株式会社セプテーニ・ホールディングス【速報版】
【速報版】株式会社セプテーニ・ホールディングス 2026年12月期第2四半期決算説明
※当記事は速報版です。スライド情報は割愛している他、数値などに誤りが含まれる可能性がございます。正確な情報は決算短信・決算説明資料などの正式な開示資料、または追って公開予定の確定版記事にてご確認ください。
2026年12月期第2四半期 決算説明
株式会社セプテーニ・ホールディングス代表取締役 グループ社長執行役員の神埜でございます。本日は、当社グループの決算説明会にご参加頂きまして誠に有難うございます。
それでは、2026年12月期第2四半期の決算について、私よりご説明させていただきます。
INDEX
1ページ目が本日のアジェンダになります。
まず冒頭、エグゼクティブサマリで2026年12月期上半期の連結決算概要と、本日短信と併せて適時開示しております、通期業績予想の修正について、また、中期経営計画の進捗状況についての3点をご説明いたします。
続いて、2Q累計の連結決算概要、及び2Q単体の連結決算概要についてご説明したのち、事業セグメントごとの状況についてご説明いたします。
最後に、業績予想の上方修正と修正後の業績予想に対する進捗について、お伝えさせていただきます。
エグゼクティブサマリ
2ページ目に、エグゼクティブサマリを記載しております。今回のポイントは3点でございます。
まず、2Q累計決算の概略といたしましては、新規顧客の獲得に加え、マーケティング・コミュニケーション事業やダイレクトビジネス事業において既存顧客との取引がさらに拡大したことで、収益が前期比でプラス9.5パーセントの増収となりました。
さらに筋肉質な事業基盤の構築がさらに進んだことで、Non-GAAP営業利益が前期比でプラス46.5パーセントとなり、大幅増益を達成しております。
また、親会社の所有者に帰属する当期利益においても、増収増益効果に加え、持分法投資利益なども好調に推移し、前期比プラス120.2パーセントと非常に強い伸びを示しております。
2点目が通期業績予想の修正についてでございます。
東南アジアにおける事業運営の見直しに伴い、子会社の清算決定による法人税負担の軽減効果を反映したことで、親会社の所有者に帰属する当期利益の通期業績予想を52.5億円から60億円に上方修正しております。
最後に、中期経営計画の進捗状況についてです。
当社は、ガバナンス強化の全体方針の1つとして戦略的な事業ポートフォリオ・マネジメントの実践を掲げております。この方針のもと、2026年上半期には、1社の買収と2社の売却を実行いたしました。
また、今期の業績予想の上方修正に伴い、今年2月に公表した3ヵ年計画の定量目標については現在、見直しを検討しております。
中期経営計画の進捗状況については、次のページ以降で詳しく解説いたします。
キャピタルアロケーション(FY2026-2028)(再掲)
3ページ目で、2026年から2028年における、キャピタルアロケーションについて改めてご説明いたします。
足元までの事業モメンタムの強さと事業売却等のポートフォリオマネジメントにより、成長投資に向けたキャッシュインの総額の拡大を着実に進められている、と捉えております。
これにより創出された資金を踏まえ、引き続き成長投資と株主還元の両立を目指してまいります。
具体的には、「事業の探索」に向けた顧客の企業価値向上に資するケーパビリティ拡張、そして「事業の深化」に向けた既存事業の競争力強化、さらにAI、人的資本、社内環境整備等に対する社内投資の3点に対して、成長投資の機会を積極的に模索してまいります。
また、株主還元についても現行の方針と3ヵ年での還元総額は維持したうえで、株主の皆さまへの還元機会を増やすべく、今期より期中配当を導入しております。
成長投資への積極的な資金配分と安定した株主還元を通じ、中長期的な企業価値向上に努めてまいります。
事業ポートフォリオマネジメントの推進
4ページ目で、事業ポートフォリオマネジメントの進捗についてご説明いたします。
今期上期の振り返りとしては、事業継続基準に沿った厳格なモニタリングを継続しつつ、新たな成長に向けた種まきも並行して実施できた期間となりました。
アクションとしては、AIとクリエイティブの融合を推進する新会社AIクリエイションラボの設立と、D2C領域の強化に向けた、株式会社医師たちとつくる、の買収を行っております。
一方で、「ビビビット」と「LION DIGITAL GLOBAL」の2社については、より大きなシナジー効果の発揮が期待されるベストオーナーへの株式譲渡を実行いたしました。
こうした戦略的なポートフォリオの入れ替えにより、足元の連結子会社数としては28社へとスリム化が進み、コーポレートオペレーションの効率化と筋肉質な組織構造への改編が着実に推進できております。
FY2028までの定量目標に向けた進捗
5ページ目で、FY2028までの定量目標に向けた進捗状況についてご説明いたします。
ここまでの進捗としましては、トップラインの拡大や生産性の改善、そして積極的な事業ポートフォリオマネジメントの推進が功を奏し、2026年2月に開示した3ヵ年の定量目標を大きく上回るペースで進捗しております。
この状況を踏まえ、この3ヵ年の定量目標としては過去最高実績の更新を継続的に目指し、FY2027以降における、さらに高い目標設定に向けて現在、見直しを検討しております。
FY2026/2Q累計(1-6月)決算ハイライト
ここから、詳細なご説明を進めてまいります。アジェンダ1つ目の、2026年12月期2Q累計の上半期連結決算概要でございます。
7ページ目は2Q累計の連結決算ハイライトになります。
今期の上期累計としては、いずれの科目におきましても上期実績としての過去最高を更新することができました。
まず、収益が約167億円で前期比+9.5パーセントの増収、Non-GAAP営業利益は約30億円で前期比+46.5パーセントの大幅な増益を達成しております。これらに加えて、持分法投資利益等の好調な推移も寄与し、親会社の所有者に帰属する中間利益は前期比約2.2倍の約41億円と大きく拡大いたしました。
また、売上高についても、想定されている市場成長率を上回る二桁成長を見せており、前期比16.6%成長の約879億円となりました。
FY2026/2Q累計(1-6月)決算ハイライト(セグメント別)
8ページがセグメントごとの決算ハイライトになります。
マーケティング・コミュニケーション事業は新規顧客獲得に加えて、既存顧客の拡大が大きく貢献し増収、大幅増益となっております。
ダイレクトビジネス事業についても既存顧客の拡大を中心に増収、大幅増益となりました。
データ・ソリューション事業はサービスラインナップの拡充や人員数の適正化により、増収増益となり、全体的に強いモメンタムが継続しております。
FY2026/2Q累計(1-6月)連結P/L
9ページ目が、2Q累計の連結P/Lでございます。売上高は二桁増収、各段階の利益においても前年を大きく上回る着地となりました。
収益が前期比プラス9.5パーセントで166.5億円となりました。また、筋肉質な事業構造の構築により、Non-GAAP営業利益は30.3億円となり、前期比プラス46.5パーセントと、大幅増益を達成しております。
親会社の所有者に帰属する中間利益としては前期比約2.2倍の40.9億円となり、極めて強い実績を残すことができました。
FY2026/2Q累計(1-6月)連結業績推移
10ページが2Q累計での連結業績推移でございます。
今期におきましては、既存案件の拡大や新規案件の獲得によって、四半期単体と上期累計のどちらで見ましても、トップラインの成長が継続しております。
また、大きな費用増加を伴うことなく、トップラインの拡大が進んだことで、Non-GAAP営業利益率としては前期比+4.6ポイントの改善を実現することができました。
FY2026/2Q(4-6月)連結P/L
続いて、アジェンダ2番目になります。ここからは、この4月から6月までの2Q単体の連結決算概要に関するご説明になります。
12ページは2Q単体での連結PLでございます。売上高は前期比で+20.4パーセント増加し、約404億円となりました。
原価・販売管理費の増加を吸収することができた結果、Non-GAAP営業利益としては6.5億円で、前期比では+31.5パーセントと大幅増益となりました。
また、子会社の清算決定による法人税負担の軽減効果を反映した結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は14.3億円となり、前期比+332.3パーセントと大きく増加しております。
連結業績四半期推移
13ページでセグメント別の連結業績四半期推移についてお示ししております。
毎年、この第2四半期は市場特性の季節性によりトップラインが伸びにくく、新卒採用等の人件費が増えやすい四半期となりますが、Non-GAAP営業利益率としては前期が7.1パーセントだったのに対して今期は8.7パーセントと、プラス1.6ポイント改善しております。
連結 税引前当期利益 四半期推移(非継続事業組替え後)
14ページでは税引前当期利益までの分解と持分法投資損益の累計推移について記載しております。
電通デジタルを中心とした、持分法投資利益については堅調に推移し、2Q累計時点で、昨年の通期実績を上回る進捗となっております。
電通グループとの業務提携の進捗
15ページ目では、電通グループとの業務提携の進捗をお示ししております。
電通グループとのシナジーが、より分かりやすく伝わるよう、1Qからグラフの内訳を変更しています。データの定義としては、濃い紫のグラフの「セプテーニ商流」が、この電通グループとの協業のなかでも当社グループが顧客のフロントとなって売上を計上している案件の総計です。薄い紫のグラフの「電通商流」は、主に電通グループを通じて計上している売上を指します。セプテーニ商流と電通商流を合計した数字として電通協業の進捗を記載しております。
この四半期においては、国内大手顧客のみならずグローバルブランドの獲得が寄与したことで、協業売上の実績は前期比でプラス56.3パーセントで約139億円となり、引き続き好調な進捗となっております。
連結従業員数推移
16ページ目は、連結の従業員推移でございます。この4月は新卒社員が26名入社いたしました。
一方で、事業ポートフォリオマネジメントの推進に伴う連結除外等による増減として、25名減少しており、今四半期末の従業員数としては1,878名となっております。
引き続き、従業員数を適正な水準にコントロールし、グループ全体の人員配置の適正化や効率化を促進してまいります。
Non-GAAP営業利益・生産性推移
17ページ目では、連結でのNon-GAAP営業利益および生産性の推移をお示ししております。
前ページでお伝えした通り、足元では従業員数が若干減少しておりますが、これはポートフォリオマネジメントの推進や適切な採用コントロールなどが主な要因です。
左側に直近3年間の四半期別のNon-GAAP営業利益の推移と右側に1人当たり営業利益の変化をグラフで表しておりますが、費用の大幅な増加を伴うことなくトップラインが拡大したことで、Non-GAAP営業利益の額・率ともに拡大と向上が継続しております。
その結果、生産性指標としての従業員1人当たり営業利益についても、今期1Qは124万円、2Qは35万円と、直近2年の水準を上回り、生産性の高まりが見られます。人員の適正配置と効率化が進んだことで、適切なリソース配分で高い利益を生み出せる筋肉質な組織体制へ着実に進化できていると捉えております。
マーケティング・コミュニケーション事業 業績概況
ここからはセグメント別の概況について、ご説明を進めてまいります。まず、マーケティング・コミュニケーション事業についてご説明いたします。
19ページ目がマーケティング・コミュニケーション事業の業績概況でございます。
既存顧客の拡大を中心に、売上高は約345億円となり、前期比プラス24.7パーセントと大きく増収しております。また、Non-GAAP営業利益は前期比プラス43.3パーセントで約11億円と、大幅増益となりました。
原価や販管費を大きく増加させることなく、コスト効率化を重視しながらトップラインの拡大を実現する経営をおこなったことによる結果であると捉えています。
マーケティング・コミュニケーション事業 四半期業績推移
20ページ目はマーケティング・コミュニケーション事業の四半期業績推移でございます。
従業員1人当たりの生産性も向上し、Non-GAAP営業利益率が前期比で5.2ポイント改善し、20.5パーセントとなっております。
各案件の拡大やソリューション販売の強化を進めることで、収益性と生産性を向上させ、さらなる営業利益率の改善を目指してまいります。
マーケティング・コミュニケーション事業 トピックス
21ページ目では、トピックスとして、Indeedの認定パートナー制度での2つの受賞について、ご報告いたします。
この度、当社はIndeedの認定パートナー制度にて、2025年下半期の、Platinumカテゴリにおける「総合売上賞」および「ベストグロース賞」をダブル受賞することができました。
今回の受賞は、同カテゴリー内で最も高い売上実績と、大幅な成長率を同時に達成できたことによるものであり、当社の運用力の高さを証明できたものと捉えております。
ダイレクトビジネス事業 業績概況
続いてアジェンダ4つ目、ダイレクトビジネス事業のご説明でございます。
23ページ目がダイレクトビジネス事業の業績概況です。既存顧客のさらなる拡大により、収益は約18億円となり前期比でプラス11.2パーセントの成長を実現できました。
また、新たな収益モデル構築に向けた先行投資を増やしつつも、Non-GAAP営業利益は3.6億円と、前期比プラス8.9パーセントの増益での着地となっております。
ダイレクトビジネス事業 四半期業績推移
24ページ目がダイレクトビジネス事業の四半期業績推移でございます。
期初より見込んでいた、D2C事業の強化に向けて設立・買収した子会社における先行投資により、Non-GAAP営業利益率が低下しておりますが、事業規模としては着実に拡大が進んでおります。
データ・ソリューション事業 業績概況
続いてアジェンダ5つ目、データ・ソリューション事業のご説明でございます。
26ページ目がデータ・ソリューション事業の業績概況でございます。
開発案件におけるエンジニア稼働率を向上させながら、研修事業やソリューションなどのサービスラインナップ拡充による効果もあり、収益は8.9億円、前期比プラス9.6パーセントの増収となりました。
データ・ソリューション事業 四半期業績推移
27ページ目がデータ・ソリューション事業の四半期業績推移になります。
データ・ソリューション事業として、四半期単体における過去最高収益を更新することができました。
引き続き、人員数の適正化と稼働率の改善を継続しながら、トップラインの増加、利益率の改善を目指してまいります。
データ・ソリューション事業 トピックス
28ページ目は、トピックスのご紹介です。
データ・ソリューション事業において、アンソロピック社が提供する「Claude」の4製品を網羅し、導入と設定から実務への定着までを支援する「Claude Code法人導入研修」の提供を開始いたしました。
これにより当社内でのAI活用を進めながら、そのノウハウをもとに顧客企業の持続的成長や組織変革への貢献を目指してまいります。
以上、ここまでが主要3事業における第2四半期のレビューでございます。
2026年12月期 通期業績予想の修正(連結)
最後に、業績予想の修正および修正後の業績予想に対する進捗状況をお伝えします。
30ページは、今回の通期業績予想の修正について、記載しております。2026年5月26日に公表したLION DIGITAL GLOBAL社の株式譲渡に伴って、東南アジアの連結子会社の清算を決定しました。
これによる法人税負担の軽減効果を反映し、親会社の所有者に帰属する当期利益の通期予想を、60億円に上方修正することを決定しております。
2026年12月期 通期業績予想(セグメント別)
31ページは、セグメント別の通期業績予想についてでございます。
マーケティング・コミュニケーション事業、ダイレクトビジネス事業、データ・ソリューション事業の3事業ともに、すべての事業において増収増益を見込んでおります。
今回の修正は連結業績のみにおける変更のため、セグメント別の業績予想については変更はございません。
修正後業績予想に対する進捗状況(連結)
32ページでは修正後の業績予想に対する進捗状況についてご説明いたします。
引き続き、下期においては世界情勢をはじめとしたマクロ環境の不透明感に起因する当社業績への直接的な影響は見込まない一方で、広告市場全体への間接的な影響が生じる可能性を鑑み、保守的な前提となっております。
事業成長に加えて、筋肉質な事業基盤の構築による収益性、生産性の向上により、通期業績予想の達成を目指してまいります。
修正後業績予想に対する進捗状況(セグメント別)
33ページがセグメントごとの修正後業績予想に対する進捗状況でございます。
8月時点の修正後業績予想に対して、いずれのセグメントにおいても順調な進捗となっています。
株主還元の実施
34ページでは株主還元の実施について記載しております。2026年6月30日を基準日とする期中の剰余金配当を9円にて実施する旨を7月の取締役会にて決議いたしました。
今後もキャピタルアロケーションと株主還元方針に沿って株主還元を実行していく所存です。
セプテーニグループのストーリー
最後に、セプテーニグループのストーリーについてご紹介しております。
今期、新たにローンチ、また開示したものがいくつかございますので、まとめてご紹介いたします。
まず、4月に当社創業35年の歴史と挑戦の軌跡をたどるアーカイブサイト「SEPTENI STORY」を公開しました。また、5月にはVISION 2030や中期経営計画(FY2026-2028)を軸に制作した2025年度版の統合報告書を公開しております。
さらに、5月より、当社グループの事業概要や今後の成長戦略等に対するご理解をより一層深めていただくことを目的に、シェアードリサーチ社による当社のアナリストレポートを公開しています。今後は、当社の決算発表にあわせて四半期ごとに内容の更新が行われる予定でございます。
当社グループの事業概要や今後の成長戦略等に対するご理解をより一層深めていただけるよう、引き続きIR活動を行ってまいりますので、ぜひご覧いただけたらと思います。
以上、私から2026年第2四半期の決算のご説明となります。
今期も折り返しとなりますが、今期上期としては全事業の成長とポートフォリオ最適化により、過去最高の実績を更新することができました。この好調な勢いを維持し、上方修正後の業績予想の達成に向けて、引き続き邁進してまいります。
引き続きセプテーニグループのご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。本日はありがとうございました。
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