業績ハイライト

髙橋博史氏:2024年3月期第2四半期決算概要をご説明します。まずは業績ハイライトです。2024年3月期第2四半期の業績は、前年同期比で増収増益となりました。パチンコ機・パチスロ機ともに販売台数を順調に積み重ねました。

特に市場環境が好調なパチスロ機関連事業においては、販売タイトル数の増加と、1タイトルあたりの販売台数を大きく伸ばし、大幅な増収増益となっています。

第2四半期決算サマリー

当第2四半期の振り返りです。スマート遊技機の市場は、稼働貢献度の高いスマートパチスロの普及が先行しています。スマートパチンコは一部機種において成功事例が出てきたものの、まだ試行錯誤の段階にあり、本格的な普及には時間を要する見込みです。

このような状況の中、当社グループにおいては「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」の5万台の販売を筆頭に、パチンコ・パチスロともに、新規タイアップ機やシリーズ機等の販売により販売台数を伸ばしています。

後ほど詳細をご説明しますが、9月に配当方針の変更と自己株式の取得を実施しました。

第2四半期決算サマリー

実績サマリーです。この後、売上高、営業利益、主な費用項目に分けてご説明します。

売上高の増減要因

連結売上高の増減要因の内訳は、スライドをご覧のとおりです。

営業利益の増減要因

連結営業利益の増減要因です。パチンコ機・パチスロ機ともに好調な販売となりましたが、とりわけパチスロ機の販売台数が前年同期比で大幅に伸び、大幅な増益を達成しています。

費用構成

費用構成です。販管費が47億円の増加となっていますが、Bistyブランドの販売台数増加によって販売手数料が増加したことや、新機種のテレビCMの実施などが主な増加要因です。

B/Sサマリー

連結貸借対照表です。資産合計は33億円の減少、負債合計は32億円の減少となりました。純資産の合計は、配当金の支払いや自己株式の取得による減少分と、当期純利益の加算により微減となっています。

自己資本比率は前期末比で0.8ポイント増加し、85.1パーセントとなっています。

パチンコ機関連事業

事業の概況についてご説明します。まずはパチンコ機関連事業の売上高増減要因です。Bistyブランドの数量増加による効果が最も大きく、販売価格も前年比で底堅く推移した結果、大幅な増収となっています。

パチンコ機関連事業

パチンコ機の販売タイトルです。第2四半期までの新規タイトル数は、5タイトルとなっています。

第3四半期以降は、現時点で未公表の1タイトルを含めて計5タイトルの販売を予定しています。上半期は「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」の販売が大きく伸びましたが、下半期はエヴァンゲリオンシリーズの最新作「シン・エヴァンゲリオン」を筆頭に販売台数を積み重ねていきます。

パチスロ機関連事業

パチスロ機関連事業の売上高増減要因です。新規販売タイトル数が前期上半期の1タイトルから3タイトルに増加したことや、1タイトルあたりの販売台数の増加により、大幅な増収となっています。

パチスロ機関連事業

パチスロ機の販売タイトルです。第2四半期までに、新規タイトルは3タイトルを販売しました。第3四半期以降は、SANKYOブランドのマクロスフロンティアシリーズの最新作、及びBistyブランドの未公表のタイトルを含め、計2タイトルを予定しています。

以上ご説明したとおり、通期計画に対する第2四半期までの進捗率は、パチンコ・パチスロの販売台数でいずれも50パーセント超となっています。利益ベースでは7割強の進捗率と順調に推移していますが、主に第4四半期の販売が読み切れないところもあり、通期計画の見直しは、今しばらく状況を見て、必要な場合には対応していきます。

パチンコ市場

石原明彦氏:私からは、業界環境・当社の取り組みについてご説明します。まず、パチンコ市場の現況ですが、上半期の総販売台数は約50万台となりました。年間販売台数予測の100万台に対し、計画線の上で推移していますが、稼働を牽引する新たなタイトルが登場しておらず停滞感が見られる状況です。

下半期についてはスマートパチンコで成功事例も出てきており、続くヒット機種の登場が待たれる状況にあり、稼働を牽引する複数のヒット機種の登場が鍵になると考えています。

パチスロ市場

パチスロ市場の現況ですが、上半期の総販売台数は約40万台となりました。好調な稼働状況を背景に販売市場も順調に推移し、スマートパチスロの設置比率は20パーセント程度まで上昇しました。

下半期においても、各社から人気シリーズのスマートパチスロが続々と登場する予定があり、引き続き好調を維持する見込みであることから、総販売台数予測を75万台から80万台に上方修正しました。

当社のパチンコ・パチスロ市場における取り組み

このような環境下、当社のパチンコ・パチスロ市場における取り組みですが、上半期は主力タイトルの「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」の投入に加え、注力している新規タイアップ機種の投入を進めてきました。

下半期においては、「シン・エヴァンゲリオン」といった強力なタイトルをすでに公表している他、新規タイアップ機種の投入を引き続き行っていきます。

『エヴァンゲリオン』シリーズ 第16弾登場(12⽉登場予定)

12月に登場予定の当社グループの看板タイトルである、エヴァンゲリオンシリーズ第16弾「シン・エヴァンゲリオン」についてご紹介します。

当機種は、2021年に公開しシリーズ最高の興行収入を記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の映像を搭載しています。また、SANKYOグループからは初となるスマートパチンコとの同時投入となっています。ぜひご期待ください。

配当⽅針の変更を発表(2023年9⽉21⽇開⽰)

9月21日に発表した配当方針の変更についてご説明します。

従来は安定配当方針を掲げてきましたが、近年の好調な業績を勘案し、適切に株主還元を実施するため、今期より連結配当性向40パーセントを目安とした業績連動配当を導入します。また、年間配当金の下限を100円とし、安定配当の要素も取り入れています。

こちらの配当方針により、今期の年間配当金額を当初予想の150円から300円に変更しました。

⾃⼰株式取得及び消却について

自己株式の取得及び消却についてご説明します。当社は、これまで自己株式の取得及び消却を重ね、取得は約4,300万株、消却については約3,100万株実施してきました。また、昨日新たに1,000万株の取得と、9月に取得した422万2,400株の消却を決定しました。

今回の自己株式の取得については、ToSTNeT-3の取得に加え、市場買い付けにより、2024年4月30日までに株式数1,000万株、金額ベースで700億円を上限に買い付けを行う予定です。

配当方針の変更及び自己株式の取得による積極的な株主還元により、資本効率の向上を図っていきます。

以上をもって、私からのご説明を終わります。ご清聴ありがとうございました。

11月7日に公表した自己株式の取得について

司会者:昨日公表した自己株式の取得についてお知らせします。本日10時に、ToSTNeT-3による取得結果を東証に開示しており、その結果をお伝えします。

昨日公表した取得枠は、1,000万株、700億円が上限とお伝えしましたが、昨日の終値でToSTNeT-3での取得を行った結果、取得株数が600万2,300株、取得価額の総額が約366億円となりました。

したがって明日以降、4月30日までは、残りの取得枠399万7,700株、金額で約334億円を上限に市場買い付けを行っていく予定です。