ARCHION株式会社(543A)新規上場記者会見
ARCHION上場会見、トラック・バス事業において世界トップ10を視野にシナジー創出を加速
登壇者名
ARCHION株式会社 代表取締役社長 CEO カール・デッペン 氏ARCHION株式会社 代表取締役 財務・経理本部長 CFO ヘタル・ラリギ 氏
ARCHION株式会社 取締役 製品・開発・調達本部長 CTO 小木曽聡 氏
カール・デッペン氏からのご挨拶
カール・デッペン氏(以下、デッペン):みなさま、こんにちは。代表取締役社長CEOのカール・デッペンです。本日はお越しいただきありがとうございます。
本日は、私たちにとって特別で大切な日です。上場を果たすことができた非常に重要な日であり、4万人の社員にとっても大変大事な1日です。日野自動車株式会社と三菱ふそうトラック・バス株式会社という非常に強力な2つの会社・ブランドを統合できた、記念すべき日です。
日野自動車と三菱ふそうトラック・バスを統合し、ARCHION(アーチオン)となりました。日本に拠点を置いて活動していくため、今後はトラック・バス事業の分野で世界トップ10を目指し、さらに強く成長していけると考えています。
トラック・バス事業の分野において非常に強力なビジネスモデルを有しているだけでなく、アフターセールスや下流部門の事業も展開しています。今後、ビジネスを推進する上で大きな自信を持って進めていくことができます。
今後は明確な戦略を持ち、統合された両社の製品をこの戦略の中で活用していきます。また、この統合により、今後は規模の効果も本格的に享受できるようになります。
さらに、私たちは大変バランスの取れた販売構造を持っています。小型車(Small-Duty)、中型車(Medium-Duty)、大型車(Heavy-Duty)を含め、バランスの取れたセールス戦略を有しています。
また、安定した成熟市場とよりダイナミックな市場という地域的なミックスも備えています。これらを基盤とし、今後の展開を進めていきます。
私たちは、この新しい会社において大変強力な能力基盤を有しています。世界に約3,000人のエンジニアを擁し、日本を含め国内外の6つの拠点で活動しています。さらに、知識や能力の分野においても多岐にわたる活動を行い、今後に向けて展開していくことが可能です。
また、私たちはゼロエミッションの分野でもリードしていくことを目指し、開発を進めていきます。日本では、すでにゼロエミッションの商用車分野でリードしており、今後は持続可能な輸送の実現に向け、さらに貢献していきます。
私たちはこれからも大きな機会を創出していくことができると考えており、それによって株主のみなさまにより多くの価値を提供していけると思っています。両社を統合した製品プラットフォームのシナジーもありますので、今後、株主価値を向上させ、リターンを高めていけると考えています。
また、私たちは非常にユニークな株主構成を有しています。トヨタ自動車とダイムラートラックが主な株主であり、トヨタ自動車は世界最大の乗用車メーカー、ダイムラートラックはトラック分野で世界をリードする企業です。
このような強固な株主基盤を有することが他社と異なる点であり、この分野で今後も大きくリードしていけると考えています。
そして、これらを実現するため、強い決意を持ったリーダーシップチームを組んでいます。多様なメンバーで構成され、日本国内、あるいは世界で長年の経験を培ってきた人材が揃っています。これにより、さらにARCHIONをリードしていくことができると確信しています。
今回、4万人の従業員を中心に、全員が決意を持ってこの統合に備え、支えてきました。彼らの経験をさらに活用し、より強い組織を目指したいと思います。
また、今回の統合は非常に長い道のりでした。この実現に貢献してくださったみなさまに心より感謝します。
大変複雑な取引で非常に長い旅でしたが、規制当局をはじめ、さまざまなパートナーや三菱ふそうトラック・バス、日野自動車の社員のみなさま、トヨタ自動車、ダイムラートラックの関係者のみなさま、そして大変すばらしいチームの方々から多大なサポートをいただき、本日2026年4月1日の上場を実現することができました。ありがとうございました。
質疑応答:経営統合後の最初の100日の戦略について
質問者:デッペンCEOがおっしゃったとおり、Day1に至るまでには非常に長い道のりがあったと思います。「M&Aや経営統合では最初の100日が重要だ」という話をよく耳にします。この後どのように進めていくのか、何を目指していくのか、あらためてお聞かせください。
デッペン:まずお伝えしたいことは、最初の100日はもちろん大切である一方で、それ以降の期間も極めて重要であることです。この業界はサイクルが非常に長く、それを見通したかたちで事業を進めていくことが大前提であると考えています。
ただし、最初の100日は非常に重要であると考えています。この期間が格段に重要である理由は、関係者や従業員に対する透明性をしっかり担保する必要があるからです。
独占禁止法関連の規制により、3月までの期間は情報を十分に伝えることが許されませんでした。当社はこのルールを厳格に遵守してきました。したがって、これからは完全な透明性を持って、あらゆるビジネス関係者に伝えていく必要があると考えています。
また、私たちのチームの有効性を発揮できるよう、時間を無駄にすることなく進めていかなければならないと思っています。オフィスの準備も整い、従業員8,000人がARCHIONとしてそちらに移動し、インテグレーションの取り組みが開始されています。
ただし、まだ多くの課題が残っています。これから数週間かけて見直しを行い、どのような構造で事業を構築していくかを検討し、さらにインテグレーションを進め、最終的に両社のシナジーをしっかり発揮できるかたちを考えていく必要があります。
質疑応答:経営統合の進捗について
質問者:本日Day1を迎えるにあたり、統合面で当初の想定よりも進んでいる部分と、反対に想定より遅れている部分について教えて
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