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株式会社アクシージア4936

東証スタンダード

化学

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エグゼクティブ・サマリー

段卓氏(以下、段):株式会社アクシージアの代表取締役の段卓です。本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。当社の取締役管理部担当の福井より、決算についてご説明します。

福井康人氏(以下、福井):取締役管理部担当の福井です。2026年7月期第1四半期の決算説明をします。まず、エグゼクティブ・サマリーについてご説明します。売上高は36億3,000万円で、前年同期比プラス17.9パーセント、営業利益は6,000万円で、前年同期比プラス7.1パーセントとなりました。

中国最大のECイベント「W11(ダブルイレブン)」での売上好調などにより、「Douyin」や「Tmall」などの中国EC売上高を想定以上に伸ばすことができました。その結果、売上高は前年同期比17.9パーセント増を達成しています。

広告投資の強化や売上増加に伴い販管費は増加しましたが、粗利益率の高い「AGドリンク」の売上拡大が功を奏し、営業利益は前年同期比7.1パーセント増を達成しました。

トピックスとしては、後ほど4点ご説明します。中国最大級のECセール「W11」における当社の中国EC旗艦店全体のGSVが過去最高となり、前期比プラス16.2パーセントを達成しました。

「Venus Recipe(ヴィーナスレシピ)」ブランドから、中価格帯インナーケア製品「PQドリンク プラス」を上市しました。次なるヒット製品化を目指し、主に中国にて販売強化を図っています。

日本市場向けには注力ブランドとして「LisBlanc(リスブラン)」「BELLE BAI(ベルバイ)」の販売を本格化しました。リテール店舗への配荷を拡大し、認知度の向上およびタッチポイントの拡充を目指しています。

東南アジアにおいて、インフルエンサーマーケティングが奏功し、前期比177.6パーセントの成長を達成しました。

売上・利益の状況 (2026年7月期 1Q 連結)

業績ハイライトとして、売上高と利益の状況をご説明します。売上高は先に述べたとおり、中国ECの売上好調により前期比プラス17.9パーセントの増収を達成しました。売上増加に伴い販管費も増加したものの、売上原価率の改善により、営業利益は前期比プラス7.1パーセントの増益となっています。

スライドの表をご覧ください。売上高と営業利益が記載されており、右側に増減率が示されています。経常利益は前期比プラス148.3パーセント、四半期純利益は前期比プラス138パーセントを達成しました。

地域別・チャネル別 売上高 (2026年7月期 1Q 連結)

地域別・チャネル別売上高についてです。中国の売上高について、先ほどもお伝えしたとおり「W11」におけるライブ販売が奏功し、前期比プラス26パーセントを達成しました。日本での売上は、前期比でほぼ横ばいとなっています。

その結果、地域別売上構成比において中国のシェアが高くなっています。スライド中段に記載されているとおり、中国売上高は27億円、構成比は前期の70.4パーセントから今期は75.2パーセントに増加しました。

一方、日本および第3市場での売上高は8億円で、構成比は前期の29.6パーセントから今期は24.8パーセントとなり、前期比でシェアがやや減少しました。

中国EC売上高推移 (2026年7月期 1Q 連結)

中国EC売上高の推移についてです。中国EC売上高は、「W11」セールの長期化が追い風となり、前期比プラス28.8パーセントと大幅に増収しました。特に「Douyin」は、KOLライブに加え、自社ライブの販売が奏功し、前期比プラス40.9パーセントを達成しています。

<参考> W11にてGSV(総売上)が過去最高を達成

ご参考までに、「W11」におけるGSV(総売上)は過去最高を達成し、PRでリリースしました。

要因としては、主力製品である「AGドリンク」「エッセンスシート プレミアム プラス」に加え、育成製品の「PQドリンク プラス」や「AGTHEORY(エイジーセオリー)」の「UVプロテクションクリーム」も売上高の拡大に寄与しています。

スライド左下には、中国EC旗艦店全体のGSV推移を記載しています。

ブランド別 売上構成 (2026年7月期 1Q)

ブランド別売上構成についてです。中国ECにおける「AGドリンク」の売上高伸長に伴い、「エイジーセオリー」の売上構成比が拡大しました。「AXXZIA(アクシージア)」ブランドおよび育成分野の売上高も伸長しています。

スライドのグラフの詳細についてご説明します。「エイジーセオリー」の全体シェアは62.5パーセントで、売上高は前期比40.3パーセントの増加となっています。そのうち、「AGドリンク」については前期比35.1パーセント増、AGセオリー化粧品は前期比94.4パーセント増となっています。

スライド左側に示した「アクシージア」ブランドは前期比8.9パーセント増、育成分野の「ヴィーナスレシピ」「RevWell(レヴウェル)」は前期比16.9パーセント増となっています。

売上原価・販管費の状況 (2026年7月期 1Q 連結)

売上原価および販管費の状況についてです。粗利益率の高い「AGドリンク」の売上構成比が高まったことで、売上原価率は前期比で1.7ポイント改善しました。

一方、「W11」のセール期間が長期化したことで広告投資を強化しました。また、中国ECの売上拡大に伴い支払手数料も増加したため、売上高販管費率は前期比で1.8ポイント増加しました。P/Lの状況については、スライドの表のとおりです。

バランスシートの状況 (2026年7月期 1Q 連結)

バランスシートの状況です。特段コメントはありませんが、自己資本比率は77.9パーセントと、引き続き良好な水準を維持しています。

主要製品ポートフォリオの新たなる展開

トピックスをいくつかご説明します。まず第1四半期において、主力製品ポートフォリオの新たな展開を図っています。具体的には、中国市場および日本市場のそれぞれの特性に合わせた製品を展開しています。

製品ポートフォリオの多角化を目的に、育成製品の販売を強化しています。スライド下段をご覧ください。横軸の左側が高価格帯、右側が低価格帯から中価格帯を示しています。水色の箇所が中国市場向け、ピンク色の箇所が日本市場向けとなっています。

育成製品として挙げられているブランドが4つあります。スライド左下の中国市場向け育成製品として「ヴィーナスレシピ」では「PQドリンク プラス」、「エイジーセオリー」では「UVプロテクションクリーム」を挙げています。

スライド右上をご覧いただくと、日本市場向けのスキンケアブランドとして「リスブラン」、フレグランスブランドとして「ベルバイ」に注力しています。

【中国】 次なるヒット製品候補「PQドリンク プラス」の育成

中国における次なるヒット製品候補「PQドリンク プラス」の育成状況についてご説明します。中国市場においては、ヒット製品である「AGドリンク」「ザ ピュア ドリンク」に「PQドリンク プラス」を加えた3製品を、インナーケア御三家としてPRしています。

自社ライブ販売やミドルインフルエンサーからマイクロインフルエンサーの活用により、売上は着実に伸びています。

【参考】 <ヴィーナスレシピ>PQドリンク プラスの特徴

「PQドリンク プラス」の製品特徴についてご説明します。前身の「PQリキッド」に新たな成分を加え、さらに注目成分であるPQQの配合量を大幅に増やした、内側から輝く美しさを力強くサポートする総合美容ドリンクです。

スライドに記載していますが、美容力を追求するための主要成分として、3つの成分を挙げています。1つ目は、PQQです。コエンザイムQ10と同じく補酵素の一種で、14番目のビタミンとして期待される水溶性のビタミン様成分です。

2つ目は、コラーゲンです。体内のタンパク質の約3分の1を占めると言われる、皮膚の主要構成成分になります。本製品では高純度・低分子・安定型の3種類のコラーゲンペプチドを採用しています。

3つ目は、エルゴチオネインです。こちらは新成分で、体を守る天然物質として注目されています。キノコなどの菌類や一部の細菌のみが合成できるアミノ酸誘導体です。

【中国】 <エイジーセオリー>UVプロテクションクリームの特殊化粧品行政認可

「エイジーセオリー」の「UVプロテクションクリーム」についてです。2025年9月にNMPAにおける特殊化粧品行政認可登録が完了しました。これにより、従来の越境ECに加え、一般貿易でも販売が可能となりました。これを通じて、中国におけるタッチポイントと販路の拡大が実現し、売上の向上が期待されます。

【日本】 日本向け注力ブランドの販売強化

日本市場における注力ブランドの販売強化について、2点挙げます。日本市場における注力ブランド「リスブラン」と「ベルバイ」については、認知度を拡大し、タッチポイントを拡充するための施策を推進しています。

特に、化粧品専門バラエティショップなどを通じたリテール販売の強化に取り組んでいます。「リスブラン」については、表参道にて美容プレス向けの製品発表会を実施しました。化粧品専門バラエティショップなどでのリテール販売の強化を図っています。また、10月から一部製品の価格を改定しました。

注目ブランドの2点目として「ベルバイ」をご紹介します。こちらは、福岡の子会社であるエムアンドディ社のプライベートブランドとしてリリースしました。現在、ドラッグストアなど約570店舗で販売されています。さらに認知度拡大のため、インフルエンサーを起用したSNS投稿や口コミ施策を実施しています。

【第三市場】 東南アジアにおける市場開拓

第3市場である東南アジアにおける市場開拓状況についてご報告します。東南アジア市場を第3市場と位置づけており、開拓は順調に進行しています。売上高は前年同期比プラス177.6パーセントを達成しました。

特にマレーシアではインフルエンサーマーケティングに注力しており、今後は既存インフルエンサーとの関係強化に加えて、新規インフルエンサーの開拓も推進していきます。

スライド左下には、東南アジアエリアにおける売上高前年同期比プラス177.6パーセントの内訳を記載しています。右側の棒グラフに示されているとおり、マレーシア、シンガポール、ベトナム、ミャンマーなどで開拓が進み、売上高を徐々に伸ばすことができています。

スライド右側には、マレーシアの人気インフルエンサーの方が直営店であるAXXZIA GINZA SIX店にご来店された際の画像を掲載しています。

【株主還元】 特別株主優待の実施

最後に、株主還元として特別株主優待の実施についてご説明します。

すでにリリースしている事項ですが、本件の目的は、日本国内での認知度拡大や新規事業への領域拡大に向けた意欲を表明するためです。その一環として、ビットコイン(BTC)を贈呈する今回限りの特別株主優待を実施します。

対象となるのは、2026年1月末現在(半期末)の株主名簿に記載または記録されている株主さまのうち、2単元(200株)以上を保有している株主さまです。ただし、未成年および非居住者の株主さまは対象外となります。また、今回の特別株主優待は抽選形式での実施を予定しています。

株主優待の内容は、抽選で総額1,000万円相当のビットコインを贈呈するというものです。抽選の当選者数は、1等、2等、3等の各当選者数をスライド下段の表に記載しています。

私からのご説明は以上です。

質疑応答:中国市場と自社ライブ売上の状況について

司会者:「10月の中国市場の状況は、7月から9月と比

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