logmi Finance
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11/16に開催された第74回湘南投資勉強会 決算直後IRライブ特別講演「ログミーFinanceは、こう使い倒せ!」 の内容を書き起こし、2回に分けてお伝えします。
【後編はこちらから】
機関投資家も注目!決算説明会「Q&A」は銘柄チェックだけでなく市場動向分析にも効果アリ

スピーカー名

株式会社hands 代表取締役社長 塩谷航平 氏
ログミー株式会社 CRO IRソリューション本部 本部長 富山蔵人

湘南投資勉強会 決算直後IRライブ特別講演「ログミーFinanceは、こう使い倒せ!」

富山蔵人(以下、富山):ログミー株式会社CROの富山です。本日は2部構成で進めていきたいと思います。後半ではスペシャルゲストとして、株式会社handsの塩谷さまにご登壇いただき、ログミーFinanceをどのように使っているのかお話しいただきます。

個人投資家のオフ会などに参加する中で、「ログミーFinanceの記事を読んでいます」という方と「ログミーFinanceでセミナーを視聴しています」という方はいるのですが、意外と両方を見ている方は多くありません。

セミナーをご覧になっている投資家とお話しすると、「ログミーFinanceは記事もやっているんですね」と言われることもあるので、そのあたりも簡単にご説明できればと思います。

すべての人に IRを開放する

富山:ログミーFinanceは「すべての人にIRを解放する」というミッションを掲げています。社員は現在70名くらいです。3年前はまだ二十数名だったので、この3年ほどで一気に社員数が増えました。

このミッションの背景には、特にコロナ禍以前の決算説明会は、機関投資家しか参加できなかったという状況があります。個人投資家と機関投資家の間に情報の格差があり、その格差を埋めていきたいという思いから、Q&Aを含めた決算説明会の内容を全文公開するかたちで、記事を配信しています。

ログミーfinanceとは

富山:一般的な金融メディアでは情報が編集されてしまうため、一部の情報が省略されたり、発信者が意図しない文脈で伝わってしまうことがありますが、ログミーFinanceでは、決算説明会やIRセミナー、イベントなどをログによってどこよりも正確な一次ソースとして生み出し、あらゆる情報をオープン化していきます。

加えて、内容を全文書き起こして掲載するだけでなく、ソーシャルメディアや提携メディアに記事を配信しています。

ログミーFinanceで直接記事をご覧になる方もいらっしゃいますが、最近では「Yahoo!ファイナンス」への配信もスタートしており、個別銘柄ページにある決算説明会の書き起こしは、ログミーFinanceが提供している記事となっています。また、「SmartNews」にも「ログミーチャンネル」がありますので、そちらでご覧になる方もいらっしゃいます。

多くの上場企業と投資家が集まる IRプラットフォーム

富山:スライドはログミーFinanceのログTOPページです。「ログミー」や「ログミーファイナンス」などと検索すると、どなたでもご覧いただけます。

ログミーfinanceとは

富山:ログミーFinanceには、年間でおよそ315万人が訪れており、掲載実績としては1,700社以上の記事を公開しています。また、IRセミナーも行っており、年間の登壇社数は350社にのぼります。

IRセミナーというと、野村IRやSBI証券もよく行っているイメージがあると思いますが、実は年間の登壇社数では、ログミーFinanceが提供するIRセミナーが業界で一番多くなっています。

掲載企業の推移

富山:四半期や中間・期末の決算説明をログミーFinanceで公開している企業は、足元で1,000社を超えていますが、3、4年前までは、それほど積極的に公開する企業は多くありませんでした。本当にこの3、4年で一気に掲載社数が増えています。

掲載企業の内訳

富山:記事を公開している企業の割合は、プライム市場が約45パーセント、グロース市場が約25パーセントです。スタンダード市場については、だいたい3割弱の企業がログミーFinanceで決算の記事を公開している状態です。直近でIPOした企業については、カバー率が70パーセントくらいになります。

決算説明会の書き起こし

富山:スライドは書き起こし記事のページです。先ほどご登壇されたアップガレージさまもログミーFinanceをご利用いただいており、投資家向けの決算説明を全文公開しています。

決算説明会の書き起こし

富山:ログミーFinance上で過去の記事も確認することができますので、IRセミナー視聴前に登壇企業の過去の記事を確認して予習するといった使い方も可能です。

▶︎決算説明会の書き起こしはこちら

新規上場記者会見のQ&A

富山:注目していただきたいのが、IPO当日に東京証券取引所で行われる上場記者会見のQ&Aも全文公開している点です。IPO直後の企業は、目論見書などを読んでも情報がわかりにくいことがありますが、記者会見のQ&Aを参考にしていただくことができます。

新規上場記者会見のQ&A

富山:先日上場したインフキュリオンの質疑応答なども、このようなかたちで公開しています。

▶︎新規上場記者会見の書き起こしはこちら

個人投資家向けセミナー

富山:個人投資家向けセミナーについては、5、6社にご登壇いただき土曜日にライブ配信を行うIRセミナーと、平日夜に1社単独でライブ配信を行うIRセミナーがあります。ライブ配信とともに、後日あらためて書き起こし記事として公開もしていますので、記事をご覧になる方もいらっしゃいます。

決算説明会 Live

富山:また、最近はログミーFinance上で決算説明会をライブ配信する企業も増えてきています。もともと決算説明会は機関投資家向けに行う企業が多かったのですが、特に時価総額500億円未満くらいの企業は、機関投資家と個人投資家の合同決算説明会というかたちでライブ配信を行っています。

▶︎IRセミナーや決算説明会Liveの開催予定はこちら

テーマ記事

富山:そのほか、決算説明会の記事以外では、株主総会や中期経営計画報告会などの全文書き起こしやトレンドのテーマ銘柄を紹介する記事を公開するといったケースもあります。

人気ログ(ランキング)

富山:「人気ログ」というランキングコーナーも設けています。こちらはPVが多かった企業のランキングですが、株価が動いたり出来高が変化したりする初動で、ぜんぜん見ていなかった企業がランキングに上がってくることもあります。このあたりも見ていただくとおもしろいかと思います。

▶︎人気ログはこちら

ログミー掲載企業が増えている背景

富山:ログミーFinanceで記事を公開する企業が増えている背景として、東京証券取引所の市場再編が1つのきっかけとなっています。東京証券取引所から事業会社に対して改革などさまざまな要請が出ており、事業会社側もIRを強化しなければならないという状況です。そのような流れの中で、ログミーFinanceの掲載社数も5年ほど前の数十社から、足元では1,000社を超えています。

ログミー掲載企業群(事例検証)

富山:これは少しおもしろい事例なのですが、類似企業のログミーFinance掲載有無を比較しました。スライドは2023年の実績で、ログミーFinanceに掲載している企業のほうが、株価がアウトパフォームしたという検証結果が出ています。

スライド右上のグラフが年1回掲載している企業でプラス3.0パーセントです。右下のグラフは年4回の場合で、14.2パーセントもアウトパフォームしています。四半期ごとにログミーFinanceで記事を公開している会社のほうが、14.2パーセントもアウトパフォームしたという検証結果が出ています。

ただし、「IR予算がしっかりと確保できる会社は、結果的に業績がよい会社でもある、だから株価も好調である」という見方も当然できます。

IR担当者も大変なんです・ IRにおける主な課題

富山:続いて、メインのお話とはそれてしまいますが「IR担当者はめちゃくちゃ大変なんです」というお話を少ししたいと思います。

事業会社には、企業認知の不足や既存株主の高齢化、株式の流動性不足など、さまざまなIR課題があります。その中で意外と知られていない課題が、実はIR専任の担当者はあまりいないということです。

時価総額がだいたい1,000億円を超えてくると、IRを担当する部署ができて専任担当者を置くことがありますが、それ以下の会社のIR担当は兼任であることが多いです。メインでは経営企画を担当しており、IR業務には2、3割ほどしかリソースを割けないという会社がほとんどです。

そのような状況で、東京証券取引所から開示早期化の要請や担当部署設置の要請が出るなど、IR担当者は本当にめちゃくちゃ大変です。できれば、みなさまもIR部門に連絡をする際には、IR担当者の方を労ってくださったらと思います。

レスポンスが遅いこともありますが、事業会社としてもすぐに回答したいものの、専任担当者がいないために手が回らないことがほとんどですので、そのあたりは事業会社側の大変さもご理解いただければと思います。

みなさんの声を届けます!

富山:現在ログミーFinanceに記事を公開している企業は1,000社以上ありますが、みなさまが気になる企業が公開していなければ、スライドに記載したQRコードのアンケートから掲載要望を登録できます。弊社から直接みなさまの声を企業に届けて、ログミーFinanceへの掲載を促進しますので、ぜひご回答いただければと思います。

【後編に続きます】
機関投資家も注目!決算説明会「Q&A」は銘柄チェックだけでなく市場動向分析にも効果アリ

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