株式会社TalentX
設立:2018年5月28日
事業内容:タレント獲得プラットフォーム「Myシリーズ」の企画、開発、管理及び運営
IPO情報
■吸収金額 14.7億円■業績の伸びの推移
出典:EDINET閲覧(提出)サイトhttps://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100V7S5.pdf)
■株主構成およびロックアップ
質疑応答:競合になり得る企業について
質問者:目立ったライバルがいないということですが、今後ライバルになりそうな会社として意識している会社があれば、おうかがいしたいです。また、そことの違いについてもお聞かせください。
鈴木貴史氏(以下、鈴木):挙げるとすれば、いわゆるBtoBのSaaSの領域の企業さまかなと思っています。今、日本においては、未曾有の労働人口減少時代という中で、HRテックと呼ばれる市場自体が非常に盛り上がっています。
そういった中で、いわゆる後ろの領域、タレントマネジメント、勤怠、労務管理などから参入するプレイヤーさんもいますし、我々のように採用という入り口の部分からHRテクノロジーを駆使して、プラットフォームを形成しているプレイヤーもいると思っています。
グローバルを見ていると、HRテックのプロダクトはいわゆるスタンドアローンではなく、今後はつながっていくと思っているので、意識しているプレイヤーさんを挙げるとすると、他のHRテックの領域やBtoBのSaaSの領域のプレイヤーさんかなと思っています。
そういった中での違いですが、やはり日本はDXがかなり遅れている国で、かつHRというところでは、ガラパゴス化した市場化が形成されてきたと思っています。
いわゆる新卒一括採用で終身雇用というところですね。そんな中でSaaSも、管理業務を効率化するSaaSというところからプレイヤーが増えてきていると認識していまして、先ほどのタレントマネジメント、労務管理、勤怠管理はかなりレッドオーシャンの領域だと思っています。そこではなく、採用の領域にSaaSで切り込んでいっているというところで、今のところすごく珍しいポジションを築いているかと思っています。
採用の領域に管理の領域のSaaSが踏み入るのは、なかなか難易度も高いところです。採用マーケティングというところでプラットフォーム形成をして、参入障壁を作りたいと思っています。
また当社としては、このプラットフォームの中で他のHRテックのプレイヤーともAPI連携などをして、つながっていくものだと思っていますし、当社のみでやるというスタンスを取っているわけではなく、この採用マーケティングのプラットフォームのところでポジショニングを取っているので、明確にバッティングするかというと、そうでもないと思っています。
質疑応答:さらなる成長を目指す上でのリスク要因について
質問者:今後のさらなる成長に向けてのリスク要因、ボトルネックや足りてない部分をどうお考えになっているかお聞かせください。
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