【質疑応答】株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア(421A) 新規上場記者会見
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
会社概要
社名:株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
設立:2000年12月
事業内容:ハイエンド人材領域におけるコンサルティング業界をはじめとしたプロフェッショナルファームへの人材紹介サービス(有料職業紹介事業、労働者派遣事業)
設立:2000年12月
事業内容:ハイエンド人材領域におけるコンサルティング業界をはじめとしたプロフェッショナルファームへの人材紹介サービス(有料職業紹介事業、労働者派遣事業)
登壇者名
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア 代表取締役社長 神川貴実彦 氏質疑応答:業績の浮き沈みの要因について
質問者:業績について、前期は落ち込んだものの、今期は大きく伸びた要因について教えてください。
神川貴実彦氏(以下、神川):1つは、2023年12月期、2024年12月期に原因があります。2022年12月期の業績は非常に良かったのです。何が起きたのかと言うと、コロナ禍によるバブルが我々のお客さまに起きていました。
今までにない事態でしたので、対応できるサービスがありませんでした。そこで、「政府や製薬会社など、どこに何を依頼したら良いのか?」という時、コンサルティング会社には実益が出ています。このような背景からコロナ禍は非常に盛り上がったものの、収束後の反動で当社のお客さまの収益は一気に落ち込みました。
当然のことながら、企業が最初に取り組むのは新規採用の停止です。その影響を直接受けてしまったため、2023年12月期は苦戦しました。当初はこの状況を少し甘く見ており、「半年くらいで回復するのではないか」と思っていたため、その間手を打たずにいました。
しかし、「様子が違う」と気づき、2023年12月期の後半くらいからさまざまな対策を講じ始めました。その結果がようやく出てきたのが2024年12月期の後半で、2025年12月期(今期)の業績回復につながったという流れです。