2018年2月期第2四半期決算説明会
白井俊之氏(以下、白井):代表取締役社長兼COOの白井俊之でございます。
本日はお忙しい中多数のみなさまにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
それでは、さっそくではございますが、株式会社ニトリホールディングス2018年2月期第2四半期決算についてご説明いたします。
連結業績概要
まずは第2四半期の連結業績についてご説明いたします。
売上高は、既存店の好調に加え、都市部でのシェア拡大やグローバル事業の好調などにより、前期に比べ292億円増加し、2,839億円となりました。
粗利益高は、前期に比べ133億円増加し、1,528億円となりました。
粗利益率は、決済レートが前期に比べ、3円62銭円安になったことなどにより、1ポイント減の53.8パーセントとなりました。
販売費及び一般管理費は、前期18店舗の出店に対し、今期は30店舗の出店を行ったこと、既存店改装を前期7店舗に対し、今期17店舗行ったことで、人件費や展示什器費、賃借料などのコストが増加いたしました。
これにより、前期に比べ144億円の増加し、1,047億円となり、売上比では1.4ポイント増の36.9パーセントとなりました。
これらの結果、営業利益は481億円、営業利益率は17.0パーセントとなり、経常利益は486億円、経常利益率は17.1パーセントとなりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、5月に上海利橋実業有限公司の株式譲渡に伴う特別利益を38億円計上しているため、前年比106.7パーセントの350億円。純利益率は12.3パーセントとなりました。
上期につきましては、ほぼ計画どおりの進捗となっております。
連結貸借対照表
続きまして、連結の貸借対照表についてご説明いたします。
総資産は前期末に比べ236億円増加し、5,114億円となりました。店舗用地の取得などにより、有形固定資産が165億円増加したことなどによるものです。
負債につきましては、短期借入金を返済したことや、未払金が44億円減少したことなどにより、前期末に比べ33億円減少いたしました。
なお、現預金は継続して行っている国内外の新規出店、既存店改装、物流センターへの投資などに充当する予定でございます。その他はご覧のとおりでございます。
連結キャッシュ・フロー
連結キャッシュ・フローについてご説明いたします。
営業活動によるキャッシュ・フローでは、386億円の収入となりました。主に税引前利益516億円、法人税等の支払150億円があったことなどによるものです。
前第2四半期に比べ108億円減少しておりますが、これは(2017年)8月20日が日曜日だったため、売上債権の回収がずれたことや、業容の拡大により、消費税等の税金の支払いが増えたことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、有形固定資産の取得による支出244億円、投資有価証券の取得による支出233億円があったことなどにより、441億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、配当金の支払い51億円があったことなどにより、48億円の支出となりました。
これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は553億円となりました。
既存店前年比推移
既存店の発生売上高、客数・客単価についてご説明いたします。既存店の発生売上高は、前年比102.3パーセントとなりました。
接触冷感機能が好評のNクールシリーズの寝具・寝装品が売上を牽引したほか、ソファベッドなどのリビング家具や自社開発のベッドマットレスNスリープシリーズが好調に推移し、前年を上回る売上高となりました。
買上客数につきましては、渋谷公園通り店をはじめとした都市部での出店を行い、ブランド力の向上、新たな客層の拡大に取り組んだ結果、既存店で104.3パーセントと前年を大きく上回りました。
客単価につきましては、家具の売上の伸びに比べて、ホームファッション(生活雑貨)の売上の伸びが大きく、ホームファッションの構成比が約0.5ポイント増えたため、全体の客単価は98.1パーセントとなりました。
9月22日に発表いたしました、9月の発生売上高前年比は既存店で105.4パーセント、全店で113.7パーセントとなっております。
春夏季節商品
第2四半期では、カラーバリエーションや取扱品種を拡大した「Nクールシリーズ」が気温の変動や売上動向に合わせた在庫調整を行った効果もあり、売上を牽引いたしました。
とくに、敷パッドやベッドパッドでは吸放出性や熱伝導に優れた原材料を使用して、接触冷感機能の向上と冷たさの持続率向上を実現し、前年を大きく上回る実績となりました。
また、季節に合わせた商品企画「パラダイスシリーズ」と「シーサイドヴィラシリーズ」はトレンドを捉え、夏の模様替えを気軽にコーディネートして楽しめると話題になり、好調な売上となりました。
DAY Value
生活に必要なグッズを低価格で色・柄を組み合わせて楽しくコーディネートできるプライスブランド「DAY Value」では、スタッキングできるカラー食器やカラー収納用品などを開発し、取扱品種を拡大したことで、カラーコーディネートを楽しめる幅が広がり、売上が伸長いたしました。また、カーテンやベッドカバーリングなどの品種でも、引き続き順調に売上を伸ばしております。
多機能ソファ
家具では、大容量収納つきのベッドになるカウチソファベッド「ノアーク」や「座る」「寝る」「くつろぐ」の3通りで使えるリビングソファベッドなどの多機能ソファの売上が伸長しております。
5月に販売を開始したリビングソファベッドは、ニトリオリジナルマットレス「Nスリープ」を使用し、寝心地と座り心地を追求しました。これまでにないリビングで使えるベッドという、新しいコンセプトの家具として、ご好評をいただいております。
連結売上高(純売上高)
続きまして、連結売上高についてご説明いたします。
売上高は、前年比111.5パーセントの2,839億円となりました。日本・海外を含めた店舗売上は、前年比110.4パーセントの2,583億円。通販事業の売上は前年比130.1パーセントの144億円。法人事業の売上は前年比114.4パーセントの18億円。リフォーム事業の売上は、前年比100.8パーセントの27億円となりました。
地区別売上高構成比につきましては、都市部への積極的な出店の結果、関東の比率が前期に比べ1.3ポイント増加し、31.2パーセントとなりました。
また、通販事業の比率は、前期に比べ0.8ポイント増加し、5.1パーセントとなりました。そのほかはご覧のとおりでございます。
粗利益・販管費
粗利益高は、前年比109.6パーセントの1,528億円となり、粗利益率につきましては、前期に比べ1ポイント減少いたしました。
内容といたしましては、仕入れにかかる為替レートの影響によりマイナス1.1ポイント。棚卸資産にかかる為替レートの影響によるマイナス0.9ポイントとなりました。一方で、商品入替等の原価対策などを進めた効果によって、1ポイントの改善となりました。
販売管理費につきましては、前期に比べ144億円増加し、1,047億円となり、売上比では1.4ポイントの増加となりました。
(販管費増加の)主な内訳といたしましては、前第2四半期に比べて57店舗増加したことなどにより、人件費が前年比110.2パーセントの308億円。
都市部への積極的な出店により、賃借料が前年比120.8パーセントの163億円。物流効率化などのためのシステム投資および(システム)再構築により、業務委託費が前年比128.8パーセントの66億円となっております。また、減価償却費は53億円。設備投資額は248億円となっております。
仕入にかかる為替レートの影響
前回ご質問を多くいただいた、今後の為替レートについてご説明いたします。
ここにお示ししたとおり、第3四半期は101円90銭。第4四半期は99円53銭と、昨年同期間よりも円高のレートで為替予約が完了しておりますので、平均決済レートでは、通期で見れば昨年よりも約4円円高の103円台後半になる見込みでございます。
2018年2月期第2四半期末 店舗数
続きまして、出店についてご説明いたします。当第2四半期では、ニトリ4店舗、デコホーム1店舗、中国1店舗の合計6店舗の新規出店を行いました。
地域別では、前期末から比較すると、国内では関東11店舗。九州・沖縄4店舗。近畿3店舗。中部・東海2店舗増加いたしました。海外では中国で3店舗増加し、国内と海外合わせて23店舗増加いたしました。
第2四半期末時点では、ニトリが385店舗。ニトリEXPRESSが7店舗。デコホームが56店舗の国内448店舗・海外46店舗の合計494店舗となっております。
都市部への出店
(2017年)6月30日に、山手線沿線最大の都市型店舗となる「渋谷公演通り店」をオープンいたしました。売り場面積は約1,500坪。前9階層で、生活シーンごとにニトリの大型店の品揃えを集結させた店舗となっております。
オープン時には、テレビ・新聞・雑誌など、多数のメディアに取り上げられました。「渋谷公演通り店」は、家具の売上構成率が他のニトリ店舗に比べて高く、近隣にはない豊富な品揃えが強く、売上を順調に伸ばしております。
「渋谷公演通り店」では、さまざまな新しい取り組みを行っております。
リアル店舗の強みを生かした売場作りとして、高機能敷布団やマットレスの寝心地を体感できるコーナーの設置や、実際の使用シーンやサイズ感をイメージできる収納用品や洗濯用品のモデルチェンジの実施など、新しい売場演出で、各生活シーンをわかりやすく提案しております。
また、大きな画像でストレスなく商品を選ぶことのできるプロジェクター型デジタルカタログや、商品を動画で解説するための壁面プロジェクターを導入するなど、積極的なITの活用も行なっております。
都市部の店舗では、店舗をショールームとして活用し、ECサイトで購入するというお客さまが、店舗によっては10パーセント以上出てきており、その分だけ通販の売上に上乗せになるなど、ECサイトとの連携の効果が出てきております。今後もECサイトをさらに充実させ、便利な買い方を提供してまいります。
中国への出店
(2017年)7月11日には、中国で14店舗目となる「上海徐家汇店」をオープンいたしました。オフィスビルやショッピングモールが立ち並ぶ街の中心部に位置し、3階から5階が店舗、6階にニトリ中国の本部を併設しております。オープン後まもなく、SNS上で話題となって情報が一気に広がり、予測をはるかに上回る爆発的な売上となりました。
週末は入場制限を実施するほどの多くのお客さまがご来店され、オープンセール期間中では「新宿タカシマヤタイムズスクエア店」を超える客数を記録。日本も含めたニトリ全店舗の中で、売上がトップの日もありました。
(2017年)8月26日には、中国北部への初出展となる天津泰達店をオープンいたしました。2020年中国100店舗態勢に向けて、ドミナント出店だけではなく、東西南北にわたる出店を行い、中国全土への商品供給体制を構築し、多くのお客さまへ商品を提供してまいります。
主要経営効率の推移(1)
当社の主要な経営効率数値の推移となります。11番までは連結ベースで算出しております。後ほどご説明する12番以降につきましては、家具・インテリア販売事業を基準として計算しております。主な項目についてご説明いたします。
1、総資本経常利益率。総資本宣伝費116.4パーセントに対し、出店数の大幅な増加の影響で、出店にかかるコストが増加し、経常利益が前年比97.6パーセントとなりました。この結果、前期に比べ1.9ポイント減少いたしましたが、目標達成しております。
4、1株あたり純利益高。純利益が106.7パーセントと増加したため、前期に比べ17円24銭増加し、目標達成しております。
5、自己資本当期純利益率。自己資本前年比121.5パーセントに対し純利益が106.7パーセントと、自己資本の伸びが大きいため、前期に比べ1.2ポイント減少いたしましたが、目標達成しております。
6、自己資本構成比率。利益剰余金が増加していることから、前期に比べ5.5ポイント上昇し、目標達成しております。
12、売場販売効率。既存店側、前年比102.3パーセントと売上が伸長したことや、坪あたり売上高の高い都市型店舗の増加により、前期に比べ2.7万円上昇し、目標達成しております。
18、労働生産性。粗利益高が前年比109パーセントとなる一方、積極的な出店や繁忙期対策のため、人員数が117.5パーセントと伸びたため、前期に比べ142万円低下いたしましたが、目標は大きく上回っております。
20、坪あたり営業利益高。総売場面積が前年比108パーセントに対して、為替レートの影響により粗利益の伸びが抑止されたことや、出店・改装等の販売管理費の増加により1.8ポイント低下いたしましたが、目標達成しております。
その他の項目は、ご覧のとおりでございます。全体の成績は18勝4敗となりました。引き続き改善改革を実行してまいります。
商品開発「&Style」
続きまして、トピックスについてご説明いたします。
2017年秋より、お客さまの豊かな暮らしの応援を目的とした新たな商品戦略として、クオリティブランド「&Style」の展開を開始いたしました。
「&Style」は、本物の素材感やデザイン性と高い品質にこだわり、ワンランクアップを意識した新たなライフスタイルを提案するブランドです。
まずはヴィンテージとフェミニンのスタイルの展開を開始し、2018年にはナチュラルモダン、ジャパニーズモダンのスタイルを加え、本格展開していく予定でございます。
商品開発 2017年秋冬のコーディネートシリーズ
秋冬の季節コーディネートシリーズの展開も開始いたしました。好きなものに囲まれるこだわりの空間を提案した「WEEKEND TRIP」のコーディネートシリーズは、旅をテーマにトレンドの地図や自転車などのモチーフを使い、ヴィンテージに合うデザインのアイテムを取り揃えております。
秋冬の定番テーマである「WINTER HOLIDAY」のコーディネートシリーズは、自然に囲まれるコテージのような空間を提案し、民族調のキリム柄や動物をモチーフにしたアイテムを集め、リラックスできる空間を演出します。
商品開発 Nウォーム販売開始
8月下旬より、Nウォームをはじめとした秋冬商品の販売を開始いたしました。今年度のNウォーム敷きパッド毛布では、価格は据え置きのまま、これまで中綿に使用していた吸湿発熱素材を表面素材にも使用したダブル吸湿発熱で、さらに暖かさがアップいたしました。同時に、中綿には蓄熱綿も入っているので、暖かさが持続します。
Nウォームスーパーシリーズでは、ダブル吸湿発熱に加え、表面素材にも蓄熱綿を使用した、ダブル蓄熱となっております。品質機能の進化だけではなく、敷きパッドで柄物の販売を開始するなど、さらにコーディネートを楽しめるシリーズとなっております。
ニトリビジネス(法人事業)
ニトリビジネス(法人事業)についてご説明いたします。第2四半期では、カフェなどの商業施設に納品し、ニトリのコーディネート提案力を活かし、おしゃれな空間を演出いたしました。この他にも、オフィスや宿泊施設の分野が好調に推移しており、宿泊施設やホテルに加え、民泊の需要も伸びております。
今後も商品開発力とコーディネート提案力を活かし、需要の拡大が期待されるホテルなどの宿泊施設へのご提案を強化し、ニトリの最も得意とする住まいの分野を中心に、法人営業ビジネスを積極展開してまいります。
オムニチャネル
(2017年)6月30日に開始したニトリアプリの新機能「手ぶらdeショッピング」が第3回リテールプロモーションアワードを受賞いたしました。
実店舗とECサイトをシームレスにつなげる仕組みで、販売サイドと顧客サイド、双方にとってメリットのある施策として評価され、今回の受賞となりました。
この機能では、店舗で購入したい商品のバーコードをスマートフォンで読み取ると、買い物リストが作成でき、そのままニトリネットで購入、もしくは宅配カウンターで買い物リストを提示することで商品を持ち運ぶことなく、発送手続き・購入を行うことが可能となっております。
実際に商品を見ながらも、手ぶらで購入し、帰るという新しいお買い物体験を提供し、お客さまにとっては商品をカウンターまで持っていくという手間の削減、店舗にとっては商品を店頭に戻すという作業の軽減や、店内在庫を使用しないというメリットもあります。今後さらに新しいお買い物体験を提供するため、ECサイト・アプリとの連携を強化してまいります。
物流施策
物流施策についてご説明いたします。日本ロジスティクスシステム協会主催の全日本物流改善大会2017で、「スワップボディコンテナ」の導入効果が評価され、「物流合理化努力賞」を受賞いたしました。
荷台が着脱できる「スワップボディコンテナ」導入により、積み下ろし作業と車両運転の作業を分離することで、車両不足の解消とドライバーの拘束時間を削減し、高回転輸送手段として、労働環境の改善と輸送コスト削減を実現しております。
すでに発表しております、埼玉県に建築予定のニトリ国内最大となる幸手物流センターは、2022年以降の稼働に向け、現在進行中でございます。
機械化・自動化を推し進めることで庫内生産性を2倍以上向上させ、なおかつ働きやすい環境を整備した物流センターにしてまいります。
また、都市型店舗で要求される多頻度少量搬入などのさまざまな搬入方法に対しても対応できる準備を行うことで、店舗への利益貢献にもつなげていきたいと考えております。
第33回 企業広報賞
経済広報センターが創設した、第33回企業広報賞において、似鳥(昭雄)会長が「企業広報経営者賞」に選ばれました。
トップ自ら積極的に情報発信を行い、テレビ番組や新聞雑誌に数多く登場し、自身の事業への思いや会社の歴史、商品等について自らの言葉を持って説明してきた結果、会社の認知度を高め、会社および商品の信頼を向上させている点が評価され、今回の受賞となりました。
また、(2017年)9月20日に発表されたJCSI(日本版顧客満足度指数)調査の各種専門店グループの中で、2年連続となる顧客満足度第1位に輝きました。
同調査によるニトリ顧客満足度は、5年間連続して上昇し続けております。今後も1位を取り続けられるように、顧客満足度向上に努めてまいります。
CSR活動
CSR活動の一環として、昨年オープンしたステンドグラス美術館・ミュージアムショップに加え、(2017年)8月1日に隣接する旧三井銀行小樽支店を公開。(2017年)9月1日に似鳥美術館を公開したことで、小樽芸術村が全館グランドオープンいたしました。
旧三井銀行小樽支店は、1927年に建築されたルネッサンス様式の建物で、関東大震災後に耐震構造の指針となった鉄骨鉄筋コンクリート作りの歴史的建造物でございます。こちらを小樽市指定有形文化財に指定されております。
似鳥美術館は同様に小樽市指定有形文化財に指定されている、旧北海道拓殖銀行小樽支店を修復し、アールヌーヴォー・アールデコグラスを貯蔵する絵画・彫刻を一堂に集めた施設となっております。
小樽芸術村を通し、北海道のさらなる観光・発展に寄与すると同時に、国内外の多くの方々が優れた文化・芸術に触れ、情操を育み反応を共有できる場所にしてまいります。
2018年2月期 出店計画
2018年2月期の出店計画についてご説明いたします。
日本国内では第3四半期以降、ニトリとニトリEXPRESS合わせて12店舗。デコホーム9店舗の計21店舗の純増を予定しております。
海外では中国12店舗のほか、台湾で1店舗、アメリカで1店舗。計14店舗の純増。合計で35店舗の純増を予定しております。
年間では58店舗の純増。2018年2月期末時点で、日本と海外合わせて529店舗となる見込みです。
2018年2月期 連結業績予想
2018年2月期の連結業績予想につきましては、(2017年)3月28日に発表した計画から変更しておりません。上期はおおむね計画どおりであり、通期は為替予約の寄与により改善が進み、31期連続増収増益を計画しております。
売上高は前年比110.7パーセントの5,680億円。営業利益は前年比115.4パーセントの990億円。経常利益は前年比114.2パーセントの1,000億円。当期純利益は前年比114.2パーセントの685億円とチャレンジングな目標を設定しておりますが、既存店の売上拡大や経費のコントロール等により、達成は可能と考えております。
業績予想の前提条件につきましては、既存店売上高前年比は101.9パーセント。為替レートは1ドル104円となっております。
以上をもちまして、決算報告を終了いたします。ご清聴ありがとうございました。