2018年3月期第2四半期決算説明会

吉永泰之氏:みなさん、こんにちは。吉永でございます。本日は、2018年3月期の第2四半期の決算説明会においでいただきまして、ありがとうございます。

説明に入る前に、私どもの過日の記者会見でございますけれども、完成検査に関しまして、社内の上位規定と下位規定との間に齟齬があったこと、また仕事の進め方に適切でない部分があり、みなさまに多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたことを、改めてお詫び申し上げます。

10月27日の記者会見以降でございますが、10月の30日、31日に国土交通省による立入検査があり、現状は改善された完成検査が実施されているということを確認いただきました。

また、同じ10月30日でございますけれども、この10月30日に4項目の業務改善指示を国土交通省より頂戴し、取り組みを開始したところでございます。

その中の、4項目のうちの4番目なんですが、完成検査の過去からの運用状況、それから事実関係の詳細、再発防止策等を定めることにつきましては、当社からはまったく独立した専門家、弁護士事務所へ調査を委託し、原因究明と適切な再発防止策を検討開始しておりまして、1ヶ月を目処に報告をいたすという段取りになっております。

先日の27日以降、こういう動きでございます。これからも適時、進捗については何らかの方法で、みなさまにもきちんとご説明をしていきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。

第2四半期累計業績

それではさっそく、第2四半期の決算説明に移らせていただきます。

まず、第2四半期累計の業績でございますが、一番上に2行書いてございますが、連結の販売台数は6期連続の過去最高でございます。

それから、ご案内のとおりですが、エアバッグ関連費用の特別損失、ここに書いてございませんが813億円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前年に対して減益でございます。

下の表をご覧いただきますと、まず連結の販売台数、右から3行目ですが、実績が53万1,300台ということで、その左の前回8月25日の発表値に対しまして、一番右ですがマイナス1万1,000台でございます。売上高はご覧のとおりでございまして、営業利益は2,121億円でございます。当期利益は850億円でございます。為替が111円/USドルでございます。

通期業績計画

通期の業績計画でございますが、為替レート変動による影響などがあるものの、連結販売台数の減少などが見込まれるため、通期の連結業績計画は前回より下方修正をさせていただいております。

まず台数でございますが、同じように右から3行目の一番上ですけれども、連結販売台数、通期で106万7,900台ということで、一番右ですが前回計画比マイナス3万7,600台でございます。後ほどCFOからさらに詳細のご説明をいたしますが、アメリカと中国の減少を主たる要因としております。

売上高はご覧のとおりでございまして、営業利益は3,800億円でございます。この中には、冒頭にご説明申し上げました完成検査に伴う費用として、100億円を入れてございます。

記者会見の折には50億円と申しておりまして、この約50億円を上期の決算に織り込んでいますが、これはこのとおり、もちろん変わりません。

それから、何か新しいことが起きたので100億円に上げたということではなくて、今後お客さまの信頼回復、あるいはお客さまへのご案内等々でさまざまな施策を講じていく中で、極力きちんとお客さまへの対応をさせていただきたいということで、何か決まったものとしてあるわけではございませんが、100億円ということで入れさせていただいております。

とにかく思いは、お客さまにきちんとした対応をしたいということを考えております。連結業績については、この場では以上とさせていただきます。

1-9月累計小売り販売台数実績(日本)

次から数枚、各地域ごとの販売状況でございまして、まず国内ですが、1月から9月の累計の小売りの販売実績は、上から2行目にございますが、小売り実績として前年比プラス19パーセントということで、大変高い伸びを確保してございます。

ただ、ご案内のとおり9月まででございますので、この完成検査の問題が出て以降の状況について、今注視しているところでございます。

一方で、昨日、一昨日の土日の状況を見ますと、昨年がちょうどImprezaのデビューフェアの直後になりますので、昨年の実績は非常に高いので、昨年に対しては約80パーセントぐらいになっていると思いますが、その前の年、前々年の通常ベースの同時期と比べると、ほとんど同じ受注です。

ですから大丈夫ということを申し上げたいのではなくて、これからも注視していかなければいけませんけども、とりあえず先週末につきましては、平常年との比較では大きな変動はないという状況でございます。足下、そういう状況でございます。

1-9月累計小売り販売台数実績(米国)

アメリカでございます。1、9月の累計の小売り販売実績が、これも同じく上から2行目で前年比7パーセントということで、非常に好調が持続されています。

Imprezaの好調に加えて、新型のCrosstrekが伸びているということが右上に書いてございます。一方でLegacyのセダンですけれども、これは全需の落ち込み、競争激化により厳しい状況となっております。

それから、左下に暦年の販売計画、年初と書いてありまして、67万台の計画でございましたけれども、足下ではこれを65万台と、2万台下方修正をしております。小売りの全体につきましては後ほど、もう1枚ご説明いたします。

1-9月累計小売り販売台数実績(カナダ)

カナダでございます。1月から9月の累計の小売り販売実績でございまして、同じように上から2行目で、1月から9月で前年比プラス10パーセントということで、カナダにつきましても大変に好調を維持しております。

1-9月累計小売り販売台数実績(豪州)

オーストラリア、豪州でございます。私どもにとっての市場の大きい順にご説明しておりますが、豪州も非常に好調が持続しておりまして、1月から9月の累計の小売りで前年比プラス13パーセントということで、ここも非常に好調が持続しています。

1-9月累計小売り販売台数実績(中国)

中国ですけれども、これは1月から9月の累計で、同じく上から2行目ですが、前年比マイナス34パーセントということで、非常に厳しい状況になってございます。その34パーセントのすぐ下に四角い枠が書いてございますが、他銘の新型車の導入や値引き攻勢。

まさにこの値引き攻勢というのが、大変な乱売合戦に中国でなっておりますが、値引き攻勢により競争が激化し、厳しい販売状況が続いています、ということでございます。XVの導入によって話題喚起を図りたいということも、そのとおりでございます。

2017年暦年 市場別小売り販売計画

これらを合わせまして、次のページで全体をご覧いただきたいと思ってご用意させていただきましたが、一番上、これは暦年です。海外の場合、ほとんど全部カレンダーイヤーで見ているものですから、カレンダーイヤーですけれども。

年初の計画が109万台でございましたけども、今回105万1,000台ということで、約4万台下方修正でございまして、先ほど来ご説明しましたとおり、棒グラフをご覧いただきますと、日本、一番左は計画どおり。アメリカにつきましては、67万台が65万台ということで、2万台落としますということです。

カナダ、オーストラリアは順調で、中国が、今の修正計画で、1年間で3万1,000台ということで、相当に減る状態にございまして。それとその他地域を含めまして、合わせて4万台の減少ということでございます。

グローバル 連結販売台数

それら今申し上げたのは暦年ですので、これを年度の連結の販売台数で見たのが、次のページの横を向いた棒グラフといいますか、これでございますけれども。足元の販売状況に鑑みまして、今年度の連結の販売計画を修正させていただきまして、今回の計画が106万8,000台ということでございます。

地域別にはここに色にありますとおり、私どもよくご存知のとおり、真ん中の緑が米国、もしくはカナダですので、アメリカとカナダの販売が7割近くを占めているという状況でございます。

1点だけ、米国については65万円と年初の計画から下げると申し上げていますが、そのとおりなんですが。その前の年は61万5,000円ですから、そういった意味では昨年よりはもちろん伸びていますので。販売の勢いという意味では継続しているとご覧いただきたいと思っています。

株主還元政策

最後になりますけれども、株主還元政策でございます。配当計画は前回計画から変更なく、2018年3月期、年度としても計画どおりの72円。年間144円ということで、計画をさせていただきたいと思っています。上から2行目に書いてございますが、配当性向は53.3パーセントとなる見通しでございまして。

よくご存知のとおり、一番下の行に各年度の配当は連結配当性向30パーセントから50パーセントを基本とし、諸状況を勘案の上決定いたしたいということを前々からご説明させていただいていまして。

今回の場合50パーセントを超える53.3パーセントになりますが、タカタのエアバッグの特別損失を計上したことによる当期利益の減少ということなので。

継続的な安定した配当を行うという趣旨に鑑みて、減配は避けたいということで、50パーセント超えますけれども、配当は維持させていただきたいと思っています。

以上、とりあえず大変簡単なご説明になっていますけれども、このあとCFOから詳細に説明させていただき、その後ご質問にお答えしたいと思っていますので、とりあえずこの時間としては以上とさせていただきます。

冒頭に申し上げましたけれども、本当にお客さまには完成検査のことで大変なご心配をおかけしていまして、これについての信頼回復にチーム全員で全力を上げてまず取り組みたいということでおりますので、ぜひともご理解のほどをよろしくお願い申し上げまして、冒頭のご説明とさせていただきます。どうもありがとうございました。

2018年3月期 第2四半期決算 サマリー

岡田稔明氏:それでは、2018年3月期第2四半期の決算および通年の見通しについてお話をさせていただきます。

最初のページはサマリーになります。先ほど吉永から説明ございましたので、割愛させていただきたいと思います。

第2四半期累計 連結完成車販売台数

それではまず最初に2018年3月期第二四半期累計の連結販売台数です。販売台数は6年連続で過去高となります、53万1,300台ということとなりました。

国内では、軽自動車が前年同期比500台の減となりましたけれども、登録車につきましては「インプレッサ」および「SUBARU XV」が販売が好調に推移しましたことにより、1万4,800台の増となり、総台数では1万4,300台の増となる8万2,300台となりました。

海外では中国市場は苦戦しましたけれども、重点市場である北米と豪州を中心に「インプレッサ」および「フォレスター」の販売が好調に推移したことにより、前年同期比5,000台の増となる44万8,900台となりました。

第2四半期累計 連結業績

次に、連結業績です。売上高は海外為替レート差プラス592億円、売上構成差プラス504億円などにより、前年同期比1,087億円の増収となる1兆6,863億円となりました。営業利益につきましては、米国の金利上昇に伴う販売費を中心とした諸経費等ならびに試験研究費の増加があったものの、為替変動および売上構成の改善などにより、36億円の増益となる2,121億円となりました。

経常利益は150億円の減益で2,127億円。親会社株主に帰属する当期純利益は、エアバッグ関連損失引当金として813億円の特別損失を計上したことなどにより、788億円の減益となる850億円となりました。

なお、10月30日に国土交通省へご報告いたしました、当社製自動車の完成検査における不適切な取り扱いについての影響は、現時点で見通せる範囲において、営業利益以降の損益に反映しています。

第2四半期累計 営業利益増減要因

続きまして営業利益増減要因です。今期の営業利益は前年実績の2,085億円に対して、36億円の増益となりました。増益要因は為替レート差でプラス214億円です。

ドルは約4円の円安でプラス239億円です。ユーロは約5円の円安でプラス8億円、カナダドルは約2円の円安でプラス9億円です。中国元でプラスマイナス0億円です。SUBARUと海外子会社の仕入れ為替調整でプラス94億円、未実現利益分でマイナス136億円となりました。

2つ目に売上構成差等でプラス142億円です。内訳は次の3つにわかれます。 まず1つ目は新車国内でプラス159億円です。

2つ目は海外の新車でマイナス75億円です。3つ目は在庫調整等その他でプラス58億円です。一方で減益要因ですけれども、諸経費等の増でマイナス203億円で、内訳は次の3つに分かれます。

1つ目は製造固定費の増加によりマイナス116億円です。そのうち、SUBARUがマイナス41億円、SIAはマイナス75億円です。SUBARUでは、外製型費の増によりマイナス28億円、固定加工費の増でマイナス13億円です。SIAでは、外製型費の増によりマイナス36億円、固定加工費の増加によりマイナス39億円となりました。

2つ目は販売管理費の増加でマイナス257億円です。SUBARU本体では、広告宣伝費等の増加によりマイナス44億円となりました。 国内ディーラーはマイナス20億円、SOAはマイナス238億円、カナダ子会社はマイナス2億円となりました。とくにSOAにつきましては、広告宣伝費等の増加によりマイナス24億円。

インセンティブは、台あたり前年実績が1,200ドル単価だったのに対しまして、今期は単価1,800ドルと600ドル増加したことに加え、台数も増加したことによりまして、インセンティブだけでマイナス214億円となりました。

3つ目はクレーム費の減でプラス170億円です。次に試験研究費の増加でマイナス75億円です。最後に原価低減ですけれども、マイナス42億円です。

そのうちSUBARUがマイナス41億円、SIAはマイナス1億円です。内訳ではSUBARUで原価低減部分がプラス48億円、原材料・市況等の悪化がマイナス89億円となりました。

SIAでは原価低減部分がプラス23億円、原材料等の市況悪化分についてはマイナス24億円となりました。以上で2018年3月期第2四半期の営業利益は、2,121億円となりました。

連結貸借対照表

続きまして、バランスシートです。総資産につきましては、2兆8,207億円と前期末に対し584億円の増加となりました。

主な要因は、現金及び預金と有価証券を合わせた手許資金の増加261億円、有形固定資産の増加238億円などです。負債につきましては、1兆3,155億円と前期末に対し180億円の増加となりました。

主な要因は、支払手形及び買掛金と電子記録債務を合わせた仕入債務の減少532億円、未払法人税等の増加126億円、エアバッグ関連損失引当金の増加813億円などです。

なお、有利子負債は507億円の減少となり、976億円となりました。純資産につきましては、前期末に対し404億円の増加となる、1兆5,053億円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加302億円などです。自己資本比率は53.1パーセントとなりました。

第2四半期累計 連結キャッシュフロー

次に、連結キャッシュフローです。

営業活動による資金の増加は2,078億円となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上1,285億円。エアバッグ関連損失引当金の増加813億円などです。

投資活動による資金の減少は1,014億円となりました。主な要因は、定期預金の増加140億円。固定資産の取得による支出760億円。投資有価証券の取得による支出118億円などです。

フリーキャッシュフローは、1,064億円です。財務活動による資金の減少は1,033億円となりました。主な要因は、配当金の支払552億円。長期借入金の返済による支出392億円などです。また、現金および現金同等物は、7,375億円の残高となりました。

第2四半期累計 海外子会社業績

次に、米国子会社の業績です。 SOAの小売販売台数は「インプレッサ」および「クロストレック」の販売が好調に推移したことにより、前年同期比1万9,400台増の33万4,700台となりました。

売上高についても、382ミリオンドルの増収となる9,115ミリオンドルとなりました。営業損益につきましては、数量・構成差プラス63ミリオンドル。販管費の増マイナス226ミリオンドルにより、163ミリオンドルの減益となる278ミリオンドルとなりました。

SIAの売上高は、昨年度の能力増強が寄与し、509ミリオンドルの増収となる、3,901ミリオンドルとなりました。

営業損益は、数量価格構成差でプラス73ミリオンドル。原価低減活動でマイナス1ミリオンドル。固定費増マイナス71ミリオンドル増により、対前年プラス1ミリオンドル増となる、84ミリオンドルとなりました。

通期計画 連結完成車販売台数

次に、2018年3月期の通期見通しです。まず販売台数ですけれども、連結販売台数につきましては、国内外合計で、先ほど吉永からありました通り、106万7,900台の計画に修正しておりす。

前年同期比で3,400台の増。前回計画に対しましては、3万7,600台の減と下方修正となります。

市場別では、国内は前年同期比7,600の増。対前回計画5,500台減となる16万6,500台。海外は、前年同期比では4,200台の減。対前回計画は、米国および中国での台数減が影響し、3万2,100台の減となる90万1,400台を計画します。

通期計画 連結業績

次に、連結業績計画です。業績につきましても、前回の計画を下方修正いたします。

売上高は、為替レート差によるプラス561億円。販売台数増による売上構成差の改善プラス44億円。カンパニー等での売上減少マイナス65億円により前年同期比プラス540億円の増収となる、3兆3,800億円を見込みます。

営業利益につきましては、前年同期比308億円の減益となる、3,800億円に計画を見直させていただきます。

経常利益は123億円の減益で、3,820億円。税前利益は997億円の減益で、2,950億円。親会社株主に帰属する当期純利益は754億円減益の、2,070億円を計画いたします。

通期計画 営業利益増減要因

続きまして営業利益の増減要因です。

今期の営業利益は、前年実績の4,108億円に対して、308億円の減となる3,800億円の見込みです。

増益要因ですけれども、為替レート差でプラス317億円です。米ドルは通期で約2円の円安を見込み、プラス269億円です。ユーロは約9円の円安を見込み、プラス25億円。カナダドルは約5円の円安でプラス32億円です。

その他、中国元でプラス1億円。SUBARUと海外子会社の仕入れ為替調整でマイナス22億円。在庫未実現利益分としてプラス11億円を計画しています。

一方で減益要因ですけれども、諸経費等の増加でマイナス252億円を見込んでおります。内訳は3つに分かれます。

まず最初に、製造固定費ですけれども、製造固定費の増加によりマイナス181億円です。そのうち、SUBARUがマイナス58億円、SIAがマイナス123億円です。

SUBARUでは、外製型費の増によりマイナス44億円。固定加工費も増加しマイナス14億円です。SIAでは、外製型費の増によりマイナス63億円。固定加工費も増加しマイナス60億円です。

次に2番目に、販売管理費の増加がマイナス405億円です。SUBARU本体でマイナス135億円。国内ディーラーはマイナス26億円。SOAはマイナス279億円。カナダ子会社でマイナス12億円。その他でプラス47億円プラスです。

SOAにつきましては、広告宣伝費等は8億円のプラス。インセンティブは、当年度は台あたりで年間単価1,850ドル。前年同期が1,450ドルですから、プラス400ドルと計画としておりまして、マイナス287億円となる見通しです。

3番目にクレーム費の減ですけれども、335億円のプラスとなります。

次に試験研究費ですけれども、試験研究費の増加で158億円のマイナスとなります。

それから次に原価低減ですけれども、マイナス124億円です。そのうち、SUBARUがマイナス108億円、SIAがマイナス16億円です。

SUBARUでは、原価低減の部分が93億円プラス。原材料・市況については201億円の悪化を見込んでおります。SIAでは原価低減が42億円のプラス。原材料等はマイナス58億円の悪化を見込んでいるということでございます。

次に売上構成差等ですけれども、マイナス91億円です。

内訳は3つに分かれます。 新車の国内はプラス124億円。新車海外はマイナス278億円。在庫調整等でプラス63億円。

以上で、2018年3月期の通期利益は、3,800億円を計画しております。なお、前回計画との差については、後ろに資料がついておりますので、そちらをご覧ください。

通期計画 海外子会社業績

次に米国子会社の業績計画です。

SOAの通期小売販売は「インプレッサ」「クロストレック」の販売好調により、前年同期比3万2,100台の増となる65万7,100台を目指します。

売上高は前年同期比プラス324ミリオンドルの1万8,271ミリオンドル。営業損益につきましては、数量・構成差プラス54ミリオンドル。

販管費の増によってマイナス263ミリオンドルによりまして、前年同期比マイナス209ミリオンドルのプラス462ミリオンドルを計画しています。

SIAの売上高は、前年に対しプラス129ミリオンドルの7,654ミリオンドルを見込みます。営業損益は、数量価格構成差プラス31ミリオンドル。原価低減活動マイナス15ミリオンドル。固定費増マイナス118ミリオンドルにより、対前年マイナス102ミリオンドルとなる、プラス134ミリオンドルを計画しています。

設備投資・減価償却費・試験研究費・有利子負債

最後に、設備投資、減価償却費、試験研究費、有利子負債です。設備投資、減価償却費につきましては、前回計画と変わらず、それぞれ1,500億円、920億円を予定しています。

試験研究費については、前回計画より40億円減の1,300億円と見込んでおります。有利子負債は、前回計画と変わらず、1,000億円を予定しております。

次ページ以降は、セグメント情報や、各種指標、前回計画と今回計画の差など、 ご参考資料となります。

以上で2018年3月期第2四半期決算の説明を終わります。ありがとうございました。