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株式会社ラストワンマイル9252

東証グロース

サービス業

当社グループ体制について

渡辺誠氏(以下、渡辺):株式会社ラストワンマイル代表取締役会長兼CEOの渡辺です。2026年8月期第1四半期の決算説明を始めます。

スライドの一番下に記載しているとおり、今回の第1四半期から新たに子会社「テルベル」が連結対象に加わりました。

既存会社及び新規会社の定義

弊社には複数のグループ会社が存在します。これらを「既存会社」と「新規会社」に分けて定義しています。前期において12ヶ月以上の決算期間に含まれる会社を「既存会社」、それに満たない会社を「新規会社」としています。

主力事業について

スライドには主力事業をその他を含め6つ挙げています。営業利益約1億円以上の事業を主力事業として定義しています。

事業と管轄会社について

スライドは、各グループ会社がどのような事業を行っているのかを示しています。スライド右側のロゴをご確認ください。「アライアンス事業」と「集合住宅向け無料インターネット事業」を手がけるグループ会社が、特に多いです。

【前提資料】アライアンス事業における収益構造と顧客紹介料の支払いと売上計上のイメージ

投資家のみなさまから弊社の粗利率について、よく質問をいただきます。少し誤解されやすい点がありますので、ご説明します。

弊社の売上の大半を占めているアライアンス事業は、リード情報(顧客データ)を仕入れ、そのデータに基づいて電気、水、ガスなどを販売している事業です。このリード情報の仕入代について、原価に計上されていると誤解される場合がありますが、弊社ではこれを販管費に計上しています。

したがって、仕入を増やせば増やすほど、販管費のうちの「顧客紹介料」という項目が増加するかたちになります。

そちらが「どの程度の比率を占め、どの程度増加しているか」を見てみると、スライドの右側に表示されているとおり、売上収益に対して30パーセント程度となっています。スライドに記載されている2025年8月期の数値では、約23パーセントから30パーセント程度へと増加しています。こちらが販管費に計上されています。

決算ハイライト

決算ハイライトです。

決算ハイライトとしては、売上収益が前年同期比27.7パーセント増、営業利益が前年同期比93.9パーセント増、ストック型売上収益が前年同期比19.8パーセント増であり、EPSが前年同期比117.6パーセント増加しています。

2026.8期1Q 連結会計期間実績・前年同期比較

スライドでは、決算ハイライトについて、より詳しく記載しています。スライドの右側に評価と特筆事項を記載しています。売上収益に関しては、アライアンス事業のM&A効果などが寄与し、大幅に増加しており、評価は「◎(二重丸)」としています。

「◎の定義はどのようなものですか?」というご質問を前回いただきましたが、およそ計画に対し10パーセント以上の増加があれば「◎(二重丸)」としています。その他についても、計画に応じて「このようなことがあったから非常にいいのですよ」といった説明が必要な場合を含め、特筆事項としてスライドの一番右側に記載し、〇(丸)、✕(バツ)、☆(星)というかたちで評価を付けています。

営業利益も順調に推移しています。前期に行ったさまざまな先行投資の効果が第1四半期に表れてきています。引き続き順調に推移するものと考えています。

売上収益及び営業利益 四半期推移(単位:百万円)

スライドは売上の四半期ごとの推移を示しています。スライドの左側の売上収益については、前期、前々期と比較して順調に推移しています。右側の営業利益も大幅に増加しています。こちらは今期から連結したテルベルの影響や、前期に行った投資がきちんと効果を発揮しているためだと考えています。

ストック型・フロー型ビジネスモデルの方針

「ストック型・フロー型をどのようにして判断して販売しているのですか?」というご質問がありましたので、お答えします。弊社の場合、長期的に見て1株当たりの利益を最大化することを最も重視しています。

例えばストック型の商材であっても、「長期的に見た場合でも、フロー型の一時金のほうがストック型よりも利益が上がる」と判断した場合には、フロー型を採用する場合もあります。

ストック型とは「継続的に顧客が使用し、使用料といったかたちで収益が毎月入るもの」を指します。そのため、販管費が一定で、利益が安定的に積み重なっていくイメージで考えていただければと思います。

一方でフロー型は、一時的に売上が入る紹介料のような性質を持ちます。弊社では100種類以上の商材を扱っていますが、それらにはストック型、フロー型、さらにはそのミックス型の商材も含まれています。その都度最も収益性の高い販売手法を選択しています。

主要 KPI(ホテル事業以外):ストック型年間売上推移(単位:千円)

ホテル事業以外における主要KPIです。ホテル事業以外のストック型売上とフロー型売上を、前期、前々期と比較しています。

ストック型売上は順調に推移しており、特に「インターネット回線」が大きく貢献しています。スライドの緑色部分が「インターネット回線」です。一方「電気」に関しては、現在ストック型はほとんど販売しておらず、微減している状況です。

「ウォーターサーバー」については、保有数も増加しており微増と考えています。 また、「その他」の事業では、セキュリティ関係や監視カメラなどが最近伸びてきており、こちらも徐々に増加している状況です。

フロー型売上については、一時的な収益にはなりますが、アライアンス事業などの仕入において、リード情報数が大幅に増加しています。毎年営業活動が想定以上にうまくいっており、リード情報数が増加しているため、それに伴いフロー型収益も自動的に増加している結果となっています。

会社別 売上収益及び営業利益推移(単位:百万円)

スライドは、ラストワンマイル(LOM)自体とその他のグループ会社との比較です。売上収益は伸びており、特に問題はありません。ただし、営業利益に関してよく聞かれるのが「ラストワンマイル自体が2025年8月期は少しへこんでいるじゃないか」という点です。

実際には、M&Aを行った際の仲介手数料や連結費用の大部分をラストワンマイルが負担しており、さらに各上場維持コストもかなりの割合を負担しています。そのため、グループ会社が増えるごとにラストワンマイルの負担が増大し、2025年8月期は一時的にラストワンマイル自体が落ち込んでいるように見えました。

しかし、実際の粗利益などは確実に上がっています。今期もその成長が順調に続いており、基調を取り戻していくと考えていますので、ご心配には及びません。

LOM単体 会計期間実績・前年同期比較

ラストワンマイル単体についての資料です。全体の話のほうが重要ですので、こちらについてのご説明は割愛します。

中長期経営方針

弊社の成長戦略についてです。「長期的な営業利益を獲得し、1株当たりの利益を最大化し、株主へ還元する」という方針は変わっていません。

中期経営方針の1つ目は、グループ企業が増加していることを踏まえ、各グループ間で連携を図りながら経営資源を集中させ、事業の盤石化を進めることです。

2つ目は、グループ会社ごとに異なる営業ノウハウを、毎週実施している営業会議で少しずつ共有し、各社が新たな武器を獲得していくことです。このように、グループ内でお互いの強みを活かし合いながら強化を進めており、現時点では問題ないと考えています。

3つ目は、M&Aについてです。これまでのM&Aでは、実施後も各事業が順調に成長を続けている事例が多くあります。これを踏まえ、引き続きM&Aを推進していきたいと考えています。

4つ目は、株主還元についてです。弊社の財務状況や投資実績を踏まえ、引き続き前向きに実施していきたいと考えています。

中期売上収益・営業利益計画

中期売上収益・営業利益計画の現在の進捗状況です。スライド左側の売上収益は今期が188億円、来期が220億円の予定です。今期の188億円については進捗率が23.5パーセントとなっています。

スライド右側の営業利益については、今期が18億円、来期が22億円を見込んでいます。今期の進捗率は28.3パーセントです。順調に推移していると考えています。

成長戦略サマリー

成長戦略サマリーです。成長戦略は引き続き、主力事業の拡大とM&Aを軸に進めたいと考えています。

新規事業については、縁があれば取り組むかたちになります。M&Aによる新規領域への進出があるかもしれませんし、既存事業から派生する新規事業も発生する可能性があると思います。

発行済み株式数とEPSの推移

発行済み株式数とEPSの推移です。投資家の方から「EPSの推移を出してほしい」という要望もありました。弊社でも1株当たりの利益を意識しています。M&Aを進める際も、一時的に下がったとしても次にきちんと上がっていくような買収を行っています。

そのため「今期末のEPSは414円程度ではないか」という予想を出しています。こちらも方針どおり順調に推移していると考えています。

主要な自己株式の取得及び処分履歴(2023.8期以降)

スライドでは、これまで弊社が自社株買いを行っていた株式について、どのように処分しているかを記載しています。そのほとんどはM&Aの際に株式交換に利用しています。また、前期に株式の併合を行ったため、株式数が変動しています。

質疑応答:営業利益率の大幅増の要因について

司会者:「営業利益率が2025年8月

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