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IDEC株式会社6652

東証プライム

電気機器

会社概要

元山理映子氏(以下、元山):IDEC株式会社コーポレートコミュニケーション室長の元山です。私からは、会社の概要についてご説明します。

IDEC株式会社は1945年11月に創業し、2025年11月に80周年を迎えた制御機器メーカーです。

IDECの有名人

元山:IDEC株式会社という社名をご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、当社には有名人が1人います。TBS系列の『SASUKE』という番組で、完全制覇を達成した「サスケくん」が、当社のエンジニアです。

番組は毎年年末に放送されていますが、当社のロゴがプリントされたTシャツを着て出場しています。次回放送時には、ぜひ応援いただければと思います。

At a Glance

元山:IDECは制御機器メーカーですが、どのようなことをしている会社なのか、社名からはイメージしづらいかもしれません。

当社では人と機械の接点となるヒューマン・マシン・インターフェース分野を「HMI」と呼んでおり、このHMI分野のグローバルリーディングカンパニーとして、さまざまな製品を世界に広く展開・販売しています。

創業当時から当社の主力製品である産業用スイッチは、国内でNo.1のシェアを獲得しています。

パーパス・経営理念

元山:当社は「人と機械の最適環境を創造し、世界中の人々の安全・安心・ウェルビーイングを実現する」というパーパスを掲げ、さまざまな取り組みを推進しています。

グローバルネットワーク

元山:近年、グローバルでの事業強化を進めており、日本をはじめとするアジア、欧州、米国など、世界各地に拠点を整備して事業を展開しています。

事業概要

元山:こちらのスライドには当社の5つの事業を示しています。

事業の名前や製品をご覧になっても、それがどのような場所で、どのように使われているのか、想像しづらいかもしれません。実は、みなさまの身近なところでも使用されています。

さまざまなシーンで活用されるIDEC製品

元山:当社の製品はロゴが見えないため、一見してわからないことも多いのですが、オフィスビルの管理や、エレベーターの制御、公共交通機関・駐車場の安全確保などに使われていることがあります。ただし、最も多く使用されているのは工場などの生産現場です。

さまざまなシーンで活用されるIDEC製品

元山:生産現場では、大きく分けて2つのケースがあります。

1つ目は、工場の生産ラインの制御などで使用されるケースです。例えば、自動車や電子機器の生産ラインでは、ライン全体を制御・操作するために、さまざまな電気部品が組み込まれた制御盤が必要になります。この制御盤には、さまざまなIDEC製品が組み込まれています。

また、製品を組み立てるために使用する産業用ロボットや、大型機械と人の接触事故を防ぐための安全装置として、生産ラインに搭載されるケースもあります。

さまざまなシーンで活用されるIDEC製品

元山:2つ目は、生産ラインではなく、装置自体を制御するケースです。例えば、スマートフォンなどを生産する際に欠かせない半導体製造装置などにも、多くのIDEC製品が組み込まれています。

このような機械は工場内に設置されているため、実際に目にする機会はほとんどないと思います。しかし、みなさまが日常的に使用しているスマートフォンや自動車などを製造する工程で、IDECの製品が数多く活躍しています。

IDECの強み

元山:さまざまな場所で活躍するIDEC製品は、不測の事態が起きても「人の命を守る」というコンセプトで企画・開発を行っています。

さまざまな業界のお客さまのニーズにお応えするため、幅広い製品ラインアップを取りそろえています。

各製品は小型ですが、壊れてしまうとラインの停止や産業事故につながる可能性があるため、お客さまからの品質・安全性への要求は非常に高くなります。そのため参入障壁が高く、一度信頼を得て採用されると、継続的に使用されるケースが多い点が特徴です。

IDECの強み

元山:IDECの製品は、豊富なラインアップ、高い安全性、品質、信頼性を背景に、高い市場シェアを獲得しています。

特に、安全装置として多くのロボットにグローバルで搭載されているイネーブルスイッチは、90パーセントのシェアを獲得しており、国内・グローバルともにシェアNo.1の製品です。

例えば、装置やロボットなどを緊急停止するために使用される安全装置として、非常停止用の押ボタンスイッチがあります。高い品質を備えるだけでなく、例え壊れたとしても安全側に壊れる当社独自の技術を採用することで、高いシェアを獲得しています。

工場以外でもこれらの製品が多くの場所に搭載されており、みなさまも見かけたことがあるかもしれません。実際に押す機会はなかなかないと思いますので、会場にいらっしゃる方は、ぜひブースで実際に触れてみてください。

HMI-X推進による事業の強化

元山:現在、当社では「HMI-X(Human-Machine Interface Transformation)」というコンセプトを掲げて事業を推進しています。

時代の変化に応じて、IDECの強みであるHMIや安全に関する技術、ノウハウを活かし、「HMI-X」をリードする取り組みを進めています。

HMI-X推進による事業の強化

元山:「HMI-X」を実現する製品やソリューションの事例です。時代の移り変わりに伴い、顧客ニーズが変化しているため、多様なニーズを満たすためのラインアップやソリューション提案を強化しています。

事業強化に向けた取り組み

元山:既存事業とシナジーが見込める領域で、M&Aなども積極的に行っています。

2017年にフランスのスイッチメーカーであるAPEM社を買収したことで、収益性が高い主力のHMI事業の構成比が向上しました。もう1つの注力分野である安全事業や、センシング事業についても強化を進めています。

注力業界

元山:IDEC製品は幅広い業界でご利用いただいていますが、特に注力しているのは、グローバルで成長が見込める業界です。

例えば、工作機械や半導体製造装置、自動車業界などが挙げられます。これらの業界では、ほとんどの大手企業と取引があり、多くのみなさまがよくご存じのメーカーが当社のお客さまとなっています。

中期経営計画(2025-2027年度)

元山:現在、2025年度からスタートした3ヶ年の新中期経営計画を推進中です。「新生IDEC」として、顧客志向で高収益を実現する企業へと生まれ変わるために、グローバルでさまざまな構造改革を推進しています。

業績の推移

元山:直近の数年間は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で市場が混乱し、業績が大きく変動しましたが、今年度から回復フェーズに入っています。中期経営計画1年目にあたる今年度は、計画を上回る水準で第3四半期まで推移しています。

2027年度には、売上高770億円以上、営業利益率13パーセント以上を達成することを目指し、引き続き構造改革を推進していきます。

配当について

元山:配当については、成長に必要な投資を行いながら、積極的かつ安定的な配当を継続しています。今期の上期配当は65円で、年間配当は130円を予想しています。

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1UP投資部屋Ken氏(以下、Ken):基本的な質問となりますが、競合環境および競合他社との比較にお

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