logmi Finance
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  • 12025年12月期 第2四半期 決算トピックス
  • 22025年12月期 第2四半期 業績サマリー
  • 3P/Lハイライト
  • 4業績推移(四半期ごとのサービス別営業収益の推移)
  • 5営業費用の推移
  • 6今期業績の進捗と見通し
  • 7各種KPI/OpenWorkリクルーティング
  • 8各種KPI/OpenWork
  • 9自己株式取得の結果
  • 10株主優待制度に関するご案内
  • 11株主優待制度に関するご案内
  • 12質疑応答:同業他社について
  • 13質疑応答:オープンワークの新卒採用および「OpenWork」の新卒採用サービスについて
  • 14質疑応答:『OpenWorkリクルーティング』のさらなる値上げの可能性について
  • 15質疑応答:海外人材の流入および海外マーケットへの進出について
  • 16質疑応答:契約負債の増加について
  • 17質疑応答:広告費増加の売上への効果について
  • 18質疑応答:Web広告の目的と内容について
  • 19質疑応答:『OpenWorkリクルーティング』の基本利用料について
  • 20質疑応答:「OpenWorkリクルーティング」基本利用料と売上の関係について
  • 21質疑応答:「OpenWorkリクルーティング」契約更新の受託率について
  • 22質疑応答:全営業案件数に占める企業からの問い合わせの割合について
  • 23質疑応答:「OpenWorkリクルーティング」における官公庁の取り扱いについて
  • 24質疑応答:営業費用の下期計画について
  • 25質疑応答:売上・営業利益の季節偏重について
  • 26質疑応答:通期業績予想を上方修正しない理由について
  • 27質疑応答:Web履歴書登録者の転職決定割合について
  • 28質疑応答:投資キャッシュフローの活用について
  • 29質疑応答:AIの活用について
  • 30質疑応答:「OpenWork」における単価向上施策の効果について
  • 31質疑応答:M&Aの具体的な進捗について
  • 32質疑応答:クチコミの品質担保について
  • 33質疑応答:セキュリティ対策とそれにかかる年間費用について
  • 34質疑応答:クチコミ評価における重みづけについて
  • 35質疑応答:採用計画について
  • 36質疑応答:国内外の機関投資家向けへのIR活動について
  • 37質疑応答:リンクアンドモチベーショングループとの協業について
  • 38質疑応答:オープンワークの無断使用事案について
  • 39質疑応答:法人契約におけるクチコミの利用人数について
  • 40質疑応答:大阪拠点について
  • 41質疑応答:創業者の増井氏について
  • 42質疑応答:広告費の高騰について
  • 43質疑応答:企業からのクチコミ削除要望への対応について
  • 44質疑応答:『OpenWorkリクルーティング』の営業施策について
  • 45質疑応答:自然言語処理に関する強みについて
  • 46質疑応答:産学連携について
  • 47質疑応答:「OpenWorkリクルーティング」におけるハイクラス案件の求人掲載について
  • 48質疑応答:今後の自社株式取得の可能性について
  • 49質疑応答:取得した自社株式の使用用途について
  • 50質疑応答:新卒領域へのアプローチについて
  • 51質疑応答:Glassdoorが脅威となる可能性について
  • 52質疑応答:掲載品質のポリシーについて
  • 53大澤氏からのご挨拶
オープンワーク株式会社5139

東証グロース

情報・通信業

2025年12月期 第2四半期 決算トピックス

大澤陽樹氏(以下、大澤):代表取締役社長の大澤陽樹です。エグゼクティブサマリーからご説明します。まず、2025年12月期第2四半期の決算トピックスです。

各サービスの収益は堅調に推移しています。上期の全社営業収益は22億6,000万円で、前期比33.8パーセント増となりました。また、営業利益は8億3,000万円で、前期比78.3パーセント増となっています。後ほど詳しくご説明しますが、こちらは販管費構造の影響があるため、通期で見れば計画どおり進捗しているとご理解ください。

当社の主力事業である「OpenWorkリクルーティング」は転職や就職の支援サービスです。日本では転職や就職される方が4月に非常に多いため、最盛期効果がありました。また、入社時に当社へ入金いただく仕組みのため、4月は最も売上が上がるタイミングとなります。

この結果、「OpenWorkリクルーティング」の営業収益は8億6,000万円で、前期比36.8パーセントの増加となりました。なお、第1四半期の営業収益を20パーセント以上超過する成長トレンドを続けており、順調であると言えます。

「OpenWork」については後ほどご説明しますが、社員クチコミなどを利用する際に発生する収益です。第2四半期単独の営業収益は3億1,000万円、前期比で20.0パーセント増と、こちらも好調に推移しています。「OpenWork」は、売上の維持やわずかな減収を計画していた前期や前々期とは異なり、今期は広告収入の単価が上がった影響により、年間を通じて増収となる見込みです。

昨年発表した自己株式の取得については、取得上限金額に達したため、終了しています。取得金額は上限まで使用しましたが、当社の株価が堅調に推移していることもあり、取得株式数は予定の71.9パーセントとなっています。なお、発行済株式総数の3パーセント強を取得しました。

2025年12月期 第2四半期 業績サマリー

業績サマリーについては、先ほどお伝えした内容は割愛します。各種KPIが非常に堅調に推移した四半期となりました。「OpenWork」のユーザー数は742万人、クチコミ数は1,950万件です。「OpenWorkリクルーティング」に関しては、Web履歴書登録者数、契約社数、求人数ともに順調に推移しています。

P/Lハイライト

第2四半期の決算概要および事業トピックスについてです。先ほどご説明したとおり、第2四半期の営業収益は22億6,000万円です。各サービスとも非常に順調に成長しています。

営業利益は8億3,600万円で、前期比でも非常に良い進捗を見せています。ただし、これは採用やマーケティングといった投資計画を見直したことで、営業利益が一時的に前倒しになったかたちです。通期では計画どおり進捗していると捉えていただければと思います。

業績推移(四半期ごとのサービス別営業収益の推移)

スライドは、サービス別の業績推移です。濃い青色が「OpenWork」、薄い青色が「OpenWorkリクルーティング」、灰色が「オルタナティブデータサービス」を表しています。すべてのサービスが前年同期から順調に成長している状態です。

営業費用の推移

営業費用の推移です。ご質問をいただくことも多いので、まず広告費についてご説明します。前期は第1四半期と第4四半期に広告費を集中させましたが、今期はポリシーを変更し、Web広告を中心にまんべんなく予算を配分する計画としています。また、必要な箇所ではテレビCMにも適切に投下し、どちらかというと下期に費用がやや集中するかたちとなります。

第1四半期と第2四半期は広告費が抑えられましたが、第3四半期と第4四半期は増加する見込みです。いずれにしても、各費用とも通期で計画どおり消化する見込みです。

今期業績の進捗と見通し

今期業績の進捗と見通しについてです。営業収益は順調に進捗しています。営業利益以下についてはやや計画を上回っている状態ですが、通期ではしっかりと来期以降の成長に向けて投資する計画があるため、業績予想の変更は現時点ではありません。

各種KPI/OpenWorkリクルーティング

各種KPIについてです。「OpenWorkリクルーティング」については、今期の第2四半期から有料化しました。導入時に初期費用をいただく他、継続利用においても費用をいただく形式にしたため、ハードルを少し上げたかたちとなりました。

そのため、契約社数の伸びが鈍化するのではないかとご説明していました。これは、これまでは「OpenWorkリクルーティング」を無料で提供していたこともあり、初期費用なしで契約が可能なため、契約社数が増加していたことが背景にあります。

一方、サービスを実際に活用している企業は伸び悩んでいました。そこで、しっかりと有料化を行い、本当に利用意欲のある企業に対して、私たちがカスタマーサクセスサポートを充実させる体制に変更しました。その結果、契約社数は4,050社まで順調に伸びています。

なお、累計Web履歴書登録者数についても、これまでどおり順調に進捗しています。

各種KPI/OpenWork

「OpenWork」累計登録ユーザー数は740万人に達し、累計社員クチコミ数も増加しています。プラットフォームの価値が着実に積み上がっている状態です。

自己株式取得の結果

先ほどお伝えしたように、自己株式の取得は上限に達したため、終了しました。

株主優待制度に関するご案内

通常、Appendix以降はご説明しませんが、株主優待制度についてよくご質問をいただくため、簡単にお話しします。

当社では株主優待制度を導入し始めたところで、まだご存じない方もいらっしゃるかもしれません。優待品はデジタルギフトであり、権利確定日はスライドのとおりです。この後のページに詳細を記載していますが、保有株数と保有期間によって優待品の内容が変わる仕組みで、少し複雑な内容となっています。

ちなみに、このデジタルギフトはさまざまなものに交換可能です。例えば、「QUOカードPay」や「Amazonギフトカード」、また「JALマイル」にも交換可能です。そして、最大のポイントとして、「OpenWork」の社員クチコミ閲覧権限にも交換していただけます。

「Kabu Berry」のセミナーでも、何度か質問やリクエストをいただきました。「株主優待制度で『OpenWork』の社員クチコミ閲覧権限が欲しい」という意見が多かったのですが、私は「閲覧権限でしたら、『OpenWork』を応援する意味も含めてぜひ会員登録してください」とお話ししていました。ただ、リクエストがあまりにも多かったため、「OpenWork」社員クチコミ閲覧権限をリターンに加えることにしました。すると、今度は逆に「いや、俺はもう応援しているよ」や「私は応援していて、閲覧権限を持っているから、その優待は困るよ」という意見も出てきました。

このため、「両方を満たすことができるように、デジタルギフトにしていこう」ということで、「OpenWork」社員クチコミ閲覧権限への変更を可能にしています。すでに応援していただいており、会員登録をして「OpenWork」社員クチコミ閲覧権限を獲得されている方には、他のデジタルギフトと交換できる仕組みを設けています。

株主優待制度に関するご案内

保有株式数と継続保有期間による優待の進呈条件については、スライドをご確認の上、参考情報としてご活用ください。

私からの説明は以上です。以降のAppendixに当社の経営方針を記載していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

質疑応答:同業他社について

司会者:「他社が運営されている『転職会議』『エン カイシャの評判』などの企業クチコミサイトや、クチコミよりも実利的な『OpenMoney』などと比べて、『OpenWork』はどのように考えたものなのでしょうか?」というご質問です。

また、「同業他社と比較した強みと弱みを教えて

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