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株式会社四電工1939

東証プライム

建設業

アジェンダ

関谷幸男氏:みなさま、こんにちは。株式会社四電工社長の関谷です。平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。本日は、2025年度中間期の決算についてご説明します。

資料の構成は、2025年度中間期の実績、2025年度業績予想、株主還元、トピックスとなっています。

経営成績(連結)

まずはじめに、「2025年度 中間期実績」についてご説明します。

中間期までの事業環境については、受注環境は概ね良好であり、受注高は過去最高となりましたが、前年同期の大型工事の反動減などにより3年ぶりに減収・減益となりました。

なお、売上高は過去3番目、各利益のすべては過去最高であった昨年度に次いで2番目と、中間期としては高水準を維持しています。

具体的には、受注高は、557億円で前年同期比で36億円増加、売上高は、 436億円で前年同期比で60億円の減収、営業利益は、36億円で前年同期比で9億円の減益、経常利益は、39億円で前年同期比で8億円の減益となっています。

一方、親会社株主に帰属する中間純利益についてですが、前期には土地建物の減損損失などの特別損失を計上しましたが、今期はそのような特別損失がなかったこともあり、26億円と前年同期並みの水準となりました。

売上高増減要因(連結)

売上高の前年同期に対する増減内訳をご説明します。

ブルーが増加要因、グレーが減少要因を示しています。配電工事やグループ会社などで増収となりましたが、電気・計装工事、空調・管工事に関しては、前年同期は竣工間近の大型工事が売上増に寄与したのに対し、今期は比較的初期段階の工事が多かった影響により減収となり、全体では60億円の減収となりました。

受注高の推移(単体)

続いて、四電工単体の業績についてご説明します。初めに、受注高です。前年同期と比べ24億円増加し、486億円となりました。

再開発案件や宿泊施設、教育施設の新築・整備工事などの大型工事の受注が寄与し、過去最高の受注高を確保できました。

工事種類別では、ほぼすべての工事が増加しており、地域別では、四国や首都圏が増加しました。

売上高の推移(単体)

売上高の推移です。先ほどお伝えしたとおり、大型設備工事は工期の終盤にかけて売上が上がる傾向にあり、前年同期には工期終盤の大型工事が売上に貢献したのに対し、今年度は、新たに着工した大型工事が初期段階にあったため、前年同期と比べると減収となりましたが、四国内の公共工事や工場新築工事、四国外の再開発案件などは順調に進捗しており、売上高は過去3番目の高い水準にあります。

工事種類別では、配電工事が増加した一方、電気・計装、空調・管工事は減少しました。

繰越工事高の推移(単体)

次に、第3四半期以降の収益に寄与する繰越工事高についてご説明します。

過去最高の受注高を確保したことなどにより、繰越工事高は前年同期と比べ40億円増加し、606億円となっています。

工事種類別では、ほぼすべての工事で増加し、地域別では、四国や首都圏が増加しました。

財政状態(連結)

連結の「財政状態」です。

資産は前年度末に比べ、受取手形・完成工事未収入金等の減少などにより70億円減の925億円となりました。

負債は支払手形・工事未払金等の減少などにより88億円減の258億円となりました。

純資産は、中間純利益の計上などにより、18億円増の667億円となりました。

これにより、自己資本比率は前年度末より6.9ポイント増加し、72.0パーセントとなりました。

施工事例(2025年度上期)①

こちらは2025年度上期の完成物件の一例です。

施工事例(2025年度上期)②

こちらも完成物件の一例です。

業績予想

次に、「2025年度業績予想」についてご説明します。2025年度の業績予想については、2025年4月30日の公表値から変更ありません。

連結・単体ともに減収・減益としていますが、繰越工事の残高は高水準を維持しており、 今後それらが業績に反映されるとみています。

具体的には、連結では、売上高1,000億円、営業利益70億円、経常利益75億円、当期純利益50億円の見込みです。

四電工単体では、売上高840億円、営業利益50億円、経常利益57億円、当期純利益40億円を見込んでいます。

株主還元

「株主還元」についてご説明します。当社の株主還元方針については、「連結配当性向40パーセント以上」を目安に、持続的かつ業績に即した還元を行うこととしています。

また、一時的に減益となった場合でも、極力、配当水準の維持に努めることとしています。

2025年度の業績予想については、減収・減益としていますが、配当については、中間配当32円、期末配当33円と、前年度と同額相当の年間配当65円を予定しています。

「株式会社四電工 統合報告書2025」を発行/人的資本経営

続きまして、2025年度中間期の「トピックス」を紹介していますので、お時間のあるときに、ご覧いただけますと幸いです。

人的資本経営

こちらもトピックスです。

DX・研究開発/持続可能な社会の実現に向けて

こちらもトピックスとなります。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。今後とも四電工グループをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

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