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綾部貴淑氏:みなさま、こんにちは。KIYOラーニング株式会社代表取締役社長の綾部です。本日はお忙しい中、当社のIR動画をご覧いただき誠にありがとうございます。
本日は2025年第1四半期の決算についてご説明します。よろしくお願いします。
本日はハイライト、第1四半期の決算、事業別KPI、トピックス、そして最後に先日発表した役員持株会に関してご紹介します。
資料の巻末には、2025年12月期の業績予想と「中期経営計画2026」を記載していますので、参考資料までにご覧いただければと思います。
2025年12月期 第1四半期 ハイライト
ハイライトです。第1四半期は順調なスタートが切れたと考えています。
売上高に関しては前年同期比20パーセント増と、引き続き高成長を継続しています。
また、利益が改善し、前年同期比3,000万円増となっています。業績予想のほうでも出していますが、今期の営業利益の目標を3億円としています。第1四半期は改善できたため、前年に比べて収益性が向上しています。
したがって、売上・利益ともに通期目標に対して順調な滑り出しとなりました。
スタディング事業は、売上高が前年同期比17.3パーセント増と、前年後半からの好調を継続しています。
現金ベース売上高は前年同期比11.5パーセント増で成長しています。一方で、広告宣伝費率は前年同期比で7.2ポイント改善し、収益性が向上して、会社の利益成長に貢献しています。
法人向け教育事業は高成長を続けており、売上高が前年同期比36.1パーセント増となりました。
また、SaaSビジネスの「AirCourse」は契約企業数がかなり増えてきています。解約率は低水準に抑えられており、事業基盤が安定して成長しています。
2025年12月期 第1四半期業績
第1四半期の決算についてもう少し詳しくご説明します。まず全体の業績です。
先ほどお話ししたとおり、売上高はきりがよく前年同期比20パーセント増となりました。引き続き高成長を継続しています。
営業利益は前年より改善し、前年同期比3,000万円増となりました。第1四半期は毎年テレビCMを打っており、今年もその部分が投資に大きく入っているため、マイナスになると考えています。
また、当社が「スタディング」で計上している売上は、発生ベース売上となります。お客さまにコースを買っていただいたタイミングで、現金ベース売上が立ちます。
しかし会計上は、その月にすべて計上することはしていません。コースを買っていただいた受講期間に沿って、毎月均等で按分しています。
例えば受講期限が1年間のコースの場合、1年間12ヶ月分を毎年均等に按分して計上します。
当社の受講期限は第3四半期、第4四半期あたりに集中しています。この期間は難関資格が多く、当社の主力講座があるため、第3四半期や第4四半期に発生ベース売上がたまる傾向があります。
シーズンが過ぎた翌年の第1四半期になると、発生ベース売上が流れ込まなくなります。この第1四半期は例年発生ベース売上が少なくなる傾向があります。
一方で広告投資については、1月など盛り上がる月があるため、そのようなところに向けてテレビCMを打つことで、ユーザー獲得や認知度向上を図っています。
広告費が多く、発生ベース売上が少ないため、どうしても営業利益がマイナスになってしまいますが、毎年同じ傾向のためご心配にはおよびません。むしろここの収益を改善できれば、通期の収益が向上できます。
事業別売上高(1Q)
事業別に見ると、両事業をしっかり伸ばすことができました。売上高は、スタディング事業が前年同期比17.3パーセント増、法人向け教育事業が36.1パーセント増となりました。
法人向け教育事業はまだ規模が小さいですが、ペースとしてはどんどん成長しており、現在、2本目の柱として育てています。
コスト構造(1Q)
コスト構造です。現在、人材採用に投資しています。エンジニアやマーケター、講座開発者、法人事業をグロースする人を積極的に採用しています。このような人材投資を行っているため、人件費は増えています。
また、当社の広告宣伝費は、特に第1四半期はテレビCMを打っているため、割合が非常に多いです。
ただし去年と比較すると、実は金額はあまり増えておらず、ほぼ横ばいです。よって広告費をより効率的に使えたということです。広告費を増やさずに売上を増やすことができた結果、収益性が向上しました。
売上原価において外注費・労務費等が増えています。大きな要因として、現在「スタディング」で冊子版テキストなどを販売しています。
オンライン講座だけではなく、希望者には冊子版も提供することで、今単価アップができていますが、その冊子版が非常に好調です。冊子の売上が増えることで、冊子の原価も増えています。
社員数推移
先ほどご説明した人員への投資です。スライドのグラフは社員数の推移です。当期の社員数の採用計画は順調に進捗し、期初から9名増加し135名となりました。
この人たちを中核に、今後の事業成長に備えた人材基盤の強化を推進しています。
スタディング事業:KPI(1Q)
KPIやトピックスを事業別にご紹介します。スタンディング事業で重視している指標は、スライド右側の現金ベース売上高です。冒頭にご説明したとおり、お客さまにコースを買っていただいた金額が現金ベース売上高になります。
第1四半期は前年同期比11.5パーセント増と、しっかり成長することができました。一方で広告費はほぼ増やしていないため、広告費を増やさずに現金ベース売上が増加しました。
なぜ実現できたかというと、現在、広告費をより効果の高いところに投下しています。具体的には、当社で好調な強い部分の高単価な講座、比較的難易度が高い資格にコストを集中し、そうでない講座はより抑えていくかたちで、メリハリをつけています。
その結果、スライド左側の新規有料会員数のとおり、全体としてはほぼ横ばいとなっています。これは広告費を増やしていないためですが、中身でいうと、高単価な講座はしっかり増やしています。より広告投資のリターンが大きいところに費用を寄せることで成長しています。
また、難関資格では複数年度で資格を目指している方も多いため、「スタディング」では単年度の講座だけではなく、翌年度の講座を更新版として販売しています。
更新版の購入や、合格後に別の資格にチャレンジする方も増えているため、現在、継続受講が進展しています。
このような理由から、広告費を増やさず現金ベース売上を増やすことができました。
スタディング事業:現金ベース売上高の四半期推移
スライドは現金ベース売上を四半期別に見たグラフです。四半期によって傾向がかなり異なり、最も現金ベース売上が高いのは試験シーズンで、第3四半期が非常に多くなります。
次が第1四半期です。第1四半期はまず1月があるため、年明けに「今年何か資格を取りたいな」という方が増えてきます。第1四半期の推移を見ると、昨年から11.5パーセント増加し、過去最高を記録しています。
スタディング事業:売上・利益の四半期別傾向
先ほど少しご説明した四半期別の傾向をまとめた図はスライドのとおりです。当社講座の傾向として、第3四半期に難関資格の試験日が最も多くなっています。したがって、このあたりで更新していただく方や、翌年度に向けて始める方が増えてきます。
第4四半期は、第3四半期の次に試験日がやや多くなっています。
第1四半期は、ほとんど試験日がありませんが、先ほどお話ししたように1月は新しい方が増えるタイミングです。資格取得を目指して学習を始める人が多いのがこの第1四半期です。
第2四半期が一番なにもなく、イベントが比較的少ない四半期です。このように四半期ごとに特徴があります。
それぞれの売上についてご説明すると、まず現金ベース売上は、第3四半期が一番高くなります。次が第1四半期、第4四半期あたりです。第1四半期に関しては、年初の1月が非常に多くなりますが、そのあとはイベントがなくなるため、低くなります。
次に、発生ベース売上は、会計上の売上です。先ほどご説明したとおり、発生ベース売上は、お客さまに買っていただいたコースの受講期限に沿って毎月按分していきます。よって、受講期限の終わりである第3四半期、第4四半期あたりに売上が集中します。
主要講座の受講期限が第3四半期、第4四半期あたりになるため、第3四半期の売上が一番高くなり、利益も高くなります。次に、第4四半期が高くなります。
年間を上・下に分けると下期に売上・利益が集中するというのが当社の構造です。
第3四半期を越えた第1四半期に関しては、発生ベース売上の按分が流れ込まないため、発生ベース売上が少なくなり、利益もマイナスになってしまいます。
スタディング事業:広告宣伝費率(1Q比較)
スタディング事業において重視しているもう1つの指標が、広告宣伝費です。広告宣伝費率というKPIは、現金ベース売上に占める広告宣伝費の割合です。
スライドでは、広告宣伝費率を青い折れ線グラフで示しています。第1四半期は67.2パーセントとなりました。前年同期比で7.2ポイント改善しています。
つまり広告宣伝費を増やさずに現金ベース売上を増やすことができたため、広告効率が改善しました。その結果、収益性の向上が実現しています。
広告宣伝費率は第1四半期が最も高くなります。テレビCMは第1四半期に行っているため、今後は継続的に下がってくると考えています。
スタディング「合格者の声」件数推移(累計)
「スタディング」は資格取得講座のため、合格者を増やすことが大事です。もちろん許可を取った方のみですが、当社では「合格者の声」をWebページにすべて載せています。
「合格者の声」の件数を表したものがスライドのグラフです。スライドをご覧いただくと、2万9,842人と3万人弱まで来ており、合格者が非常に順調に増えています。
合格実績の増加は安心感につながります。なにか資格を取得したい時には、合格者が多いところで学びたい方が多いです。さらなる受講者や合格者の増加につながり、好循環が生まれています。
スタディング事業:テレビCMによる認知拡大
現在、「スタディング」は資格取得市場の中で存在感を高め、No.1となっていこうとしています。その際に1つポイントになるのがブランディングです。ブランドや認知度を高める活動です。
中長期的な投資として行っている1つがテレビCMです。2023年から引き続き、川口春奈さんをメインキャラクターに起用しています。
この1月もテレビCMを出稿しました。「資格合格パートナー」として、資格を目指す人のパートナーになるというタグラインになっています。
また、今年は「忙しい累計24,000人以上合格!」のキャッチフレーズで、「忙しい方でも、仕事をしながら資格を取っている人がたくさんいますよ」というメッセージを出しています。
これにより認知度やブランディングを高めていくのと同時に、今までは独学や通信講座、通学で行っていたマジョリティ層をどんどん取り込んで、中長期的に成長していこうと考えています。
スタディング事業:合格祝賀会によるキャリア支援とブランド強化
最近始めた取り組みの1つとして、合格祝賀会を開催しています。最近でいうと、2月に中小企業診断士の合格祝賀会を行いました。
また、昨年12月には社会保険労務士の合格祝賀会を行っています。これは初めての開催でした。私も参加してみなさまと交流しましたが、非常に良い会だったと思います。
合格祝賀会では、合格者同士で知り合い、交流していただきます。また、この交流会の場でキャリアセミナーも行っていて、資格を取った後のキャリアの実例やどのように活用していけるのかなども話しています。このような活動を通じて、資格を取得した後のキャリア形成を支援していこうという取り組みです。
また、この祝賀会によって、合格者を目に見えるかたちで示すことができます。ここで安心感が得られるほか、祝賀会に出た方の口コミやSNS投稿などで認知が拡大するため、このような活動を通じて新規受講を増やしていこうと取り組んでいます。
スタディング事業:講座ラインナップの拡充
スタディング事業の講座ラインナップにおけるトピックスとして、3月から公認会計士講座を新規開講しました。1月からモニター版を募って行っていましたが、3月から正式開講となっています。
現在、38講座のラインナップとなっているため、非常にカバー範囲が広いです。ほとんどの方にとって目指したい資格があるような状態になっています。
スタディング事業:「公認会計士講座」開講(3月)
公認会計士講座についてです。ご存知の方も多いと思いますが、公認会計士は非常に難しい資格です。一方で、非常に人気がある資格でもあります。
そのため、公認会計士講座はかなり大きなマーケットです。そこに対して、満を持して開講しました。
特徴を3点挙げると、1点目はプライシングです。非常にリーズナブルな価格で講座を出しています。他社に比べてもかなり安いと考えています。
2点目は、問題練習などが充実しているわかりやすい講座となっていることです。公認会計士には科目がたくさんありますが、かなり良い講師が起用できたため、自信を持って提供しています。
3点目は「スタディング」の良さですが、時間・場所を選ばずに、いつでもどこでも受講できることです。また、AI機能なども充実していますので、高い利便性を誇っています。
忙しい社会人はもちろん、学生でも目指す方が多い資格のため、公認会計士講座は学生や初学者でも効率的に合格を目指せる設計になっています。
3月に開講して、現在は順調に伸びています。引き続き、公認会計士講座を立ち上げて1つの柱にしていきたいと思っています。
スタディング事業:生成AIによる学習サポート
「スタディング」は生成AIによる学習サポートを継続的に強化しています。スライドに記載のとおり、「AIマスター先生」というキャラクターの先生が受講者一人ひとりについてくれるというコンセプトで、サポートを行っています。
例えば、記述試験の答案を添削したり、受講者の方がわからない時にすぐ質問ができたりします。また、学習アドバイスをタイムリーに提案するような機能を提供しています。
スタディング事業:AIによる学習の個別最適化
さらに、生成AIではない従来型のAIの機能も充実していて、受講者一人ひとりに合わせた最適な個別学習を実現しています。
従来は、学習している時に「自分の実力はどれくらいなんだろう?」と思っても把握する方法がありませんでしたが、「AI実力スコア」により、リアルタイムに実力が見えるようになりました。
また、「AI学習プラン」では、AIが学習計画を作ってくれます。「AI問題復習」は、AIが自動的に復習問題を出してくれる機能です。復習忘れがなくなり、最適なかたちで復習できる機能です。
このような機能があるため、今までの独学や教室講座などではできなかったような、AIによる個別最適化された学びが実現できています。このあたりが当社の強みとして競争優位性につながっています。
また、この領域でかなり特許を取得しています。特許化することで独自性を高めているかたちです。
法人向け教育事業:KPI(1Q)
もう1つの事業である法人向け教育事業についてです。まずKPIです。
売上は前年同期比36.1パーセント増と、高成長を継続しています。
SaaSのサブスクリプションサービスである「AirCourse」の契約企業数も順調に増えています。
法人向け教育事業:契約企業数・平均解約率 四半期推移
KPIでもう1つ重視しているのが、解約率です。SaaS事業ですので、解約がなければ安定した事業基盤ができ、どんどん上積みが可能です。
社内のカスタマーサクセスを強化して、お客さまへのオンボーディングや活用支援を強化しています。第1四半期も平均解約率が0.8パーセントのため、低水準を維持できています。
また、カスタマーサクセスでは、継続と同時にアップセルの提案も行っています。大企業では、「AirCourse」を導入する際にいきなり全社員に展開するのではなく、まず部門で先行的に導入し、うまくいったら全社やグループ企業に展開していくという例がかなり多くあります。
このような活用提案などをうまく行うことで、会社の中でどんどん活用機会を増やしています。それによって売上が増えている状況です。
法人向け教育事業:大規模顧客増で成長が加速
導入企業が非常に増えて、事例に協力いただける企業も増えてきました。「AirCourse」は、スライドのような有名企業はもちろん、中小企業まで広くご利用いただいています。
もう1つ、現在当社では「スタディング」を法人の企業に導入していただくケースが現在非常に増えています。事例も徐々に増えているため、このあたりも新たな成長機会と捉え、より強化していこうと取り組みを行っています。
法人向け教育事業:標準コースの大幅拡充
「AirCourse」の特徴として、受け放題のコースが充実しています。受け放題の標準コースが前年同期比で270コース増えて、現段階で1,150コースに拡充しています。1,000コースを超えているため、企業の中でよく使うような研修コンテンツはもうほぼ揃っているかたちです。
そのような中で、お客さまから日々、新しいご要望などをいただいています。最近でいうと、生成AIに関連するコースを強化しています。
また、法制度の改正などもあります。最近育児・介護休業法などが改正されていますが、法改正に必要なコースなども充実しているため、次々に新しいコース・必要なコースが充実してきています。
新規事業展開:スタディングキャリア
今ご紹介した「スタディング」と法人事業の他にも、当社では2つ新しい取り組みを行っています。1つが「スタディングキャリア」というサービスです。こちらは立ち上げて1年経っていますが、資格を取った後に、その資格を活かした転職を支援していくサービスです。
これはダイレクトリクルーティングサービスというものです。「スタディング」の会員の方が「スタディングキャリア」に登録すれば、そのような資格取得者のデータベースが蓄積されていきます。そこに対して、採用したい企業や転職エージェントからスカウトの打診があれば、そこから人材のマッチングをしていくサービスです。
現在、成約事例が増えてきているため、さらに強化していこうと考えています。
また、お客さまから見ると、資格を学習するだけではなく、資格を取った後の活躍の場面が広がるかたちになります。そこでこの「スタディングキャリア」を充実させていくことで、よりいっそう「スタディング」のサービスも魅力を感じてもらえるというシナジーがある事業です。
新規事業展開:AirCourse AIナレッジ
もう1つの取り組みが、「AirCourse AIナレッジ」という新しいプロダクトです。こちらも立ち上げてから1年経っていて、お客さまの事例が出てきています。
これは「ChatGPT」に似ていますが、生成AIを企業の中で活用していただくサービスです。企業の中でも社員のリテラシーはかなり差があると思います。新しいものをすぐ使える方もいれば、そうでない方もいます。大企業では、どちらかというと周りの方が使っているのを見ながら使っている方が多いと考えています。
「AirCourse AIナレッジ」では、ナレッジという名前がついているとおり、ナレッジマネジメントの機能を重視しています。
1つは、誰でもすぐに使えるように、プロンプトのテンプレートを大量に用意しています。そのため、自分で1からプロンプトを作らずに、業務に沿ったテンプレートを使いながらすぐに結果が出すことができます。
もう1つは、生成したものをナレッジとして組織の中で共有できます。つまり、誰かがうまくいったことを、他の方にも簡単に展開できます。このナレッジマネジメントが特徴です。
当社はこのあたりも強化し、法人向けの観点では人的資本活用のプラットフォームにしていきたいと考えています。採用や育成、人々が生成AIを使って、仕事の中で成果を上げていくことまでを支援していきます。そこまで含めて、人的資本の強化を支援していくことが当社の戦略です。
以上が、事業のKPI・トピックスの説明です。
役員持株会の設立
先日ご案内した役員持株会について紹介します。4月にプレスリリースを出している内容ですが、役員持株会を設立します。
実は、昨年11月に従業員持株会をすでに設立しています。こちらは従業員向けのものですが、かなり多くの社員に参加してもらっていて、良かったと思っています。さらに、それを役員にも広げていこうというのが今回の趣旨です。
役員が株を売り買いするのは、インサイダー取引のリスクがかなりあるため、なかなか難しいですが、まずはそこを排除して買いやすくするということです。
役員が株を持っていると株主と同じ目線を持てるということが大事だと考えています。そのため、株主価値・企業価値をこれまで以上に共有していこうと考えています。それによってさらなる企業価値の向上を図ることが目的です。
また、従業員持株会とも重なりますが、役員持株会で株式の購入をする人をさらに増やすことで、株式の需要を確保します。それにより、出来高増加を目指します。そうすることで、流動性向上につながっていくと考えています。
11月に設立した従業員向けの持株会では奨励金が多少あり、会社が補助する制度になっていましたが、役員のほうでは奨励金はありません。このような制度を6月から運用していこうと考えています。
このような制度があるほか、先ほどお話ししたように、スタディング事業や法人事業をさらに伸ばしていくこと、2つの新規事業である「スタディングキャリア」「AirCourse AIナレッジ」も増やしていくことで、よりいっそう企業価値を高めていきたいと考えています。
ご説明は以上です。長時間ご視聴いただきまして、どうもありがとうございました。