エグゼクティブサマリー(2025年3月期 通期)

小渕宏二氏(以下、小渕):クルーズ株式会社代表取締役社長の小渕です。よろしくお願いします。それでは、2025年3月期の決算説明を行います。

稲垣佑介氏(以下、稲垣):取締役副社長の稲垣です。私から、数字関連も含めてご説明します。

まずは決算のエグゼクティブサマリーです。通期の連結業績は約10億円の営業赤字となりましたが、その主因の9割近くがゲーム事業によるものです。

本日別途開示したとおり、ゲーム事業は、ブロックチェーンゲーム・その他ゲームの事業のすべてを譲渡することを決定しました。そのため本日以降、ゲームの売上利益はゼロになります。24年近くの祖業がなくなりましたが、新たな事業展開を行っていきます。

さらに、利益圧迫懸念のあったSHOPLIST事業とランク王株式会社を、第4四半期までに譲渡済みです。したがって、赤字傾向のあった事業すべてが売却となり、今後は成長率の高いITアウトソーシング事業とAda.(エイダ)事業の2事業のみとなりました。

小渕:ここはかなり大事なところですので、補足します。創業の頃からの事業であったゲーム事業を、すべて撤退することになりました。クルーズの創業が2001年ですから、24年近く取り組んでいる事業です。

中には、創業から取り組んできてくれた社員もいます。手塩にかけて死線をくぐり抜けてきた仲間になりますが、そのような仲間も含めてこの事業を撤退することについては、いろいろな思いがあった上で決断しています。当然ながら、第1号社員である古瀬副社長も、このゲーム事業の撤退に伴ってクルーズ本社の副社長からは退任することになります。

本当に一言では語り尽くせないくらい、たくさんの良い思い出もあり、つらい思い出もあります。ゲーム事業は、クルーズをここまで大きくしてくれた祖業です。いろいろな複雑な思いの中で、それでも今後のクルーズのことを考えて、このような意思決定をしました。

営業赤字の約9割近くが、ゲーム事業によるものです。言い換えると、今後伸びていくITアウトソーシング事業とAda.事業のみになりましたので、すべての赤字懸念がほぼなくなったという状況です。いろいろな意味で、大きな意思決定となりました。

継続事業、撤退事業の営業利益の補足

稲垣:先ほどご説明したとおり、赤字または赤字傾向のある事業を譲渡しています。スライド上段の水色のグラフがこれから残っていく事業です。具体的にはITアウトソーシング事業とAda.事業の利益の推移です。

一方、スライド下段にグレーで示した譲渡済事業のグラフが、今回譲渡を進めているものです。具体的には、SHOPLIST事業、ランク王株式会社のメディア事業、およびGameFi事業(ゲーム事業)が譲渡済みの事業となっています。

グラフを見るとおわかりいただけると思いますが、継続事業には利益が増益傾向になっているものだけが残るかたちになっています。一方で譲渡済み事業は、赤字になっているか赤字傾向にあるものです。

特にゲーム事業については年間で9億円近くの赤字が出ていましたが、これらがすべて譲渡されるかたちになります。

エグゼクティブサマリー(2025年3月期 通期)

ITアウトソーシング事業についてのサマリーをご説明します。

第2四半期の時に、2028年度までの年次の中期計画を発表しています。今期の通期売上は、この中期計画で発表していた47億円から上方着地し49億5,000万円、前年比162.4パーセントで着地しました。第4四半期単体でも、前年同期比157.9パーセントになっています。

営業利益は、第3四半期は約3,400万円でしたが、第4四半期は1億4,200万円と大きく伸長しています。すでに損益分岐点を超えている状態ですので、今後は売上成長に応じて利益を積み上げるフェーズになってきていると思います。

新たな重点戦略について

新たな重点戦略についてです。従前からお伝えしている内容ですが、今はITアウトソーシング事業をメイン事業と位置付けています。

ITアウトソーシング事業 中期計画の進捗

ITアウトソーシング事業の中期計画の進捗についてです。先ほどお伝えしたとおりですが、スライドには第2四半期に発表した数字のままを示しています。今期の売上高目標の47億円に対して実績は49.5億円、達成率105.4パーセントと上方着地することができました。

来期以降の売上高については、スライドに記載のとおり、2026年3月期に68億円、2027年3月期に94億円、2028年3月期に130億円を計画しています。

ITアウトソーシング事業 中期計画の進捗

稼働エンジニア数についてです。おさらいになりますが、ITアウトソーシング事業は売上構成が非常にシンプルで、「稼働エンジニア数×単価」が売上になります。単価についてはほぼ変動がありませんので、稼働エンジニア数が重要KPIになります。

今期計画では稼働エンジニア数の目標を600人としていましたが、実績は588人とほぼ計画どおりに推移しています。

稼働エンジニアの平均単価

単価についてはほぼ変動がなく、足元でもそれほど大きな違いが出ていません。おおむね58万円から59万円の間で推移しています。

ITアウトソーシング事業の売上高前年比較

売上高の前年比較です。先ほどからお伝えしているとおり、売上高は前年同期比で157.9パーセントとなりました。

ITアウトソーシング事業はSES事業が中心ですが、すでに開示済みのとおり、介護福祉人材サービス事業にも取り組んでいます。本事業はいわゆる「介護派遣」ですが、こちらはSES事業で培ってきた同様のモデルを横展開するかたちで立ち上げました。

まだ開始から1年ほどですが、すでに四半期売上高が1億2,600万円まで伸長しており、今後さらなる伸びを期待しています。

ITアウトソーシング 売上高・営業利益の四半期推移

売上高・営業利益の四半期推移です。ITアウトソーシング事業全体の売上高は、前年同期比157.9パーセントと大きく伸長しています。

今期上半期までは赤字だった営業利益は、第3四半期から黒字に転換しています。損益分岐点を超え、第3四半期で3,400万円、第4四半期で1億4,200万円と、売上高の成長に応じて利益を積み上げていけるフェーズになってきています。

小渕:今回はそこが大きなポイントです。営業利益が損益分岐点を完全に超えたため、ここから売上が伸びれば利益を積み上げていけるフェーズに潮目が変わったと感じています。

ITアウトソーシング 稼働エンジニア数

稲垣:稼働エンジニア数の推移です。スライドにグラフで示したとおり、前年同期比で167パーセントと大きく増えています。2025年3月期の目標600人に対して実績588人と、おおむね予定どおりの進捗となっています。

SES事業の新規採用数と純増数の推移

SES事業の新規採用数と純増数の推移です。こちらは今回初めてお伝えする数字になりますが、今後は内訳についてもスライドのようなかたちでお伝えしていきます。

新規採用数は、前年同期比134.3パーセントと大幅に増えています。前年同期には67人でしたが、2025年3月期第4四半期には90人まで増加しました。純増数については次で補足します。

SES事業の新規採用数と純増数の推移についての補足

採用数が134.3パーセントと順調に伸びた一方で、純増数が横ばいとなった理由についてご説明します。理由は、採用数を伸ばす施策に成功したために優先注力し急拡大したことで、エンジニアに対する離職防止策がやや後手に回ってしまったことです。

言い換えると、この課題を改善すればさらなる成長が可能な状況にあると考えています。

ITアウトソーシング事業 2026年3月期について

来期のITアウトソーシング事業についてです。今期は、発表した中期計画の47億円を上方着地し、昨対比で約162.4パーセントとおおむね計画どおりに進捗しました。計画どおりに進んでいるため、2026年3月期の売上計画も以前発表した数字から変更はありません。

具体的には、売上高が68億円で、昨対比プラス18億円、約137.2パーセントを計画しています。稼働エンジニア数についても、同程度増やしていく計画です。

補足:ITアウトソーシング事業の売上傾向について

ITアウトソーシング事業の売上傾向について補足します。前回の説明会でも少し触れましたが、四半期によって売上比重が違うという傾向があります。

通期を100パーセントで見ると、第1四半期から第3四半期までがおおむね20パーセントから25パーセントで、第4四半期が30パーセント以上になる傾向があります。つまり、第4四半期にかなり偏重します。

理由は、SES事業の稼働エンジニア数は四半期ごとに純増して積み上がっており、稼働エンジニア数の増加に伴い、期の前半よりも後半のほうが売上が高まる傾向があるからです。また、SES事業以外に取り組んでいる人材×IT領域事業では、クライアントの期末に合わせて第4四半期に発注が集中する傾向があるためです。

補足:ランク王株式会社の譲渡について

ランク王株式会社の譲渡について補足します。スライド右側のグラフのとおり、売上高が急減してきていました。ポテンシャルが高い事業ではありましたが、弊社内での立て直しは困難と判断し、すでに株式譲渡を完了しています。

今回の株式譲渡により、経営資源をITアウトソーシング事業やAda.事業に集中できる環境が整ったと考えています。

なお、メディア事業セグメントはランク王株式会社のみのセグメントだったため、これをもってメディア事業セグメント自体が今後なくなるかたちになります。

補足:GameFi事業の譲渡について

GameFi事業の譲渡について補足します。冒頭でも少し触れましたが、スライドのグラフのような売上推移となっていました。

これまで大きな利益を期待してチャレンジしてきましたが、この1年間はリリースした新作タイトルで思うような成果が得られず、開発費が吸収できなかったことで、今期は9億円近くの損失となりました。

ゲーム事業は当たれば大きな利益が獲得できるポテンシャルはありますが、先行きが読みづらく、ゲーム開発には巨額の投資が必要です。当社はメイン事業をITアウトソーシング事業にすると決定していますので、「選択と集中」の観点から、本日発表したとおり株式譲渡を行い、撤退することを決断しました。

これにより、利益圧迫の懸念が解消され、経営資源をITアウトソーシング事業やAda.事業に集中できる環境が整ったと考えています。

連結業績サマリ

連結業績についてご説明します。第4四半期の連結売上高は、前年同期比85パーセントとなりました。下がっているように見えますが、第4四半期の途中でSHOPLIST事業を譲渡し、今まで取り組んでいた事業がなくなったことによるものです。

小渕:期中に譲渡を行ったことなどにより、第4四半期の数字は昨対比で見ると大変わかりにくくなっているため、見なくてもよいというくらいです。本当に見ていただきたいのは、第1四半期からの数字です。

稲垣:内訳についても後ほどご説明します。

セグメント別業績サマリ

セグメント別の業績についてです。ITアウトソーシング事業は、前年同四半期比の売上高が157.9パーセント、営業利益が約2倍となっています。

小渕:ITアウトソーシング事業とAda.事業しか残らないため、ITアウトソーシング事業の部分を見てもらえればよいかと思います。 

稲垣:EC事業には、もともとSHOPLIST事業とAda.事業の2つが入っていたのですが、第4四半期の途中でSHOPLIST事業がなくなったため、前年同四半期比が下がっているように見えます。ただし、Ada.事業のみの第4四半期の昨対比では約2倍の数字になっています。

GameFi事業は今後なくなるため、ご説明は割愛します。

売上高の推移

年間売上高の推移です。こちらも、過去のグラフには撤退した事業が含まれているため、この後に内訳のご説明をします。

売上高の推移(セグメント別)

稲垣:スライド左側のグラフは、継続事業のセグメント別売上高推移です。今後残っていく事業、具体的にはITアウトソーシング事業とAda.事業のみの推移を抜粋したものになります。

例えば、2022年から2025年までを見ていただくと、約15億円から約79億円に増えています。つまり、3年で5倍ほどの売上成長をしています。

小渕:上場企業の難しいところとして、過去からやっている事業が大きければ大きいほど、新規事業が目立たないところがあります。スライドに記載のとおり、新規事業がたった4年で15億円から80億円まで増えるということ自体が、かなりの高成長と言えます。

数字を見ると、ものすごい成長です。我々のように以前から上場していた企業ではなく、新規上場企業が4年でここまで成長したとすれば、おそらくもっと違う評価になると思います。

稲垣:一方で、スライド右側のグラフは、譲渡済事業の売上高推移です。同じように2022年から2025年を見ていただくと、2022年に140億円ほどだったものが、2025年には60億円程度になっています。譲渡済事業の売上高推移は、実は半分以下になっていました。

営業利益の推移

通期営業利益の推移は、スライドに記載のとおりです。先ほどよりご説明しているように、今期は約10億円の赤字となりました。そのうち約9億円はゲーム事業によるもので、こちらも譲渡が決定していますので、今後はこれによる赤字はなくなります。

小渕:一見して、通期の営業利益がマイナス10億円というのは非常に大きな事態です。経営として良いことか悪いことかと言ったら、悪いことに決まっています。赤字にならないほうが良いに決まっていますし、誰も赤字にしようと思って取り組んではいません。

おそらくゲーム事業部の人たちも必死に夜通しやってくれていて、それでもやはりこのような結果になったというのは本当に仕方のないことだと思います。私も外から見ていたら「10億円の赤字か」と思うでしょうし、ゲーム事業は厳しいと思います。

一方で、今まで積み上げてきた資産や現預金、累積の営業利益の黒字は、すべてゲーム事業が積み上げてきたものです。彼らの名誉として最後にコメントしたいと思いますが、彼らが積み上げてきた営業利益の分母からしたら、10億円というのは「たった10億円」です。

そこは本当に上場企業の難しいところで、これがもし上場企業でなければ、続けていける事業だったかもしれません。ゲーム事業というもの自体が、非常に上場企業に向かない事業形態になっていると思います。

これはマクロなゲーム事業を見た上でのコメントですが、上場企業がチャレンジするのには非常に向かない事業になってきていると感じます。したがって、個人的にも残念な売却になりますが、仕方のないことだと感じています。

営業利益の推移の補足 再掲

稲垣:冒頭でご説明したスライドの再掲です。10億円の赤字のうち9億円がゲーム事業であり当事業は譲渡すること、第4四半期までに赤字または赤字傾向にあるSHOPLIST事業とメディア事業(ランク王)の譲渡がすべて完了していることを、あらためてお伝えします。

最後に

最後に、まとめとして5点記載しています。

1点目は何度もお伝えしていることですが、構造改革が完了しました。小渕からもご説明したとおり、24年近くの祖業を撤退してでも行う構造改革を決断し完了しています。赤字または赤字傾向の事業からすべて撤退したことにより、赤字事業はゼロになりました。

現在は、損益分岐点をすでに超えて黒字化しているITアウトソーシング事業とAda.事業の2事業のみになっています。

2点目として、ITアウトソーシング事業が、開始からおよそ5年で年間売上約50億円の規模に成長しています。前年比は162.4パーセントです。

小渕:ゲームの事業のメンバーも創業から本当によくやったと思いますし、ITアウトソーシング事業のメンバーも、立ち上げから4年から5年でここまでの売上を作ることは並大抵の努力ではできなかったと思います。

普通はできないことですので、本当に誇りに思っています。ゲーム事業のメンバーにも、ITアウトソーシング事業のメンバーにも、感謝しています。

稲垣:今期の売上高については、中期計画に対して105.4パーセントと上方着地で達成しています。中期計画は2028年3月期まで公表していますが、売上高130億円、営業利益15億円という内容に向け、計画どおりに進捗をしています。

もう1つのトピックスとして、SESから派生した同様のモデルの横展開で、介護福祉人材サービス事業を仕込み中です。立ち上げから1年で、すでに四半期売上が1億2,600万円まで伸びており、将来の貢献のポテンシャルになると考えています。

3点目は、Ada.事業です。開始からおよそ2年で年取扱高が約44億円となり、前年比約4倍の成長率を遂げました。

小渕:たった2年で44億円の売上を作るというのは本当にすごいことです。Ada.事業のメンバーも本当によくやっていると思いますし、本当に感謝しています。すばらしい成長だったと思います。

稲垣:4点目は、自己株式の取得です。今期決算というよりも今期のトピックスという位置づけになりますが、2025年3月期までに約12億円の追加取得を完了しています。その結果として、以前からも含め、発行済株式数に対して約26パーセント分の自己株式を保有している状況になっています。

5点目は、株価の状況です。現状のPBRは0.6で、時価総額は77億円です。

小渕:急成長している事業が2つある会社のPBRではないと感じています。

稲垣:株価についてはなかなかコメントしづらいところがあります。

小渕:純資産を割っているためやはり安いと思いますし、普通に考えてそのような状況になるわけがないと思います。成長が止まっている会社でしたらわかりますが、もともとの事業が落ちてきた部分を支えていたために売上が変わっていないだけであり、長年の歴史の中で、良い時もあれば悪い時もあるというゲーム事業で大きなチャレンジをした結果、三振しただけです。

営業利益が赤字になるのは当然ですが、PBRが割れる必要や時価総額が77億円になる必要はないだろうとは思います。だからこそ、私たちも自己株式の取得を行っています。自信を持ってよいと思います。

稲垣:このような状況で、PBR1を割っている会社というのはあまり見たことがありません。現在はさまざまな事業の転換期であり、連結の数字で見るとあまり伸びていないように見えるかもしれませんが、この決算説明を見ている方には内容をご理解いただけたと思います。これからのところは、かなり期待できると思っています。

小渕:ゲーム事業については、経営者の視点で見ると構造改革を行わなければいませんし、変えていかなければいけません。赤字なら立て直すか、立て直しができないのなら投資家として意思決定するしかないというところで、ドライに判断しなければいけません。

したがって判断しましたが、24年前に第1号社員の古瀬副社長と始めた事業ですから、やはり個人的にはさまざまな感情があります。経営者としてドライに意思決定していかなければいけない反面、今回の意思決定は私の中では大変つらい決断でした。

これまでクルーズがため込んだ純資産は、ほとんどがゲーム事業のおかげです。たった1回2回失敗して、三振したとしても、事業として終わったわけではないですし、組織として彼らが終わったわけでもありません。

クルーズの連結からは外れて、クルーズとしては撤退・売却というかたちになりますが、大好きなメンバーが残っていますし、大好きな副社長も向こうに行ってがんばってくれます。赤字になったからといって恨んでもいないですし、本当に感謝しかありません。エールを送りたいくらい感謝しています。

これは仕方がない部分もあり、上場企業に向かなかったというだけの話だと思います。良い時は株価にも反映されますが、「絶対ヒットしろ」と言ってヒットさせられるものでもありません。誰かがさぼっているわけでもありません。非常に難しく不確実性の高い事業であるため、上場企業のクルーズとしては撤退をしたということです。

2点目のITアウトソーシング事業についても、メンバーは本当によくやったと思いますし、よくやってくれています。順調に進捗していますから、引き続き中期経営計画の達成に向け、クルーズもここで一気に巻き返しを図りたいと考えています。

小渕氏からのご挨拶

2025年3月期通期決算においては、売却の話があったり営業利益が赤字になったりと、さまざまな暗いトピックスがありました。しかし、事業の構造改革が終わって第1四半期以降は伸びている事業だけが残り、いよいよクルーズが大きく成長していけるタイミングに入ったと思います。引き続き、経営に努力してまいります。

本決算については暗いも明るいもありませんが、トレンドとしては、今期・来期に向けて明るい決算になったと思います。以上で、クルーズ株式会社2025年3月期通期決算説明会を終わります。ありがとうございました。