個人投資家駄犬氏×PERAGARU塩谷氏特別対談(後編)
生成AI時代に個人投資家が身につけるべき力とは 個人投資家 駄犬氏とPERAGARU 塩谷氏が語る、新しい勝ち筋
個人投資家の駄犬氏と「PERAGARU(ペラガル)」を運営する株式会社hands代表取締役社長の塩谷航平氏。コロナ禍以前から親交が続くお二人の対談を前後編でお届けします。
かつては「開示資料を読み込めば勝てた」という個人投資家の世界。しかし、市場の効率化や情報取得手段の進化により、その常識は通用しなくなりつつあります。それでも、公開情報の価値がなくなったわけではありません。むしろ、決算資料だけでなく、Q&Aやライブ配信、周辺データまで含めてどう読み込むかが、より重要になっています。
変化の激しい株式市場で戦い続けるお二人に、出会いのきっかけから、データ活用術、市場の変化までを聞きました。
▼前編はこちら▼ 個人投資家の企業分析はどう進化したのか 個人投資家 駄犬氏とPERAGARU塩谷氏が語る、公開情報の読み方
生成AIは脅威か、それとも好機か
ーー生成AI時代の株式投資について、どのように感じていますか?
塩谷航平氏(以下、塩谷):最近社内でも「PERAGARU(ペラガル)」のようなサービスは、生成AIでだいたいのことができてしまうと話しています。
駄犬氏(以下、駄犬):プログラムの実装にしてもそうですし、企業分析などもすでに生成AIのほうがずっと賢くなってしまいました。以前はまだ開示資料の決算書などあまり読めていませんでしたが、あっという間に賢くなってきました。
塩谷:去年はまだそんな感じでしたよね。
駄犬:もう自分より賢いなと思いますね。びっくりですよね。
ーー分析にかける時間は変化しましたか? そのあたりはまだ人間のほうが優れているというお話も聞きます
塩谷:私はあまり変わっていません。駄犬さんはどうですか?
駄犬:今までよりは減っていますね。最近は決算書を読むことは少しさぼるようになっているかもしれません。自分で読むよりもAIのほうがうまく決算書を読めるのであれば、もう自分で読むべきではないと思います。「自分の代わりに、その日のTDnetに出てきた決算を全部AIが読んでくれて、見どころがある銘柄だけを教えてくれる」そのように使いたいなと思っています。
塩谷:では、直近の四半期以降の決算書はすべて読まないのですか?
駄犬:読むとは思いますが、たぶんその決算をどれぐらい理解できるかはグラデーションがあるでしょう。最近は少しさぼっていますが、一時期は本当にすべての決算を読んでいました。
読みはするのですが、すべてを同じぐらい深く理解できるわけではありません。自分が知識のあるセクターだったり、毎回しっかりと詳しく読んで状況を抑えているような会社であれば、それなりに深く読み込むことができます。
逆に自分がよく知らないセクターや状況を抑えていないような会社だと、とりあえず決算説明資料を開き、表やグラフを流し読みして「売上高が伸びていますね」などと感じるような浅いレベルです。
塩谷:わかります。濃淡はありますよね。
駄犬:自分が浅いレベルでしか読めないような決算書は、もう完全にAIのほうが賢いのです。自分がある程度読めるものだと、まだ自分にしか気づけないことがあるので、そのあたりの使い分けですよね。
また、自分が深く理解できる会社の数はそんなに多くありません。1割から2割ほどだと思います。それであれば、1割だけを自分が読んで、残りの9割はAIに読ませるほうがいいでしょう。
塩谷:つまり、300銘柄だけを見ればいいですね。それは確かにいいですね! 今、めちゃくちゃ気づきがありました!
私も個人が決算書を見るように、「PERAGARU」の決算データを元に決算のスコアリングのようなものを作っているのですが、優先度はその決算の内容だけでした。業種によって自分が理解しているかどうかは、その変数に入っていませんでした。
「優先度はあるけど、結局全部見ないといけないのか。それではあまり意味がないな」と、思っていたのですが、今の駄犬さんの考えを少し取り入れます。自分が読んでも意味がないところをAIにスコアリングさせるのはいいですね。まさにAIの価値を出せるところかもしれません。

駄犬氏が明かす、自作AI分析ツールの全貌
ーーそのようなスコアリングも含めて、何かツールを作っていますか?
駄犬:今作っているのがこれです。毎日TDnetにアクセスして開示資料を読むので、それを便利にしよう、自分がやっていることを効率化しようというレベルです。まだ売買の自動化やスコアリングすらできていませんが、このようなものを使っています。
塩谷:すごいです!
駄犬:まず、TDnetや企業のIRサイトにだけ出てくるもの、プレスリリースなどをまとめて見られるようにしています。それに加えて、四半期ごとの売上と営業利益をグラフで見られたり、市況予想かコンセンサスのどちらかを出すようにしたり、ガイダンスが市況予想を超えているかどうかも見やすくしたりしています。
塩谷:いいですね!
駄犬:個別の決算を詳しく見るためのページもあります。直近の決算短信と1つ前の決算短信を並べて文言の変化を見たり、同じ勘定科目を並べてどのくらい変化したかを見たり、中期の差分を見たりするものです。自分でよく行う作業を便利にできるツールをひたすら作っています。あとは、決算説明資料の変更箇所の差分を比較できるようにしたり、新しく追加された資料ページが分かるようにしています。
塩谷:ちょっと、これはやばいですね。僕も決算期にこちらを使いたい(笑)。
駄犬:さらに、粗利率と販管比率を見て、大きな変動がある場合にはなぜ変わったのかを考えています。一時的なものか、構造的なものかを見るのですが、これは生成AIに投げています。なぜ販管比率が下がったのかを考えさせて、最後に一時的なものか構造的なものかを出すようにしています。
塩谷:最高に楽しいですね。
駄犬:これは楽しいですね。ある程度やり込んだ個人投資家は「株探」や「マネックス銘柄スカウター」を使う人が多いですが、完璧というわけではありません。やはり「このような機能があるといいな」「こういうデータが見られたらいいのに」と、みなさん思いますよね。それを実際に作れるようになりました。
たとえば今紹介したもの以外では、企業の価格改定の履歴をまとめたり、次期中計の内容を予想したりと、以前は手作業で調べてまとめていた情報をすぐ見られるようにしています。

テキストデータの価値はさらに高まる
塩谷:僕は、データのダッシュボードはユーザーがそれぞれに合うものを作ったほうがいいと思っています。「PERAGARU」や「株探」などの既存ツールよりも、そちらのほうが絶対に満足度が高まるし、リサーチ効率も上がるじゃないですか。
人それぞれリサーチ方法は違いますので、駄犬さんのツールのようなものにデータを組み込んでもらえたらいいなと思っています。とはいえ、決算短信や決算説明資料などソースは一緒になりますよね。あまり「PERAGARU」だから出せるデータ、ユニークなデータはないのです。
駄犬:しかし、結局みなさんが同じようなことをしていますよね。月次のPDFからデータを集めてグラフを作るようなことをやっていると思いますので、「そのようなことはやらなくていいよ」というサービスを提供するといいですよ。
塩谷:データとしてフィードするようなことですね。来月、月次データを出せるようになりますので、これをデータとして取りやすいようにAPI連携させるようなものはいいですね。
駄犬:そうですね。APIとMCPで提供してくれるといいですね。
塩谷:やはり、APIよりMCPのほうがいいですか?
駄犬:どちらでもいいのですが、たぶん「claude code」など、完全に生成AIに則って作っている人はMCPのほうがやりやすいと思います。両方あるといいですね。
塩谷:なるほど、「PERAGARU」も決算短信の変更点などはQoQとYoYで作っていますので、そのようなテキストデータをフィードするのもありだと思います。駄犬さんが見ている観点とは少し違いますが、逆にそれが観点になるかと思います。
最近「PERAGARU」はめちゃくちゃスクレイピングされています(笑)
駄犬:そうでしょうね。
塩谷:スクレイピングしてダッシュボードを作っている方がいて、QoQで決算短信の変更点は「PERAGARU」から表示し、同画面で自作のAIコメントを表示させていました。まさに先ほどのお話のように、販管比率の増減理由に特化したものを作っていましたね。
スクレイピングよりも適切なかたちでフィードを提供して、ダッシュボードをリッチにできたらと思いますね。
駄犬:確かに、それは良いサービスになりますよ。
塩谷:テキストデータの価値が上がっていますよね。オルタナティブデータ業界でもそうですが、生成AIが出てきてテキストデータを定量化することがとても容易になりました。
最近は海外でめちゃくちゃ売れているみたいです。現在、課題になっているのが、生成AIに完全に任せた時にスコアリングのロジックがどうしてもブラックボックスになることです。どのように安定させるかといった論文がたくさん出ています。
生成AIがもたらしたフェアな競争環境 個人投資家がこれから身につけるべき「AI力」
駄犬:OpenAI、Google、Anthropicなど、生成AIは世界中で同じものを使っているでしょう。機関投資家でもLLMのモデルを自社で作れるパワーのある会社はほぼないはずです。プロも個人投資家も同じものを使っているため、その点ではハードルがなくなり、みなさんが同じ道具を使っているというフェアな状況です。
塩谷:そのような意味では、ツールやリサーチアプローチなどにおいて、個人投資家と機関投資家はフラットになりましたよね。個人投資家がこれから身につけるべき力とは何でしょうか?
駄犬:やはりAIを使うことは前提になるでしょうね。少なくとも私たちのように決算書を読んで企業を見つけるという手法の人たちは、AIをどのように使うかの勝負みたいになってくるのではないでしょうか。
塩谷:しかも、これからどんどん差は開きますよね。
駄犬:それで言うと、現在はいったんリセットされたような状態ですので「昨日から株を始めました」という人も、すごく早く追いつけるようになったと思います。
塩谷:それもありますよね。勝てる可能性が前より上がっているのかもしれません。
昔から株をやっている人のほうがパフォーマンスが悪い!? ベテランを悩ませる相場の変化
ーー新しく始めた方も勝てる可能性はどのようなところにありますか?
塩谷:現在の相場は以前のバリュエーションに引っ張られて考えると勝てないじゃないですか。「このマルチプルだと買えない」などと思ってしまいます。新規参入者はその固定概念にとらわれてないので、逆に優位性があるかと思いますね。
例えば、私には化学メーカーがPER15倍以上だと高いという感覚があります。しかし、彼らからするとPER15倍は半導体関連だと安いというような感覚があり、そこをついていけるようなことがけっこうあると思っています。日本株を見始めた外国人も同じような感覚です。
「韓国の化学メーカーを見るとPER16、17倍だから、15倍はちょっと安いよね」というような感じで買ってくるので、最近は新規参入者の感覚のほうが合っているのではないかと思ったりしますね。
駄犬:確かにそうですね。昔から株をやっていて、まあまあ勝っている人のほうが今年のパフォーマンスは悪いですかね。私もまだマイナスのままです。
塩谷:ブログではマイナスをだいぶ戻したと書いていましたよね。
駄犬:だいぶ戻しました。今日(2026年4月16日時点)でマイナス0.6パーセントほどです。プラスぐらいまでは来たのですが、やはり私の周りでもファンダメンタルズの人はあまり勝っていないですね。
塩谷:勝っていないですよね。やはり「AI力」ですね。
駄犬:ファンダメンタルズをやりたいのであれば、AIをどう使うかです。あるいは、それとは別のやり方をやってみるかですよね。その人の適性によりますが、もう少し短期トレードのようなことや、イベントドリブンを取り入れることなどでしょうか。
個人投資家に広がる新しい勝ち筋
塩谷:まだ少ないですが、クオンツモデルを個人で作る若い子たちがいます。そこにも優位性があるのではと思っています。大学のマスターやドクターに行っている子たちは、自分たちで作り始めていますね。
駄犬:そのへんも昔に比べたらすごく敷居が下がっているでしょうね。クオンツモデルはバックテストをたくさん回しますが、昔はバックテストの実装を作るだけでもそう簡単ではなかったはずなのです。データを買ってくる必要がありますが、一昔前は東京証券取引所もそんなに優しくありませんでした。
塩谷:1ヶ月分のデータで9,800円ほどでしたよね。
駄犬:めちゃくちゃ高かったですよね。それが今はすごくリーズナブルになっています。
塩谷:「J-Quants API」でデータ取得できますよね。
駄犬:昔はできなかったようなことが、個人でもできるようになりました。
塩谷:確かにそうですね。やはり新しいサービスに触ることが大事ですよね。「J-Quants API」ができて3年ほどですが、最近ようやく触る人が増えた感じがします。
注目テーマは「値上げを維持できる会社」
ーー今後注目している株のテーマはありますか?
塩谷:ぜひ駄犬さんに聞きたいです!
駄犬:あまりテーマで売り買いはしないのですが、少し前にXでポストしたお話をしますね。
現在はさまざまな商品がめちゃくちゃ値上げしていますが、おそらく原油やナフサ、それ以外のコモディティの価格高騰は続かずに下がっていくと思っています。そうなると「ナフサが高くなったから値上げします」と、値上げした会社が価格をそのままにしていたら、すごく儲かるようになりますよね。
少し前にも同じようなシチュエーションがありました。ウクライナ侵攻で原油価格などが上がり、その時に値上げした価格をそのままにして、原材料価格が落ち着いた後はむしろ儲かるようになった会社がけっこうあったのです。
塩谷:確かに、多かったですね。
駄犬:それがもう1回あると思うのです。そのような会社を取れたらいいですね。自分の持ち株でパッと思いつくのはミヨシ油脂などです。
パーム油からマーガリンなどを作る会社で、ウクライナ侵攻によりパーム油の価格が上がり、価格転嫁が遅れたため2022年に大赤字を出しました。そこで値上げをしたら、むしろ以前より儲かるようになったという会社です。このようなことが他にもけっこうあったのです。
塩谷:確かにいいですね。今のストーリーで言うと、BtoB向けではなく、どちらかと言えばBtoC向けのほうがいいということですよね。BtoB向けだと価格を下げてしまいますよね。
駄犬:BtoB向けでも値下げしないで済ませられる会社であればいいのですが、あらかじめ値段の決め方を合意している場合が多いです。市況連動によって「四半期ごとにナフサの価格に連動します」というようなかたちで、自動的に値下げしてしまうことがあります。それがないような会社ですよね。
インバウンド関連は、都内で消費しなくなっている点に注意
塩谷:先ほどの駄犬さんの文脈と似ているのですが、私は食品に注目していました。やはりウクライナ侵攻後に盛り上がった局面があったのと、ダウンサイドが限定的なので少しいいかなと思って見ていました。
また、インバウンドが少し厳しいのではないかと思っています。ホテル系の銘柄や百貨店などを今は厳しめの目線で見ているというのがありますね。
駄犬:それは飛行機が減るからですか?
塩谷:いくつか理由はありますが、1つには路線のキャパシティの問題でインバウンドの数がこれ以上増えることは難しいと思います。円安のため数が減ることはないと思いますが、現在日本に来る外国人は2回目以上の訪問になっているため、都内で消費しなくなっているのです。
地方への旅行などで来日する方が増えています。そうするとインバウンドの統計で数は下がっていないのですが、百貨店の月次や都内中心のホテル系は少し悪くなるようなことがありそうです。
加えて、オルタナティブデータで確認すると、ホテルが宿泊単価を上げられていないことも少し気になっていますね。インバウンド関連は、めちゃくちゃ買いたい人が多いわけじゃないと思いますが、売るのも少し怖いじゃないですか。
駄犬:オルタナティブデータで、日本中のホテルのデータが分かるのですか?
塩谷:上場企業が運営しているホテルだけですね。ホテル関連の銘柄を取材すると、インバウンドが都内から出ていったと、みなさんおっしゃいますね。
生成AIが変える学習速度 新規参入者の可能性はどう広がるのか
ーー最後に個人投資家へのメッセージをお願いします
塩谷:駄犬さんのありがたいお言葉をみなさんが待っています(笑)。
駄犬:AIが出てきて、今はすごく変わっていくおもしろいタイミングなので、それを楽しみましょう。先ほども少しお話ししましたが、生成AIはあまり投資に詳しくない人や、あまり時間を使えない人の底上げのようなことができるものだと思います。
一昔前は、ファンダメンタルズ分析も今ほど簡単ではなかったですよね。例えば、決算書によくわからない勘定科目があったり、初見では謎の会計処理があったりしました。また、特定の業界に固有の知識や商慣習を理解していないとわからないこともたくさんありました。
5年ほど前までは、そのようなことを調べるのはけっこう大変でしたよね。少しググって検索結果を何ページか読んでも、わかったりわからなかったりという結果でした。よほど知りたいことがあれば大型書店に行き、専門書や会計書の棚を見ますが、それでもわからないことはそのままでした。現在は「ChatGPT」などに聞けばほぼわかります。
塩谷:そうですよね。
駄犬:昔から株をしている人が少しずつ勉強して、株式投資や企業分析の方法などを身につけてきた学習の速さと、今から始める人が生成AIを使いながら同じことを行う時の学習の速さは、おそらくぜんぜん違いますよね。
私の世代の個人投資家が、10年ぐらいかけて一生懸命学んだことを、これからの人はそれこそ2、3ヶ月でこなしてしまうと思います。AIはあまり詳しくない人や新規参入者をエンパワーするものだと思いますので、それを大いに使いこなしていけるといいですね。
塩谷:先ほど駄犬さんがおっしゃったように、機関投資家と個人投資家で使える機能やサービスの線引きがどんどんなくなってきている印象があります。そのような意味で、個人投資家でもだいぶフラットな条件で戦える素地が出てきていると思います。
昔とは違うというお話もありますが、そうは言ってもプレイヤーがめちゃくちゃ増えていますので「株は難しいですよ」というメッセージを贈ります(笑)。でも、株はおもしろいですよね。
駄犬:今は勝てていないので、株は勝てないとおもしろくないです(笑)。少しでも勝てたらいいですけどね。
塩谷:総じておもしろいものですので、みなさんもやってみてくださいという感じですね。
加えて、ログミーFinanceのQ&AやIRセミナーには、まだアルファが残っているというお話もありました。
駄犬:それはそう思いますね。やはりQ&Aからはまだ得られるものがあります。ログミーFinanceに限らず、そのような情報はしっかり見ておくといいですね。
プロフィール
駄犬(個人投資家)現在フリーランスのプログラマーとして活動している個人投資家。株式投資歴は10年以上で、現在の運用資産は約10億円。成長性に対して割安な小型株を主な投資対象とし、決算書などの開示資料を読み込んで投資アイディアを探すスタイルを取る。近年は生成AIも活用しながら企業分析・投資を行う。
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塩谷 航平(株式会社hands代表取締役)

