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デング熱が流行、キンチョールの株は買うべきか? 投資のプロが教える銘柄選びの注意点

マネックス証券のオンラインセミナー「米国株の魅力をご紹介! 4夜連続・米国株オンラインセミナー」に金融経済アナリストの春山昇華氏が登壇。「2015年の米国株投資」と題して、春山氏がイチオシの米国株を紹介していきます。また、質疑応答パートではテスラ・モーターズやアリババ、日本の隠れた優良銘柄を例にとり、投資する際の判断基準について解説しました。(「米国株の魅力をご紹介!4夜連続・米国株オンラインセミナー第2夜」より)

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マネックスラウンジ > 米国株の魅力をご紹介!4夜連続・米国株オンラインセミナー第2夜
2015年3月11日のログ
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金融経済アナリスト 春山昇華 氏
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マネックスラウンジ > 米国株の魅力をご紹介!4夜連続・米国株オンラインセミナー第2夜
2015年3月11日のログ
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金融経済アナリスト 春山昇華 氏

投資の原則は「自己責任」

ga8 春山昇華氏 このページは各国のインデックスとApple、Facebookの株価の推移ですが、どんなインデックスよりも上回るようなリターンを出してきたというのが、ここからもわかっていただけるかなと思います。 では、この2銘柄にかかわらず、そもそも銘柄を選ぶ時、どういうふうに考えたらいいのかなっていうのは少しお話させてください。 まず私たちは日本人なので、アメリカの株について、豊富な情報をタイムリーに入手できますかっていう関門があります。何かいい株があるらしいんだけど、どうやって情報集めたらいいのかなとか、何か決算出したみたいだけど、どこ見たらいいのとか。そういうことに困るような株はやっぱり、やめたほうがいいと思いますね。 2番目に「それ知ってる、私も使ってる」みたいなものがよいと思います。3番目は、その会社がやっているものが非常にシンプルであるということが大事だと思います。なんかいろんなビジネスやってんだよね、全部は言えないんだけど。というような会社はやめたほうがいいかもしれません。 つまり、投資を職業としない個人投資家にとっては銘柄を選ぶ際に重要なことは、有名な人が言ってたからそれ買ったんだよというのは、あまりよくない。なぜかというと、例えば10銘柄ぐらいいいですよってご紹介したとしても、6勝4敗、よくて7勝3敗ですから、負けの銘柄って必ずあるわけですね。 10銘柄買えるという人ってなかなかいないので、その中から1つか2つ買ったとした場合、それがたまたまはずれ銘柄だったっていう場合もあるわけです。でも、有名な何とかさんは10銘柄ぐらい言ったかもしれないけど、外れ銘柄について後々まで何か言ってくれるっていうのはなかなかないですね。 つまり、負け銘柄についてもう損切しましょうとか、勝ってる銘柄につきましても、ここで売りましょうとか、特に損切についてはなかなか情報が流れてこないんです。買いましょうとは、いっぱい言ってくれます。 つまり、脱出ですね。利食いもしくは損切りの時の、ここで売りましょうというのを教えてもらえないので、自分で考えなくてはいけないということなんです。自分で考えるためには、自分で判断できなきゃいけない。 投資っていうのは自己責任が原則ですから、そんなの当然です。当然のことができるためには、ここに書いたような、そういう銘柄のほうがいいよねっていうことですね。一生懸命勉強して難解な銘柄を理解できるというのであればそれは素晴らしい。 でもその前に、なるべく簡単なほうがいいねっていうのが私が考えてることです。自己責任の原則ってことを自分でちゃんとできるためには、自分で判断ができるような、シンプルな銘柄にしましょうねっていうのが私のご提案でございます。ここに言った3つはその代表的なものですね。

3日で終わるような企業ストーリーに投資してはいけない

2つ目です。これは景気のサイクルが、今どういう経済の状況にあるんですかっていうことから考えれば銘柄を選ぶ際にこういうことを注意しましょう。 ひとつは、アメリカはこれから金融の超緩和の撤収。その後にはどっかに引き締めということに向かっていくわけですから、世界の景気がガンガンよくなるというわけではなくて、将来はどっかでブレーキがくるねっていうのを見ながら、株式投資をしなくちゃいけない。 それは、世界景気への依存度が高い企業というのは避けておきたいねということです。今が暗くて、ここから先に明るくなるぞっていう時なら、景気に依存度が高い銘柄のほうがガンって上がりますが、すでに景気が良くなっているわけですから、むしろ景気の依存度が低いほうがいいと思います。 なぜかというと、景気がいいので投資家は期待が高い。でも実際にでてくる実績というのが時々期待に満たないことがあります。そういうのは、いわゆる景気敏感株。依存が高い会社ほどこういう期待に足りませんでしたということが起こりやすい。 つまり、それは、利益が外部要因に左右されちゃう。他力本願だからですね。特に今だと、建設とか資源エネルギーはそういう状況にあると思いますので、私は避けたいなと思っています。 monex 次に、これはまた別の観点ですが、このページについては短期でデイトレーディングとか、2~3日で売買しちゃうっていう方は無視しても良いのですが、私はこの賞味期限というのは、とても重要だと思っています。3日で終わるようなストーリーっていうのは、なるべくそういう投資はしないほうがいいかなと思います。 例えば代々木公園でデング熱の蚊が発生。じゃあキンチョールの株ですとか、そういうのは賞味期限はあんまり長くない。アメリカの株でも同じですが賞味期限、この株のその投資ストーリーの賞味期限はどれくらいなんだろうか。それは、なるべく長いほうがいい。 しかも賞味期限の間に、その会社の製品やサービスを受ける、もしくは買ってくれる対象顧客がどんどん世界中に広がるっていう範囲が広いほうがいいっていうことがあります。さらにはなるべく広がっていく層が、お金を喜んで使ってくれるということ。 もうちょっとまけてよっていうすごいケチじゃないような人々のほうに、がんがん広がっていくっていうのであれば更に良いですね。賞味期限ということが長くて、どういう人々に味わってもらいますかっていう観点は、投資をする際にとても重要だと思います。 あまり短期のものだと、さっきの蚊取り線香のお話ではございませんが、9時から3時まで画面に張り付いていないと売り損ねて損をしちゃうみたいなことになりますので、賞味期限の短いものは、なんかすごくピカピカ光っていて儲かるかもしれないから飛び乗ろうかって思うかもしれませんが、私はデイトレとか短期トレーディングを得意とされている方以外にはあんまりお勧めしたくないなと思います。

Apple以外のオススメ銘柄

Apple以外の銘柄について少しご紹介をしたいと思います。なるべくシンプルなものを、突飛な銘柄でないもので選んでみました。ひとつはスターバックス。私もよく行くコーヒーのお店ですね。 2番目がセールスフォースドットコムというソフトウェアの会社ですね。3番目はCOACH。これはブランドバックとかいろんなもの扱っていますね。最後のセルジーン。これはバイオの会社です。これらの会社について、細かくここは何をしている会社かとか、どれくらい利益が増えるんですかとか細かい話は今日はしません。 かいつまんでちょっとだけお話しますと、スターバックスについては、中国の市場というのでまだまだお店の数が増えます。それから、紅茶の分野をこれから拡充させていくということがあります。 コーヒーは飲まない。紅茶なら飲むみたいな人がいます。そういう人々はこれからスターバックスに行くことが多くなるかもしれない。非常にシンプルなストーリーですし、日本にもいっぱいお店があるので、何が起こっているかっていうことを私たちは見ることができます。 それから、Googleでスターバックスと検索すると、ニュースを毎日のように見ることができますし、決算がどうだったというのも日本語でも読めます。そういう意味でとてもわかりやすいし、まだ成長が止まっていないというふうに思いますので、これは1個候補にしていいのかなと思っています。 それからセールスフォースドットコム。ここは昔から私の好きな会社なんですが、経営者がとても素晴らしい人で、他人よりも絶対早くいろんなことを変革をしていくっていうスピード経営の人です。 それからいっぱい買収をします。ワン&オンリーでこの会社以外にもうないよねみたいな地位にまで上り詰めているので、PERなんかめちゃくちゃ高いです。買収されちゃうんじゃないかって何回も思いましたが、株価がガンガン上がってPERがすごい高いので。 この会社を買収したら大変だよね、みたいなことで、買収されずに今日まで自社で成長してきましたが、今後もこの会社は伸びていくと思います。日本でもビジネスを大々的にやっています。 確か郵便局なんかも採用していたと思いますね。スマホを使って、営業マンの進捗管理、どのお客さんにどこまで話が進んでいて、どれくらい売れるのかなっていう見込みの管理とか、フォローアップとかいろんなことができる。 クラウドでデータを処理するみたいな、スマホでクラウドで、ビックデータみたいなことも、いろんな意味で今の時代に合っていると思います。これも日本語のサイトが非常にわかりやすくて、日本ではセミナーをやってます。 自分の商品を販売するためのセミナーですけれども、そこにこそこそと行って聞くことも、全然ここの会社はノーとは言わないですから、聞きたければ行けると思います。私も何回か行きました。

4つのオススメ株に25パーセントずつ投資をする

COACHですが、皆さんご存知バッグの会社ですね。しばらくはもうボロボロになっておりましたが、最近はもしかしたら復活するのかなみたいな可能性がチラっと出てきました。私も昨年の暮れか年明けに行って、ちょっと良くなったかなみたいなことをチラッと感じたんですが、株価もその辺を受けて大底から離脱しつつあるということですね。これも東京を含めて、いろんなとこにお店があるし、ニュースもちゃんと自分で収集できる。だから何が起こってるかがわからない会社ではないということで、ひとつあげました。 最後は、これはちょっとハードルが高いかもしれませんが、今、ヘルスケアのセクターで先ほどモバイルヘルスケアというのを申し上げましたが、過去数年間、足元もガンガン上がってるのがやっぱりバイオテクノロジーなんですね。 バイオテクノロジーは主としてはアメリカの会社が本命です。日本もバイオの会社いっぱいありますが、なかなかこれが本命というのはなくて、株価だけ高いというのがいっぱいあって困るんですが、アメリカはいくつかとても有望な会社があってその中でもセルジーンっていうのは、ワールドオブザベストではないかと思います。 新薬への期待もありますし、何よりも経営者が、先ほどのセールスフォースドットコムの経営者と一緒で、非常にすばらしい経営者だと評価されております。これについて事細かくいうところは、病気の話とか難しいことなので、これは興味がある方はご自身で調べてみてください。飛ぶ鳥を落とす勢いのバイオの会社だということですね。 ga9 2011年の10月1日以降の株価の推移ですが、一番上にバーンと飛び抜けているのが、バイオのセルジーンですね。一番下をヲタヲタして置いてきぼりをくらって、なんか最近もしかしたら底打ちかなというのはCOACHですね。真ん中にあるのが、大体ほぼ似たり寄ったりのパフォーマンスになってるのが、セールスフォースドットコムと、スターバックス、Apple、Facebookです。 投資をする際にどれがいいんですかって必ず聞かれるんですが、一番儲かるかどうかっていうのもわからないんですが、真ん中にあるAppleとか、Facebook、スターバックス、セールスフォースドットコム、この4つを25パーセントずつ持っていたら、多少の浮き沈み、ガンガン上がってきた会社なので下がる時は10パーセント、20パーセントは平気で下がりますけれども、4つとも全部同時に下がることはないと思いますので、多少の浮き沈みあるけども、終わってみたらそれなりのパフォーマンスが得られる、というのはこの4つだと思います。 積極的に私はリスクをガンガンとってもいいよ、半値になっても、短期的にはあまり気にしませんみたいな方は、飛ぶ鳥を落とす勢いのこのジーン、バイオの会社ですが、もしかしたらガーンと上がって復活してくれる、復活しないかもしれません。 わからないですけども、復活する可能性は出てきた、COACHみたいなものまで手を伸ばしてもいいかもしれないというような気がします。 ですから基本は真ん中の4つかなと思います。それから、リスクを取ってみようとか、自分でちょっといろいろ調べてから、もう少し手を伸ばしてみたいなっていう人は、ウエストにあるこの2つの銘柄というものを考えてみてはいかがでしょうかというふうに思います。ここまでが私のお話でございます。

どの株でも100万円儲けられればそれでいい

これから時間がまだ少しございますので、皆さんのご質問があれば、お寄せください。全部にお答えはできませんが、いくつかお答えしていきたいと思います。 いくつか来ておりますが「Appleは130ドルで達成ですね」。これはFacebookで私はチャート的にも、いろんなことを考えても130ドルというのは1回達成ですねと考えました。それでなったということですね。 「1回出た銘柄についてどうすんの」っていうのは非常に悩ましいです。何パーセント下がったら買うとか、そういうルールも決めづらいんです。株を買うのは簡単です。お金を払えば文句なしで誰でも売ってくれますから。 だけど売りはどこで売るかっていうのが非常に大変ですし、利食ったら、1円でも安く買い戻したいと考えますね。だけど相場は自分の思惑通りには全然動いてくれません。ですから私が自分に課しているルールは、1回脱出したら、1ヶ月ぐらいは何やろうと観察するということです。 売ったっていうことは儲かっているのでちょっと下がったらまた買えば、今までうまくいっていた自分だからまた、3%下がったところでまた買えば、そこから10%上がるかもっていう気持ちになるかもしれませんが、それは多分図に乗っている自分だと思いますので、頭冷やすためには何をするかというと、あえて1ヶ月ぐらい目をつぶる、静かに観察をするっていうことです。 それが私のルールですが、そういうふうにすれば結構冷静になれるんですね。待っていたら下がることが多い。それが一旦離脱した株に対して、エプソンとかありますが、テレビの株はあえていかなくても他にも儲かる株があるよねと思うので、私は触りたくはない。 つまり何を言いたいかというと、何で儲けても、100万円儲けたらいいのですよ。日立で儲けた100万円であれ、Appleで儲けた100万円であれ、100万円は100万円なんです。できれば、シンプルで自分がちゃんと理解していて、これで失敗したらしょうがないねみたいな株で儲けたいし、そういう株だったら損はしづらい。 あえて環境がアゲインストのところを、ここまで下がればいけるでしょうみたいなことで、いって儲かることもありますが、そういう軽い乗りでは私はあんまり行きたくないと思ってます。

昨年の10月が、アメリカ株を買うベストなタイミングだった

アメリカ株を買うタイミングというのをいいますと、昨年の10月はもう本当にベストのベストですかね。あんなこと多分、何年に1回あるんだろうみたいな、有名な投資家さんが大損された、ショートを振って大損されたという話も聞きましたが、逆にいうとそれほどみんなが悲観してた時期でした。 だから、昨年の10月がとても儲かる。じゃあ今はどうっていうと、昨年の10月なんかと比べると、まあちょっと下がったみたいな感じですね。だから今週は安いからもしくは今月は安いから、いいんじゃないっていうのが私の考え方です。 2月は為替は静かで株はグイグイ行くと、3月は株はちょっとおたおたして為替が残っていくって私の考え方ですから、株に関しては今月安いところがいいんじゃないかと思っています。 中には4月になるとアメリカの株は暴落するみたいなお話をなさってる方もいるようですが、暴落とか暴騰というのはなかなか起こらないんですね。何%以上の暴落ですかって話、私は1~2ヶ月で20%ぐらい下がるのが、大きな下げたと思いますので。 そういう時は一定現金化しておけば、それなりに良いと思うんですが、今はそういう時じゃないよねと思うので、タイミングを見計らってアメリカの株全体をなるべく安いとこで買おうというのは、そこまでしなくていいかなというふうに思います。普通の下げに過ぎないかなというところです。 「COACHはドル高でも大丈夫ですか」と。ドル高については今日、Facebookにちらっと試算したのを書きました。これはCOACHじゃなくて、例えば、年率で3割ぐらい収益が増えてる会社というのは、昨年の今ぐらいと今年の今ぐらいで収益インパクトどれくらいあるんですかという計算をいたしましたが、3割成長の会社は、6割アメリカ・4割海外で、為替が25%、20%ぐらいドル安になってるっていうような計算でやりましたら、30%成長の会社っていうのは20%成長ぐらいになるんですね、今年は。それを今織り込んで、いろいろ今ガタガタしているというところになります。そのくらいインパクトあるし、そのインパクトは織り込みましたよっていうことだと思います。

アリババはFacebookのように当分は横ばい

企業によって輸出比率、外貨の比率が多い少ないがいろいろあると思いますが、6対4だとすると、30%成長が20%ぐらいというふうに考えています。それを市場がどう評価するかっていうのは会社によって違うと思います。 決算発表した時に、ちょっと為替でやられたけども、その策がまだOKですよというようなことも経営者が言うのか、「いや、辛いね」だけ言って将来以外は言わない会社なのかとか、そういう経営者のニュアンスっていうのが次の決算の時には、とても株価の将来動向を決めていくのではないかと思います。 「為替があったとしても大丈夫だよ」っていうぐらいのことを経営者として認識している会社なのかどうなのかっていうのが、次の4月以降の決算発表で、問われる。それによって株価が決まっていくんだと思います。それは今からどうだねっていうのを個別に決めるのは非常に難しいので、観察して、経営者の言葉を素直に信用していくことになると思います。 「アリババはどうですか」とありますが、アリババは多分、Facebookと同じで当分はだめだと思います。だめだというのは、Facebookは15ヶ月だったかな、1年以上低迷したんですよ。 最初の日に出てきた値段からどんどん下がって、それを回復するのに1年以上かかりました。多分アリババも同じぐらいの時間がかかるんじゃないかなって思ってます。その辺は何回もFacebookに書いておりますが、それを長いと考えるかどうか。 もしくはそれだけ経ったら戻ってくるアリババを信頼するのか、やっぱりだめだよって見切って、良くなったのがわかってから買うんだっていうふうに考えるかですが、ここは決め打ちはできないし、日々いろんなニュースとか決算を見ていくしかないんですが、随分下がったし売りたい人は売ったんで、私はFacebookみたいに十何ヶ月か経ったころには、かなり戻ってるのではないかと思っています。 タイミングは、今日でなきゃいけないってことはないと思います。かなり長い間、グダグダ横ばいなので、ビョワーンって出来高が止まって下がるというような悪いニュースが出て、下がった時に買えば、かなりお安く買えるのかなと思います。 「Googleはどうですか」。Googleはある程度大きくなってしまって、だめとは思いませんが、とても大きくなった会社っていうのは、天井があるんですよね。私、冗談でよく言うんですが、どんな会社も地球より大きくなれないっていうんですけど、大きくなったら、さらに大きくなるっていうのは非常に難しくなる。 Googleみたいにほぼ世界を制覇してしまった会社がさらに成長するのは、ものすごく難しい。そういう意味でAppleやFacebookと比べると、Googleは賞味期限がずいぶんいったねというふうに考えています。

テスラの儲けの大部分はCO2の排出権

テスラは正直に言って、わからないですね。テスラのことは私はあんまりよく考えていない。インサイダーじゃないので情報を持っていないですが、トヨタがここから抜けたというのは、いやだねと思いましたね。 この会社って自動車で儲かってるっていうのもあるんですが、かなりの部分が二酸化炭素の排出権で儲けてるというのがあるので、どうかな、という。これを持ってなきゃだめというふうに私が感じられないんですね。 これがなくても別に他の銘柄でも儲かるからいいやって考えてるだけで、積極的に良いとか、絶対にこれは下がるからショートで空売りしたら儲かるとかそういうのがなくて、何かしっくりこないっていうのが私の感情なんです。 なんかしっくりこない株っていうのは、自分とフィーリングが合わないっていうことなので、私、投資対象にしないということです。良い悪いではなくて私は投資対象にしませんということです。 「ハイイールドの債券ETF」。これは難しいですよね。大きな流れでいって債券の時代ではないというふうに思いますし、新興国はまだ全体があたたまっているというふうに思いませんし、中国だけ何となく立ち直ってきたというようなのが。 中国は今OKだと思いますけれども、ロシアもブラジルもクエスチョンですし、インドは思惑先行で行っているけど、実態がついていけてないっていう感じがありますので、その他の新興国含めて、そういうのがいっぱい入ってる新興国のハイイールドが入っているETFは、私はなんか嫌だなと。 そもそも私は今は債券の時代じゃないと思ってるので、債券を買うくらいであればREITのほうがまだいいね、と思います。REITは家賃がちゃんと上がるというのが見えますから。もうハイイールドのETF、つまり新興国の債券の状況はどうですかという情報を的確に把握するのは非常に難しいので、あえてそういうとこに行かないというのが私の考えですね。

日本の隠れた優良銘柄は「ホテル」

日本株のコメントもですか。日本株につきましては、日本株はそんなに専門にしてはおりませんが、日本株は去年よりいいと思います。私の今年の目標は、22,500円。Facebookは3ヶ月おきにこういうボックスの中でボコンボコンって階段状に上がってきますと出していますが、この1~3月に上限がありますよね。だから今年、だいぶ日本株いいよねって思っている私の予想を超えて良いのでありますので、22,500円っていっちゃうのかなとか、かなり強気になってます。 もう目で見て確認できるのは、外人の観光客で溢れている日本っていうのはすごいですね。旅行のビジネスというのは、外人観光客というのもありますし、団塊の世代の人たちが退職して、自分へのご褒美の旅行とかも含めて、ものすごく今活気を呈していますね。 ホテルに投資しているREITとか、ホテルをやってる会社とか、こういうのは隠れた円安メリット銘柄だと思います。かつ内需銘柄でもありますので、まだまだいいのかなというふうに思います。 日本株全体としても、悪くはないと思います。日本の会社がかなり真面目に経営指導、そういう言い方は語弊があるかもしれませんが、真剣に経営するように変わってきた会社が増えてきたと思います。 「利上げの時期はどこですか」。これはすごく難しいです。私が決める問題ではないので。ただ住宅の価格とかがアメリカはずっと横ばいで、ほぼ2年くらい横ばいのままでいて、上がってないですよね。 住宅の価格に関しましては、移民ですね。移民政策と関係があるので、今移民を厳しくしておりますので住宅が厳しいんですが、移民を仮に緩めると移民って必ず中古住宅を買いますから、結構よくなっていると思いますね。その辺かなと思います。 まだいっぱいあるかも知れませんが最後に一個くらい。「為替は130円まで行きますか」。私は行くと思います。そこまで行かないと収まらないよねというようなのがあります。 あと、ドルはアメリカの景気が先にガンガンいってまして、日本はまだ遅れてますね。デフレからの完全脱却というのはまだ遅れてますから、その間はドル高になりがちだと思います。 あと原油価格があまり下がらなくなると日本の貿易収支の改善も遅れます。あと経常収支、これもブログに書いてますが、経常収支がいいから実は円高になるっていうのは、かなり違う部分があると思います。 そこはブログに特集しておりますので、お読みいただければと思いますが、私はいくというふうに考えてます。ただ、120円から130円の道は遠いというか、かなり時間がかかるよって思っています。たくさんのご質問ありがとうございました。

  

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1999年4月に「”MONEY”のYの一歩先を行く”MONEX”」を理念として松本大がソニー(株)と共同出資して設立。 将来、日本の個人が必要とするであろう新しいお金との付き合い方を提供していこうとの思いがこめられており、総合オンライン証券として個人投資家へ世界最高水準の金融サービスを提供することを目指しています。

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