2017年9月期 第1四半期決算説明会
佐藤光紀氏:佐藤でございます。本日はお忙しいところ、当社の決算説明会にご出席くださいまして、誠にありがとうございます。
私よりご説明をはじめてまいります。我々の今期1回目、2017年9月期の第1四半期の決算発表ということで、このたび発表させていただいております。
ご説明の流れとしては、四半期の終わりました決算の概要、ならびに各事業セグメントごとの状況についてご説明申し上げた上で、第2四半期に向けた業績予想ということでお話を進めてまいります。
また、注意事項といたしましては、今回の決算発表より前期までありましたノンコア事業、アクセルマーク、ゲーム事業ですが、これを連結除外していますので、比較対象となる前年の2016年9月期の連結の業績、P/Lについては、それぞれ遡及修正をかけておりまして、これを非継続事業に組み替えて表示をしていることについてご留意をいただければと存じます。
(10-12月)決算ハイライト
ではまず、足元の四半期決算概要でございます。全体のハイライトといたしましては、やや業績面では足踏みの目立った四半期だったなということで、踊り場に来ているということで、次の成長に向けたいろんな仕込みを今まさに行っている最中ということでございました。
業績的には、収益で前年同期比で8.2パーセントの増加。Non-GAAP営業利益では8億1,500万円、前年同期比で16.2パーセントの減少ということで、連結業績としては、前年同期比で増収減益ということです。
あわせまして、次の我々の高成長に向けたさまざまな面での体制の整備であったり、仕込みというのをこの四半期に行ったということであります。 各セグメントごとのハイライトといたしましては、まずネットマーケティング事業、広告の事業については、収益で前年同期比で5.8パーセントの増加。Non-GAAP営業利益では7.3パーセントの減少と。こちらも増収減益という結果となっております。
内訳としては、国内の広告事業については堅調に推移をしてきておりますが、海外でいいますと、前年の1Qがだいぶトップラインが大きく伸びた時期でございました。その影響もあって、反動減というかたちで前年対比での減少ということが、このセグメント全体の業績にも大きく影響しているということでございます。
一方、コンシューマ向けのメディアですね。メディアコンテンツ事業につきましては、収益で前年比で76パーセント程度の増加。Non-GAAP営業利益、営業損失でいうと、2億1,900万円の営業損失。
内訳といたしましては、注力しておりますマンガコンテンツ事業、マンガアプリのGANMA!ですが、この事業がたいへんよく伸びたということで、収益もそれに合わせてかなり拡大しており、期中想定した以上に調子がいいということで、販促の積み増しと先行投資を加えたというのがこの四半期のハイライトでございました。
連結P/L(10-12月)
10–12月期の連結P/Lということですが、全体としてはご覧いただいている数値のとおりの実績になっております。
まず、ネットマーケティング事業については、国内・海外で比較しますと、海外が想定よりも実績としては下回ったということで、まだトップラインに寄与するにはいたっていないということで、想定以上に低かったということでございます。
また費用面については、マンガコンテンツ事業の先行投資をやや積み増したことで、結果、トータルでは営業減益という内訳になっております。 また、終わりました四半期については、アクセルマークの売却がございました。これによって非継続事業からの当期利益が約8億8,300万円ほど当四半期に計上いたしております。
これによって、親会社帰属当期利益が大幅に拡大をしているということで、実績としては当期利益は14億1,000万円程度。前年と比べますと、2.2倍程度の当期利益というかたちで一時的な売却による利益計上がなされているということでございます。
連結業績四半期推移(事業別)
四半期ごとの連結P/Lの推移でございます。
収益としては過去最高をこの四半期で更新をしているということで、想定よりもやや低かったものの、ボトムアップはしてきているということでございます。
一方で、費用に積み増しの影響が出ておりますので、利益としてはやや足踏み状態ということで8億1,000万円程度の着地になっていると。
セグメントごとの内訳としては、グラフの色で分かれておりますように、青いグラフがネットマーケティング。広告ですね。赤いグラフがメディアコンテンツ。コンシューマ向けのメディア事業ということで、このような内訳になっております。
連結販売管理費四半期推移
また費用面、連結の販管費の四半期推移ということですが、この四半期からLion Digital Globalという、マレーシアを拠点に東南アジアで展開しておりますデジタルエージェンシー、ネット広告の事業が新規連結をしているということで、この分の人件費を中心とした費用がQonQで見ると増えているということで、販管費の増加要因になっております。
一方で、期中にマンガコンテンツの広告宣伝費をいくぶん増加させたということで、構成比が費用面で見るとやや増加基調であるということでございます。
ネットマーケティング事業 事業概況
各セグメントごとの状況について、ここからお話を申し上げます。
まず、ネットマーケティングということで、足元の状況としては、先ほどお話ししたとおりの実績で増収減益という結果になっております。 内訳として、国内の広告については堅調に推移をしておりましたが、海外では、前年にありました大型案件の縮小、この影響が続いているということで、取扱高ならびに収益が踊り場圏に入っているという状況でございます。
また海外事業としては、新たにグループに加わりましたLion Digital Global社が、会計上新規連結しております。
また今期の注力領域ということで、動画ですね、ビデオの広告、ここに経営の資源を集中していこうと、このような方針を持っております。
その結果、動画広告の取扱高はこの四半期におきましても大きく伸長をいたしまして、次の成長ドライバーとしての足場がしっかり整ってきたと、このような状況でございます。
ネットマーケティング事業 四半期業績推移
ネットマーケティングの四半期業績推移でということで。
このようなかたちで前年同期比、前四半期比ともに増収ですが、その伸び率はやや低く留まっているということでございます。
ネットマーケティング事業 取扱高推移(地域別)
こちらの表は、ネットマーケティング事業の地域別取扱高の推移ということで、国内・海外というかたちで、今期より二分をして表示をしております。
内訳としては、国内事業は前年同期比で16パーセント程度の増加と。一方で海外は、前年が非常にトップラインが貢献したということもありまして、ここが減少しているというのが顕著に出ております。
一方で、海外事業のボラティリティの高さは従来より認識をしておりますので、我々の次の展開としては、顧客基盤をしっかり作っていくということで、客単価の高い特定のプロモーション、案件に依存にしない体制を整備ということで事業基盤を強化し、顧客数を増加させていくということで、厚みを作っていく方針に切り替えております。
このようなかたちで安定感を出していこうと。その上で規模をしっかり作っていくという展開を目論んでおります。
ネットマーケティング事業 取扱高推移(デバイス別)
続いて、デバイス別の取扱高の推移ということで、こちらも黄色いほうがスマホ広告ですね。青いグラフがPC等その他というかたちで展開をしておりまして。
スマホ広告の取扱高としては、前年同期比で17パーセント程度の増加ということで、トップラインが伸びてきているということでございます。 割合としても、もうだいぶスマホ化そのものはかなり完了していっておりますので、比率としては77.4パーセントということで、8割弱がすでにスマホからもたらされているということでございます。
今後については、このスマホ化がほぼ完了した状態からその全体の取扱高を、そのトップラインを引き上げること。ならびにリッチ化、動画の推進をしていくと。この大きく2つのポイントが今後成長の方針としてあげられます。
ネットマーケティング事業 動画広告の取扱高推移
そのネットマーケティング事業のなかでも、主たる成長ドライバーとして我々が今注力している動画の広告ですね。ビデオの広告の取扱高を、今期より実数の売上高の開示ということで資料に記載をさせていただいております。
足元の第1四半期の動画広告の取扱高が22.5億円程度ということで、たいへん速いペースで伸びてきているということで、前年の第1クオーターは約5.7億円ということで、YonYでは3.9倍の成長と。400パーセント近い伸びを見せているということでございます。
ビデオ広告、動画広告というのは毎年のように「今年が動画広告元年」みたいな言われ方をしておりましたけども、終わった期間を見ますと、2016年は、まさにその動画広告がしっかり足場を作れた、そういったビデオ広告の元年になっているということが数値の推移からも見て取れるかと思います。
内訳として、商材のミックスでいうと、やはりソーシャルメディアの影響が非常に大きいということで、ビデオ広告もFacebookをはじめとしたソーシャルメディアが牽引をしていると。ならびにYouTubeも非常に伸びてきていますので、この2つのメディアが今、動画広告の市場を牽引している状態でございます。
それに合わせて、我々が独自の成長をこの市場で遂げていくために、制作体制を質の面、量の面、それぞれ体制を強化しておりまして、お客さまに対して質の高いもの、またスピーディにたくさんの制作物を供給できると。
このようなかたちで広告の取扱大を伸ばすための競争力として、動画の制作体制をかなりのペースで今拡充をしていっております。これが実を結び始めているというのが足元の実績かなと捉えております。
以上がネットマーケティング事業の概況でございました。
続きまして、メディアコンテンツ事業についてご説明を申し上げます。
メディアコンテンツ事業 事業概況
メディアコンテンツにつきましては、足元の四半期でマンガアプリGANMA!のメディアとしての収益がかなり出てきているということで、自社メディアとしての収益が順調に拡大をしております。
一方で、この四半期におきましては、かなりプロダクトの反応がいいと。ユーザーのみなさんに非常に積極的に使っていただいているという手応えを感じていることもあり、環境的にはかなりアクセル踏んだほうがいいなという判断をしております。
その結果、戦略的に先行投資の金額を若干、当四半期内において積み増したということでございます。その結果、このようなP/Lの実績になっていると。
また、マンガ以外の各新規事業も堅調に推移をしておりますので、全体としてはこのセグメントでのトップラインが非常によく伸びてきているということでございます。これをグループの収益の中核に据えるべく、しっかり投資をするというのが現段階のフェーズでございます。
メディアコンテンツ事業 四半期業績推移
四半期ごとのメディアコンテンツ事業の収益推移ということで、こちらの表に記載をさせていただいております。足元としては従来よりもやや投資額を増やしていってるということがわかるかと思います。
マンガコンテンツ事業の概況
マンガの事業、マンガアプリGANMA!の概況ということで、こちらのページに事業の状況を記載させていただいております。
かねてよりアプリのダウンロード数ならびにPV数を開示をさせていただいていますが、足元の、この2017年のこれは1月度の数字をプロットしておりまして、毎四半期の頭の数字を月次ベースで出しておるんですが。
足元としてはダウンロード数で481万、PVとしては23.1億PVということで、いずれもかなりペースで成長してきていると。直近3ヶ月で84万ダウンロードほど増えておりまして、PVもかなり急カーブで伸びているということで、ユーザーが増えれば増えるほど、よりそのトラフィックが厚みが出てくるというふうな正のスパイラル、成長の構造に完全に切り替わっているということが判断できましたので、少しアクセルを早めに踏もうということで、期中に判断をして実行をしております。
その結果、このようなかたちで急速なカーブでのプロダクトの成長ということが見て取れるかと思います。
また、今期よりアプリの収益化ということで、自社メディアの収益化にも本格的にアクセルを踏んでいるということでございます。
数値としても、このアプリからもたらされる収益、アプリのメディアですので、現状注力しております広告の収益化ならびにユーザー課金ということで、この2つの収益源が我々のビジネスモデルになるわけですが、このアプリ収益を指数として今期より開示をさせていただいております。
前年の第1のクオーターの値を100として指数にいたしますと、足元の第1四半期というのが510、5.1倍程ですね、ということでありまして。前年に比べると、ダウンロード数・PVの伸びに対して、収益の伸びのほうがレートとして高いということがはっきりと出てきているということで、ユーザーが増えれば増えるほど、この収益のペースも同じかそれ以上に上がっていくというふうなカーブの描き方というのが、各種のKPIからはっきり出てきているということでございます。
規模の拡大のペースが加速し、また広告を中心としたアプリの収益というのが順調に積み上がってきているということでございます。
マンガコンテンツ事業 トピックス
続きまして、定性的なトピックもいくつかここに記載をさせていただいております。
収益源としてはアプリのメディアによる広告と課金というのがビジネスモデルですという話を先ほど申し上げたんですが、それ以外にも我々の場合は自社のコンテンツですね、自社で制作したマンガコンテンツが競争力になっておりますので、そういった漫画家の方々の支援の一環としてさまざまな取組みも始めております。
この四半期については、CAMPFIREさんというクラウドファンディングのプラットフォームと連携をしまして、キャラクターのグッズ化、ファンサービスの一環として、読者のユーザーの方々に向けて我々のキャラクターのグッズを製作し、注文を取りながら反響がいいものを製造していくというふうなかたちの、事前の注文型のグッズ化のプロジェクトというのをクラウドファンディングで始めていると。
これはテスト的に第1弾走らせているんですけれども、当初5作品のキャラクターをグッズ化するということで始めておりましたが、すべてファンディングの調達の目標金額をクリアしまして、それぞれ今グッズ化を決定しているということで、マーチャンダイジングとしても、従来の単行本収益みたいなものに加えて、デジタルで生まれたコンテンツのキャラクタービジネスというのもしっかり成り立つということがわかってきましたので、これ新たな収益源として鋭意開発をしていこうということでございます。
また、この先の展開として、非常にプロダクトの手応えがあるということを再三申し上げておりますが、それを受けまして、今期の方針として、従前よりお話をしております大型のプロモーションを、具体的に実施内容を決定しております。
期日としては、2017年今期の3月からGANMA!の大型プロモーションを実施する予定でございます。その概要といたしましては、オフライン-オンラインということで、テレビCMとオンライン広告、ネット広告を組み合わせたかたちでのプロモーションを展開していくということで、時期としては今年の3月に予定をしております。
ここへの投資額としては、合計で約4億円をプロモーションに投下するということで、オフライン-オンラインを組み合わせたかたちでの大規模プロモーションを実施をいたしますということですね。
目的としては2つございまして。GANMA!のユーザベース拡大ということで、メディアとしての規模を一気に拡大していくということでございます。
これは言わずもがなではありますが、メディア事業というのは一定の規模を超えてくると、その規模が力になると。スケールメリットがより出やすい業態でございますので、今の規模から一気に拡大をかける。
具体的には、今期中での1,000万ダウンロードの規模を計画としては持っておりますと。これの達成に向けた投資というのをこの3月度に予定をしているということでございます。
今まで、プロダクトを磨き上げて、ユーザーの方々の利用率、歩留まりをよくしていくこと、ならびにコンテンツの質と量をしっかり揃えていくということに準備期間を投じてまいりましたので、それがしっかり準備できてきたということで、この投資が高いROI、パフォーマンスを生むということを確信しての実施ということでございます。
また、目的の2つ目としては、サービスの認知度向上ということで。メディア事業でございますので、直接サービスを使っていただくユーザーの方々を増やすというのはまず第1なんですが、それに加えて、いわゆるマネタイズを見据えた上で、広告の市場の関係者の方々、ならびにクリエイター、漫画家、作家さんたちに向けた認知度を上げていくというふうな、周辺の市場関係者への認知度向上ということもあわせて期待をしているということでございます。
繰り返しになりますが、今回の大型プロモーションを経て、足元の実績としては481万ダウンロード、500万ダウンロード弱程度の実績が出ておりますが、これを9月までに約2倍の1,000万ダウンロードということで、一気に投資を踏み込んで規模拡大を目指していくということでございます。
以上がメディアコンテンツ事業のセグメントごとの業績事業状況ということでございます。
続きましては、この足元の第2四半期以降の業績予想ということでお話を申し上げます。
2Q連結業績予想
2Qの連結業績ということで、全体としては収益で39億円、Non-GAAP営業利益で6億4,000万円。親会社の所有者に帰属する当期利益で4億3,000万円程度を見込んでおります。
それぞれこの業績予想にいたるセグメントごとの内訳としては、まずネットマーケティング事業につきましては、前四半期比で増収増益、前年同期比では増収減益となる見通しということで、こちらは今期よりトップラインの高成長ということで、従来かなり収益化について、利益率の高い事業のミックスというのはここ数年で確実に作れてきておりますので、ここから先一気にトップラインを引き上げていこうということで、今期より体制を整備しております。
その結果、この第2四半期以降というのは、よりその売上高を含むトップラインの高成長ということに舵を切って一気に伸ばしていくというような考えでおります。そのための体制を整備するということで、このような予想に立っているということでございます。
また、メディアコンテンツ事業につきましては大幅な増収を見込んでいると。メディアの規模拡大による収益へのフィードバックということで、GANMA!を中心とした増収ドライバーというのが確実に出てきている状況でございます。
一方で、この四半期に限っていいますと、先ほど申し上げたGANMA!の大型プロモーションを四半期中に費用化をして実施をするということで、約4億円という投資をこの四半期にメディアコンテンツ事業のセグメントで実行する予定でございます。
これによってセグメントでの費用の増加が見込まれますので、先行投資費用の一時的な大幅増加ということで、結果、ここでの営業損益でいいますと、赤字幅が一時的に大きく拡大するという見立てをしております。
事業区分の2Q(1-3月)業績予想
こちらが各セグメントですね。今、お話し申し上げた各セグメントごとの業績予想の数値的な分解でございます。
ネットマーケティングにつきましては、前年同期比で約7.9パーセント程度の収益の増加。Non-GAAP営業利益としては、ほぼ前年と横ばいほどということで、マイナス2.2パーセントの微減益ということで予想をしております。
一方、メディアコンテンツにつきましては、引き続き収益の大幅な増加を見込んでおります。78パーセント程度の増加ということでございます。
また、Non-GAAP営業利益、営業損失としては一時的な増加ということで約4億円程度の当四半期でのプロモーション費用の増加を見込んでいると。この結果、その分の費用を反映したかたちで2Qでの営業損失が一時的に大幅に膨らんでいると。5億8,000万円程度の営業損失というふうな内訳になっております。
この結果、先ほど申し上げたグループ連結での収益ならび営業利益というかたちのガイダンス、業績予想になっております。
以上がこの第2四半期の業績予想の説明でございました。
中期経営方針(2017年9月期〜)
最後に、中期の経営方針ということで、この2017年9月期より中期経営方針を刷新しまして、従来「利益倍増」と言ってきたものを、今期より「Non-GAAP営業利益の100億円」というのを新たな中期経営方針として業績目標に掲げております。これの最短での達成に向けた体制の整備ということで、この第1四半期を走り出しているということでございます。
足元の業績としては一時的な踊り場感というのがありまして、いろんな新しい成長ドライバーの開発のための各セグメントでの投資をしっかりやりきるということを実行しております。
その結果、中期での我々の方針としては、広告事業のグローバルな成長。また、収益の柱になるような強いメディアを作るということ。また中長期としては、スマホの次の成長ドライバーに投資をしていくということで方針を掲げております。これの実現に向けてしっかり経営をしていくということで、気を引き締めて臨んでまいりたいと考えております。
以上で私からのご説明を終了いたします。ご清聴いただきありがとうございました。今後の当社グループへのご指導ご支援のほど、どうぞよろしくお願いを申し上げます。