにあらずして技術を売る」という経営スタイルを貫いています。
コア技術
江守:コア技術の「界面カガク」についてです。理科の実験のような話で恐縮ですが、液体と液体が接するところ、例えば油と水が接するところにおいて、ドレッシングは界面活性剤が存在していない状態です。
一方、卵の黄身にはレシチンという界面活性剤成分が存在するため、乳化が起きることでマヨネーズができます。
また、気体と液体が接するところには泡が生じます。そのような泡を消したり、あるいは作ったりしています。実は新聞紙の脱墨剤というのは、ボコボコと下から泡を持っていって、その泡にインクを吸着させて上に持っていくという技術です。これはフローテーションといって、泡でインクを掻き取ることで新聞紙がリサイクルされます。
液体と固体が接するところ、例えば水と生地が接するところにおいては、気体が介在することによって撥水状態になります。
蓮の葉を思い出していただきたいのですが、蓮の葉には目に見えないほど小さな凹凸があることで、空気で固体を覆うようなかたちになります。そうすると水を弾くことができるという理論です。
このように、液体、気体、固体それぞれが接するところに界面があります。
ほかにも、固体と固体が接するところでは、例えば半導体用のインゴットをワイヤーソーで切っていくときに、ワイヤーソーだけではきれいに切れないため、クーラント剤という界面活性剤技術を活用します。
これにより、非常にきれいな面で半導体を切り出せるようになり、コンマ何ミリという正確さで切っていくことが可能になります。こちらも当社が国内シェアNo.1です。
表には出ていませんが、みなさまの生活に必要ないろいろな場面でサポートしているのが当社の技術です。
コア技術
江守:汚れを落とす、混じり合わないものを混ぜる、泡を作る・消すといったことに加え、例えば買ってきたばかりのタオルはなかなか水が染み込みませんが、洗剤を入れると水が染み込みやすくなるのも界面活性剤の作用です。
コア技術
江守:このようなコア技術を、我々は繊維加工を中心として、紙・パルプ、自動車やデジタル機器のほか、手術用のメスやハサミなどについた血液をきれいに落とす技術として医療器具にも展開しています。
また、繊維加工から発した技術を、クリーニング用の洗剤や柔軟剤、撥水剤や防ダニ剤にも展開しています。クリーニング店では撥水や防ダニといった加工もしてくれますので、そのようなクリーニング用薬剤についても、我々の繊維加工から派生した技術がしっかりと活かされています。
さらに、ウールをきれいに洗う、あるいは絹をきれいに染めるといった技術が、美容室用の化粧品に応用されています。
事業内容
江守:化学品事業と化粧品事業についてもう少し詳しくご説明します。化学品事業と化粧品事業の売上高比率は7対3くらいです。
事業内容(化学品事業)
江守:目に見えませんが、あなたの毎日を支える技術で、国内シェアNo.1・世界トップクラスの製品を多数展開しています。
繊維関係の化学品は、国内で圧倒的にシェアNo.1です。みなさまがお使いになっているゴルフ用などのレインウェアの撥水加工や、カーテンを燃えにくくする加工に使う防炎剤、先ほどもお伝えしたカーシートの防汚剤や難燃剤は、それぞれシェアNo.1です。クリーニング用の薬剤についてもシェアNo.1を誇ります。
また、半導体用の薬剤はたくさんありますが、その中でもインゴットを削っていく切削剤あるいはクーラント剤の技術について、当社はシェアNo.1となっています。新聞紙の脱墨剤もシェアNo.1です。このような隠れた分野に当社の技術が使われています。
事業内容(化学品事業)
江守:当社の一番の強みは、『顧客現場発のイノベーション』をグローバルで展開していることです。我々は84年の歴史がありますし、繊維加工の洗いから仕上げまですべての工程において技術を持っています。
お客さまに何か課題があった時にしっかりと解決するということをグローバルで展開していることが、当社の強みとなっています。
事業内容(化学品事業)
江守:最近PFAS(有機フッ素化合物)が問題になっています。撥水剤はパフォーマンスとしてはフッ素化学品が一番良いのですが、当社ではフッ素を使わない撥水加工剤をいち早く手がけています。2020年には「R&D100 AWARDS」を受賞し、世界的にもトップシェアを誇っています。
また、溶剤を使わない水系ウレタンの技術も持っています。人工皮革やカーシートの表面加工には主に溶剤系ウレタンが使われていましたが、健康被害があるとのことで、現在はヨーロッパを中心に溶剤使用の制限がいろいろあり、当社では水系ウレタンを提供しています。
さらに、インゴットを切るためのクーラント剤については、お客さまのところで出た廃剤を回収・リサイクルし、新たなクーラント剤をお客さまに戻すという取り組みを行っています。これは我々独自の技術で、半導体といってもデジタル分野だけではなく、環境にも気をつけた製品展開となっています。
kenmo氏(以下、kenmo):御社はBtoBですので、なかなか社名を聞く機会が少ないかと思いますが、今までのご説明の中で、私たちの身近なさまざまなところに技術が使われているということがよくわかりました。もし一般消費者にもわかりやすい最終製品があれば教えてください。
事業内容(化学品事業)
江守:一般消費者向けには、ニトリとの共同開発品「Nシールドファブリック」があります。例えば、ペットが引っ掻いても毛羽立たない、あるいは水や油をこぼしても簡単に拭き取れるというもので、お客さまからの評判も非常に高い製品です。
これには当社の水系ウレタン技術や撥水技術が使われており、今までにない付加価値のある商品としてニトリで販売しています。
「Nシールドファブリック」は、普通のファブリックよりも1万円高いのですが、一番よく売れています。購入者の8割が「Nシールドファブリック」を選ぶとのことで、お子さまがいたり、ペットがいたりすると、まず間違いなくこちらを選ぶそうです。
kenmo:それほど違うものなのですか?
江守:例えば、ラー油をこぼしてしまうと、瞬時に染み込んでしまいますよね。
飯村美樹氏(以下、飯村):瞬時に染み込んでしまって、二度と取れない汚れになりますよね。
江守:しかし、「Nシールドファブリック」であれば濡れ布巾で簡単に取れます。また、白い布にケチャップがつくと大変なことになりますが、こちらも布巾で拭き取れる加工になっています。
飯村:店頭で、実際に水をかけて体験できるところもありそうですね。
江守:店舗によっては、そのようなことを打ち出しているところもあります。
飯村:気になる方はぜひお試しください。
江守:以上が化学品事業となります。
事業内容(化粧品事業)
江守:化粧品事業についてです。先ほどからお伝えしているとおり、当社が製造しているのは美容室専売品です。BtoBにこだわっており、みなさまに当社の技術力をお伝えしたいと考えています。
現在はヘアケア、スカルプケアに非常に力を入れており、お客さまのいろいろな悩みを美容師が1対1でコンサルティングしながら、当社商品を用いて解決に導いていくことが、当社のスタイルとなっています。
一方で、ODM・OEMも展開しています。自社ブランドだけではなく、相手先のブランドに当社の技術を使っていただくことによって、当社の技術力の高さをより広く社会にも認めていただけると考え、受託生産等も行っています。
事業内容(化粧品事業)
江守:当社は、創業から「髪を科学する」を掲げており、毛髪の原点、あるいは毛髪の構造から解析しています。
例えば、当社のトリートメントを使うと毛髪が強くなるのかどうか、あるいはスカルプについてもしっかりと育毛ケアができているかどうかを、当社の研究員が実際に頭を洗って実験しています。
抜け毛の数を勘定するほか、実際に手で触ってみたときの感触を確かめてみたり、電子顕微鏡での確認を行ったりしながら、髪の毛が良い状態になっているかを機器を利用して研究しているのが当社の特徴です。
その中で、非常に多くのレシピを保有しているため、相手先のブランドに対するODM生産につながっています。
事業内容(化粧品事業)
江守:化学メーカーが母体だからこそ、機能性と独自性の高い商品開発が可能です。「NICCA イノベーションセンター」には、化学品と化粧品の研究所である「界面科学研究所」と「毛髪科学研究所」という2つの研究所が入っています。技術のやり取り等もあり、製品開発をさらに加速させていけると思っています。
事業内容(化粧品事業)
江守:我々は何千種類もある植物由来のレシピで育毛効果や美髪効果が出てきたものをしっかりと検証するため、AI技術で非常に有名なFRONTEOと提携しました。
AIと日華化学のレシピ技術が融合し、新たな症状の原因や改善の糸口をAIによって解析していくという新しい動きです。FRONTEOが化粧品関係で提携したのは当社が初めてと聞いています。このようなこともしっかりと行っていきたいと思っています。
グローバル展開
江守:1番目の当社の特徴は技術力と言いましたが、2番目の特徴は世界への展開力です。海外拠点は16拠点、海外売上高比率は50パーセント近くあり、我々独自のさまざまな展開があります。
先ほどお伝えしたような『顧客現場発イノベーション』を、国内のみならず海外でも提供できるところが当社の特徴となっています。
kenmo:『顧客現場発イノベーション』は、国内であればすぐにお客さまのところに行ってできる気がしますが、海外となると現場に行くのはなかなか難しいと思います。それを実現するための組織、あるいは御社ならではの取り組みなどについて教えてください。
江守:例えばアパレルメーカーであれば、非常に有名な日本企業や海外のメーカーと直接さまざまなかたちでコミュニケーションを取っています。
「撥水剤が欲しい」「このような機能が欲しい」「このようなところで困っている」というのを我々が直接おうかがいすることもあれば、加工会社からおうかがいすることもあります。
加工はほとんどが日本以外のベトナムやバングラデシュで行われています。日本の技術情報を正確にベトナムあるいはバングラデシュに伝えなければいけません。
我々はベトナムにもバングラディッシュにも拠点があり、しかも加工会社が台湾系の会社であったり、中国系の会社であったりしますが、我々は台湾にも中国にもしっかりと会社があります。
例えばベトナムに拠点を持つ台湾系のお客さまに台湾語でしっかりと技術説明を行います。しかも日本のスペックを理解しながら、現地の原料を使ってオンタイムでデリバリーしていくのは、我々にしかできないことだと思っています。
『顧客現場発イノベーション』をまさに中国、ベトナム、バングラデシュ、インドに展開できることは当社の一番の特徴ではないかと思っています。
グローバル展開
江守:繊維産業と聞くと「斜陽産業ではないか」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。確かに日本では1990年をピークとして右肩下がりになっていますが、世界で見ると成長産業です。世界の人口はどんどん膨れ上がってきています。
それに加えて、繊維の用途がどんどん広がってきています。また、これまでの天然繊維から合成繊維に変わってきています。例えば我々の時代は、テニスウェアは綿が一番良いという考え方が主流でした。しかし、今は綿のテニスウェアでテニスをしているプロ選手は誰一人としていません。みなさま、ポリエステルに変わっています。
ポリエステルのほうが軽い、ポリエステルのほうが汗が乾きやすいということで、合成繊維も変化して高次加工になってきています。高次加工になってきているところに、もちろん日本、台湾、韓国もそうですが、中国、ベトナム、バングラデシュ、インドで天然繊維から合成繊維に変わっていきます。そうなってくると我々の技術が必要になるということです。
グローバル展開
江守:当社がグローバル展開で今後力を入れていくのは南アジアのほうで、インド、バングラデシュです。バングラデシュについては、政変があり展開が難しかったのですが、このたび新たに優遇制度が復活したため、保税倉庫建設を再開し、2027年1月に営業開始する予定です。
中長期的に目指したい姿 (2024/7/31公表)
江守:中長期成長シナリオです。2035年を1つの到達点として、売上高750億円、営業利益率10パーセント以上を目標とします。
事業の収益性改革、財務/資本政策の見直し、SR/IR強化を行い、世界中のお客さまから最も信頼されるイノベーションカンパニーを目指します。
事業の収益性改革
江守:化学品・化粧品の中でも、特に化粧品の売上高をぐっと上げていきます。化学品については、収益性をしっかりと担保していきながら伸ばしていく施策となっています。
売上高は2023年の500億円から2035年で750億円に、営業利益は2023年の20億円から2035年で75億円に伸ばします。現時点では、35億円程度の利益がありますが、そこから約2倍にする計画です。
事業の収益性改革(化粧品事業)
江守:その中でも一丁目一番地なのが化粧品新工場です。化粧品新工場は非常に大きな投資となります。現在、外注比率が約50パーセント、毎年の売上の伸びが5パーセントから6パーセントであり、すでに対応できないような状況になってきています。収益性の高い化粧品の生産体制を整えることによって、収益性をアップさせていきたいと思っています。
事業の収益性改革(化学品事業)
江守:化学品戦略の一丁目一番地は「EHD」(環境、健康・衛生、先端材料)です。ここに関わる研究にシフトすることから、新製品はすべて「EHD」にひもづく内容となります。
利益成長のイメージ (2024/7/31公表)
江守:利益成長のイメージです。化粧品工場の減価償却費が大きく上がるため収益性がいったん落ちますが、赤字になることはありません。
そこからしっかりと伸ばしていき、2035年にはスライドのようなかたちで成長していきたいと思っています。
各施策の進捗 (2025/7/31公表)
江守:「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を2024年7月に発表しました。事業の収益構造の改革、財務/資本政策の見直し、そしてSR/IR強化の3本柱で進めてきました。
スライドで赤色になっているところが、今回アップデートしたところです。EHD売上高比率はもともと30パーセントでしたが、今年の上期で45パーセントに上がっています。
営業利益率は3パーセントと非常に低かったのですが、現在は6.5パーセントです。1株当たりの配当金については、2019年に16円であったものを今年は60円とし、さらに累進配当を行いたいと思っています。
配当方針
江守:株主還元です。昨年初めてDOEという指標にしました。今までは配当性向3割、4割と言っていましたが、DOEを中心として、しっかりと還元していきたいと思っています。
8月15日時点の株価は今よりも10円低かったのですが、配当利回りは4.58パーセントとなっています。
株主優待
江守:株主優待です。500株以上保有している場合、優待品も入れると5.34パーセントの利回りになっています。
2025年第2四半期 決算概要 (2025/7/31発表)
江守:2025年第2四半期の決算についてご説明します。第2四半期は、トランプ関税などさまざまなことがありましたが、おかげさまで過去最高の売上高、営業利益となりました。
売上高は271億8,000万円、営業利益は19億3,000万円です。前年同期比で売上高は4.4パーセント、営業利益は19パーセント伸びています。
ところが経常利益になると、シンジケートローン140億円の組成による手数料約1億4,000万円と、若干の円高やアジア通貨が下がった分の為替差損が出て、経常利益についてはマイナスとなりました。
2025年第2四半期 決算概要 (2025/7/31発表)
江守:化学品・化粧品がそれぞれ伸びましたが、特に化粧品の伸びが今回は大きくなっています。
本日のまとめ
江守:本日のまとめです。化学品・化粧品の2つの事業領域で人々の暮らしに貢献し、また海外に展開しているグローバルの企業です。
中長期グループ成長シナリオを発表しました。2035年の売上目標を750億円とし、売上、利益両面で成長し、特にROEは10パーセント以上を目指していきたいと思っています。
その一丁目一番地は収益性の高い化粧品を伸ばしていくことで、その中でも化粧品の新工場をしっかりと稼働させていくことを当面の目標としたいと思っています。
株主還元については、DOEを高めながら、たとえ収益性がいったん下がったとしても累進配当を続けていきたいと思っています。
2025年の上期については、売上高、営業利益ともに過去最高を更新しました。
更に詳しく知りたい方へ
江守:さらに詳しく知りたい方は、リニューアルしたIRサイトをぜひお訪ねいただけたらと思っています。
更に詳しく知りたい方へ
江守:ストラテジーアドバイザーズ社作成のスポンサードリサーチレポートで非常に詳しくレポートしていただきました。こちらについても、今私がお話ししたことが詳しく書かれているため、ご参照いただけたらと思います。
本日はご清聴、誠にありがとうございました。
質疑応答:化粧品新工場建設の背景について
飯村:「化粧品事業拡大のため、福井県に新工場建設を開始されました。あらためて、この設備投資の意思決定を行うにあたっての背景をお聞
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