「仮想通貨そのものが危険」は勘違い?

頼藤太希氏(以下、頼藤):こんにちは。

高山一恵氏(以下、高山):こんにちは。

頼藤:ゆるくマネーについて語るラジオ。

頼藤・高山:マネラジ!

頼藤:はい、55回目ということで。

高山:ゴーゴー!

頼藤:ゴーゴー(笑)。

高山:ゴーゴーの回。

頼藤:はい。本日(のテーマ)は、ちょっと遅くなっちゃいましたけど……仮想通貨で、コインチェック騒動というのがありましたね。

高山:最近ね、けっこう世間を騒がせましたね。

頼藤:ね。まだ(騒動が)完全に収まっているわけではないんですけども、これによって「仮想通貨って大丈夫?」と、改めて思った方もいらっしゃると思いますので。もう少し今回は……前回もちょろっとお話ししましたけれども、仮想通貨のことをお勉強していきたいなと。

高山:お願いします!(拍手)。

頼藤:じゃあまず、コインチェックがハッキングされて、仮想通貨がけっこう盗まれたじゃないですか。

高山:はいはい。

頼藤:そうなると、結果的に今回はNEMという仮想通貨が盗られたわけなんですけれども。それ以外に仮想通貨って、BitcoinとかEthereumとかRippleみたいなのがあるんですけれども。そういったものも(価値が)軒並み下がったんです。

高山:下がっていたね。

頼藤:そう。その下がった原因は、仮想通貨に対する不安というか。「大丈夫なの?」というところで、下がったんですよね。これ、間違っちゃいけないところが1つありまして。ポイントは、仮想通貨自体じゃなくて、取引所(の問題)なんです。

高山:ほう。

頼藤:2014年に、マウントゴックス事件があったじゃないですか。あれも、取引所の問題ですよね。

高山:ああ、なるほど。

頼藤:結局内部の不正操作によって、顧客から預かったものがなくなったみたいな話なんですよ。だから、ポイントなのは、仮想通貨自体には問題がないんです。

高山:なるほど。そこで、ちょっと勘違いしている人が多いかもしれないですね。

頼藤:そう。だから、「NEMという仮想通貨、やばいんじゃないの?」とか「Ethereumは大丈夫?」「Bitcoinは大丈夫?」となるわけですよ。仮想通貨自体をハッキングできないのには、一応理由がありまして。

それが、ブロックチェーン技術なんですけれども。「ブロックチェーン技術」というのは、前にもお話しした、ブロックが鎖でつながれているようになっていること。それで、過去からどんどんつながっていて、現在まで至ると。

1つのブロックには何が入っているかというと、取引データが入っているんです。例えば、「AからBに10Bitcoin送った」とか「CからDに7Bitcoin送った」とか、そういった情報がずっとあるんです。(鎖のように)つながっているから、ハッキングするには直近のブロックからどんどんさかのぼって、最初のところまでいかないといけないんです。それが、すごく大変なんです。

高山:なるほど。

頼藤:ブロックから次のブロックに1個1個移るのに、すごく時間がかかるし。(ハッキングしようとすると)それを何個も何個も改ざんさせないといけないから、一番最初の起源までさかのぼって改ざんさせるというのは、もう難しいです。

高山:かなりの量なんだ。

頼藤:そう。コスパが悪すぎる……というか、マイナスです。そこまでハッキングしたところで。だから、仮想通貨自体にはハッキングしないんです。それくらい、ブロックチェーン技術というのは、すばらしいものなんです。

高山:なるほど。

仮想通貨とマイニング

頼藤:通貨自体をハッキングするよりも、通貨を正しく取引しているマイニングをやった方が、経済効果は大きいんです。

高山:あれ、「マイニング」ってなんだったっけ?

頼藤:マイニングは、日本語で「採掘」と言うんですけど。金を見つけるみたいな感じで、Bitcoinが正しく取引しているところのデータを、取りに行く感じです。ざっくり言えばね。金の採掘をイメージすればいいと思います。いろんなところをたくさん掘って、見つけるじゃないですか。仮想通貨も、いろんな試行錯誤をするんです。「ここの道じゃない」「こんな感じじゃない」という道をたくさんたどって、この道に行くという感じです。

高山:ああ、そういうことね。なるほど。

頼藤:それが、マイニングです。だから、通貨自体には(ハッキングを)しないけど、仮想通貨を取り扱っている業者をハッキングするというのは、また別物なんです。

高山:ああ、そこがなかなか、一般の人はわからないかもしれない。

頼藤:そっち(業者をハッキング)の方が、簡単じゃないですか。

高山:まあね、話を聞いていたらそうだよね。

頼藤:簡単で、かつお金をごそっと預かっているわけだから、大量に取れますよね。

高山:うんうん。

頼藤:対象の通貨が今回(のコインチェック騒動では)NEMでしたけど、それを取ったということで、NEM(の価値)がやっぱり下がりますよね。仮想通貨のことをよくわからないで買っている人が多いですから(通貨そのものが危険なのかと思ってしまい)下がるんです。

高山:なるほどね。

頼藤:(それでも価値が)下がり続けなくて、ちょっと復活しているのは、そもそもNEM自体は問題がないということ。あと、「全額じゃないけど、450億円ぐらいを返す」とコインチェックが言っていますよね。だから、ちょっとだけ元に戻ったと。NEM以外の通貨は、すぐに戻っているんです。というのは、(取引所のハッキングと通貨自体は)関係ないからなんですよ。

高山:あれ、今だって、「ちょっと儲かっている」って言っていたもんね(笑)。

頼藤:ちょっと儲かっていますね。(一度)ばんと下がったけど。

高山:下がったけどね。やっぱり、こういうときも積立でやっているのがいいのかな? いろんなことがあると(想定すると)、やっぱり。

頼藤:(その方が)いいと思いますよ。だから、積立でやっていたんですけど、下がってはいるものの(NEMを)たくさん買えるチャンスだったんで。「どこが一番下がるか?」というタイミングを見るの、難しいじゃないですか。

高山:いや、本当難しい。やっぱり相場って。

頼藤:でも見ていると、低いときにたくさん買えているおかげもあって、最近(2018年3月2日時点)Bitcoinが1万ドル回復しましたよね。

高山:そうですね。

頼藤:だから、儲かっていますよ。ほとんどの人が積立でやっていたら、儲かっているんじゃないですか? Bitcoinは。

高山:やっぱり、こういうときに積立の効果というのが……?

頼藤:うん、そうそう。Ethereumもやっているんですけど、儲かっていましたよ。まあ、まだ完全に上がりきっていないものもありますけど。そういったかたちですかね。

高山:なるほど。でも、その違いをやっぱり理解できるというところが、ポイントなんじゃないんですかね。

頼藤:うん。だから今後「通貨自体よりも、取引所がしっかりしているか?」というのは、ポイントになってくるということです。だからコインチェックを見ていると、そんなシステムを後回しにして、CMをばんばん打っているというみたいな感じでしょ? それだめなんですよ、すごくもったいない。

仮想通貨というのは、世界での日本のシェアが30パーセントくらいあったんですけど、今回のコインチェックで、ちょっと覇権を取れなくなってしまったかもしれないんです。(仮想通貨は)世界を取れる業種なんです。今のところ、日本が盛り上がっているから。

だから、今回は他の国から狙われたと思うんです。外国がやっているんじゃないかなと、僕は思います。だって、メリットがあるのは海外ですから。ハッキングって、メリットを絶対考えています。ただの遊びでやらないですよ。

高山:まあ、そうだろうね。だって(影響が)すごいことになっちゃうもんね。

頼藤:うん。やっぱりハッカーには、「自分の力を試したい」という人がいるみたいなんですよ。アメリカの小さい子どもたちには、そういう感じ(の子)が多いんです。ハッカーって、年齢が若いんですよ。そういう子どもたちはだいたい、自分の力を試すためにがりがりとやるんですけれども。でも最終的には、お金からんでくると思うんです。「儲けたい」とか。

高山:まあね。何かしら、やっぱりあるよね。

仮想通貨の値動きの法則は?

頼藤:まあ、そんな感じです。じゃあ、今回ハッキングを受けて、(NEMは)その後復活していますけど。どうやったら(仮想通貨の)値動きが起きるのかという法則を、ちょっとご紹介したいなと思います。これは、あくまでも過去に起きたことに基づいているので、将来必ず起きるとは限らないんですけれども。いいですか?

高山:うん。

頼藤:じゃあまず1つ目は……仮想通貨って、分裂するんですよ。知っていました?

高山:「仮想通貨が分裂した!」って、なんか騒ぎになりましたよね(笑)。

頼藤:そう、分裂するんです。いろんな理由があって分裂するんですけれども。とりあえず、なぜ分裂するかは置いておいて。分裂した仮想通貨の動きというのは、連動します。分裂とはつまり、2つに分かれるじゃないですか。この2つの通貨は連動しています。例えばBitcoinとBitcoin Cashだったり、EthereumとEthereum Classicだったり。これらは、連動していることが多いです。

高山:へえ。

頼藤:だから、先にEthereumがばんと下がったら、その後にEthereum Classicも下がるかもしれないとか。

高山:ああ、そういう予測ができると。

頼藤:そう。そのように見ていきますという感じです。あとは、仮想通貨が取引所で新規に取り扱われると、価格が上昇します。例えばbitFlyerで、「(新しく)Monacoinが取り扱われた」となったときに、Monacoin(の価値)が、8円から800円にまでバンと上がったんです。

高山:すごくない?

頼藤:そう、10倍ね。

高山:10倍ね(笑)。

頼藤:そうそう。あとは最近だと、LISKというコインがあるんです。LISKって、リは(「R」ISKではなく)LIなんですけれども。LISKもbitFlyerで(新しく)取り扱われたから(価値が)上がったみたいなところがあるんです。大手の取引所というのがポイント。

高山:大手?

頼藤:そう。大きくないと意味ないんですよ。あと、ユーザー数が多くないと意味がないとか。あとは海外だと、BittrexとかPoloniexとかCoinbaseみたいな大手取引所があるんですけれども、そういったところで新規に取り扱われると、価格がどかんと上昇します。

高山:じゃあ、新規で取り扱われるときは……チャンス?

頼藤:チャンスですね。これに後乗りしても、勝てると思います。だって、流動性が上がって需要が増えるということですから。あとは、注目されますしね。

高山:ああ、まあそうですね。

頼藤:うんうん。まあ、ハッキングされたときは下がるから気をつけてというのは(さすがにありますが)。でも他の通貨……(NEMに)関係ない通貨は、上がっていますよね。だから、下がったところで買えば、チャンスかもしれないと読み取れると。

高山:なるほど。「(チャンス)かもね」ということね。

影響力の強いBitcoin

頼藤:「かもね」ということですね。あと下がりやすいのは、規制です。規制は注意です。

高山:規制が入るということ?

頼藤:規制が入ると、注意ですね。「仮想通貨はだめだよ」とか「税金が高くなるよ」とか、そういったことが入ると下がりやすいので、そこの規制のニュースはチェックしようねというところです。

逆に上がるケースは、「どこかの企業が出資しました」とか「(新しく)取り入れました」とか。最近はLitecoinという通貨が上がっているんですけど、それを決済システムで使うとか。このように、ニュースがあると上がります。

だってそれは、将来的にもその通貨が使われる可能性が増すわけですから。あとは、これはまだBitcoinに影響力があるからなんですけれども、Bitcoinが下がると、他の通貨も下がりやすいと。Bitcoin以外の仮想通貨のことはAltcoinと言うんですけれども、(Bitcoinが下がると)Altcoinも下がりやすいねと。逆に、Bitcoinが上がるとAltcoinも上がるよという感じです。

高山:なんだろう……やっぱり、Bitcoinイコール仮想通貨みたいな感じなのかな。

頼藤:それもありますし、本当に名もない仮想通貨のことを「草コイン」と言うんですけど。

高山:へえ、そうなんだ。

頼藤:そう。そういう草コインとか、まだ市場規模が低い仮想通貨というのは、直接取引じゃなくて、Bitcoinとの交換取引なんです。だから、Bitcoinには影響力があるよという感じです。

高山:なるほど。

頼藤:あとは、Bitcoinって先物が上場したの知っています?

高山:先物が上場したんですか? Bitcoin。

頼藤:そうそう。シカゴ・オプション取引所とかシカゴ・マーカンタイル取引所とかで上場したんですけれども。先物が上場するということは、機関投資家たちも参入できるということなんです。機関投資家の中でけっこう影響力があるのは、ヘッジファンドです。大量に売り買いするから。そういったヘッジファンドがいることで大きく動く可能性は、決算に注目した方がいいんです。

ヘッジファンドとかは5月・11月に決算期があるので、その前の1ヶ月前くらいから手仕舞いが始まるんです。ポジションを決済するという。なので、「4月・10月は大きく動くかもよ」という感じです。

高山:なるほど。

頼藤:あとは、カンファレンス。カンファレンスというのは、イベントみたいなものですけど。そういったものが開催されるときには、ちょっと期待感で上がっていくと。RippleとかEthereum Classicは、カンファレンスを昨年(2017年)末くらいに開いているんです。

高山:例えば、どんな感じの?

頼藤:Rippleは、2017年10月にカンファレンスを開いている。カンファレンスのイメージって、わかります? 企業とかを呼んで、イベントをやるんですけれども。ありますよね、日本でも。あるじゃないですか、「資産運用エキスポ」とか。そういう感じです。そういったカンファレンスをやったときには、何か発表があるじゃないですか? このような思惑で(価値が)上がると。それで、カンファレンスが終わった後に下がるとかは、全然あります。

ちなみに、Ethereum ClassicもRippleも上がって、その後下がったと。噂で買って、事実で売るという感じです。

高山:なるほど、そのへんは株と同じ?

頼藤:そんな感じです。あと、関連性が高い仮想通貨同士は、連動するというのがあります。先ほど、「(仮想通貨が)分裂した」という話をしましたよね? だけど、同じようなシステムを使っているということです。(例えば)BitcoinとLitecoinは同じシステムを使っているので、連動しやすいということです。

あとは、匿名性通貨として共通点があるMoneroとZcashがあるんですけれども、これも同じような動きをすると。他にも、スマートコントラクトというシステムを搭載しているEthereumとNEOという通貨があるんですけれども、これも連動しているんです。

高山:へえ、そうなんですか。

頼藤:あと、システムは別に連動しているわけじゃないんだけど、日本発祥ということで、MonacoinとBitZenyが。

高山:へえ、いろいろあるんですね。

頼藤:そう。連動しやすいみたいな。(例えば)「Monacoinがすごく上がったから、BitZenyも上がるんじゃないか」という期待感。最近……というか2、3年前くらいからあると思うんですけれども、「ワンチャン」という言葉があるんですよ。ワンチャンス。「ワンチャンいけんじゃないか」というのが「5ちゃんねる」、旧「2ちゃんねる」に、ばーって書いてありますよ(笑)。

高山:あ、そうなんだ。なるほど。

頼藤:あと取引所って、チャットできるのは知っていますか?

高山:取引所? チャットできるの?

頼藤:そうですよ。それで、取引所内のユーザーたちが、いろいろ言っていますよ。

高山:へえ、そうなんだ。

頼藤:そうそう。

高山:へえ、なんかどんどんついていけなくなっていく(笑)。

仮想通貨投資をしていない評論家たち

頼藤:という感じです。だから、いろいろ値動きの法則は、ある程度はあるんですよ。需要によるものとか、ありますけれども。こういうふうに調べてみるとあるので、そういったものを活用しながら購入するといいんじゃないかなと思います。

僕、肩書きを「マネーコンサルタント」とか言っていますけれども、きちんと仮想通貨の投資をしていますし、ちゃんとやっているんです。でも、(仮想通貨の投資を)やっていないで言っている経済評論家、最近多い(笑)。ちょっと、名指しはしたくないですけど。

高山:それは、ちょっとね(笑)。

頼藤:すごく有名な人たちが、言っているんですよ。投資してねえだろうよと。(実態を)わかっていないくせに、「今から投資をした方がいいのか、しない方がいいのか」と言っているんじゃねえよと思うんですよ。

高山:(笑)。

頼藤:本当に、そこにすごく問題あるんじゃないかと思うんです。「投機に近いギャンブルだからやめろ」とか。そういった人たちって、総じて「FXはやめろ」とか言っているんですけど。いや、違うでしょと。

高山:(笑)。まあでも、いろんな考え方があるから。ね?

頼藤:まあね。そういった専門家に限って、株もやっていないし……投資信託も「(本当に)投資しているのかな?」という感じはありますよ。「定期預金だけなんじゃないの?」という。ね?

高山:まあね。いろいろ実践してみて、わかることもあるし。

頼藤:ちょっと目に余ってきたなというところがあったので、これはちょっと物申しておきたいなと思って(笑)。わからないのに、言ってきてんじゃねえよと。本当に。これは、怒っていますよ。久々に、マネラジで怒っています(笑)。

高山:(笑)。

頼藤:こういう感じですかね。

高山:まあまあ(笑)。はいはい、なるほど。

頼藤:「投資してみてだめだった」とか「分析してみてだめだった」と言うんだったら、わかるんです。でも、やってないことがわかるような文章なんですよ。僕も、けっこう記事を書いているじゃないですか。あと、Bitcoinのメディアがけっこうあるじゃないですか。そういったものを見て、まねして書いている感じなんですよ。薄いんですよ、情報が。

わからない(ままでも)、PVを取れるからやっているのかもしれないんですけど……ちゃんとした方がいいんじゃないのと思いますよ。自分の領域だけでやってほしいなと。

高山:(笑)。いろいろ経験して、いろいろ発信することができるし?

頼藤:いやね……もうちょっと言いますけど、若いうちに貯蓄できていないという人が、大人になってから「若いうちは、こういうのをした方がいいんだよ」と言うのも、違うと思うんです。やっぱり自分でやってきたからこそ、説得力があるということを伝えるべきだと思うんです。ちょっと歳をいって、ある程度できたから若い人にやらせようじゃなくて。それじゃ上から目線過ぎて、誰も話を聞かないんです。

高山:とくに若い世代は?

頼藤:若い世代は。若い人たちは、どういったところに生活スタイルがあるのか? 「インスタ映え」というのは流行語(としての興味)じゃなくて、なぜそれをするのか? きちんと研究して、その人たちに合った投資方法とか貯蓄方法がわかるんだったら、話さないといけないなと……今の、自分にも言っているんですけれどね(笑)。

高山:(笑)。やっぱり、共感は大事ですからね。たしかにね。

頼藤:そう。やっぱり上から目線というのは、なかなか難しいんじゃないかなと思うんですよ。やっぱり「貯蓄から投資へ」というのも、(資産運用の必要性における)政府のワードがありますけれど、それも上から目線なんじゃないのと思って。「貯蓄から投資へ」と思うんだったら、じゃあ学校で教育に導入しようと思いますし。なんか、親の教育とかに頼り過ぎかなと。でも、その親たちに教育していないじゃんと。

高山:そもそも、投資教育はね。

頼藤:そう。それで「投資しないと損するよ」「やらないとだめだよ」という感じで、iDeCoとかつみたてNISAをやっているじゃないですか。それも、どうなんでしょうね。やらないと損するから、こっちはやらざるを得ないんですけど……どうなんですかね。ちょっと、やり方にも不服を言いつつ(笑)。

高山:最後、違う番組になっていたんだけど(笑)。

頼藤:まあ、たまにはこういうね。大部分、カットされるかもしれないけど(笑)。

高山:まあ、経験からわかることもあるということでね。

頼藤:ということで、最後に……これは、ちょっとカットしないでほしいんですけど(笑)。情報を発信する人は、どういった背景で言っているのか、どういった経歴なのか、どういった実績があるのかというのは、きちんと見た方がいいのかなと思います。

Bitcoinとか仮想通貨の記事って、いろいろ出ています。ただ、その執筆者ってきちんと通貨投資しているのかとか、詳しいのかということを見た方がいいのかなと。

これは仮想通貨に限らず、例えばiDeCoとかつみたてNISAも一緒だと思います。「きちんとやっているのか?」「専門家目線で、ただ言っているだけじゃないのか?」とか。そういったところを確認して、「この人だったら信用できる」と言うんだったら、そのとおりやった方がいいのかなと思います。

というわけで今日も……ちょっと最後は、カットされますかね?(笑)。まあ、たぶんうまくつないでくれると思うんですけど。というわけで、頼藤太希と。

高山:高山一恵が。

頼藤:お送りしました!

頼藤・高山:See you!