トピックス
富山浩樹氏(以下、富山):みなさん、こんにちは。サツドラホールディングス株式会社代表取締役社長の富山浩樹でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。本日は、2018年5月期の第2四半期ということで、決算説明会を行わせていただきます。
こちらは前期から、まず前提として、2月15日から5月15日に決算期を変更いたしました。前期は半期としては9ヶ月決算になっていて、今期が6ヶ月です。全部の数字が変則決算に基づいていることをご了解いただきたいと思います。
この期間に、トピックスとしましては、4つの会社を子会社化いたしました。5月・6月・8月・9月と(スライドに)ありますけども、GRIT WORKS、AI TOKYO LAB、台灣札幌藥粧、VISIT MARKETINGの4社です。
また、2017年12月8日に、通期の業績予想を下方修正しました。主な要因は、価格競争で売上の総利益を下げてしまったことと、販管費で電気料金の上昇、建築コスト・人件費による新規出店コストの増加、資格者確保などを含め処遇見直しを前倒しで実施したことなどにより、販管費が上がってしまったことです。
連結業績サマリー
決算概要です。これは発表しているとおりの数字になりますけども、単純比較で言えば減収減益になるんですけれども、9ヶ月と6ヶ月の比較の数字になっております。
売上高(及び店舗数)
中身に触れたいと思います。まず、売上高は前期が9ヶ月分なので(今期は前期に比べて)減収ですけども、前年の同月の6ヶ月間で見ると、今期は357億円の売上高になってますので増益となります。
店舗数は、この期間で純増しております。北海道内でプラス10店舗、道外3店舗で、13店舗の純増です。この期間で、200店舗を達成することができました。
売上高(月別)
売上高、月別で、既存店で見ますと、累計としては103.2パーセントです。「サツ安超プライス」という価格戦略で、より低価格がお客さまに伝わる施策を追加したところと、インバウンドのフォーマットが引き続き好調ということで、売上高に関しては好調に推移いたしました。
その他にも、200店舗達成しましたので記念セールを打ったり、インバウンドのフォーマットもマーケティング施策を強化して、中国人以外の売上もどんどん上がっていっています。
客数・客単価
売上の中身です。
客数は100.3パーセント、客単価102.8パーセントです。客単価の中身で言うと、買上商品単価は横ばいです。ここは、価格戦略を強化しているということですけども、その分1人あたりの買上点数が上がっているということで、この数字になっております。
売上総利益
次に、利益です。変則決算でなくてもここは減益になっています。リベートの関係などで、単純比較は難しいですが。
商品分類別構成
中身では、やはり粗利益率が下がっているということで、こちらはヘルスケアも、インバウンドの率で言うと粗利益率も低下してますので、また、フードも含めて粗利益率が低下していることになります。
販管費
販管費です。減少となっています。販管費率が0.7パーセント、変則分で額としては減少ですけども、率が0.7パーセント上昇したということで、こちらは先ほどの発表で説明したんですが、建築コストが上がっています。また、電気料金が上がっているということです。
販管費内訳
(販管費の)中身です。人件費も上がってますけども、やはり大きなところで言うと、その他(経費)で電気料金です。我々は北海道の比重がほとんどなんですが、北海道での電気料金が当初の計画よりも上がっていることと、将来に向けてのネットワークも強化したということで、その分で販管費が上がっていることになります。
業績予想(通期)
このような結果で、通期の予想を当初の予測から下方修正させていただきまして、経常利益高が4億5,000万円で着地予想を出しております。
【中期経営計画】
(中期経営計画は)2020年度、2021年5月期までに、中計では連結売上高1,000億円、経常利益高30億円、ROE10パーセント以上を掲げています。こちらはまだ変更せずに、さまざまな改革によって達成していきたいと考えてます。毎期ローリングしていきますので、何か業績予測が変わってくれば、ただちに開示していきたいと考えております。
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